仮想通貨の今後ってどうなるのだろう?
今から仮想通貨を始めても大丈夫かな?
こんな疑問をお持ちではないですか?
この記事では「仮想通貨の今後」が気になる方や、これから仮想通貨投資を初めてみたいけれど不安だと言う方へ向け、仮想通貨の今後を解説をしています。
確かに仮想通貨って、価値がいきなりなくなってしまうんじゃないか…など、不安な要素がたくさんありますよね。
しかし実はその不安、知識不足によるものかもしれません。
世間ではネガティブなイメージがある中、各界での仮想通貨の評価は依然として高く、「今後も伸びる」と期待されています。
その差はまさに、仮想通貨のポテンシャルを理解しているか、していないかです。
この記事を読んで、仮想通貨の始めどきや大注目の仮想通貨をマスターし、今日から仮想通貨で稼ぎましょう!
- 仮想通貨の現状
- 仮想通貨の今後
- 仮想通貨取引の始め方
- 次に来る仮想通貨
- 仮想通貨はマイナーからメジャーへの変革期
- 仮想通貨の現状問題が解決されれば大きく動く
- 次に来る仮想通貨ランキング1位はイーサリアム(ETH)
- 大注目の仮想通貨で取引ができるのはDMM Bitcoin(DMMビットコイン)
日経ラジオパーソナリティーひろぴー
仮想通貨トレードってそもそもなに?ひろぴーが解説する仮想通貨取引のメリットとデメリット
目次






2019年仮想通貨 相場の動向まとめ
仮想通貨って今年はどんな値動きをしたの?
ずっと下がってるんじゃない?
2017-2018年の仮想通貨市場は大荒れで、急騰と急落を繰り返しました。
この2年間の大荒れな相場状況により、2019年の仮想通貨市場はネガティブな印象から始まったのです。
そんな今年の仮想通貨の相場状況はどのような変遷をしたのでしょうか。
これまでの価格変動を振り返ることによって、これからどのように推移していくのか考察しましょう。
この章では、仮想通貨の現在と今後について解説していきます。
⬇︎2019年以前の仮想通貨の動向について知りたい!

- 6年間で500倍の成長。2017-18年に急騰・急落
- 仮想通貨の2019年は回復の年だった
- 2019年はじめはピークより約-170万円台に推移→5月から高騰
- 2019年9月より急落→軟調。現在も約100万円前後に推移
2019年 仮想通貨の今|今年の仮想通貨の動向まとめ
2009年にビットコイン(BTC)の使用が開始されてから、その勢いに追随するように多くのコインが開発されました(アルトコイン)。
しかし未だにビットコインは仮想通貨市場全体に強い影響力を持っており、アルトコインの動向はビットコインの相場状況に影響を受け変化しています。
そのためここでは、仮想通貨の相場状況=ビットコインの相場状況として仮想通貨の現状と今後を分析していきます。
2019年のビットコインの動向は大きく2つの時期に分けられます。
2019年5月 高騰
2019年始めの仮想通貨市場は前年度のビットコイン暴落の影響もあり、低迷していました。
この時のビットコインの価格も1BTC=約30万円前後と、仮想通貨バブルと呼ばれる2017年12月から約マイナス170万円の価格差で推移しています。
しかし4月のビットコインの価格が上昇傾向へ転じ、5月にはその流れのまま価格は高騰し1BTC=約100万円まで回復しました。
この高騰の原因は複数考えられますがポイントとしては以下のように考えられています。
2019年5月高騰 原因のポイント
- 米中貿易摩擦による株式市場への影響に対する不安→リスクオフのための投資先として仮想通貨が注目される
- 4月の1万ドル(100万円)ラインへの接近→新規参入者の増加/投資家の市場復帰
この高騰により、仮想通貨市場にポジティブな印象を与え投資家の市場復活も実現しました。
その後3ヶ月ほどは1BTC=約100万前後を推移しています。
2019年9月 急落→軟調
4月より価格が回復し始め、5月で高騰したビットコインの価格は9月初旬ごろまで安定していましたが、9月中旬より急落しました。
この急落の原因は複数考えられますが、大きいポイントととしては以下のことが考えられます。
2019年9月急落 原因のポイント
- VanEck(米国最大の資産運用会社)分のETF申請取り下げ
- 米国株式の下落により投資全体で起こった、リスクオフの動き
この急落によるネガティブな印象はあまりなく、価格は下がったものの高い水準を維持しています。
10月にグーグルが仮想通貨の価値を揺るがす量子コンピューター開発したと発表したことなどから一時期急落が起きましたが、習近平国家主席の仮想通貨路線の開発に関する発言により回復しました。
1ヶ月の間にも軽い急騰・急落を繰り返したことがわかります。
2019年以降 仮想通貨の今後|仮想通貨の市場規模拡大と理由
さて、2019年の仮想通貨市場は回復傾向だったことを解説しましたが、本当に仮想通貨市場の価値そのものが回復したと言えるのでしょうか。
価値そのものの回復を測るために「市場全体の時価総額の変遷」を参考にしましょう。
市場全体の時価総額とは、国際的な市場規模の比較を見る際に使われます。
グラフはCoinMarketCapsのtotal market capitalizationの変遷です。
これらのデータによると、仮想通貨市場について以下のことがわかります。
