なんてお考えではありませんか?
ステラとリップルはどちらも「円滑な送金」を目的に開発された通貨で、ステラはリップルを元に開発されました。
日経ラジオパーソナリティーひろぴー
リップルとは?長期で見るリップルのチャートの分析や今後についてひろぴーが解説!
そのため両者は共通点が多く、比較の対象になっているんですね。
しかし、両者には対象となるユーザーやアルゴリズム、市場規模などの大きな違いがあるのも事実。
そこで今回は、ステラとリップルの違いやそれぞれの特徴、将来性についてご紹介します。
この記事を読めば、ステラとリップルの違いをしっかりと理解することができますよ!
- ステラはリップルをもとに開発された仮想通貨
- どちらも「円滑な送金・決済」が目的となっており、将来性も高い
- 両者にはアルゴリズム・対象ユーザー・発行枚数・市場規模・送金スピードの違いがある
- ステラが購入できる国内取引所はCoincheckのみ(2019年11月現在)
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目次
ステラ(XLM)とリップル(XRP)の関係性
仮想通貨業界において何かと比較されることが多いステラとリップル。
一見なんの関係もなさそうな2種類の通貨ですが、実はステラはリップルをもとに開発された仮想通貨なんです。
そのため、お互い比較の対象になることが多いんですね。
また、どちらも現状の送金・決済システムを円滑にする目的で開発された通貨のため、「次世代の送金システム」として注目もされています。
とはいえ、両者の特徴や性質は大きく異なりますので、保有する場合はそれぞれの違いをしっかりと理解しておくことが大切です。
ステラ(XLM)の特徴
ステラは2014年に誕生した通貨で、ジェド・マケレーブ氏によって開発されました。
名称 | Stella(XLM) |
開発者 | Jed McCaleb(ジェド・マケーレブ) |
発行上限枚数 | 1,000億枚(毎年1%ずつ増加) |
目的 | 送金・決済を迅速かつ安価にするブリッジ通貨 |
主な特徴は以下の3つです。
- 個人間の円滑な送金・決済が目的
- 独自のコンセンサスプログラムを採用
- 送金・決済スピードが早い
個人間の円滑な送金・決済が目的
ステラの役割はリップル同様、送金や決済を迅速かつ安価にすることです。
しかし、ステラの場合は個人を対象とした送金システムとなっているのが大きな特徴。
主に銀行口座を持てない貧困層の送受金を可能にすることが目的で、さまざまな法定通貨や仮想通貨に交換できるブリッジ通貨としても役割を持っています。
独自のコンセンサスプログラムを採用
ステラでは独自のアルゴリズム「SCP(Stellar Consensus Protocol)」を採用しており、参加者の投票によって取引の承認者を決める仕組みになっています。
円滑な送金にはスピードが重要となるため、承認者を一定数に絞り込むことで送金スピードの向上を実現しているんです。
非営利団体による運営
ステラは、非営利団体である「Stella Development Foundation」によって運営されています。
営利団体の場合は企業の利益が優先されるため、ユーザーが損をしたり、仮想通貨自体がなくなったりするリスクがあるもの。
しかし、非営利団体であればそういったリスクがないため、安心して保有することができます。
リップル(XRP)の特徴
本来、リップルとは決済プラットフォームのことを指し、XRPが仮想通貨の名称となります。
そして、XRPもステラの開発者であるジェド・マケーレブ氏によって開発されました。
名称 | Ripple(XRM) |
開発者 | Jed McCaleb(ジェド・マケーレブ) |
発行上限枚数 | 1,000億枚 |
目的 | 送金・決済を迅速かつ安価にするブリッジ通貨 |
- 国際送金が低コストになる
- IOU取引が採用されている
- 中央集権型
国際送金が低コストになる
リップルの大きな特徴となるのが、国際送金が低コストでできることです。
リップルはブリッジ通貨としての役割を持っているため、円やドル、ユーロ、さらに仮想通貨といったさまざまな通貨に交換することができます。
これにより、スムーズな送金や両替が可能となり、手数料も大幅に削減することができるのです。
IOU取引が採用されている
IOU(アイ・オー・ユー)とは、借用証明書のことをいいます。
リップルのシステム上では、ユーザー間で借用証明書がやりとりされる仕組みになっており、実際は残高が書き換えられているだけなんです。
つまり、お金ではなく代用品で取引が行われているということ。
そしてこれも、決済手数料と時間の大幅な削減につながっています。
中央集権型
リップルでは、リップル者が定めた承認者によって取引の承認が行われています。
一般的な仮想通貨では誰でも平等に利用できる分散型システムが用いられているため、リップルの体制はある意味特殊といえるでしょう。
中には「中央集権型」という見方をする人も多いですが、リップル社は「将来的に分散型システムへ移行する」と発表しています。
ステラ(XLM)とリップル(XRP)5つの違い
ステラとリップルの特徴がわかったところで、今度は両者の違いについて見ていきましょう。
ステラとリップルは「円滑な送金」や「ブリッジ通貨としての役割」など似ている部分も多いですが、以下の5つが異なります。
