やさしい仮想通貨の始め方を解説

仮想通貨FXのレバレッジとは?FXの意味と各仮想通貨取引所の特徴をかんたん比較!

仮想通貨FX(レバレッジ)取引とは、証拠金を元に、仮想通貨取引所に、自分のお金を証拠金として預け入れて、証拠金の数倍~数百倍の金額で取引することを言います。

証拠金以上の金額を取引することで、取引での利益を増やすことができる取引です。

仮想通貨FXを行う場合は、現物取引にはない注意点もあるため、仮想通貨取引所によって通貨ペアや最大レバレッジ、手数料の有無などの違いをよく見極める必要があります。

今回は、仮想通貨FX(レバレッジ)取引を行う前に知っておきたい、現物取引との違いや仮想通貨取引所別の特徴について詳しく紹介します。

この記事を最後まで読んでいただけると、仮想通貨FX(レバレッジ)取引についてしっかり理解できるので、安心して取引に臨めるようになります!

仮想通貨FX(レバレッジ)取引と現物取引の違い

仮想通貨取引を行う場合には、現物取引かFX(レバレッジ)取引のどちらかを選択できます。

仮想通貨取引所によっては取り扱っている取引方法が異なるため、自分に合ったトレードができる仮想通貨取引所を選ぶ必要があります。

まずは、現物取引とFX(レバレッジ)取引の違いをよく見極めたうえで、仮想通貨FX(レバレッジ)取引があなたに合ったトレードスタイルなのか確認してみましょう!

仮想通貨FX(レバレッジ)取引は自己資金以上のトレードが可能

仮想通貨のトレードスタイルで現物取引とFX(レバレッジ)取引で大きく異なるのは、自己資金以上のトレードができる点です。

1BTC(ビットコイン)=80万円の場合を例に、現物取引とFX(レバレッジ)取引で必要な自己資金を比較してみましょう。

現物取引の場合

現物取引の場合、1BTCを購入するなら自己資金が80万円必要になります。

もし価格相場が変動して1BTC=100万円になったタイミングで売った場合、20万円の利益を得ることができます。

FX(レバレッジ)取引の場合

FX(レバレッジ)取引の場合、仮想通貨取引所が設定しているレバレッジ(倍率)に対して必要な自己資金が変わります

仮に最大レバレッジ10倍の仮想通貨取引所の場合、80万円分のBTCを購入したい場合は8万円の自己資金を証拠金として預け入れることで取引可能になります。

最大レバレッジ25倍の仮想通貨取引所の場合は、32,000円の自己資金があれば取引できることになります。

FX(レバレッジ)取引の仕組みは「差金決済」と呼ばれるもので、将来の価格差を予測した売買の差額で利益を得る方法になります。

1BTC=100万円になったタイミングになって決済した場合、最初に預けた証拠金と合わせて20万円の利益が自分の手元に入る仕組みになります。(厳密には取引手数料が差し引かれます)

仮想通貨FX(レバレッジ)取引は、現物取引よりも少ない自己資金で始められるのが大きな特徴です。

仮想通貨FX(レバレッジ)取引は売りから始められる

現物取引で仮想通貨の売買を行う際には、「現物=仮想通貨」が手元になければ取引できないため、必ず「買い」から始まります。

仮想通貨の価格が安い時に買い、高くなった時に売って利益を出すようにトレードを行います。

これに対しFX(レバレッジ)取引は、証拠金を元手にして取引を行うため、「買い」だけでなく「売り」からも始められるのが特徴です。

下げ相場の時に、証拠金を元手に仮想通貨取引所から仮想通貨を借り入れして売却し、相場価格が下がった段階で仮想通貨を購入した差額が含み益になります。

現物取引は下げ相場になると利益を出すのが難しくなるのに対し、FX(レバレッジ)取引なら利益を出すことも可能です。

仮想通貨FX(レバレッジ)取引は強制ロスカットがある

仮想通貨FX(レバレッジ)取引には強制ロスカットという仕組みが存在しています。

仮想通貨のFX(レバレッジ)取引は、自己資金以上の金額で取引を行い大きな利益を得られるばかりではなく、予想に反してマイナスになった場合は損失がかなり大きくなるリスクがあります。

ロスカットは損失を最小限に抑える仕組みとして必要なものですが、ロスカットが発動すると強制的に決済されて損失が確定されてしまいます。

  1. 最大レバレッジ10倍の取引所に10万円の証拠金を預け、1BTC=80万円を新規買い注文約定
  2. 1BTC=70万円になり10万円の損失が証拠金から補填される
  3. 買いポジションを維持するために証拠金が必要になる
  4. 証拠金を補填できない場合はロスカットが発動し強制的に決済注文が出される
  5. 10万円の損失が確定してしまい、トレードも続けられない

ロスカットの流れは大まかにこのようになりますが、実際には仮想通貨取引所ごとに「証拠金維持率が○%以下になったらロスカット発動」というルールが定められています。

ロスカット基準の具体例

仮想通貨取引所で設定している証拠金維持率とは、以下の計算式で算出できます。

有効証拠金(口座にある資産ー含み損)÷取引証拠金×100

レバレッジ10倍の取引所に20万円の証拠金を預けて80万円分のビットコインを購入した時の証拠金維持率は

20万円÷8万円×100=250%

になります。

ビットコインの価格が下がり75万円になり含み損が5万円になった時の証拠金維持率は

(12万円-5万円)÷8万円×100=87.5%

になります。

ロスカットルールで証拠金維持率80%以下に設定している仮想通貨取引所であればロスカットは免れますが、証拠金維持率90%以下に設定している仮想通貨取引所であればロスカットが発動されることになります。

