やさしい仮想通貨の始め方を解説

仮想通貨の口座はどう選ぶ?基礎知識から用途別のおすすめ取引所までやさしく徹底解説!

仮想通貨口座-thumbnail

仮想通貨を使うなら口座が必要って聞いたけど

どんなことができるの?

仮想通貨の口座はどうやって選んだらいいの?

こんな疑問を感じていませんか?

仮想通貨の取引所は国内外にたくさんあるので、どう選べばいいかわかりにくいですよね。

難しいからといって、知名度だけで仮想通貨口座を選ぶのは危険です。

仮想通貨の口座をしっかりと選ぶことは利益に直結する重要なポイント。

上級者ほどこだわって仮想通貨の口座を選んでいるんです。

ここでは仮想通貨取引所の口座でできること、選び方の基準、口座開設の手順や使い方までをまるっとご紹介します。

日経ラジオパーソナリティーひろぴー

ただ売買するだけに取引所使うのではなく、色んな視点からそれぞれの取引所を分析してみると、面白い発見があるぞ!

この記事を読めば、仮想通貨取引所の口座についての知識を完全網羅できること間違いなしです!

ざっくり言うと…
  • 仮想通貨の口座とは、自分の持つ仮想通貨を預けるところ。
  • 仮想通貨の預け先には、自分で所有するウォレットと取引所に預けるという2つの選択肢がある。
  • 一般的なトレーダーは取引所に預けている人が大半。
  • 仮想通貨の口座をどうするかでもっとも重要なのは、セキュリティがしっかりしているかどうか。
  • 昨今の仮想通貨の流出事件や、個人の盗難被害は、取引所や個人のセキュリティ意識の甘さが原因
  • 取引所の口座に仮想通貨を預けたい、取引を始めたいという方は、資本力のあり金融庁から認可された『CoinCheck(コインチェック)』や『DMM Bitcoin』から仮想通貨を購入・預け入れをすることがオススメ。
  • 中でも国内最多の9種類の仮想通貨取引が可能で、取引手数料が無料の『CoinCheck(コインチェック)は使い勝手がよく一番オススメ。

 

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仮想通貨取引所ランキング

読み終わる頃には仮想通貨取引に必要な口座の知識をマスターしていることでしょう。

あなたも使いやすい仮想通貨口座を選んで、仮想通貨で効率的に資産を増やしましょう!

この記事を書いた人

ゼロはじ編集部(株式会社カボ)
ゼロはじ編集部(株式会社カボ)

日本最大級の仮想通貨取引所比較サービス「ゼロはじ」は最新かつ正確な情報をお届けしています。 運営する株式会社カボは一般社団法人仮想通貨ビジネス協会の準会員です。

MEMO

おすすめの仮想通貨取引所の口座をいち早く知りたい!という方は、「口座開設必須の仮想通貨取引所!」の章に進んでください!

おすすめの仮想通貨取引所を今すぐチェック!

仮想通貨取引所の口座は2~3日ですぐ作れる!

仮想通貨取引所の口座開設は最短2~3日で完了します。

取引所によってはもう少し日数がかかるところもありますが、それでも最長で1週間もあれば完了します。

仮想通貨取引所ランキング_アンケート_口座開設日程

 

より

ただし申し込み内容に不備があるともっと時間がかかることもあるので注意しましょう。

また海外の取引所だと即日で完了し、すぐに取引開始できるところもあります。

口座開設のおおまかな流れ
  1. 取引所に口座開設を申し込む(ネットのみで完結)
  2. 取引所で審査(取引所によって即日~1週間程度で完了)
  3. 認証コードが記載された「口座開設のお知らせハガキ」を受け取る
  4. 認証コードを入力して、口座開設完了

国内の取引所の場合、どこの取引所も以上のような流れとなっています。

口座開設に必要なもの
  • メールアドレス
  • 本人確認書類(運転免許証やパスポート等)

必要なものはメールアドレスと本人確認書類の2点のみです。

手元に準備してから口座開設申し込みを始めましょう。

仮想通貨の口座は「ウォレット」と「取引所」の2種類!

仮想通貨口座種類

仮想通貨の口座は、用途によって大きく以下のように分類されます。

「仮想通貨の口座」といえば...
  • 仮想通貨ウォレット:個人で資産を管理する口座
  • 仮想通貨取引所仮想通貨をトレードするための口座

この2種類の用途を確認していきましょう。

仮想通貨ウォレットの口座

ウォレットは仮想通貨でいうところの銀行口座のようなものです。

仮想通貨を保管したり、取り出したりすることができます。

保管方法によってウォレットには複数のタイプがあります。

ウォレットの種類
  • Webウォレット:インターネット上に保管するもの
  • アプリウォレット:アプリでスマホやパソコンに保管するもの
  • ハードウェアウォレット:専用の端末に保管するもの
  • ペーパーウォレット:紙に印刷して保管するもの

中でもインターネットを介して送受金がしやすいWebウォレットとソフトウェアウォレットに関して「口座」という表現を使います。

ウォレットは法定通貨が使えない!

ウォレットは基本的に仮想通貨しか預けることができません

日本円やドルなどの法定通貨を預けることはできないことを覚えておきましょう。

MEMO

ウォレットについての詳細はこちらの記事で解説しています。

ビットコインのウォレットとは何かやさしく解説!オススメのウォレット選び方とは

仮想通貨取引所の口座

取引所仮想通貨を購入したり、売却したりできる場所のことです。

取引(トレード)を通して資産を増やすことを目的として使われます。

国内の取引所は日本円の入金、出金、トレードに対応しています。

取引所の口座は法定通貨にも対応!

取引所の中には法定通貨の入出金に対応しているところがあります。

口座に日本円を入金して仮想通貨を買ったり、逆に仮想通貨を売却して日本円に変えたりすることが可能。(*日本の仮想通貨交換業者認可取得済みの取引所に限る)

トレードで上がった利益を日本円にして銀行口座に出金することも可能です。

取引所の仮想通貨口座にも2種類ある!

