リップルはどこまで上がるんだろう?
今のうちにもっと買っておいた方がいいのかな?
仮想通貨の中でも、特に将来性・今後の成長に期待が持たれているリップル(Ripple,XRP)。
仮想通貨は値動きが激しい性質を持ち合わせているため、「今後の価格予想」を中心にリップルに関する情報を多くの人が気にかけていることでしょう。
そこで今回は、「リップル(XRP)はどこまで上がる?」をテーマに今後の将来性や2018年以降の価格予想をまとめました。
この記事を読めば、リップルがどんな仮想通貨で、また今後どれだけ伸びるのか?専門家やAIは将来性をどのように分析しているのか?を知り、リップルの正しい運用方法を身に着けられるはずです。
目次
リップル(Ripple,XRP)とは
リップル(Ripple,XRP)とは、主に国際間での送金・決済面の問題を解消すべく開発されたデジタル資産およびプラットフォーム、技術のことです。
通貨単位は「XRP」、技術やプラットフォーム、開発の元のRipple社のことをリップル(Ripple)と言います。
以下にリップルの基本情報や概要をまとめた一覧表を作成しましたので、参考までにご確認ください。
リップル(Ripple,XRP)の基本情報
通貨名 | Ripple(リップル) |
---|---|
通貨略号 | XRP |
通貨リリース | 2013年 |
発行枚数 | 1,000億枚 |
時価総額 | 2位(2018.11.16現在) |
運用会社 | Ripple.Inc |
代表者 | Brad Garlinghouse |
運用者所在地 | アメリカ,カリフォルニア州 |
公式HP | https://ripple.com/jp/ |
リップル(Ripple,XRP)の特徴
リップルを知る上で抑えておきたい特徴をそれぞれ分かりやすくまとめました。
他の仮想通貨との違いはどのようなところにあるのか?
比較するためにも一通りチェックしてみましょう。
送金・決済面に特化している
リップルの最大の特徴は、何と言っても「送金・決済面に特化している」点です。
かねてより従来の国際送金では次のような点が問題となっていました。
- 時間的な問題・・・送金依頼から完了まで数日間かかる
- コスト的な問題・・・送金時のコスト及び手数料が高い
要するに従来の国際送金では、複数の銀行を経由する必要があるため、時間もコストも大きなものとなり、負担が大きくなってしまっていたわけです。
そこでリップルはこの問題を解消すべく、「早く・安く送金・決済」を実現できるよう開発が進められてきました。
以下をご覧ください。
大量の送金を処理するユースケースにおいては、他の通貨とは比べ物にないパフォーマンスを提供します#XRPtheStandard #undisputed pic.twitter.com/5YAzvLTJBj
— Ripple (@Ripple) December 22, 2017
左から「取引承認時間」「1取引あたりの手数料」「秒/トランザクション処理可能数」を示したデータです。
リップルは「取引承認時間3秒」「取引手数料0.0004ドル」と圧倒的なパフォーマンスを見せていることが分かります。
このスピードとコストダウンのメリットは数ある仮想通貨の中でもトップクラスであり、だからこそリップルは今後の成長に多方面から期待されていると言えるでしょう。
世界中の企業や金融機関と提携
単なる投機商品としてだけでなく、実生活への影響力も高いと評価されているリップルには世界中の企業や金融機関が注目しています。
その証拠に、世界各地の名だたる企業がリップルと提携したり出資を行っています。
中でも世界的な大企業「Google」がリップルに多額の出資((93億円相当))を行った点は、各所で話題になりました。
ロックアップで価格ダウン対策
リップルは発行上限枚数である1000億XRPがすでに発行済みとなっており、新たにXRPが発行されることはないためビットコインのようなマイニングシステムが存在しません。
ただし、発行枚数が他の通貨よりも多く、その半数以上をリップル社が保有しているため、リップル社がXRPを手放した際の価格暴落がかねてより懸念されていました。
※いわゆる「インフレ状態」になる懸念
ところが2017年末にリップル社は保有している550億XRPをロックアップすると発表。
毎月10億XRPずつロックアップが解除される仕組みを導入したことで、市場へと一気にリップルが流れ込む事態を防ぎ、流通の量増加による価格下落のリスクが大きく軽減されました。
発行枚数が多すぎて、価値が下がってしまうのでは?と不安視している人にとっては、この価格下落防止策は安心感を高める重要な一手になったことでしょう。
リップル(Ripple,XRP)のチャート分析!過去の価格推移と最近の値動き
リップルのチャートを参考にしながら、ここまでどのような経緯で価格推移を繰り返してきたのか確認してみましょう。
「傾向と対策」ではないですが、値動きが起こった背景を知ることで、今後価格予想を行う上での参考になるはずです。
過去の価格推移
出典: https://coinmarketcap.com/ja/currencies/ripple/
こちらは2013年8月~2018年8月までのリップルの価格推移を示したチャートです。