ロスカットのタイミングについては仮想通貨取引所によって異なるため、ロスカット基準のバランスをよく見極めることが大切です。

仮想通貨FX(レバレッジ)取引も販売所方式のスプレッドが広め

仮想通貨取引所では、ユーザー同士が取引を行う取引所方式と、取引所と取引を行う販売所方式があります。

販売所方式はスプレッド(売買時の価格差)が広いため、できるだけ手数料をかけたくない場合は取引所方式を優先的に選ぶことをおすすめします。

現物取引と仮想通貨FXの価格をほぼ同時刻のGMOコインを例に比較してみましょう。

GMOコイン「販売所」


出典:https://coin.z.com/jp/

販売所のスプレッドは14,902円です。

GMOコイン「仮想通貨FX」


出典:https://coin.z.com/jp/

仮想通貨FXのスプレッドは1,588円です。

GMOコイン「取引所(現物取引とレバレッジ取引)」


出典:https://coin.z.com/jp/

取引所方式の場合は現物取引とレバレッジ取引はどちらも販売所方式より有利な条件で取引されています

仮想通貨FX(レバレッジ)取引は、自己資金以上の取引が可能で空売りができるため大きな利益を得る可能性もありますが、逆に損失が大きくなる恐れもある点を忘れないようにしてください。

仮想通貨取引所ごとのロスカットルールや取引方式によって変わるスプレッドについても確認することが大切です。

仮想通貨FX(レバレッジ)取引ができる各仮想通貨取引所3選

仮想通貨のFX取引(レバレッジ取引)ができる仮想通貨取引所を3つピックアップしました。

それぞれ取引条件が異なるため、以下の情報を参考にしながら自分に合ったトレードスタイルが実現する仮想通貨取引所を選びましょう。

BITPoint

BITPointでは現物取引以外に「レバレッジ取引」と「ビットポイントFX取引」が提供されており、取引方法によって異なる口座が必要になります。

レバレッジ取引ビットポイントFX取引
通貨ペアBTC/JPYBTC/JPY
BTC/USD
BTC/EUR
BTC/HKD
レバレッジ2、5、10、25倍
取引手数料無料(スワップポイント 0.035%/日)
注文単位0.01BTC
1注文あたりの上限100BTC10BTC
建玉上限500BTC300BTC
ロスカットルール100%
取引ツールWEB取引ツール
BITPointADVANCE
MT4

BITPoint(ビットポイント)公式サイトはこちら

BITPointの口座開設はこちら

GMOコイン

GMOコインでは「仮想通貨FX」と「取引所(レバレッジ取引)」が提供されており、仮想通貨FXではアルトコインのFX取引可能です。

仮想通貨FX取引所(レバレッジ取引)
通貨ペアBTC/JPY
ETH/JPY
BCH/JPY
LTC/JPY
XRP/JPY
BTC/JPY
レバレッジ5倍(BTCのみ5、10倍)10倍
取引手数料無料(レバレッジ手数料 0.04%/日)
注文単位0.01BTC
1注文あたりの上限2BTC
建玉上限20BTC
ロスカットルール75%50%
取引ツールスマホアプリ(ビットレ君)スマホアプリ(GMOコイン仮想通貨ウォレット)

GMOコインの公式サイトはこちら

GMOコインの登録はこちら

DMM Bitcoin

DMMBitcoinは、ビットコイン以外にもアルトコインのレバレッジ取引を現物取引よりも多く取り扱っています

通貨ペアBTC/JPY
ETH/JPY・BTC
XEM/JPY・BTC
BCH/JPY・BTC
LTC/JPY・BTC
XRP/JPY・BTC
ETC/JPY・BTC
レバレッジ5倍
取引手数料無料(スワップポイント 0.04%/日)
注文単位(BTCの場合)0.01BTC
1注文あたりの上限(BTCの場合)3BTC
ロスカットルール80%
取引ツールスマートフォン版取引システムアプリ
PC版取引システム

DMM Bitcoinの公式サイトはこちら

DMM Bitcoinの登録はこちら

仮想通貨FX(レバレッジ)取引は何倍が最適?

仮想通貨FX(レバレッジ)取引を行う場合にはレバレッジを何倍に設定するのかが一番迷う部分ですが、最適な倍率はどのくらいが良いのでしょうか。

国内の仮想通貨取引所では最大レバレッジ25倍までかけられますが、初心者はいきなり25倍に設定するのはリスクが大きいため、5倍くらいからはじめるのがおすすめです。

仮想通貨は値動きが激しいため、レバレッジの倍率が大きいほど成功した時には大きな利益を得られますが、万が一失敗したときには損失リスクがかなり大きくなります

仮にロスカット制度が存在していなければ、底なしに損失金額が膨れ上がるおそれもあるほどなので、レバレッジのかけ方には十分注意しましょう。

仮想通貨FX(レバレッジ)取引を初めて行う人は、5倍から様子を見るのがおすすめです。

仮想通貨FX(レバレッジ)取引は低倍率から慣れるのがおすすめ!

仮想通貨FX(レバレッジ)取引は、少ない自己資金でも大きな利益を得る可能性がある一方で、失敗した時には損失が大きくなるおそれがあるので注意が必要です。

最大レバレッジの倍率が高いほど大きな取引ができるため夢も広がりますが、初心者はレバレッジ5倍から取引に慣れるのがおすすめです。

仮想通貨取引所を選ぶ際には、レバレッジだけでなくロスカットルールやスプレッドについてもよく確認し、あなたのトレードスタイルに合った取引所を選ぶことをおすすめします!