厳密にいうと、仮想通貨を売買できるところは「取引所形式」と「販売所形式」のふたつに分けられます。

取引所と販売所の違い
  • 取引所形式:ユーザー同士で仮想通貨を売買する
  • 販売所形式:販売会社と売買する

仮想通貨取引所口座

取引所仮想通貨をユーザー同士で売買する仕組みです。

売りたい人が設定した売却価格と、買いたい人の購入価格の希望が一覧になった「」という表があるのが特徴です。

仮想通貨取引所口座板出典:bitbank.co.jp/

メリットとしては、比較的安く購入できるという点があります。

デメリットは、希望価格で売買できるまでに時間がかかる場合がある点です。

本格的にトレードで利益を出したいという方には取引所の口座がおすすめです。

国内取引所の BITPoint(ビットポイント ) や、海外のBitMEX(ビットメックス) などが仮想通貨取引所の代表例です。

販売所は、運営元と仮想通貨を取引する仕組みです。

販売所が設定した購入価格、売却価格で仮想通貨を売り買いすることができます。

メリットとしては、取引所に比べて早く確実に購入および売却ができるという点があります。

取引所に比べて画面がシンプルで、スマホからも操作しやすいという点も挙げられます。

デメリットは、仮想通貨の価格に運営元の利益が乗るため相場よりも割高になる点です。

仮想通貨の取引に慣れていない方や、時間がない方にはおすすめできます。

スマホアプリが使いやすくいと評判の GMOコイン は販売所形式と取引所形式を併設しています。

どちらのタイプも一長一短!

個人的に気に入っている表現なのですが、

  • 取引所仮想通貨のメルカリ
  • 販売所仮想通貨のセレクトショップ

と置き換えるとイメージしやすくありませんか?

一長一短があり、絶対的な正解はありません。

自分の好みや状況に合わせて使い分けるのがおすすめです。

口座開設必須のおすすめ仮想通貨取引所

仮想通貨口座使いわけ

こちらでは実際におすすめな仮想通貨取引所の口座をご紹介していきます。

たくさんの要素の中から汎用性の高いポイントを考えて選別しました。

メインで使いたい仮想通貨口座:取引のしやすさ重視のCoincheck(コインチェック)

CoinCheckの評価
取り扱い通貨
(5.0)
使いやすさ
(5.0)
手数料
(5.0)
安心度
(4.5)

CoinCheck(コインチェック)仮想通貨を初めて購入したいという初心者の方から、株・FXなどの経験がある投資上級者の方まで、すべての方にオススメの仮想通貨取引所です。

国内最多の仮想通貨を取引できるだけでなく、口座を持っているだけで、見やすいスマホアプリやウィジェットを使うことができます!

しかも、他の取引所であれば、有料のケースが多い仮想通貨の取引手数料に関しても、無料という手軽さを誇っています。

東証一部上場企業のマネックスグループに買収されてから、しっかりセキュリティ対策がなされ2019年1月には金融庁の認可を受け、気になるセキュリティ面に関しても大幅に改善されています。

今のCoinCheckは、金融庁がセキュリティ体制を見てOKが出せるほど、信頼の置ける仮想通貨取引所になっているので、ちゃんとおすすめすることができます。

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※仮想通貨交換業者:登録番号 関東財務局長 第00014号

レバレッジ取引の多さと、スマホで本格取引ができる仮想通貨口座:本格取引重視のDMM Bitcoin

仮想通貨取引所 DMM Bitcoin

DMM Bitcoinの評価
取り扱い通貨
(4.5)
使いやすさ
(5.0)
手数料
(4.0)
安心度
(5.0)

DMM Bitcoin』は本格的な仮想通貨取引をしたい方にオススメの仮想通貨販売所です。

DMM Bitcoinの何よりすごいところは、仮想通貨でも7銘柄・14種類と多くの銘柄・取引ペアでの取引が可能です!

他にもレバレッジ取引に対応している取引所では、GMOコインが挙げられますが、GMOコインの場合は5銘柄までの対応ということを考えると、DMM Bitcoinのスゴさがわかると思います。

また、みやすいスマホアプリのチャート画面が好評の理由です。

DMM ビットコイン

もちろん、通常の仮想通貨取引にも対応しているので、「CoinCheckはちょっと…」という方にはDMM Bitcoinがオススメです!

>>> DMM Bitcoinの公式サイトはこちら

DMM Bitcoinの登録はこちら

※仮想通貨交換業者:登録番号 関東財務局長 第00010号

セキュリティーと使いやすさが魅力の仮想通貨口座:安心と手軽さ重視のGMOコイン

仮想通貨取引所 GMOコイン

出典:coin.z.com

GMOコインの評価
取り扱い通貨
(4.0)
使いやすさ
(5.0)
手数料
(3.5)
安心度
(5.0)

GMOコイン 仮想通貨を手軽に購入したい方にオススメの仮想通貨販売所です。

スマホアプリの使いやすさと、チャート画面のみやすさに定評があります。

取引所と販売所を併設しているので、簡単&スピーディーに売買したいときには販売所、相場価格でお得にトレードしたいときには取引所を使うというように、用途に合わせて使い分けることができます。

販売所も取引所もシンプルで使いやすいので、簡単に仮想通貨を購入できます。

東証一部上場のGMOが親会社ということもあり信頼性もバッチリです。

>>>GMOコインの公式サイトはこちら

GMOコインの登録はこちら

※仮想通貨交換業者:登録番号 関東財務局長 第00006号

手数料を抑えてレバレッジ取引ができる仮想通貨口座:バランス重視のBITPoint

仮想通貨口座BITPoint

出典:bitpoint.co.jp

BITPoint(ビットポイント)の評価
取り扱い通貨
(4.0)
使いやすさ
(4.5)
手数料
(5.0)
安心度
(5.0)

BITPoint(ビットポイント)は仮想通貨取引に慣れてきたらおすすめの取引所です。

BITPointのおすすめポイント
  • 取引手数料・入出金手数料など各種手数料が無料!
  • 用途に合わせて使える4種類の取引ツールが使いやすい!
  • 証券会社並みのセキュリティ!