オレンジ色の線がビットコイン、緑色の線がリップルの値動きを示しています。
緑線のリップルの価格推移を見ていくと、中でも特に印象的なのが2017年末~2018年初頭にかけての急激な高騰です。
また、このタイミングではビットコインの値動きに比例するするような形でリップルの価格も推移しているのが分かります。
この時期はかの有名な「仮想通貨バブル」のタイミングですね。
ビットコインを筆頭に、様々な仮想通貨が軒並み高騰し、一気に仮想通貨の知名度と人気が爆発したタイミングです。
ところが2018年に入ると勢いは収まり、リップルの価格は下落しました。
と言っても、これはリップルに限った話ではなくビットコインや他の仮想通貨も同じ流れを辿り、価格を落としています。
バブルのような状態が終わり、「仮想通貨市場が落ち着きを取り戻した」と考えてください。
最近の値動き
では引き続き、リップルのここ最近の値動きを見てみましょう。
出典: https://coinmarketcap.com/ja/currencies/ripple/
こちらは2018年初頭から2018年11月半ばまでのチャートです。
緑線のリップルを見てみると、2018年は下落傾向をたどっていたものの、9月下旬に価格がぐんと上がり、現在までその流れを継続させているのが分かります。
2018年9月前半には30円を切ることもありましたが、21日頃より価格が急上昇し、一時は80円を上回る勢いを見せました。
この価格上昇については、以下のような事象が要因になっていると考えられます。
- リップルの主催イベント「SWELL2018」が控えていたから
- リップルのプロダクト(xRapid) 商品化についてのニュースを、一か月以内に発表できるとの発言
分かりやすく説明すると「リップルの実用化や開発が前進傾向にあると価格が伸びやすい」と言えるでしょう。
今後実用化や更なるアップデート、イベントなど、リップルについての新情報を入手した場合は価格の伸びにも期待できそうです。
リップル(Ripple,XRP)はどこまで上がる?専門家やAIの見解
ここまででリップルの特徴や様々な将来性を示す材料を紹介してきましたが、世間的にリップルはどのように評価されているのか気になる方もいるでしょう。
そこでリップルの将来性や今後の価格予想について、あらゆる専門家やAIの見解をまとめることにしました。
ウェブボット(AI)
SNSなどの書き込みを分析し、将来的な現象の予測を行うウェブボット。
いわば未来予測AIのようなこのツールは過去にも数々の価格上昇を的中させてきました。
そんなウェブボットはリップルについても以下のような見解を示しています。
- リップルは2018年に他の仮想通貨の上昇の流れに乗り上昇
- 価格変動が比較的読みやすくトレーダー向け
リップルの2018年の値動きに関しては、一気に高騰するというより緩やかな上昇を辿ると予想しているようです。
ここまでの価格推移を見ても、9月下旬に価格を伸ばし、その状態を維持していますのである程度ウェブボットの見解は当たっていると言えるでしょうか。
NASDAQ(ナスダック)
アメリカにおけるベンチャー企業向け株式取引所「NASDAQ(ナスダック)」は、以下のようにリップルの価格予想を示しています。
- リップルは数年で5ドルを超えるようになる
ナスダックとしては長期的なリップルの将来を評価しているようで、長い目で見ると今よりずっとリップルは価格を伸ばすと予想しています。
Ripple Coin News
Ripple Coin Newsはリップルのテクニカル分析など、様々なデータを蓄えた専門性の高いサイトです。
ではそんなRipple Coin Newsの予想では、リップルはいくらまで上がると予想しているのでしょうか?
- 2018年末に7ドル以上まで伸びる
- 少なくとも将来的に1ドルを超える
2018年末に7ドルというのはここから急激に高騰しない以上実現しませんので、不透明な予想ではあるでしょうか。
ただし、他と同じように「将来的にはまだまだ伸びる」とRipple Coin Newsも分析しているようです
wallet investor
仮想通貨の将来性を予測することで知られているサイト「Wallet Investor」では、リップルの価格について以下のような予想を示しています。
- 2019年初頭までに1ドルへと上昇する可能性がある
- 今後5年で4ドルを超える
短期・長期的な予想共に現実的な見方と言えるでしょうか。
少なくとも長い目で見て、リップルがさらに成長すると予想している点は他のサイトや有識者と同じ見方です。
SBIホールディングス北尾吉孝氏
言わずと知れた大企業、SBIホールディングスの北尾社長はリップルの今後について非常に大胆な予想を出しています。
- リップルは1000円を超える
更に北尾吉孝氏は、2018年末にも1000円と予想する声も発信していますので、よほどリップルの将来性を高く買っているのでしょう。
【翻訳】
《XRP年末10ドルの理由》
SBI北尾氏がこの予想を何度かツイート。背景には、国際送金に加え、CodiusスマコンなどRippleFamilyと言うべき広がりが。SBIVCはXRPに注力。リップルCEOが2019年にかけて多数銀行xRapid採用発言。故に10ドル予想なのだ。#XRP #リップル https://t.co/VtdQyoQISY