仮想通貨市場のこれまでの相場状況 まとめ
- 6年間で500倍の成長率
- 2017年に急上昇-2018年より緩やかに下落
- 2019年10月までに、1BTC=約100万円前後まで回復
大きな起伏が特徴的ですが時価総額は短期間で急成長し、成長率は緩やかに維持しています。
またこれまでの価格推移から考えると、仮想通貨市場の価値は日やひと月単位で判断するのではなく、数ヶ月・数年のスパンで考えることが有効であることがわかります。
それに加え仮想通貨市場は未だ未熟で、法整備などが整っていないなどの課題点があり、解決された時のインパクトを考えるとまだまだ成長の余地があります。
これらの動きから、「仮想通貨は今後課題点が解決された時に価格が変動し、それは長期的に見た方が良い」と言うことがわかります。
では次に、「本当に仮想通貨の今後を楽観視していいのか」仮想通貨界の著名人や権威者はどのように今後を展望しているのかを参考にして考えてみましょう。
各界の権威者が展望する仮想通貨の今後
仮想通貨は回復してるっているけど本当かなあ
すごい人たちは何て言ってるんだろう?
前章では仮想通貨の過去・現在について解説しましたが、仮想通貨界隈で活躍する権威者は今後の仮想通貨に対してどのような展望をしているのでしょうか。
権威者の展望が絶対ではないですが、深い知識と経験のある人物の意見を参考にすることはどの分野においても重要です。
そこで今回は、ITテクノロジー・アナリスト・現役仮想通貨トレーダー・仮想通貨取引所のトップなど業界のパイオニアの見解を紹介します。
ITテクノロジー:ジョン・マカフィー氏
ジョン・マカフィー氏は世界的に有名なセキュリティーソフト「McAfee」を開発しているMcAfee社の創業者です。
最先端のテクノロジーに関する知見があり、高度な技術を用いて造られた仮想通貨も例外ではなく、業界で大きな影響力を持っています。
そのマカフィー氏は2017年11月に、「ビットコイン価格は2020年までに100万ドル(約1億1000万円)まで上昇する」と発言しました。
ちなみに、2019年10月末現在のビットコイン価格は ¥18,121,656,729,926(約18兆円)です。
ITテクノロジー業界の偉人も予想がつかぬ速さ・規模で成長していることがわかりますね。
John・Mcafee公式twitter:https://twitter.com/officialmcafee?s=17
世界経済の中心 ウォール街のアナリスト:トム・リー氏
Bitcoin plunged 16% Tuesday and fell as low as $4,200.22.
Crypto evangelist Tom Lee joined us to discuss why he is lowering his bitcoin price target to $15,000 from $25,000. https://t.co/H04pEqEm7v pic.twitter.com/AZ2zQZWcea
— CNBC (@CNBC) November 20, 2018
トム・リー氏はウォール街のアナリストで仮想通貨の価格についても、大きな発言をすることで知られています。
彼は2019年8月15日の米4大ネットワークの1つフォックスの経済番組でこのように発言しています。
「今年(2019年)は年末までにかなり上昇するとみている。新たな最高値更新をする可能性もある。今後、世の中で起こるたくさんの悪いことに対するヘッジ手段として2%か1%をビットコインで持つことは、賢い賭けだと思う」
この発言は、ペソ暴落や香港デモの激化による法定通貨の下落に、ビットコインが相関関係を持たなかったことを受けています。
新たな最高値を更新する可能性はまだわかりませんが、仮想通貨に対し比較的ポジティブな見解を示しています。
現役仮想通貨トレーダー:ウィンクルボス兄弟
画像:Forbes JAPAN
ウィンクルボス兄弟は、facebookの創業者である、マーク・ザッカーバーグ氏を訴えて裁判に勝利したことで有名です。
また兄弟は仮想通貨保有量が世界4位にランクインしている、腕利きの現役仮想通貨トレーダーです。
そんな仮想通貨トレード界の成功者は2019年に次のように発言しています。
「ビットコインの時価総額はいずれ金(ゴールド)の時価総額約7兆円を優に超えるだろう」
もうお分かりでしょうが、ビットコインの時価総額は発言のあったまさに2019年には金(ゴールド)の時価総額を優に超えています。
さてここまで各界権威者の発言を参考にしましたが、全員ハズレていました。
しかし笑ってはいけません。
私たちがこの結果から捉えなけらばならないのは、権威者の発言が当たっているかではなく、仮想通貨市場は”権威者でも予測を超越する成長率である”と言う事実です。
仮想通貨市場がいかに驚異的成長をしたか、お分かりでしょうか。
以下より、金融庁認可済の国内仮想通貨取引所の社長さんたちが考える、「仮想通貨の今後」の意見をご紹介します。
株式会社DMM Bitcoin 田口 仁 社長の語る、仮想通貨の今後
田口社長は「仮想通貨が通貨として振る舞う社会*」はどのようにして訪れると考えていらっしゃいますか?(*詳しくはコチラをチェックしてみてください!)
