やさしい仮想通貨の始め方を解説

リップル社はXRPの評価額を100億ドルに引き上げたが、それでもビットコインには及ばない

ブロックチェーンのスタートアップであり、XRPの発行元であるリップル社は、2億ドルの投資ラウンド(スタートアップへ投資する段階)を調達に成功し、評価額を100億ドルに引き上げたと発表しました。

この動きに対し、アナリストはCBDC(国の中央銀行が独自に発行する仮想通貨)や安定した仮想通貨、およびXRPの最大のライバルであるビットコインと対抗するには、リップル社の仮想通貨XRPの将来性に不安を感じています。

リップル社はXRPに懐疑的な人々に、資金調達の成功をアピール

世界的な投資会社Tetragonが主導して、リップル社に2億ドル規模のシリーズC資金調達ラウンドを行いました。このことはより多くの銀行と資金移動業者が国際取引にXRPを採用するというリップル社の主張を裏付けるのに役立ちます。

さらに、資金調達はSBIとRoute 66 Venturesによっても支援されています。CNBC(ビジネスニュース)によると、リップル社は「XRPの技術は課題を増やしているだけ」とXRPに懐疑的な人々に対して、それでも銀行がXRPを採用することになぜ疑問を持たないのか、と反論しています。

リップル社は、世界で3番目に価値がある仮想通貨XRPの膨大な発行枚数を管理しています。近年、リップル社は、クロスボーダー取引(2通貨間の取引を円滑にする)の「ブリッジ通貨」としてXRPを使用するよう金融機関へ説得を続けています。

リップル社のCEOブラッド・ガーリングハウス氏はインタビューで、リップル社には現在300人以上の顧客がいますが、リップル社の顧客ベースは2020年に30〜40%成長すると予想し、同社のネットワーク上の取引量は600%以上増加すると述べています。

「私たちのビジョンが崩れかけたとしても、乗り越えられるほど強力な財政状態にあります」と、ガーリングハウスは本日の声明で述べました。 「ブロックチェーン分野の他の企業の成長が遅れたり完全に停滞する中、私たちは2019年を通して勢いと業界のリーダーシップを加速させました。」

リップル社は厳しい競争に直面している

XRPは電信送金のような従来の資金移動の方法よりも効率的かもしれませんが、XRPに懐疑的な人々は将来リップル社の役割があるのか疑問に感じています。

中国は、リップル社とほぼ同じサービスを提供する仮想通貨電子決済システムの開発を進めています。これは、国内の仮想決済システムとインターバンク決済のための国際送金の事例です。

フランス銀行総裁のフランソワ・ヴィルロワ・ド・ガローは、最近の声明で、フランスは2020年の第1四半期の終わりまでに仮想資産の「実験」を急速に実行し、「プロジェクトの公募を始める」と述べました。

中央銀行の仮想通貨(CBDC)もカナダ銀行とイングランド銀行によって検討されています。

他にFacebookも、リブラと呼ばれるブロックチェーンベースの支払いシステムを発行する計画を進めています。リブラは、世界中のお金の流通を変えることを望んでいます。

そしてJPモルガンのような銀行は、価格の安定性を提供しようとし、準備資産に支えられた仮想通貨であるステーブルコインを発売しています。

これらのプロジェクトが実現すると、リップル社のビジネスモデルは負けてしまう可能性があります。

しかしリップル社のCEOブラッド・ガーリングハウス氏は動じていません。

「歴史的に、政府や大企業が集まってこの規模で何かを実行できた回数はまれです」と彼は言います。 「バンクオブアメリカまたはシティはJPモルガンコインを使用しません。」

ビットコインはリーダー的存在です。

リップル社とCEOブラッド・ガーリングハウス氏の熱意にもかかわらず、最近のXRPの価格は他の市場と比べてそれほど良くありません。XRPは今年の1月1日から約50%下落しています。

間違いなく、リップル社とXRPに対する最大の脅威は、CBDCやステーブルコインではなく、最大かつ最高のパフォーマンスを発揮する仮想通貨ビットコインかもしれません。

ビットコインは、1月1日以降約50%増加しているだけでなく、他のほぼすべての従来の資産クラスよりも優れています。

 

この記事の監修者 808おじさん(@808ojisan)

Twitterでは5,000人以上のフォロワーが存在する凄腕トレーダー。 仮想通貨投資に18年3月から本格参入し、BTC、ETC、XRP、XMLを中心にトレード。仮想通貨Z502のファウンダーでもある。独自の相場分析で数々の高騰銘柄を的中させてきた人気仮想通貨トレーダー。

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