やさしい仮想通貨の始め方を解説

仮想通貨が下落(暴落)!過去から学ぶ4つの原因とは?

仮想通貨相場下落

仮想通貨の価格が下落し始めると焦ってパニック状態に陥る人も少なくありません。

仮想通貨は価格変動が激しいもので、ほんの少し前に暴騰していたのに、突然急落することも少なくありません。

大切な資金を投じている人にとっては絶対に大損をするのは避けたいものなので、慌てて売ってしまう人も多いでしょう。

そもそも、なぜ順調に上がり続けていた仮想通貨の価格が下落してしまったのか、その原因をしっかり把握していなければ、早めに損切りするべきなのか、冷静になってホールドするべきなのかを正確に判断できません

今回は、過去の事例から仮想通貨の価格が下落する原因として考えられることを紹介し、下落した時の判断方法も詳しく解説します。

仮想通貨はなぜ下落する?過去の事例から今後を予測する方法

仮想通貨は上昇と下落を繰り返しながら価格変動していますが、振り幅がとても大きいため短時間で暴騰・暴落する可能性があるものです。

あまりにも大きな価格で下落すると、一瞬で含み損が発生する可能性もあるため、チャートの動きには注意して確認しなければいけません。

しかし、現実的にはリアルタイムチャートとにらめっこをしながら一日中過ごすのは難しいため、

そろそろ下落のタイミングが訪れるだろうと予測しておくことも必要になります。

そこで、過去に下落した時には何が原因だったのか事例を確認しながら、今後下落すると考えられるタイミングを判断する方法を探ってみましょう。

仮想通貨下落原因例・仮想通貨取引所から不正流出

仮想通貨の価格が下落した原因の一つに、仮想通貨取引所のセキュリティ対策が甘かったため、

大切な顧客の資産である仮想通貨が失われてしまい、大きく信頼を残ったタイミングで価格相場が下落しています。

2018年1月に発生したコインチェックのネム流出事件では、580億円相当もの莫大な資産が一瞬で無くなってしまいました。

その結果、2018年1月には227円まで上昇していたネムが、一時期は30円台まで下落しています。

コインチェック事件の前に発生したマウントゴックス事件では、当初にはハッキング被害に遭ったことが原因だったと言われていましたが、実際には内部犯行説が濃厚だとも言われています。

仮想通貨取引所のセキュリティ対策が甘いことが大きな原因

コインチェック事件とマウントゴックス事件で共通するのは、

ポイント

  • 被害額がとても多い
  • 顧客の大切な資産を取り扱っている意識が薄い
  • 資産管理体制が甘い


など、セキュリティ面で不安要素が大きい仮想通貨取引所で流出事件が発生しています。

コインチェックの場合はホットウォレット(オンライン上で顧客の資産を管理する)という管理システムを採用していたことや、

マルチシグ(トランザクションの署名にいくつかの秘密鍵を要する技術)を導入していなかったことが根本的な原因だったと考えられます。

仮想通貨が下落するタイミングを見計らうコツとして、仮想通貨取引所の安全面をよく確認しておくことが大切です。

仮想通貨取引所に関して、セキュリティ面に不安要素があるとの情報が流れた場合は、仮想通貨の信頼低下⇒仮想通貨価格の下落となる可能性があります。

仮想通貨下落原因例・インターネット広告の禁止

2018年になってから仮想通貨に関連する広告を禁止することを表明する企業が急激に増えました。

仮想通貨関連広告が既に禁止、または禁止が表明されているのは、

ポイント

  • Google(検索エンジン)
  • Bing(検索エンジン)
  • Facebook(SNS)
  • Twitter(SNS)


以上の企業が提供しているサービスで、Yahoo!などの企業も仮想通貨関連広告の禁止に向けて検討されていると言われています。

インターネット関連の大手企業が相次いで仮想通貨に関連する広告を表示させないことを決定したニュースを受け、仮想通貨の価格も下落する結果になっています。

広告禁止の理由は事件に巻き込まれるリスクがあるから

なぜ相次いで仮想通貨関連の広告を表示させないとの動きが強まった原因は、仮想通貨関連の事件に巻き込まれるリスクが懸念されるためです。

インターネット広告を見たユーザーが何らかのサービスに申込み、フィッシング詐欺などの事件に巻き込まれる事例があります。

特に「仮想通貨は儲かる」というイメージを強く持っている方にとって、仮想通貨関連の広告はとても魅力的に感じられるため、自分でも気づかないうちに被害に遭うリスクがあります。