また、仮想通貨業界は今後、どのようになっていかれるとお考えでしょうか?
〜中略〜
そして、そこでは為替の交換というネットワークが作られていて、仮想通貨はそこに殴り込みをしている感じだと思うんですよ。
〜中略〜
なので、そこに殴り込みをし、成功していく通貨がどれくらいあるのかなというのが、まだ分からないなと思っています。
仮想通貨業界は今後どうなるの?DMMbitcoin田口社長に聞いてみた
より
DMM Bitcoin田口社長は、仮想通貨の今後について、冷静に見ていらっしゃるようです。
インタビューの中では他にも仮想通貨や決済サービスの今後など、普段では聞けないような刺激的なお話しがたくさん飛び出しているので、さらにくわしい田口社長の意見が気になった方は、ぜひチェックしてみてください。

株式会社フィスコ仮想通貨取引所 越智 直樹社長/中川 博貴COOの語る仮想通貨の今後
フィスコ仮想通貨取引所は、資金決済法の成立より前から創業されていらっしゃいますが、仮想通貨の今後にどのような期待をされていたのでしょうか?
2016-2017年に流れ込んだ資金を見ると、他国の法定通貨に比べて日本円が非常に多かったんです。
〜中略〜
仮想通貨を中心としたデジタルイノベーションの領域なら、日本が世界のハブになる可能性は大いにあります。
国というマクロな単位で見ても、絶好のチャンスだと考えたんです。
日本の仮想通貨市場を活性化させる存在になっていきたいと考えています。
フィスコ仮想通貨取引所って実際どうなの?越智社長と中川COOに特徴と評判について聞いてみた
より
フィスコ仮想通貨取引所の越智社長と中川COOは、現在の仮想通貨の価格は適正価格ではなく上昇するポテンシャルを秘めているとお考えのようです。
また、仮想通貨に流れ込んだ資金をみると、日本円が外国のお金に比べて多かったので、日本が仮想通貨業界をリードできるのでは?とも考えていらっしゃるようですね。

ここで価値が上がる|仮想通貨の今後の課題と可能性
仮想通貨の価値は上がるっていうけど、実際いつ上がるの?
今まで耳にタコができるほど仮想通貨の将来性について解説しましたが、良いところだけでは価値の本質的な判断できません。
悪いところも加味して、将来性を判断することが大切です。
仮想通貨の今後の課題は大きく分けて4つあります。
仮想通貨の今後の課題
- 税制度
- 情報処理
- ETF(イーティーエフ)承認
- ICO(アイシーオー)関連の法整備
仮想通貨の課題① 税制度
仮想通貨の課題1つ目は”税制度”の問題です。
世界の仮想通貨関連の税制度は未だ改革が追いついておらず、投資家にとって圧倒的不利な制度であり投資意欲を下げ、結果的に新規投資家の参入を妨げています。
中でも日本は税制度が未熟なために仮想通貨の投資家にとってかなり不利な制度です。
日本の場合、仮想通貨での所得は雑所得に区分され総合課税扱いになります。(普通の投資商品は別で課税、しかも税が軽い)
そのため、最高税率が住民税と合わせて約55%です。(あくまでも最高税率ですが)
このように未熟な税制度が仮想通貨の「投資商品としての価値」を下げており、成長を妨げる原因となっています。
日本では2020オリンピックにおける外国人誘致のために、QR決済普及率の水準をあげることに取り組んでいます。
そこで同じくQR決済の仮想通貨での決済も浸透を進められると考えられています。
実際に仮想通貨の普及は藤巻議員により進められており、目が離せない状況です。
もし、想通貨による所得に対しても税負担の軽減などの税制改正が行われれば、新規投資家の参入が見込め、仮想通貨の価値が上がると見込まれています。

仮想通貨の課題② 情報処理
仮想通貨の2つ目の課題である「情報処理」はスケーラビリティ問題と表現されます。