BITPointは仮想通貨取引にかかるほとんどすべての手数料が無料となっています。

仮想通貨売買時の取引手数料だけでなく、仮想通貨FX(ビットコインFX)の取引手数料も無料です。

さらに日本円の入出金手数料、クイック入金手数料も無料、仮想通貨の送受金手数料も無料です。

ほとんどの取引所では、仮想通貨の送金時にはネットワーク手数料といって、ブロックチェーンのマイナーに支払う手数料がかかります。

BITPointの場合、ネットワーク手数料もBITPointが負担するので不要となっており、完全無料で仮想通貨を送金することができます。

仮想通貨口座BITPoint手数料

出典:bitpoint.co.jp

取り扱い通貨も豊富で、日本人に人気なリップルからイーサリアム、ビットコインキャッシュも取引することができます。

某証券取引所と同じ場所にサーバーを構築するなどセキュリティ面も万全

東証第二部上場のリミックスポイントの子会社ということもあって信頼性も抜群です。

最近ではサッカー日本代表の本田圭佑選手が出演するCMを公開し話題になりました。

今後さらにユーザーも増えて流動性が上がっていくと予想されます。

仮想通貨を本格的に取引する人は必ず口座開設しておきたい仮想通貨取引所です。

BITPointのハッキング事件及びサービス停止について
2020年2月6日更新 BITPointは、2019/07/11に発覚した仮想通貨の不正流出事件によって、一時的にサービスを停止しており、新規口座開設受付も停止していました。 2019年8月13日(火)14時ごろに全サービスが再開され 2020年2月現在は、新規口座開設等全てのサービスを利用できます。

※仮想通貨交換業者:登録番号 関東財務局長 第00009号

海外取引所の仮想通貨口座は慣れてきたら!

仮想通貨口座easy

海外の仮想通貨口座を開設するメリットはなんといっても自由度

日本国内の取引所では取り扱い通貨の種類やレバレッジ倍率に関して金融庁による規制を受けています。

海外はそうした制約が少ないため、桁違いのサービスを提供できるのです。

その反面、基本的に日本円を使うことができません

仮想通貨を送金して、仮想通貨同士で取引をするのが一般的です。

またほとんどの取引所が日本語非対応

こうした点があるため、慣れるのに時間がかかるかもしれません。

しかしその分自由な取引ができるため、仮想通貨のトレーディングに慣れた中級者以上の方は海外取引所を使う傾向があります。

上級者を目指してステップアップしたいという方は海外取引所の仮想通貨口座もおすすめです。

ハイレバレッジ対応の仮想通貨口座:BitMEX(ビットメックス)

仮想通貨口座BitMEX

出典:bitmex.com

BitMEXの評価
取り扱い通貨
(4.5)
使いやすさ
(4.0)
手数料
(4.0)
安心度
(3.5)

BitMEX(ビットメックス)ビットコインのFX取引で世界一の取引量を誇る人気取引所。

最大100倍のハイレバレッジ取引が可能です。

借金をしてしまうのでは?」と思うかもしれませんが、BitMEXならその心配はありません。

仮想通貨口座に入金している証拠金以上の借金が発生しない仕組みになっているため安心して取引に集中できます。

破産する可能性はありますか?
いいえ。弊社の証拠金・清算プロセスは、BitMEX でのトレーダーの証拠金残高がゼロ未満になるのを確実に回避するように、巧妙に設計されています。(出典:BitMEX公式サイト FAQ

さらに、アルトコインにもレバレッジをかけることができます。

BitMEXのレバレッジ対応通貨
  • BCH(ビットコインキャッシュ)
  • EOS(イオス)
  • ETH(イーサリアム)
  • ADA(カルダノ)
  • XBT(ビットコイン)
  • LTC(ライトコイン)
  • XRP(リップル)
  • TRX(トロン)

流動性が高く取引もスピーディーです。

信頼性を判断するのが難しい海外取引所ですが、BitMEXの場合は預かっている証拠金をコールドウォレットで保管するなどセキュリティ面も上々

攻めと守りにおいて高いクオリティを実現した、億り人御用達の海外取引所です。

BitMEX(ビットメックス)の公式サイトはこちら

BitMEX(ビットメックス)はこちらから

信頼と実績の仮想通貨口座:Binance(バイナンス)

仮想通貨口座バイナンス

出典:binance.com

Binanceの評価
取り扱い通貨
(5.0)
使いやすさ
(4.0)
手数料
(5.0)
安心度
(4.0)

Binance(バイナンス) は取引量でランキングで度々世界一になっている取引所です

初めて海外の仮想通貨口座を開設するという人におすすめです。

この取引所の長所をざっくりというと
  • 取り扱い仮想通貨が多い
  • 取引手数料が安い
  • 取引所独自トークン「BNB」が熱い

Binance(バイナンス)は現在150種類近くの仮想通貨を取り扱っています。

メジャーな仮想通貨はもちろん、「草コイン」と呼ばれる仮想通貨を多く取り揃えています。

手数料も0.1%という驚きの安さ。

30日間の取引実績に応じて手数料の割引があり、Binanceが発行している独自トークン「BNB」で手数料を支払うことでさらに割引になります。

最も割引が大きくなれば、メイカー0.015%、テイカー0.03%まで下がります。

BNBトークン自体も投資対象として人気があり、時価総額ランキングでも上位に食い込んでいます。

問題が発生した際も誠実に対応することでも知られており、運営への信頼感もバッチリです

バイナンスで約44億円相当のビットコインが不正に引き出される!