- コンセンサスアルゴリズム
- 対象ユーザー
- 発行枚数
- 市場規模
- 送金スピード
違い①:コンセンサスアルゴリズム
まず1つ目の違いは、コンセンサスアルゴリズムです。
ステラでは独自の「SCP(Stellar Consensus Protocol)」を採用していて、投票で決められた承認者によって取引が承認される仕組みになっています。
これに対し、リップルでは「POC(Proof of Consensus)」を採用しており、リップル者が定めた承認者のうち80%以上が有効と判断しなければ承認ができません。
つまり、取引の承認方法が異なるということです。
ステラ | リップル | |
アルゴリズム | SCP | POC |
承認者の選び方 | 参加者の投票 | リップル社 |
承認基準 | なし | 承認者の80%以上 |
違い②:対象ユーザー
2つ目の違いは、サービスの対象となるユーザーです。
ステラもリップルも円滑な送金を目的とした通貨ですが、ステラは個人向け、リップルは金融機関や企業向けのサービスとなっています。
そのため、両者では価格に対する考え方も異なります。
ステラ | リップル | |
目的 | 送金・決済を迅速かつ安価にするブリッジ通貨 | |
対象ユーザー | 個人 | 銀行・金融機関・企業 |
価格に対する考え方 | 安定重視 | ある程度の高さを重視 |
違い③:発行枚数
通貨の発行上限枚数はどちらも 1,000億枚ですが、ステラに関しては毎年総発行枚数の1%ずつ増加する仕組みになっています。
これは、定期的に発行枚数を増やすことで価格を安定させているんです。
一方、リップルは既に1,000億枚すべてが発行済みなので、使えば使うほど枚数が減る、つまり価値が上がっていきます。
ステラ | リップル | |
発行枚数 | 1,000億枚 (毎年1%ずつ増加) | 1,000億枚 (既にすべて発行済み) |
違い④:市場規模
ステラもリップルも人気の通貨となりますが、市場規模で見るとリップルの方が断然上です。
こちらは2019年11月現在の時価総額ランキング。
リップルは長年3位の座を誇っていますが、ステラは10位とやや劣ります。
とはいえ、ステラはつい最近Coincheckに上場したことが話題となり、日本でも知名度が上がってきていますので、今後の動きに期待が高まります!
違い⑤:送金スピード
ステラとリップルは送金スピードが速いことでも知られる通貨ですが、ステラの方が若干速くなります。
とはいえ、大した差ではないので、実用性を考慮してたとしても特に問題にはならないでしょう。
ステラ | リップル | |
送金スピード | 約2〜5秒 | 約4秒 |
ステラ(XLM)とリップル(XRP)の将来性
ステラとリップルは、現状の送金・決済システムが抱える問題を解消するために誕生した通貨。
そのため、どちらも「次世代の送金・決済システム」として将来性が期待されています。
ステラに関しては、既にフランスやナイジェリアの企業の送金システムとして導入されているほか、世界的大企業であるIBMと提携したプラットフォームも発表されました。
また、リップルも自社が開発した「xRapid」という国際送金ソリューションが多くの企業で導入されており、つい最近に念願だった銀行にも導入されています。
つまり、どちらの通貨も実用化に向けて着々と準備が進んでいるんですね!
ステラ(XLM)とリップル(XRP)が購入できるおすすめ取引所
これまでステラは海外取引所でしか購入することができませんでした。
しかし先日、ステラが国内取引所のCoincheckに上場したことで、今後は日本国内でも購入できるようになったんです!
ということで、ステラとリップルを購入するならCoincheckがおすすめ。
Coincheckは初心者でも使いやすいほか、取引手数料無料、積立てや貸仮想通貨サービスが利用できるといった魅力があります。
また、アルトコイン取引は販売所形式になっているので、好きな時に好きな価格で売買できるのもメリットといえるでしょう。
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ステラ(XLM)とリップル(XRP)のまとめ
ステラとリップルは「似ている通貨」として比較されることが多いですが、実は全く異なる性質を持っている通貨です。
とはいえ、どちらも次世代の送金システムとして注目されており、将来性も大いに期待ができます。
また、ステラについてはCoincheckで購入できるようにもなったので、この機会にぜひ購入してみてはいかがでしょうか。
- ステラはリップルをもとに開発された通貨
- ステラの特徴は個人向けのサービスであることと、独自のアルゴリズムを採用していること
- リップルの特徴は国際送金が低コストになることと、IOU取引が採用されていること
- どちらも円滑な送金・決済を目的に開発され、「次世代の送金システム」として注目されている
- 両者の違いはアルゴリズム・対象ユーザー・発行枚数・市場規模・送金スピードの5つ
- ステラとリップルを購入するならCoincheck(コインチェック)がおすすめ!
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