ビットコインを新たに発行する『マイニング』とはどういうものか、簡単に説明します。
ビットコインなど、仮想通貨の投資を成功させるために必要なこととは?
ビットコインや仮想通貨に関して、調べれば調べるほど、
何がするのが正しいのかわからなくなっていませんか?
ビットコインをはじめ、仮想通貨の投資で何よりも重要なことは、
安全かつ、使いやすい取引所で仮想通貨の売買を行うこと。ただこれだけです。
の3つの取引所は、日本語対応で使いやすく、金融庁の仮想通貨交換業者に登録されているため、安心して取引を行うことができます。
(NEM事件で有名なコインチェックは登録審査に合格していませんでした。)
また入出金の手数料で損をしたくないのであれば、住信SBIネット銀行の開設もお忘れなく。クレジットカードやコンビニ入金の手数料は決して安いものではありません。
マイニングとは
マイニングとは、ビットコインを新たに発行する行為です。マイニングをする人のことを「マイナー」といいます。
ビットコインは日々新たに発行されており、一定の周期ごとに発行数が半分になる「半減期」という時期を何度か経て、2140年に2100万BTCになって終了することが決まっています。
鉱山から新たな金を掘り出す作業に似ていることから、マイニング(採掘)と呼ばれます。
マイニングは早い者勝ち
ビットコインはプルーフオブワーク(PoW)というシステムによって、取引を承認・記録するための膨大な計算処理をすることで、その報酬としてビットコインを得ることが出来ます。
報酬は、新しく発行されるコインと送金する際の手数料から構成されていて、高い手数料の送金が優先的にブロックチェーンに記録されることになります。
そのため、手数料を多く払った方が早く送金できます。
この計算は早い者勝ちで、1番早く答えを出したマイナーがブロックチェーンに取引を記録して、報酬のビットコインを得ることができるようになっています。
そして計算が終わった後は、他のマイナーがその計算結果が正しいか検証する作業を行います。
51%以上のマイナーが正しいと言えばその取引は正式に承認されて、次の計算へと移ります。
51%攻撃
マイニングには、その取引が正当に行われているかを監視する役割があります(計算結果を確認して、51%が正しいと言えばよい)
仮に、全体の51%以上の力を持ったマイナー(達)がいたとすると、不正を働くことができます。 これを51%攻撃といいます。
何ができるかというと、ビットコインを送金してないのに送金したことにする嘘の記載ができます。
しかしこれを行なった場合、ビットコインは信用されなくなり価値が無くなります。莫大な費用を払っているのに、それでは意味がありません。
現実的にはそれが不可能なほど規模が拡大していますし、仮にできるほどの力を持っていたとしても、普通にマイニングして報酬を貰った方が得なので誰もやらないということです。
ビットコインのマイニング:まとめ
不正を働く手段はありますが、現実的には起こり得ません。
1番早く計算できたマイナーに報酬が払われ、その報酬を得るための行動自体がセキュリティとして働いているというのは、人間の行動をうまく利用したシステムですね。
昔は家庭のパソコンでもできたようですが、現時点ではスーパーコンピューターを並べて行う大規模な事業となっています。
膨大な電力が必要になるので、土地代や電気代が安い中国で盛んに行われています。
ビットコインの価格は世界中どこでも変わらないので、土地や電気が安い国の方がコスパがいいということですね。
最近では、GMO社やDMM社もマイニング事業に参入することを発表しました。
日本国内でやるのか海外でやるのかわかりませんが、今後の動向に注目です。