2019年5月8日、APIキーなどを利用した方法により、約7,000BTC(44億円相当)が不正に引き出されたことを発表しました。

セキュリティアップデートを行うため当面の仮想通貨の預入・引出はできなくなるとのこと。

ただし、こういう事態に備えてバイナンスでは安全資産基金という積み立てを行っていたため、損失はそちらの基金を利用し、ユーザーの資産に影響はありません。

参考 仮想通貨取引所バイナンス、ビットコイン4100万ドル相当が不正流出ロイター
Binance(バイナンス)の公式サイトはこちら

Binance(バイナンス)に登録する

仮想通貨口座選びで重要なポイントは?

仮想通貨口座important

仮想通貨の取引で効率的に利益を出すためには、どの取引所口座を使うかが重要です。

ここからは、口座の選びで失敗しないために確認しておきたい5つのポイントをご紹介します。

仮想通貨の口座はここが重要!
  • セキュリティ
  • 信頼性
  • 流動性
  • 手数料
  • 使いやすさ

仮想通貨口座選びのポイント① セキュリティ

最も重視したいのはセキュリティです。

仮想通貨取引所の口座にはたくさんのユーザーの資産が集中します。

そのため、ハッキングなどの標的にされる確率が高くなるのです。

「コインチェック」が不正アクセスの被害に遭い、当時のレートで約580億円ものNEMが流出したことは記憶に新しいですよね。

その一件以降、各社のセキュリティに対する意識が高まり、様々な対策を実施しています。

近年取り入れられている代表的なセキュリティ技術は以下の通りです。

代表的なセキュリティ技術
  • マルチシグ:資産にアクセスするために複数の鍵が必要な仕組み
  • コールドウォレット管理:資金をネットワークに繋がっていない領域で保管する仕組み

こうした技術を導入している取引所か、という点は口座の安全性をはかるバロメーターになります。

最近では「コインチェック」に関しても、東証一部上場企業のマネックスグループが買収してから、金融庁から仮想通貨交換業者として認可されるなど、セキュリティに力が入れられています。

仮想通貨口座選びのポイント② 信頼性

セキュリティと共通するところがありますが、取引所を運営している会社の信頼性も重要です。

信頼性の高い取引所でなければ安心して口座に資金を預けることができません。

信頼性は、以下の点からある程度判断できます。

口座の信頼性
  • 取引所の運営実績
  • 会社の資本力
  • 株主構成 など

やはりぽっと出の取引所よりは長く運営している取引所の方がノウハウ面や技術面でも信頼性が高いです。

また会社の資本力も重要です。

会社の資本力が乏しければ、十分な予算を割くことができません。

セキュリティ体制を整えられなかったり、倒産してしまったりというリスクが高まります。

株主の中に大企業や大手投資機関が名を連ねていれば、それだけ事業に安定性があると推測することができるでしょう。

仮想通貨口座選びのポイント③ 流動性

流動性は効率的に取引を行うのに重要です。

流動性が高い状態とは、市場参加者(売り手・買い手)の人数が多く取引が活発に行われている状態のことです。

流動性が高いと以下のようなメリットが生まれます。

流動性が重要な理由
  • 注文がスムーズに完了する
  • スプレッドが小さくなる

物を売り買いする場合を考えてみましょう。

何かを売ろうとしたときに、人気のないフリマアプリよりもメルカリの方が早く購入されそうですよね。

買う時にも希望の商品がありそうですし、値引き交渉の余地もありそうです。

このように、流動性が高い取引所では買い手と売り手がマッチしやすく、スムーズに仮想通貨を取引できるのです。

さらに、スプレッド(販売価格と購入価格の差)が小さくなるためお得に仮想通貨を売買できるのです。

PRやキャンペーンを積極的に行っている取引所は、新しいユーザーの口座開設が増えて流動性が高くなる傾向があります。

仮想通貨口座選びのポイント④ 手数料

基本的に仮想通貨取引所の口座開設をしただけでは手数料がかかりません。

取引したり、日本円や仮想通貨を入出金したりするときに手数料がかかります

仮想通貨の口座利用時にかかる手数料
  • 取引手数料
  • 入金手数料
  • 出金・送金手数料
  • ポジション手数料

一つ一つの金額は大きくありませんが、回数を重ねれば無視できない金額になります。

その口座がどんなタイミングで、どれぐらいの手数料がかかるのかを全て把握するのは難しいかもしれません。

そんな場合は全体的にみて安いのか高いのかをざっくりと判断するだけで概ね十分でしょう。

仮想通貨取引所送金手数料(BTC)日本円の入金手数料日本円の出金手数料日本円のクイック入金
CoinCheck0.001 BTC無料
(振込手数料負担)
400円756円~
※入金額に応じて
GMOコイン無料無料
(振込手数料負担)
無料無料
BITPoint無料無料
(振込手数料負担)
無料
(振込手数料負担)
無料
bitbank0.001 BTC無料
(振込手数料負担)
540~756円
bitFlyer0.0004 BTC無料
(振込手数料負担)
216~756円324円
Zaif0.0001~0.01 BTC無料
(振込手数料負担)
350~756円
※出金額に応じて
486~594円
※入金額に応じて
DMM Bitcoin無料無料
(振込手数料負担)
無料無料
フィスコ0.001 BTC無料
(振込手数料負担)
350~756円
Liquid無料無料
(振込手数料負担)
500円
(振込手数料負担)
無料
Huobi0.0005 BTC無料
(振込手数料負担)
324円無料
VCTRADE無料住信SBIネット銀行宛:51円
それ以外:165円~258円
無料
BTC BOX0.001 BTC無料
(振込手数料負担)
400円~750円
※出金額に応じて
ポジション手数料とは?