スケーラビリティ問題とは、仮想通貨取引量の増加に伴い、送金処理などに遅れが生じてしまう現象のことを言います。
そもそも仮想通貨は国を超えて金銭のやりとりを素早くできることに価値があるため、その利便性が失われることは業界でも深刻な問題です。
特にビットコインでこの問題が深刻化しており、仮想通貨市場の停滞に懸念を呼んでいます。
現在は各コインでこの問題に取り組まれており、約2~3年には解決されることが見込まれています。
この問題が解決すると、決済手段として仮想通貨が使われる機会が増加して実用化が進むでしょう。
そうすれば仮想通貨の価値が上がり、価格が高騰することが見込めます。
仮想通貨の課題③ ETF(イーティーエフ)承認
ETFとは日経平均やTOPXIなどの様々な指数に連動する投資信託で、誰でも自由に売買できる上場投資信託のことです。
このETFに承認されるということは、証券取引所の上場投資信託に仮想通貨が含まれるようになることを意味します。
2019年8月にはアメリカでETF承認の動きがあるなど解決へ向け活発ですが、却下されるなど難航しています。
今後の議論に注目です。
もしこれが実現すれば、株や債券と同じ投資商品であると認められ信頼度が高まり、未だ仮想通貨市場に参入していない『機関投資家』が動き出し仮想通貨の価値が急騰します。
仮想通貨の課題④ ICO(アイシーオー)関連の法整備
ICOとは企業や事業プロジェクトが独自に仮想通貨を発行・販売を行い、資金調達ができる仕組みのことです。
イメージは、株式会社の株券が仮想通貨になったという感じです。
株式投資では、投資家が株券を買うことで企業にお金を投資し、企業はその資金で業績をあげ株主にリターンを返しますよね。
ICOとはこれと似た仕組みで、ユーザーはICO(アイシーオー)への投資をすれば成功した際に、大きな利益が得られます。
しかしICOに関連する法整備が追いついていないせいで、詐欺が横行しICO自体を禁止にしている国もあります。
この課題が解決されれば他の課題と同様、仮想通貨市場への新規投資家の参入が見込めます。
このように仮想通貨には未だ解決されるべき問題が多いの現実です。
しかしこれまでも見てきたように、どの課題も解決すれば大きなインパクトをもたらし、市場の拡大や価格の上昇など仮想通貨業界にプラスの影響を及ぼします。
そうすれば、仮想通貨バブルでも多くの人が経験した「価格が上がる前に買っておけばよかった」という時代が、今後再び訪れるでしょう。
そのため現在でも高い期待値を維持しながら仮想通貨市場は成長し続けているのです。
仮想通貨、始めるにはもう遅い?結論
結局、仮想通貨は買ったほうがいいの?
「通貨を始めるにはもう遅いか?」から始まったこの記事ですが、結論は「遅いということはない」「むしろ価格の低い今から保有しておけば、高い利益を得られる」です。
これらは今まで述べてきたその高いポテンシャルもそうですが、仮想通貨が生まれたそもそもの理由からも裏付けられます。
仮想通貨はもともと、「国家間のお金のやりとりを円滑化」させることに大きな価値を持っています。
今や世界の経済はグローバル化をなしに語ることができないほど、企業・ヒト・モノ・お金の動きは国を超え地球規模で密に関係を持っています。
このような時代で、「お金が国を越えて動く」という未来を望まないものがどこにいるでしょうか。
この需要がある限りは、世界は仮想通貨の普及へと動いていくでしょう。
そのため、価値の低い今に保有しておくことはまだ遅くないのです。
ただし今や約1500種類もあるとされる仮想通貨は、いずれ淘汰される仮想通貨が出てくる可能性はあります。
仮想通貨自体の機能を理解し、将来性のある仮想通貨を選ぶことが重要です。
次に来る仮想通貨はコレ|今後の将来性に期待できる仮想通貨ランキング
どの仮想通貨買えばいいんだろう?
いっぱいあってわからない!
