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リップル(XRP)の2020年予想!価格はいくらになる?

リップル_2020年予想_アイキャッチ

リップルって最近よく聞くけど上がるのかな?

リップルの将来性ってあるのかな?

リップル(XRP)は国際送金に特化して開発された仮想通貨で、近い将来は国際送金システムの主流になるのではないかと期待されています。

特にリップルの価値が変動すると考えられるのが、東京オリンピックが開催される2020年です。

そこで今回は、さまざまな要素からリップルの2020年予想をしてみました。

この記事を最後まで読んでいただけると、リップルの価格がどう変化すると考えられるのかが見えてきますので、ぜひ参考にしてください。

日経ラジオパーソナリティーひろぴー

リップル(XRP)は、リップル社が発行する仮想通貨で、時価総額は世界第3位だ。

リップル社は高速な国際送金システムの実現を目指していて、実現すればこれまでの金融業務がより効率化すると言われています。

この記事を書いた人

ゼロはじ編集部(株式会社カボ)
ゼロはじ編集部(株式会社カボ)

日本最大級の仮想通貨取引所比較サービス「ゼロはじ」は最新かつ正確な情報をお届けしています。 運営する株式会社カボは一般社団法人仮想通貨ビジネス協会の準会員です。

リップル(XRP)の2020年予想・価格が下がるかもしれない要素

リップル_2020年_予測_下がる

リップル(XRP)は2020年までに現在よりも価格が下がるのではないかと考えられるマイナス要素があるのも事実です。

具体的にどのようなデメリットがあるのか把握しておくことも、将来価格を予想するために必要なので確認してみましょう。

日経ラジオパーソナリティーひろぴー

今後0.25ドルが終値で下抜けた場合は、2017年からの相場参加者による買い支えが失敗したということになり、長期的に見て0.16ドルを目指す動きになると予想されます

リップル社による中央集権

リップル2020年_予測_中央集権制

仮想通貨の中でも最も有名なビットコインは個人間で自由に取引される「非中央集権的」な仮想通貨ですが、リップルはリップル社が大きな影響を与える「中央集権的」な仮想通貨の代表格でもあります。

リップルの総発行枚数のうち6割以上をリップル社が保有(ロックアップ)し、少しずつ段階的に解放させる仕組みになっており、2021年までにはすべてのリップルが解放されません。

段階的に売却する理由としては、リップルの暴落を防ぎ価格を安定させることですが、価格に対する影響力がリップル社に存在すること自体が問題点と指摘する声もあります。

また、2018年10月から12月の3ヶ月間で約97億円分も売却していた事実が判明していることから、短期間で解放しすぎではないかとの問題点があるのも事実です。

リップルの技術だけが普及する可能性

リップル_2020年_予想_技術
国際送金に特化して開発されたリップルの技術は、世界各国の金融機関が注目しており実用化に向けた取り組みが進められており、仮想通貨リップルへの期待も高まっています。

しかし、あくまでも普及するのはリップルのブロックチェーン技術だけで、国際送金にリップル(XRP)が使われない可能性も指摘されています。

リップルが流通しなければ価値の上昇も見込めないのではないかという考え方もあります。

現在主流の国際送金システムを提供しているSWFITはリップルに対して優位性を主張しており、リップルが新しい国際送金システムとして採用されるのは困難だとの考えを示しています。

リップル(XRP)の2020年予想・価格が上がる可能性

リップル_2020年_予想_上がる

リップルが今の価格よりも2020年までに上がるのではないかと予想できるプラスの要素もいろいろあります。

マイナス要素と総合的に判断して、今後の動きを冷静に推理してみることも大切です。

新しい国際送金として定着する可能性

リップル_2020年_予測_国際送金

リップルが今後は国際送金の主流になっていくという見解があるのも事実で、国際送金企業からも好意的な意見が寄せられている例もあります。

年間約6600億円の国際送金を取り扱っているアメリカのRemitly社CEO・Matt Oppenheimer氏もリップルに強い関心を持っており、送金スピードの速さと安さに注目しています。

海外では積極的にリップルの国際送金を導入する金融期間も増えており、2019年2月にはイギリスの外貨送金企業・Mercury FXがリップルの「xRapid」を導入することも公表しています。

今後は更に国際送金関連企業から注目されることが予想されるため、普及に向けた動きが加速することも考えられます。

東京オリンピックの公式仮想通貨候補になる?

