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イーサリアム(Ethereum)の今後の価格を徹底予想!

イーサリアム価格を徹底予想

4月上旬に3万9000円台で推移していたイーサリアム(Ethereum)ですが、その後大きく反発し、5月上旬には一時9万円台を突破する場面もありました。

現在は、ビットコイン(BTC)が値を下げていることもあり、イーサリアムも調整が続いています。

イーサリアムがこのまま下落するのか、それとも再び上昇するかは、イーサリアムに投資している人でなくても気になるところでしょう。

そこで今回は、イーサリアムの価格が今後どうなるかについて、徹底的に予想したいと思います。

イーサリアムの価格推移



まずはイーサリアムの直近の動きを確認しておきましょう。

ETH/JPYの日足チャートをみますと、4月6日に39,101円の安値をつけてから、イーサリアムの価格は大きくリバウンドしました。

5月6日には、92,680円の高値をつけたものの、9万円台を維持することができず、上ヒゲをつけて調整基調が続いています。

高値を記録してからは、上値を切り下げながら下落する展開が続き、陰線が目立ってきました。

しかし、他のアルトコインに比べると下落率は限定的で、下値抵抗線の25日移動平均線上をキープしており、まだ中期のトレンドは崩れていません。

イーサリアムのプラス材料・マイナス材料

イーサリアムの今後の価格に影響を与える可能性があるプラス材料、マイナス材料には次のようなものが挙げられます。

プラス:大きなアップデートが予定されている

イーサリアムは現在も開発の途中で、2018年10月ごろに大きなアップデートが予定されています。

これまでアップデートするたびに価格が上昇していることから、今後予定されているアップデートでさらに価格が上昇する可能性があります。

イーサリアムのアップデートは、大きく分けて以下の4段階あり、現在は第3段階の途中まで完了しています。

1. フロンティア(Frontier)

フロンティアは、2015年7月30日に行われたアップデートで、イーサリアムの開発者・技術者のためのパイロット版プラットフォームとしてリリースされました。

2. ホームステッド(Homestead)

ホームステッドは、イーサリアムの取引手数料の引き上げや、ブロックチェーンの分岐を防ぐための採掘難易度の調整など、第1段階のアップデートであるフロンティアの安定性を高めたアップデートです。

このアップデートにより、安定的なプラットフォームが開発され、多くの企業がイーサリアムを利用したアプリケーションを開発することが可能になりました。

3. メトロポリス(Metropolis)

過去2回のアップデートと違い、メトロポリスは2回に分けてアップデートが行われる予定で、1回目のアップデート「ビザンティウム(Byzantium)」は、2017年10月16日に行われました。

ビザンティウムでは、送金・取引時のプライバシーの保護を可能とし、「マスキング」と呼ばれるセキュリティ対策を導入するなど、ハッキングへの対策をより強化しました。

2回目のアップデート「コンスタンティノープル(Constantinople)」は、2018年の夏ごろに予定されており、

現在のマイニングや取引における承認方法である「プルーフオブワーク(PoW)」から、「プルーフオブステーク(PoS)」に変更するための準備が行われる予定です。

4. セレニティ(Serenity)

セレニティでは、ブロックの承認方式の変更が予定されています。

これまでのProof of Workという承認方法から、仮想通貨の保有量が多いほど採掘の成功確率が上がる「キャスパー」という承認方式に変更される予定です。

キャスパー(Casper)への変更は、2018年10月に実施されるという説が有力です。

ポイント
  • イーサリアムのアップデートは4段階あり、現在第3段階の途中まで完了している
  • 2018年内にあと2回アップデートを予定している
  • これまでアップデートのたびに価格が上昇しており、今後のアップデートでさらに価格が上昇する可能性がある