仮想通貨FXで1日ごとかかる手数料です。

仮想通貨FXでは「売り」か「買い」のどちらかから取引を始めることができ、どちらか一方を行なった状態のことを「ポジションをとる」と表現します。

基本的にはポジションをとったまま24時間が経過するごとに、ポジション手数料がかかる仕組みになっています。

金額は取引所によっても違いますが、だいたい建玉金額×0.04%程度です。

仮想通貨FXについての詳細はこちらの記事で解説しています。

fxtorihikijo仮想通貨FX(ビットコインFX)とは?初心者におすすめの取引所比較ランキングTOP5+海外取引所

仮想通貨口座選びのポイント⑤ 使いやすさ

仮想通貨取引所の使いやすさを確認しておくことも重要なポイントです。

実際に仮想通貨取引所の口座を開設して使ってみるのが確実ですが、それが難しい方はツイッターなどで評判を確認しておくことをおすすめします。

仮想通貨取引で利益を上げている人がどんな取引所の口座を使っているのかを確認するだけでも参考になります。

MEMO

億り人が使っている仮想通貨の口座についてはこちらの記事で詳しく解説しています。

okuribito-kouza-thumbnail億り人はどんな口座を使ってる?おすすめの仮想通貨取引所や手法をわかりやすく開設!

仮想通貨口座は使い分けるのがおすすめ

仮想通貨を取引する際は、複数の仮想通貨口座を使うのがおすすめです。

同じような口座開設の手続きを何度も行うのが面倒に感じるかもしれません。

しかし、使い分けをすることにはその面倒を補って余りあるほど大きな3つのメリットがあるのです。

仮想通貨口座を使い分けるメリット
  • 分散投資になる
  • 口座によって取り扱い通貨が違う
  • 口座ごとに違った手法で利益を狙える

仮想通貨口座を使い分ける理由① 分散投資になる

仮想通貨口座egg

卵は一つのカゴに盛るな

という投資の格言をご存知ですか?

「資産は一つの場所に固めず、分散して保管しなさい。」という意味です。

現金の時代に生まれた格言ですが、仮想通貨にも当てはまります。

仮想通貨口座が一つしかないと、その取引所に何か起きた時の対応ができません。

緊急メンテナンスの時に取引できず、大きな利益を逃してしまうケースは至る所で耳にします。

最悪の場合、預けておいた資金が盗難されてしまう可能性もあります。

大切な資金を複数の仮想通貨口座で管理することで、リスクを分散することができるのです。

仮想通貨口座を使い分ける理由② 口座によって取り扱い通貨が違う

ビットコインは大抵の取引所で取り扱っていますが、そのほかの仮想通貨(アルトコイン)の取り扱いには差があります

購入できる仮想通貨の数が多いということは、利益を上げるチャンスが増えるということです。

また分散して投資することでリスクを小さくできるという考え方は仮想通貨の種類にも当てはまります。

利益を上げるチャンスを増やしてリスクを最小化するためにも、複数の仮想通貨取引所口座を使い分けるのがおすすめです。

国内取引所の取り扱い通貨一覧

取引所BTCETHBCHXRPETCLTCMONAXEMその他
CoinCheckFCT
LSK
GMOコイン
BITPoint
bitbank
bitFlyerLSK
ZaifXCP
ZAIF
BCY
SJCX
PEPECASH
FSCC
CICC
NCXC
Zen
CMS
DMM Bitcoin
フィスコFSCC
CICC
NCXC
LiquidQASH
Huobi
VCTRADE
BTC BOX

仮想通貨口座を使い分ける理由③ 違った手法で利益を狙える

仮想通貨取引所といっても特徴は様々です。

差別化のために様々な機能を追加しており、組み合わせることで選択肢を増やすことにつながります

取引所が強化している機能の一例
  • 仮想通貨FX
  • スマホ操作
  • 仮想通貨積立

仮想通貨FXは、下落相場でも利益を出せるのが大きなメリットです。

さらにレバレッジを効かせることで少ない資金でも大きな利益を狙うことができるため、使いこなせれば強力な武器になります。

国内ではGMOコイン、海外ではBitMEX(ビットメックス) が仮想通貨FXに強いと評判です。

スマホアプリの操作性も重要なポイントのひとつです。

小さな端末でもスムーズに操作できる仮想通貨取引所は、外出用の仮想通貨口座として重宝されます。

GMOコインBITPointはスマホアプリの使い勝手に定評があります。

毎月定額で仮想通貨を購入していく「仮想通貨積立」という選択肢もあります。

日本ではZaifが提供しており、低リスクで堅実に投資できるため人気があります。
(2019年5月11日現在、Zaifでは積み立てサービスを一時停止中です。)

こうした特徴の中から、必要と考える要素を組み合わせて仮想通貨口座を選んでいくのがおすすめです。

仮想通貨口座比較一覧表

国内の仮想通貨取引所12社を主要な項目で比較表にまとめています。

「セキュリティ&信頼性」は、マルチシグネチャウォレット、コールドウォレットの実装有無、資本力や株主構成などを元に独自基準で「S・A・B・C」の4段階で評価しています。

「使いやすさ」は、PCの取引ツールの使いやすさ、スマホアプリの有無、機能や操作性などを元に独自基準で「S・A・B・C」の4段階で評価しています。

取引所口座の種類セキュリティ&信頼性取引所手数料クイック入金使いやすさ
取引所販売所レバレッジ
CoinCheckA無料756円~S
GMOコインAメイカー:-0.01%
テイカー:0.05%
無料S
BITPoint×A無料無料A
bitbank××Aメイカー:-0.05%
テイカー:0.15%
なしB
bitFlyerS0.01~0.2%324円A
ZaifBメイカー:0%
テイカー:0~0.3%
486~594円B
DMM Bitcoin×A無料A
フィスコ*1×Aメイカー:0~0.3%
テイカー:0.1~0.3%
なしB
Liquid×A無料無料B
Huobi××Aメイカー:0~0.2%
テイカー:0~0.2%
無料B
VCTRADE××A無料B
BTC BOX××A0.02~0.1%なしB

*1:サービス一時停止中

仮想通貨の口座の種類には「取引所」「販売所」「レバレッジ」の3種類あるので、どこに口座開設するかを決めるにはどの口座の種類を利用するかをまず決める必要がありますね。

セキュリティに関しては正直どこもかなり力を入れているのでどっこいどっこいではありますが、bitFlyerは世界でもっともセキュリティ対策の優れた取引所に選出されたこともあり、頭1つ抜けています。