株式投資をするとき投資先企業の実績や今後の将来性を検討するのと同じように、仮想通貨も今後の将来性を加味して考えることが大切です。
現在仮想通貨は約1500種類あり、それぞれの仮想通貨はできること・できないことが違います。
市場で地位が確立している時価総額上位の仮想通貨に投資一択というのは、投資の観点からするとそれはリスクのある選択です。
投資をやるからには「損失は最小、利益は最大」が理想的ですよね。
理論上それにもっとも近い結果を出せるのは「分散投資」という方法です。
このランキングで可能性のあるコインを発見し、基軸通貨であるビットコインと組み合わせるなどして分散投資を目指しましょう。
今後期待できる仮想通貨 第1位 イーサリアム(ETH)
イーサリアムの基本情報 | |
通貨名 | イーサリアム |
単位 | ETH |
時価総額 | ¥2,198,717,702,391(2019/10-30) |
特徴 | スマートコントラクト/ビジネス向き仮想通貨 |
公式サイト | https://www.ethereum.org/ |
次にくる仮想通貨第1位は、仮想通貨時価総額第2位のイーサリアムです。
イーサリアムはスマートコントラクトと呼ばれる機能やアプリケーションを制作できるなど、よりビジネス向きの仮想通貨です。
実際にMicrosoftなどのグローバル企業もイーサリアムのネットワークを活用するなどの動きを見せています。
これによりビットコインよりもさらに大きい規模での活躍が見込める点からも世界のトレーダーの期待を集めています。
スマートコントラクトとは、契約を自動化できるシステムです。
これによりあらゆる取引が自動化できます。
イーサリアムとは?長期で見るイーサリアムのチャートの分析や今後についてひろぴーが解説!
画像:Coincheck公式サイト
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今後期待できる仮想通貨 第2位 リップル
画像:Ripple公式サイト
リップルの基本情報 | |
通貨名 | リップル |
単位 | XRP |
時価総額 | ¥1,412,010,056,115(2019/10-30) |
特徴 | リップルネットワーク/送金に特化 |
公式サイト | https://www.ripple.com/xrp/ |
次に来る仮想通貨ランキング第2位は、時価総額第3位のリップルです。
リップルの特徴は国際決済の低コスト化・高速化を他の仮想通貨よりも高い水準で実現したこという点です。
また、他の仮想通貨は非中央集権的で特定の管理者がいないのに対し、リップルはRipple社という管理会社が存在し中央集権的なのも特徴の1つです。
もともと非中央集権的で国境のない仮想通貨は、法定通貨(国が発行する通貨)の地位を揺るがすとして金融業界に懸念を呼んでいました。
しかしリップルはこの懸念を解消する仮想通貨として、金融機関から支持をうけ、世界各国での導入が進んでいます。
実際に日本でも三菱東京UFJやみずほ銀行と提携を進めており、リップルのシステム採用が決まっていることでも有名です。
このことからもリップルは今後国際送金を大きく変えていくとして投資家たちの期待を集めており、時価総額は右肩上がりです。
リップル社は高速な国際送金システムの実現を目指していて、実現すればこれまでの金融業務がより効率化すると言われています。
リップルとは?長期で見るリップルのチャートの分析や今後についてひろぴーが解説!
画像:DMMbitcoin
→ DMM Bitcoin(DMMビットコイン)の公式サイトはこちら
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今後期待できる仮想通貨 第3位 ネム
画像:NEM公式サイト
ネムの基本情報 | |
通貨名 | ネム |
単位 | XEM |
時価総額 | ¥40,909,806,590(2019/10-30) |
特徴 | 他の仮想通貨の影響を受けにくい |
公式サイト | https://nem.io/xem/ |
次に来る仮想通貨ランキング第3位は、ネムです。
ネムは特に日本で人気が高いアルトコインで、一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。
ネムの特徴はビットコインやイーサリアムの欠点を改良してつくられた、という点です。
イーサリアムの特徴的なシステムを導入しながら、ビットコインやイーサリアムよりも速い速度で決済が完了します。
他にもネムはコードが完全オリジナルで他の仮想通貨のネガティブな影響を受けにくいという特徴があり、分散投資先として人気です。
今後仮想通貨での支払いが一般的になったとき、NEMの決済速度は大きな魅力になりそうです。
ネムは現物取引ならCoincheck、レバレッジ取引ならDMM Bitcoin(DMMビットコイン)が対応しています。
ネムに対応している取引所は少なく、安全性・コスト面を考えると上記のどちらかがおすすめです。
今後期待できる仮想通貨 第4位 リスク
リスクの基本情報 | |
通貨名 | リスク |
単位 | LSK |
時価総額 | ¥10,104,166,630(2019/10-30) |
特徴 | スマートコントラクト/サイドチェーン |
公式サイト | https://lisk.io/ |
次に来る仮想通貨ランキング第4位は、リスクです。
リスクはイーサリアムと同様スマートコントラクトが採用されており決済方法に柔軟性があります。
最大の特徴はサイドチェーンと呼ばれるシステムが採用されている点です。
サイドチェーンとは記録のメインであるブロックチェーンと分岐させて取引情報を残しておくことができ、問題が発生しても元の状態に復元できます。
このシステムは他の仮想通貨の追随を許さないセキュリティーレベルを実現し、Microsoftから巨額の投資を得ています。
セキュリティー対策のクオリティーの高さから期待を集め、今大注目の仮想通貨です。
仮想通貨リスク(Lisk)の特徴・ビットコインとの違いとは?