リップル_2020年_予想_オリンピック

2020年に開催予定の東京オリンピックでは、海外からたくさんの観光客が来日することが予想されており、法定通貨に両替する手間が省けてスムーズに使える仮想通貨を活用する場が増えることが期待されています。

すでにビットコインについては決済で使用できる店舗が増えていますが、リップルに関してはまだ実店舗で普及しているとは言えないのが実情です。

しかし、海外メディアではリップルの利便性に着目して「XRPを東京オリンピックの公式仮想通貨にしよう」という動きが高まっています。

日本の金融大手企業・SBIグループとリップル社が開発に携わった銀行間送金アプリ「マネータップ」を決済方法として導入する店舗が増えるほど利便性が高まるともいわれています。

Xpring(スプリング)プロジェクト

リップル_2020年_予測_Xpring

リップルの新しいプロジェクトとして注目されている「Xpring(スプリング)」とは、国際送金以外の分野でリップルの技術を活用する企業を支援して投資するプロジェクトです。

今までは「リップル=国際送金」というイメージが定着していたと思いますが、国際送金以外の活用法を見出すことで更にリップルの需要が高まることが期待されています。

既にXpringプロジェクトにより投資を受けてる企業は複数存在しており、独自の活用法が研究開発されています。

これらのプロジェクトが実際に形になる近い将来、早ければ2020年までにはリップルの価値も上がっていることも予想できます。

大手企業とのプロジェクトが進行中

リップル_2020年_予測_企業提携

世界各国の大手企業がリップルの技術に着目して提携し、プロジェクトが進行しています。

NTTデータ【Hyperledger(ハイパーレジャー)プロジェクト】
ブロックチェーン技術を各方面で活用する目的でさまざまな企業が参加する
SBIグループ【マネータップの開発、仮想通貨取引所など】
送金アプリマネータップの共同開発や、リップルを取り扱う仮想通貨取引所【マネータップSBIバーチャル・カレンシーズ」を開設。CEOの北尾社長はリップルに大きな期待を寄せている
アップル【Apple Pay】
リップルの技術を使用したAPIを導入
三菱商事、MUFG【国際送金の実証実験】
リップルの技術を使用した国際送金の実証実験を開始

国内や海外の大手企業がリップルの技術を活用したプロジェクトの成功例が増えるほど、リップルの価値が高まることも予想できます。

リップル(XRP)が基軸通貨になる可能性

リップル_2020年_予測_基軸通貨

仮想通貨の基軸通貨はビットコインですが、今後はリップルも基軸通貨になる可能性も秘めていると期待できる例もあります。

海外の仮想通貨取引所「XRP United」は、世界で初めてのリップル(XRP)を基軸通貨とする仮想通貨取引所として開設されています。

他の仮想通貨取引所もXRPを基軸通貨として検討する動きを見せているため、今後の情報に注目したいところです。

大手仮想通貨取引所への上場

リップル_2020年_予測_取り扱い

今までリップルが上場していなかった仮想通貨取引所への新規上場も続々増えています。

これまでなかなか上場されなかった、アメリカの大手仮想通貨取引所「Coinbase(コインベース)」へ上場することが発表されており、更に流動性が高まることが予想されています。

有識者が予想する2020年のリップル(XRP)

リップル_2020年_予測_有識者

仮想通貨に詳しい有識者が予想する2020年までのリップルはどうなのか確認してみましょう。

  • イギリスの比較サイト「Finder」(専門家10人が予想する結果の平均値として):2019年末には48円
  • 「FXcoin」のシニアストラテジスト松田康生氏:2019年12月に80円、2020年12月には200円
  • Nasdaq(2017年9月時点の予想):今後数年で5ドル
  • スタンフォード大学の学生(2018年6月の論文):5年後には700~3600円

このようにいろいろな意見がありますが、現在価格よりも上がると予想する人が多いようです。

リップル(XRP)の価格が2020年までに上がるか下がるかを正確に予想するのは難しいですが、最新情報をしっかりチェックしておけば直近の動向を予想することは十分可能です。

動きがあればすぐに対応できるように、早めに仮想通貨取引所の口座開設をしておき、準備を整えておくことをおすすめします!