とはいえ現在は新規口座開設を一時停止中ですが…。

総合的に見ると、コインチェック、GMOコイン、BITPointの3社あたりが、様々な口座の種類に対応しており、取引手数料も安く、使いやすいのでオススメです。

仮想通貨の口座開設方法

仮想通貨取引所口座idea

実際に仮想通貨口座を開設する方法を確認していきましょう。

おすすめの取引所としてご紹介した 「BITPoint」を例に解説していきます。

仮想通貨取引所の口座開設には以下のようなステップが必要です。

仮想通貨の口座開設手順
  • 口座開設の準備
  • 個人情報の入力
  • 本人確認資料の提出
  • 住所確認

仮想通貨口座開設の必要書類など

仮想通貨口座を開設するにあたって、事前に本人確認資料を準備しておきましょう。

BITPointの場合、有効な本人確認資料は以下の通りです。

BITPointで有効な本人確認書類
  • 運転免許証 (両面)
  • 運転経歴証明書(2012年4月1日以降の発行のもの / 両面)
  • パスポート(顔写真ページと住所記載ページ)
  • 住民基本台帳カード(写真つきのもの / 両面)

いずれも有効期限内である必要があります。

記載住所とBITPointへの登録住所が一致している必要があります。

さらに上記の本人確認書類を持った自撮り写真も必要です。

出典:bitpoint.co.jp

運転免許証やパスポート等の顔写真付き本人確認書類を持っていない場合は、下記の書類の組み合わせでもOKです。

Aから2点、もしくはAとBから1点ずつの書類が必要です。

AB
  • 各種健康保険証(表面と裏面 両面)
  • 介護保険証等健康保険証
  • 児童扶養手当証書
  • 各種福祉手帳
  • 社会保険料の領収証書
  • 納税証明書
  • 住民票の写し(本籍地の記載は不要)
  • 印鑑証明書
  • 公共料金の領収書
    (氏名、住所、および発行日または受領印の3点が確認できるものに限る)
  • 国税、地方税の領収書

今回はBITPointを例に説明しましたが、どの仮想通貨口座でも必要書類はだいたい同じです。

口座開設したい取引所の必要書類をあらかじめ確認してから申し込み手続きを始めるようにしましょう。

仮想通貨口座開設手順

  • STEP.1
    個人情報の入力

    BITPointなどの仮想通貨取引所の公式サイトにアクセスし、「いますぐ口座開設!」のボタンをクリックします。

    利用規約を確認し、個人情報を入力します。

  • STEP.2
    本人確認資料の提出

    画面の指示にしたがって、事前に用意した本人確認資料を提出します。

    仮想通貨口座BITPoint本人確認

    出典:bitpoint.co.jp

  • STEP.3
    住所確認

    必要情報の登録が完了すると、数日後に登録住所へハガキが届きます。

    そこに記載されているIDとパスワードを使って、BITPointにログインしましょう。

    以上で仮想通貨の口座開設と本人確認の完了です。

    口座の開設方法についての詳細はこちらの記事で解説しています。

    BITPoint(ビットポイント)の登録方法と口座開設手順をかんたん解説!手数料無料でMT4にも対応したおすすめの取引所
  • STEP.4
    入金
  • 本人確認が完了したら、仮想通貨取引所から指定された口座に日本円を入金しましょう。

    仮想通貨 入金

MEMO

BITPointの入金についての詳細はこちらの記事で解説しています。

bitpoint-depositBITPOINT(ビットポイント)の入金と注意点を徹底解説!

BITPointでは二つの入金方法に対応しています。

  • 銀行振込
  • 即時入金

即時入金はインターネットバンクの口座から直接送金する方法です。

BITPointの即時入金は手数料無料で銀行の営業時間に関わらずいつでも入金ができるのでおすすめ。

以下のインターネットバンクに対応しています。

対応ネットバンクの口座
  • 住信SBIネット銀行
  • イオン銀行
  • ジャパンネット銀行

仮想通貨を取引するにあたって、インターネットバンキングの口座は最低一つ作っておくと便利です。

この点は後ほど詳しく解説します。

仮想通貨口座開設の審査内容

仮想通貨の口座開設には審査があります。

とはいっても住宅ローンなどの融資やクレジットカードの審査のように厳しいものではなく、非常に簡単なものなのでそれほど身構えることはありません。

審査基準は公開されていないので正確なところは不明ですが、主に見られているのは以下の項目だと思われます。

仮想通貨口座開設の審査内容
  • 実在している人物本人からの申し込みかどうか(虚偽の内容やなりすましではないか)
  • 未成年、成年被後見人その他の制限行為能力者でないか。(取引所によっては別途必要書類を追加することで未成年の口座開設を認めている場合もあります。)
  • 反社会的勢力ではないか。反社会的勢力と関係がないか。
  • 外国の重要な公人(外国PEPs)でないか。
  • マネーロンダリングなど不正な利用をされるリスクはないか。

融資やクレジットカードのように「借金がないか」「信用情報に事故がないか」などはチェックされません。

では審査に落ちないために気をつけるべき点を具体的にチェックしていきます。

本人確認書類と申し込み内容が一致しているか

口座開設申込時に入力した「名前」「住所」「生年月日」などの個人情報と、提出した運転免許証やパスポート等の本人確認書類に記載されている情報が一致しているかどうかをチェックします。

たとえば引っ越しなどで本人確認書類の住所変更の手続きをしておらず、実際に住んでいる住所と異なる場合などは、先に本人確認書類の住所変更手続きをしないといけません。

入力した個人情報と本人確認書類の情報が一致していないと、口座開設に時間がかかってしまったり、最悪、審査に落ちてしまい口座開設を断られる可能性もあるので注意しましょう。

また本人確認書類の住所変更が面倒だからと、現在は住んでいない古い住所を入力して申し込みしないようにしましょう。

口座開設の申し込み後には、「口座開設のお知らせハガキ」というものが入力した住所に送られてきます。

このハガキは「転送不可」で送られてくるので、実際にその住所に住んでいないと受け取ることができません。

これは「実際にその住所に住んでいるか」「その住所に住んでいる本人からの申し込みか」というチェックも兼ねているので、このハガキがちゃんと届かないと口座開設ができません。