安全面やコストを考えるとリスクで取引をするならCoincheckがおすすめ
今後期待できる仮想通貨 第5位 ライトコイン
ライトコインの基本情報 | |
通貨名 | ライトコイン |
単位 | LTC |
時価総額 | ¥409,641,349,445(2019/10-30) |
特徴 | ビットコインのノウハウ/決済・送金特化 |
公式サイト | https://litecoin.org/ja/ |
次に来る仮想通貨ランキング第5位はライトコインです。
ライトコインは、ビットコインを元にビットコインの欠点を改善するために通貨分裂した仮想通貨です。
そのため仮想通貨の王者ビットコインのノウハウに加え、取引処理のスピードが速く、送金手数料が安いので多くの投資家から期待を集めています。
またライトコインはビットコインよりも価格が安定しており、ゲーム配信サービス「Steam」で決済ができるようになりました。
いち早く決済手段として市場に乗り出したライトコインは、今後ビットコインに次いでBtoC向けの企業で採用される可能性が高いです。
ライトコイン(LTC)は、2011年にビットコインをベースとして開発された仮想通貨です。
決済利用を目的としており、送金速度はビットコインの約4倍です。なお、時価総額は世界第6位となっています。
ライトコインとは?長期で見るライトコインのチャートの分析や今後についてひろぴーが解説!
どうやって取引をしたらいいの?|仮想通貨トレードの基本のき
仮想通貨の将来性に期待できることはわかったけど、どうやって始めればいいの?
仮想通貨の投資を始めるにはどんなやり方があるの?
皆さんは仮想通貨取引にどんなイメージがありますか?
難しい、よくわからない、危なそう、難しそう…なんて様々ですよね。
そこでこの章では、仮想通貨取引をこれから始める皆さんに向けて仮想通貨トレードの基本のきを簡単に解説します。
- メリットは短期間で高利益を得やすい・現物取引もレバレッジ取引もできる
- デメリットは勉強のコストがかかる・資産リスクがある
- 仮想通貨トレードの方法は「現物取引」「先物取引」「レバレッジ取引」の3種類がある
仮想通貨トレードってそもそもなに?ひろぴーが解説する仮想通貨取引のメリットとデメリット
仮想通貨取引のメリット・デメリット
まず最初に仮想通貨トレードのメリット・デメリットを紹介していきます。
2000年代に始まったまだまだ歴史の浅い仮想通貨ですが、投資商品としてどのような魅力や特徴があるのでしょうか。
また仮想通貨トレードを始める前にリスク管理としてどのようなことを心得ておけば良いのでしょうか。
ここではそんなことを抑えていきましょう。
仮想通貨トレード メリット
既存の投資商品にはない仮装通貨トレードのメリットは2つあります。
- 短期間で利益を得やすい
- 現物取引もFX(レバレッジ取引)も両方できる
仮想通貨は市場が未熟であることから、価格の変動幅(ボラティリティ)が高い傾向があります。
投資の基本は差額で儲けることですから、ボラティリティが高いと言うことは収益チャンスが多く、収益幅が大きいと解釈できます。
例えば、ビットコインのボラティリティは最も高い時で1日で約12.5%も上昇したり、月平均でも約5~10%変動します。
この値は、米ドル円のボラティリティ約0.5~1%の10倍にあたります。
そのため他の投資商品の中でも、初心者が短期間で利益をあげやすくなっています。
また、仮想通貨は現物取引とFX(レバレッジ取引)の両方ができます。
これにより価格変動を気にせず仮想通貨を保有することができ、かつ、下げ相場の時でも利益をあげることができる仕組みになっています。
仮想通貨トレード デメリット
仮想通貨トレードをする上でのデメリットは2つあります。
- 勉強のコストがかかる
- 資産リスクが高い
仮想通貨は2000年代に始まったまだまだ新しい技術です。
そのため不確定な要素も多く基礎知識のハードルも高くなりがちです。
また仮想通貨だけをとっても、扱い方法や通貨発行先会社のプロジェクト、価格変動の要因となるニュースなどアンテナを張らなければなりません。
他もにも、資産リスク(自分が持っている仮想通貨を失う可能性)もあります。
資産リスクとして考えられるのは例えば、ハッキングや送金ミス、秘密鍵の紛失などです。
ハッキングに関しては国内取引所であれば法律で「コールドウォレット(セキュリティレベルの高いオフラインのウォレット)」の採用の義務化など比較的対策がなされていますが、海外で取引をする場合や個人のウォレットで管理する場合は自己責任です。
このように仮想通貨でトレードにはメリットだけでなくデメリットあります。
それを理解した上で取引を始めることによって、勝率をあげていきましょう。
メリット
- 短期間で利益を得やすい