プラス:ドミナンスが上昇

ドミナンスとは、「占有率・支配力・シェア」という意味です。

仮想通貨市場で最もよく使われるのは「ビットコイン・ドミナンス」で、仮想通貨市場におけるビットコインの占有率(シェア)がどれくらいあるのかを示しています。

ドミナンスを見ると、ビットコイン(BTC)が36.40%と下落しているのに対し、イーサリアムは17.94%に上昇していることがわかります。

つまり、ビットコイン(BTC)は資金流出によりシェアを落としているのに対し、イーサリアムは新規資金の流入によってシェアを増やしています。

もうひとつ注目なのが、Others(その他のアルトコイン)の比率が25.26%に上昇していることです。

今後さらにマーケットの資金がアルトコインに移動すれば、ビットコイン(BTC)の比率が下がり、イーサリアムが時価総額1位になることも十分考えられます。

プラス:ICO増によるイーサリアムの需要増

一部の国では規制する動きがみられるものの、世界的にICO(仮想通貨の新規公開による資金調達)が急増しています。

ICOで発行されるトークンのほとんどにイーサリアムのブロックチェーンが利用されており、ICOが増えれば増えるほどイーサリアムが買われ、価値が高まります。

これは他の仮想通貨にはない、イーサリアムの大きな強みです。

ポイント
  • 世界的にICOが急増している
  • ICOが増えれば増えるほどイーサリアムが買われ、価値が高まる

マイナス:証券に分類される可能性

米証券取引委員会(SEC)と米商品先物取引委員会(CFEC)は、イーサリアムが2014年に行ったトークン先行販売について、近日中に調査すると発表しました。

規制当局は、イーサリアムが有価証券に分類されるべきかどうか精査しており、2014年に行われたETHトークンの先行販売が問題となっています。

イーサリアム財団は、イーサリアムの開発のために合計で3万1000BTCを調達しました。これは当時の価格で1830万ドル(約19億9000万円)に相当します。

規制当局は、この先行販売自体が証券販売に分類されるのではないかと考えています。

もし証券であると認められれば、イーサリアム財団はトークン販売を実施する前にETHを有価証券として登録しなければならなかったことになります。

未登録の有価証券を販売したという理由で有罪となれば、財団や取引所、そしてイーサリアムのブロックチェーンに基づいて構築された他のICOが罰金を受けることになるでしょう。

そうなれば、イーサリアムの価格は暴落し、購入や販売により損害を受けた被害者から民事訴訟を起こされることも考えられます。

マイナス:アップデートの遅れ、バグ発生の可能性

イーサリアムは、まだ開発の途中で、2018年にもアップデートが予定されています。

もし、予定されているアップデートのスケジュールに遅れが生じたり、バグが見つかれば、失望感による売りが出てイーサリアムの価格が下落する恐れがあります。

仮想通貨業界の大物は上昇を予想

仮想通貨業界の大物、マイケル・ノボグラッツ氏は、米国大手メディア CNBC のインタビューで、

「2018年も上昇傾向は続き、イーサリアムの価格は1.500ドル(約 165,000円)に達するだろう」

と述べています。

ノボグラッツ氏は、2008年にForbesの億万長者リスト入りした人物で、自身の資産約10%をビットコイン(BTC)とイーサリアムに投資しています。

ビットコイン(BTC)の暴落を予言した人物としても有名なノボグラッツ氏の発言に、仮想通貨関係者の大きな注目が集まっています。

ウェブボット(Webbot)は乱高下を予想

ウェブボット(Webbot)とは、元マイクロソフトのクリフ・ハイ氏が株価の値動きを予測するために作った情報収集プログラムです。

ウェブボット(Webbot)は、TwitterやSNSをはじめインターネット上のあらゆる書き込みから、人の感情に関するキーワードを収集し、将来の出来事や客観的価格を分析します。

ウェブボット(Webbot)は2017年10月のレポートで、

「イーサリアムが新しい技術の期待感から徐々に上昇し始め、2018年の3月からはかなり高騰する」

と、イーサリアムの値動きを見事に的中させています。

また、2018年3月に発表された最新版のレポートでは、

「2018年から2019年にかけて上昇するが、深刻なバグが見つかり、スマートコントラクトが機能しなくなるため、大きく下落する局面もある」

「秋にも別のバグが見つかるが、開発者が迅速に対応し短期で解決する」

と、イーサリアムの価格が乱高下すると予測しています。

イーサリアムの今後の価格についてまとめ

イーサリアムは、5月6日に92,680円の高値をつけた後、調整が続いていますが、他のアルトコインに比べると下落率は限定的で、中期のトレンドは崩れていません。

イーサリアムの価格に影響を与える可能性がある材料には以下のようなものがあります。

価格に影響を与える材料

プラス材料

  • 大きなアップデートが予定されている
  • ドミナンスが上昇
  • ICO増によるイーサリアムの需要増

マイナス材料

  • 証券に分類される可能性
  • アップデートの遅れ、バグ発生の可能性

仮想通貨業界の大物、マイケル・ノボグラッツ氏は、2018年もイーサリアムの上昇傾向は続き、価格は1.500ドル(約 165,000円)に達するだろうと予想しています。

ウェブボット(Webbot)は、2018年から2019年にかけて上昇するが、深刻なバグが見つかり大きく下落する局面もあると予想しています。

2018年内に予定されているアップデートが問題なく完了すれば、マイケル・ノボグラッツ氏が予想する1.500ドル(約 165,000円)あたりまで上昇する可能性は十分あるでしょう。