取引所によっては未成年ではないか年齢審査

仮想通貨取引所には未成年でも口座開設ができる所と、未成年は不可のところがあります。

未成年だと口座開設ができない取引所の場合、未成年ではないかどうか年齢もチェックされます。

未成年の口座開設が可能未成年の口座開設が不可
  • コインチェック
  • bitFlyer
  • Zaif
  • フィスコ
  • BTC BOX
  • GMOコイン
  • BITPoint
  • bitbank
  • DMM Bitcoin
  • Liquid
  • Huobi
  • VCTRADE

未成年の方は、どう頑張っても未成年不可の取引所では口座開設できないので、未成年OKの取引所に申し込むようにしましょう。

未成年の口座開設を認めている取引所では、保護者の同意書等、追加の書類の提出が必要になります。

投資経験や目的、資産などのアンケートは正直に答えればOK

口座開設時にはこれまでの株式やFXなどの投資経験や、仮想通貨の投資の目的(決済に使いたい、差益を狙いたい等)、投資に使える資産はどれくらいかなどのアンケートがある場合があります。

あまりに資産が少なく、投資経験もゼロに近いとかだと審査に不利に働く可能性はありますが、それほど気にせず正直に答えればOKです。

ふざけて変な回答をしないようにしましょう。

外国の重要な公人(外国PEPs)に当てはまるのはほんの一部の人のみ

外国の重要な公人(外国PEPs)というのは内閣総理大臣や最高裁判所の裁判官、中央銀行の役員などほんの一部の特殊な職に就いている人のみです。

口座開設時には「あなたは外国の重要な公人(外国PEPs)ですか?」と聞かれる項目がありますが、基本的には「いいえ」を選べばOKです。

参考 「外国の重要な公人」とは|GMOコインサポート GMOコイン

口座開設が遅かったりできない場合は?

口座開設の申し込みをしたものの、

 

・1週間経っても2週間経っても審査完了のお知らせが届かない。

・口座開設の審査に落ちてしまい、口座開設をお断りされてしまった。

 

というケースも少なからずあります。

特に2017年の仮想通貨が世の中で盛り上がった時には、口座開設申し込みが殺到して口座開設完了まで1ヶ月以上かかったこともありました。

現在はそこまでかかることはないですが、万が一、口座開設時に何かトラブルがあった場合の対処法を解説します。

口座開設が遅い。審査が遅れてる?

審査にかかる日数は取引所によっても異なりますが、早くて即日に完了、遅くても1週間程度で完了します。

ただし1週間といっても純粋に7日ではなく、7営業日であることに注意しましょう。

たとえば水曜日に申し込みをした場合、取引所は土日は休みなので、7営業日後となると次週の金曜日となります。

1週間待っても審査完了の通知などが来ない場合は、サポートに連絡してみた方がいいです。

もしかしたら何らかのトラブルが発生して、手続きを忘れられている可能性もあります。

また実は審査に通貨してハガキも発送されているけれど、ハガキがちゃんと届いていないという可能性もあります。

とにかく一度サポートに連絡してみましょう。

審査に落ちて口座開設ができなかった場合は対処法はない。別の取引所の検討を。

残念ながら審査に落ちてしまったという場合、その取引所での口座開設は諦めるほかありません。

審査結果の詳細や審査に落ちた理由などは、いくら問い合わせをしても教えてくれることはありません。

その取引所は諦めて、別の取引所の口座開設を検討しましょう。

また同じ失敗をしないためにも「仮想通貨口座開設の審査内容」をチェックしてから、次の申し込みをしましょう。

ちなみにクレジットカードのように短期間で複数の取引所に口座開設を申し込んだからといって、審査に不利になるということはありません。

気になった取引所にはガンガン申し込んでいきましょう。

仮想通貨口座の使い方

BITPointを使って現物の仮想通貨を購入する方法を確認していきましょう。

BITPointでは用途に合わせて複数の取引画面を用意しています。

BITPointの取引画面
  • WEB取引ツール:初心者向けの簡単操作が特徴
  • BITPoint Advance:上級者も満足の多機能取引画面
  • BITPoint Liteスマートフォンから仮想通貨を購入可能
  • Meta Trader 4:世界で圧倒的なシェアを誇るトレードツール

ここでは、もっとも一般的なWEB取引ツールの操作方法をご紹介します。

WEB取引ツールでの購入方法

WEB取引ツールの画面は以下のようになっています。

仮想通貨口座BITPoint取引画面

出典:bitpoint.co.jp

通貨ペア」で取引する通貨を選択し、「チャート」で価格の動向をチェックします。

」で現在の注文状況を確認し、最終的に「注文画面」から注文の操作を行います。

その際、「資産状況」の項目で口座内の資金がどうなっているのかを確認しておきましょう。

MEMO

BITPointの注文方法についてはこちらの記事で詳しく解説しています。

how-to-buy-BITPoint-thumbnailBITPoint(ビットポイント)での仮想通貨の買い方は?やさしい画像付き、購入方法完全ガイド!

仮想通貨取引所への入金はネット銀行の口座が便利!

仮想通貨口座銀行

仮想通貨を取引するなら、ネット銀行の口座を開設しておきましょう。

仮想通貨取引所の口座に入金する際、通常の銀行は土日祝の振込が翌営業日の反映になってしまいます。

ネットバンクであれば24時間365日振り込みできてリアルタイム(数分~数時間程度)で送金が完了します。

口座への入金がスムーズになるうえ、手数料も無料

中でも最もおすすめなのが住信SBIネット銀行です。

BITPointをはじめとしたほとんどの国内取引所と連携しており、手数料や時間を大幅に節約できます。

仮想通貨取引所の口座を開設するにあたって、事前に口座を準備しておきましょう。

住信SBIネット銀行の口座開設はこちら

仮想通貨口座開設でよくある質問

仮想通貨口座開設でよくある質問と回答をいくつか解説しておきます。

口座開設が早くできる取引所はどこ?どのくらいの時間がかかるの?