- 現物取引もFX(レバレッジ取引)も両方できる
デメリット
- 勉強のコストがかかる
- 資産リスクが高い
仮想通貨トレードには3つの取引方法がある
仮想通貨トレードをする場合、2つの取引方法があります。
1つが「現物取引」、もう1つが「FX (レバレッジ取引)」そして「先物取引」です。
現物取引 (難易度 ★☆☆)
実際に仮想通貨を購入したり売却したりする取引方法です。
この取引方法は資金以上の取引ができないため、借金を負うリスクがないことが特徴です。
現物取引で仮想通貨を売買する方法は2つあります。
1つは、仮想通貨取引所内の「販売所」で売買をする方法です。
販売所では、「仮想通貨取引所の運営会社」を取引相手とし仮想通貨の売買をします。
もう1つは、仮想通貨取引所内の「取引所」で売買をする方法です。
取引所では、「一般ユーザー」を取引相手に仮想通貨とし売買をします。
違いは次の項で解説します。
先物取引 (難易度 ★★☆)
先物取引とは、仮想通貨を将来売買することを約束する取引方法です。
将来のある時点で売買する「仮想通貨の価格や数量」を現時点で決める取引です。
将来の取引の約束なので、先物契約を行った時点では現物の引き渡しや決済は行われません。
決済は行われませんが、先物契約の代わりに取引所に対して「証拠金(取引のための担保)」を預けて取引を行います。
先物取引で指定したある時点を限月といい、限月になると自動的に決済されます。
また限月前に利益のあげられる有利な状態になれば、売買を行って利益を確定することができるのがメリットです。
先物取引では、元手の資金(証拠金)に倍率を掛ける「レバレッジ」を使って取引ができます。
レバレッジをかけて損失した場合、証拠金以上の損失がでる可能性もあることが特徴です。
レバレッジ取引 (難易度 ★★★)
レバレッジ取引とは、元手の資金に数倍かの倍率を掛けて多額で売買をする取引方法です。
レバレッジ取引は先物取引と同様に、現物を売買する取引ではないので「証拠金」を取引所に預けることで取引ができます。
レバレッジ取引のメリットは少額でも取引ができ、大きなリターンを獲得できる可能性があるという点です。
また現物や先物取引とは違い、下降気味の相場状況でも利益を狙うことができます。
このように仮想通貨取引には3つの取引方法があり、複数の取引方法を駆使して利益を狙うこともできます。
しかし取引方法によって難易度や手数料などのコスト、借金のリスクなどが違うので、自分にあった取引を行いましょう。
仮想通貨トレードの始め方の流れ
仮想通貨の取引方法がわかったところで、実際に「現物取引の始め方」「FX(レバレッジ取引)の始め方」の2つを紹介します。
というのも、「先物取引」はまだ実装されている取引所が少ないので、これを読んでいる多くの方は上記の2つのどちらかで取引を行うことになるからです。
また今回は初心者の方向けの「国内取引所の場合」を例にあげて手順を紹介します。
現物取引の場合
現物取引の場合、以下の流れで取引を始めます。
現物取引ではまず、「販売所」か「取引所」のどちらで取引を始めるか決めます。
取引所 | 販売所 |
適正価格に近い取引or安めで取引ができる。お得。 | 相場よりも高めで取引。お得じゃない。 |
すぐに取引ができない。難易度が高い。 | すぐに取引ができる。簡単。 |
表のように、取引所は販売所より安く取引を行うことができます。
しかし難易度が高いので初心者の方は「販売所」で取引を始めることが無難でしょう。
FX(レバレッジ取引)の場合
FX(レバレッジ取引)の場合、以下の流れで取引を始めます。
現物取引とは証拠金入金や注文の手順が異なります。
特に注文はFXの場合、売りから入るのか買いから入るのかを指定します。
取引のコツや利益をあげる方法は以下の記事をご覧ください。

仮想通貨はどこで買えばいいの?|お得で安心できる仮想通貨取引所 王道TOP3
仮想通貨を知ることも大切ですが取引をする以上、取引の運営である仮想通貨取引所の選定も非常に重要です。
仮想通貨には現代の技術では突破できない高度な暗号技術が用いられていることので、価値が保証されています。
そのため仮想通貨に投資をする際に検討すべきは取引所の安全性です。
そこでこの章では、「安全」「お得」「分散投資ができる」を軸に仮想通貨取引所ランキングを紹介します。
ぜひあなた自身に合う仮想通貨取引所選びに役立ててください。
安全お得 取引所ランキング第1位 DMM Bitcoin
取引所ランキング第1位は、DMMBitcoinです。
DMM Bitcoinは、インターネット金融業で取引型高8年連続世界第1位を達成するなど実績のあるDMMグループによって運営されており、そのノウハウが活用されています。
このことからもセキュリティーは信頼でき、人気を集めている取引所です。