リップル(XRP)の取引におすすめの仮想通貨取引所

リップル_2020年_予測_取引所

リップル(XRP)の取引ができる金融庁に認可された仮想通貨交換業者のうち、特に取引しやすい3社の特徴を紹介します。

GMOコイン

仮想通貨_fx_移動平均線_gmo

GMOコインでは取引所方式と販売所方式の両方でXRPの取引が可能です。

現物以外にもレバレッジをかけた取引もできるため、状況に応じて取引方法を変えたい場合にも柔軟に対応できる便利な仮想通貨取引所としておすすめできます。

XRPの取引方式販売所(現物)、仮想通貨FX、取引所(現物・レバレッジ)
手数料入出金手数料:無料(振込手数料自己負担)
【取引手数料】
販売所・仮想通貨FX・取引所(レバレッジ):無料
取引所(現物):Maker:0%、Taker:0.01%
送受金手数料:無料
通貨ペアBTC/JPY
ETH/JPY
BCH/JPY
LTC/JPY
XRP/JPY

>>>GMOコインの公式サイトはこちら

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BITPoint

リップル_2020年_BITPoint

BITPointはセキュリティ対策を万全に整えており、情報セキュリティ格付けで「A」ランクを獲得しており、金融・証券企業レベルのセキュリティと同じレベルだと認められています。

取引ツールはパソコンやスマートフォンで簡単に取引でき、問い合わせにも電話で対応するなど、初心者でも安心して利用できる環境を整えています。

XRPの取引方式取引所(現物取引)
手数料入出金手数料:無料(振込手数料自己負担)
取引手数料:無料
送受金手数料:無料
通貨ペアBTC/JPY、USD、EUR、HKD
ETH/JPY
BCH/JPY
LTC/JPY
XRP/JPY

BITPoint(ビットポイント)についてはこちら

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DMM Bitcoin

DMM BitcoinではXRPのレバレッジ取引だけ可能で、日本円建てだけでなくビットコイン建ての取引もできます。

取引方式販売所(レバレッジ取引・固定4倍)
手数料入出金手数料:無料(振込手数料自己負担)
取引手数料:無料
送受金手数料:無料
レバレッジ手数料:0.04% / 日
通貨ペアBTC/JPY
ETH/JPY、BTC
XEM/JPY、BTC
BCH/JPY、BTC
LTC/JPY、BTC
XRP/JPY、BTC
ETC/JPY、BTC

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同時刻の価格比較

各仮想通貨取引所のほぼ同時刻で売値と買値の平均値を調べてみました。

BITPoint(取引所)
出典:https://potential.bitpoint.co.jp/bpj-web/chart

36.6円

GMOコイン 販売所・現物
出典:https://coin.z.com/jp/member/trade/cryptocurrency/order/xrp

36.786円

GMOコイン 仮想通貨FX
出典:https://coin.z.com/jp/member/trade/fx/order

36.588円

GMOコイン 取引所・現物
出典:https://coin.z.com/jp/member/exchange/cryptocurrency/order

36.890円

GMOコイン 取引所・レバレッジ
出典:https://coin.z.com/jp/member/exchange/cryptocurrency/order

39.984円

DMM Bitcoin
出典:https://bitcoin.dmm.com/trade_chart_rate_list/fx_xrp-jpy

36.737円

リップルの価格については大差ありませんが、今後価格が変動する際にはそれぞれの推移をよく確認することをおすすめします。

リップル(XRP)の2020年予想は期待できる面もある!

リップル_2020年_予測_まとめ

まとめ。リップルは2020年までに現在価格より変わらないまたは下がる可能性も少なからずありますが、上がる可能性もあるのは間違いありません。

リップルの価格に影響を与えそうな情報をしっかり集め、動きがあればすぐに対応できる準備を整えておくことをおすすめします。

いつでもリップルの取引ができるように、複数の仮想通貨取引所に口座開設しておきましょう!

この記事に登場した専門家

ラジオ日経パーソナリティ兼FX・BTCコラムニスト ひろぴー

  2010年から外国為替FX取引をはじめ、2013年、アベノミクスの恩恵もあり、外国為替FX取引で資産を急激に増加、この年から外国為替FX最大ポータルサイトのZAIFXでの企画出演をはじめ、インタビューを受けるようになる。   2014年には、ZAIFXとYahooファイナンスのコラボレーション企画で、タレントのボビー・オロゴンさんや福田萌さんとのトレードバトルが話題となり、2016年から2019年まで、ラジオNIKKEIの外国為替FX番組「トレードパーティー」でラジオパーソナリティーを務める。   現在は週5本のFXや仮想通貨ポータルサイトのコラム執筆、講演、ラジオのレギュラー番組を持ちつつ、自己資金の資産運用も実施している。

Twitter @hiropi_fx

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