— カピさん (@lovexrp) August 6, 2018
このような強気の予想を出す背景には、リップルが実用化に向けて技術的に成長を遂げている点が大きな要因になっていると思われます。
「秒速1億円男」与沢翼氏
20代より起業家として数々の成功をおさめ、「秒速1億円男」とも呼ばれる与沢翼氏。
実はリップルの将来を高く買っている一人で、今後の価格やおすすめの運用方法について以下のように見解を示しました。
- リップルは持ち続けるかこのタイミングで買い足すかの二択
- 3年から5年持てば大きく勝てる
1億円でリップルを買いましたhttps://t.co/nVcSntz1AO
— 与沢 翼 (@tsubasa_yozawa) 2017年9月6日
短期的なトレードというより、リップルについては長期的な視野で保有・運用することが成功の秘訣だと考えているようですね。
理由としては、リップルの実用化が進むことで比例して価格も上昇するとの考えがあるのでしょう。
リップル(Ripple,XRP)の売買におすすめの取引所
ちょっとした値動きや売買のタイミングが損益を大きく左右する仮想通貨運用では、取引所選びが成功のカギを握っていると言っても過言ではありません。
そこでリップルの売買におすすめの取引所をでご紹介しながら、それぞれの特徴を合わせて解説していきましょう。
GMOコイン
インターネットを通じ、FXや各種金融サービスを提供してきたGMOグループは、仮想通貨取引所としてGMOコインを運営しています。
このGMOコインは、何と言っても「売買のシステムが分かりやすい点」が大きな特徴でしょう。
リップルの売却・購入共にGMOコインが価格設定を行い提示している形ですので、「価格が分かりやすく売買したい時にサクッと取引できる」点がポイントです。
GMOグループ自体、インターネットを通じて様々なサービスを提供してきた実績があり、利用者からすると大きな安心感を持てる点は魅力のひとつです。
→ GMOコインの公式サイトはこちら
BITPoint(ビットポイント)
使いやすさ、手数料の安さ、安心感と、どれをとっても抜け目のないビットポイント(BITPOINT)は登録しておいて損のないイチオシの取引所です。
少し前にはサッカーの本田圭佑選手をイメージキャラクターに起用し、各所で話題になるとともに知名度も高くなってきました。
そんなBITPoint(ビットポイント)ですが、まずは手数料の安さが圧倒的。
取引手数料だけでなく、送受金手数料や即時入金手数料など、取引所を利用する上での様々な手数料が無料に設定されていますので、コストカットにはもってこいです。
更に利用者同士で価格を決めて売買できる板取引でリップルの売り買いが行える点も、よりお得にリップルを売買したい人にはうれしいポイントでしょう。
初心者から上級者まで、あらゆるニーズに対応したツールが用意されており、今後様々な形で仮想通貨運用を進めていく上では利用価値の高い取引所であることは間違いありません。
bitbank(ビットバンク)
リップルの取引量「世界1位」になったこともあるbitbank(ビットバンク)は、文字通り「リップルをお得に売り買いしたい人おすすめの取引所」です。
リップルの売買を板取引で行えるだけでなく、取引量が多ければそれだけスムーズに取引確定へと持っていきやすいため、お得に、なおかつ時間をかけずにリップルを売買したい人には向いているでしょう。
bitbank(ビットバンク)では以前より「全ペア手数料無料キャンペーン」を実施しており、継続的に延長を繰り返していますので、キャンペーンが適用されているうちに使った方がよりお得です。
DMM Bitcoin
リップルにレバレッジをかけて取引したい人におすすめなのがDMM Bitcoinです。
自己資金の5倍のレバレッジをかけて取引できるDMM Bitcoinでは、元手が十分でない人も本格的な取引を行えるだけでなく、価格上昇・下落のどちらでも利益を出せる方法が用意されている点が特徴的です。
※「売りから入る」ショートポジションでは、価格が下がることで利益が出る!
また、リップルに限らずDMM Bitcoinでは7種類もの仮想通貨がレバレッジ取引に対応していますので、様々な仮想通貨を運用したい人には特におすすめです。
リップル(XRP)はどこまで上がる?まとめ
今回は「リップルがどこまで上がるのか?」をテーマに、リップルの特徴や将来性、価格予想に関する内容をまとめてきました。
最後に、リップルの今後を考えるうえで特に重要な点をおさらいとしてまとめておきますので確認してみてください。
- リップルは長期的に見て価格を伸ばすと予想する声が多い
- 世界中の企業や金融機関がリップルに注目している
- 送金・決済面におけるリップルの需要が高い
- リップルを活用した実用化や技術の発展が価格上昇のカギ
長期的に見た時、リップルは非常に期待できる仮想通貨であることは確かです。
短期的なトレードにこだわり過ぎず、リップルについてはある程度の長期保有も視野に入れたほうが良いかもしれませんね。
まずはリップルをお得に売買できるよう、今回ご紹介した内容を参考に取引所選びをしてみてください!