また取引コストも低く、取引にかかる送金・入出金・取引手数料等基本手数料が全て無料です。
特に他の取引所と違う点は、アルトコインの種類ならびに「アルトコインレバレッジ取引」の種類が豊富で選択肢が広いという点です。
分散投資の観点から言っても、かなりの高ポイントとなりました。
さらに2019年6月1日(土)7時00分~2020年1月1日(水)6時59分の期間であれば口座開設をするだけで1000円がキャッシュバックされます。
入金や取引するなどのタスクがなく、口座開設するだけでもらえるの複数開設するとしてもでマストな仮想通貨取引所です。
安全お得 取引所ランキング第2位 Coincheck
>>>CoinCheck(コインチェック)公式サイトはこちら<<<
第2位はCoincheckがランクインしました。
安全の観点からいうと、あのネム流出事件のあった忌々しい取引所ですが、実はCoincheckはあれからマネックスグループに買収されました。
国際的な金融商品取引業社で、そのノウハウを持ってして運営せれているのでセキュリティー面では改善されたといえます。
金融庁の認証も得ているので、客観的評価もクリアできるセキュリティーレベルであることが証明されました。
とはいえ、もう信用できない!なんて思う方もいると思いますが、Coincheckにしかないお得な特徴があるのでそう割り切ってしまうのはもったいない部分があります。
例えば、Coincheckはアルトコインの種類がもっとも多い国内仮想通貨取引所という特徴があるところです。
日本は他国に比べ仮想通貨に対する規制が厳しいため、国内取引所で取引のできる仮想通貨の種類がかなり少ない傾向にあります。
そんな中、金融庁の認証を受けている仮想通貨取引所ではCoincheckは仮想通貨の取扱い銘柄がもっとも多い取引所となっています。
今回取り上げた次に来る仮想通貨全てをカバーしているので事件後も投資家に人気の取引所です。
手数料もDMMBitcoinと同じ水準ですが、過去の事件により2位に留まりました。
安全お得 取引所ランキング第3位 GMOコイン
第3位にランクインしたのは、GMOコインです。
GMOコインはDMM Bitcoin(DMMビットコイン)と似ており、界隈で実績のあるGMOグループによって運営されており人気を集めています。
手数料も上記2つの取引所と同じ水準で、お得・安全の面では高ポイントです。
また販売所・取引所・FX取引と取引方法が3種類あり、仮想通貨の種類は上記に劣りますが選択肢に柔軟性があります。
仮想通貨の種類で劣るためランキング下位になりましたが、上記の2つとは異なりもっとも利便性が高いという特徴があります。
GMOコインのリリースするiOS/Android版アプリ「ビットレ君」「仮想通貨ウォレット」はクオリティーがかなり高く、幅広いトレーダーが利用しています。
私も色々なアプリを試しましたが、GMOコインのアプリが最も使いやすくストレスなく扱えました。
この点でランキングには3位にランクインしました。
仮想通貨、始めるにはもう遅い?世界一聞きたい仮想通貨の今後の話 まとめ
魅力的な部分がある一方でハードルが高そうに感じる仮想通貨。
今回はそんな仮想通貨の今後について様々な資料を参考に解説してきました。
少しでもお役に立てたでしょうか?
それではこの記事の終わりに再度ポイントをおさらいしましょう。
- 仮想通貨はマイナーからメジャーへの変革期
- 仮想通貨の現状問題が解決されれば大きく動く
- 次に来る仮想通貨ランキング1位はイーサリアム(ETH)
- 大注目の仮想通貨で取引ができるのはDMM Bitcoin(DMMビットコイン)

ラジオ日経パーソナリティ兼FX・BTCコラムニスト ひろぴー
2010年から外国為替FX取引をはじめ、2013年、アベノミクスの恩恵もあり、外国為替FX取引で資産を急激に増加、この年から外国為替FX最大ポータルサイトのZAIFXでの企画出演をはじめ、インタビューを受けるようになる。 2014年には、ZAIFXとYahooファイナンスのコラボレーション企画で、タレントのボビー・オロゴンさんや福田萌さんとのトレードバトルが話題となり、2016年から2019年まで、ラジオNIKKEIの外国為替FX番組「トレードパーティー」でラジオパーソナリティーを務める。 現在は週5本のFXや仮想通貨ポータルサイトのコラム執筆、講演、ラジオのレギュラー番組を持ちつつ、自己資金の資産運用も実施している。
DMM Bitcoin 代表取締役社長 田口 仁 (写真・右)
早稲田大学政治経済学部を1994年に卒業。同年、三菱商事株式会社に入社。 その後はlivedoor、DeNAなどで新規事業の立ち上げや運用を手がける。 2017年に東京ビットコイン取引所の代表取締役に就任し、2018年から現職。