口座開設完了までのスピードは取引所によっても異なり、早いところで2~3日、遅いところで1週間~10日程度となっています。

口座開設が早い取引所は「GMOコイン」「コインチェック」「BITPoint(ビットポイント)」あたりがオススメです。

口座開設を即日でできる取引所はあるの?

日本国内の取引所だと、必ず「申し込み→審査→ハガキ発送→受け取り」という手順を踏むので、即日で口座開設が完了する取引所はありません。

しかしバイナンスやBitMEXなどの海外取引所なら即日で口座開設が完了します。

本人確認手続き不要で入金および取引ができるので、すぐに取引をしたいという場合は、海外取引所を検討してみましょう。

ただし、海外取引所には日本円は入金できないので、既に他の取引所等で仮想通貨を保管している場合に限られます。

仮想通貨口座は安全なの?

これは「Yes」でもあり「No」でもあります。

仮想通貨口座はオンラインでやりとりするため、どうしてもハッキングのリスクから逃れることができません。

どこの取引所もセキュリティ対策には力を入れていますが、100%ハッキングされないと断言することはできません。

実際、セキュリティレベルが非常に高いと言われていた世界最大級の取引所「バイナンス」でも、ついにビットコインの不正流出事件が発生してしまいました。

参考 仮想通貨取引所バイナンス、ビットコイン4100万ドル相当が不正流出ロイター

ただしバイナンスではこのような事態に備えて「安全資産基金」を積み立てていたので、顧客の資産に影響はありません。

このようにハッキングなどの盗難対策はしっかりしていることは当然のこととして、万が一、ハッキングが発生してしまった場合の対策もしっかりしている取引所を選ぶことが重要です。

仮想通貨口座に維持費はかかるの?

仮想通貨の口座には管理費などの維持費は一切かかりません。

極端な話、口座開設をするだけして一銭も入金せずに放置しているだけでも大丈夫です。

完全無料なので、とりあえず気になった取引所には口座開設をしてみて、実際に使ってみてから気に入った取引所を使うようにすればOKです。

仮想通貨口座はいくつ作ればいい?

あまりに多いと管理が大変ですが、ひとつだけだと不安です。

国内で2~3件、海外で1~2件、計3~5件ほどあればちょうど良いのではないでしょうか?

おすすめの組み合わせは国内で「GMOコイン」「コインチェック」「BITPoint」、海外で「バイナンス」「BitMEX」です。

法人で仮想通貨口座を作ることはできるの?

取引所によっても異なりますが、法人で仮想通貨口座を作ることはできます。

法人口座開設可能法人口座開設不可
Coincheck(コインチェック)
bitbank(ビットバンク)
BITPoint(ビットポイント)
FISCO(フィスコ)
Zaif(ザイフ)*1
Liquid by Quoine (リキッド)
bitFlyer(ビットフライヤー)*1
GMOコイン
DMM Bitcoin

*1:新規口座開設申し込みを一時停止中

ただし法人口座になると「取引所の審査が厳しくなる」「税務処理が変わってくる」の2点に注意が必要です。

取引所の審査が厳しくなる

法人口座の場合、個人口座よりも口座開設の審査が厳しくなります。

作ったばかりの法人や資本金の少ない法人、バーチャルオフィスやレンタルオフィスなど自社オフィスを持たない法人などは、審査に落ちる可能性が高いです。

また必要書類も個人の書類に加えて、登記簿謄本や法人の銀行口座情報など必要なものが増え、審査に時間もかかります。

税務処理が変わってくる

個人の場合は、決済に使ったり日本円に換金したりして利益を確定したら課税されます。

これは雑所得という扱いになり所得税率は所得金額に応じて5%~45%となります。(プラス住民税が10%)

法人の場合、課税所得800万円以下の部分には19%、800万円を超えた部分には23.2%と一律です。(中小企業の場合)

利益が大きくなれば法人の方が税率が低くなりますが、法人の場合、利益を確定せず仮想通貨のまま保有していても含み益に対して課税されます。

毎年、期末時点の評価額を計算し、含み益が出ていれば課税されるので、長期保有する場合の維持費が個人よりも余計にかかる場合があります。

仮想通貨口座のまとめ

仮想通貨口座BITPoint購入

いかがだったでしょうか。

仮想通貨口座の選び方やおすすめの取引所、具体的な使い方までご紹介してきました。

今回お伝えした情報をもとに、効率的に利益を上げていきましょう!

とりあえず仮想通貨を始めたい、預けたいという方は、CoinCheck(コインチェック)に口座開設するのがオススメです。

仮想通貨口座のまとめ
  • 仮想通貨の口座は一般的に「取引所」を指す!
  • 仮想通貨口座は使い分けるのがおすすめ!
  • 総合力の高いCoinCheckは口座開設必須!

>>>CoinCheck(コインチェック)公式サイトはこちら

CoinCheck(コインチェック)の登録はこちら

この記事に登場した専門家

ラジオ日経パーソナリティ兼FX・BTCコラムニスト ひろぴー

  2010年から外国為替FX取引をはじめ、2013年、アベノミクスの恩恵もあり、外国為替FX取引で資産を急激に増加、この年から外国為替FX最大ポータルサイトのZAIFXでの企画出演をはじめ、インタビューを受けるようになる。   2014年には、ZAIFXとYahooファイナンスのコラボレーション企画で、タレントのボビー・オロゴンさんや福田萌さんとのトレードバトルが話題となり、2016年から2019年まで、ラジオNIKKEIの外国為替FX番組「トレードパーティー」でラジオパーソナリティーを務める。   現在は週5本のFXや仮想通貨ポータルサイトのコラム執筆、講演、ラジオのレギュラー番組を持ちつつ、自己資金の資産運用も実施している。

Twitter @hiropi_fx

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