例えば、ICO(資金を調達して仮想通貨を発行する)への参加を勧める広告を表示させ、たくさんのユーザーからお金だけを集めて逃げてしまうというICO詐欺事件が実際に発生しています。

このようなリスクからユーザーを守るために、インターネット関連の大手企業は相次いで仮想通貨関連広告を禁止するようになったのです。

仮想通貨関連広告が禁止される流れはマイナスイメージに繋がりますが、未然に仮想通貨を謳った犯罪を防ぐという点ではメリットがあります

他の企業が新たに仮想通貨関連広告の禁止を発表した時には、仮想通貨の相場も下がることが予想できるので、事前に情報収集をしておけばある程度下落のタイミングを見計らうことができるでしょう。

仮想通貨下落原因例・金融情勢や国の規制の影響

仮想通貨は株式市場の状況に比例して下落する場合もあります。

平均株価が暴落したタイミングに合わせて、仮想通貨が下落することもあるのです。

また、日本国内では仮想通貨に関して金融庁の規制が入るようになり、仮想通貨取引所の登録制が導入されるなどの取り組みが実行されています。

海外でも仮想通貨に対する規制が強化されるようになったことで、仮想通貨相場が大幅に下落する結果にも繋がっています。

金融情勢の変化や規制の動きに注意することが大事

金融情勢が大きく変化した時には、仮想通貨市場にも影響を与える可能性が非常に高いので、広くアンテナを張って情報収集することをおすすめします。

金融情勢が変動しやすいタイミングとしては、

ポイント

  • 戦争やテロなどの事件が発生した時
  • 経済情勢が変化した時
  • 天災で大きな被害が発生した時
  • 特定の企業で問題が発生した時


などが考えられるので、金融情勢に影響を与えそうなニュースをキャッチした時には、仮想通貨の下落があることも予想して早めに対応することをおすすめします。

また、仮想通貨に対する国の規制に関しては、日本だけでなく海外のニュースもしっかりチェックしておくことをおすすめします。

いずれにしても、いち早く情報をキャッチして早めに仮想通貨相場の下落に備えた行動をとることが重要なので、情報収集は欠かさないようにしてください。

仮想通貨下落原因例・利確売りの大量発生

仮想通貨相場は年末年始の動きが激しくなると言われています。

その理由は利確が多く発生しやすいためで、日本の場合は確定申告の時期に合わせて利確を年末年始に行なう人が多いのも理由になっています。

過去の動きを確認してみると、年末は上昇して年末に下落している時もあれば、逆に年末は下落を続けて年始になって上昇する場合もあります。

これは年末年始に利確をする人と、利確をせずにホールドしていた人のどちらが多かったのかで動きが決まるのだと考えられます。

利確のタイミングを見極めることが重要

年末年始は特に仮想通貨の動きが活発になりやすいため、利確のタイミングを見計らうのがとても難しいです。

一番やってはいけないことはこのような事例です。

  1. そろそろ暴落しそうなタイミングだからと利確
  2. 下落の予想が外れて、まだ上昇傾向が続いている
  3. 更に上昇を続けているバブルの今が買い時!と買い戻す
  4. 買い戻した途端に暴落
  5. 下落を続けて大幅に資産を減らしてしまう
  6. 利確時の金額に対して課税される税金を支払えなくなる

このような流れは絶対に避けなければいけません。

利確売りが大量発生する時は、仮想通貨相場が下落する可能性が高いと考えられますので、

この流れに合わせて利確をしようと考えている場合はタイミングの見極めにくれぐれも注意しましょう。

仮想通貨相場が下落した時はチャンス?買い時の見極め方

仮想通貨相場が下落し始めると、慌ててSNSで情報収集をしてみると売りに転じている人がたくさんいるのを知り、自分も今売らなければ…と焦って売ってしまう方も少なくありません。

このように下落したタイミングで不安にかられて「早めに損切りしなくては!」と、慌てて売ってしまうのを狼狽売りと呼んでいますが、狼狽売りのせいで大損する人も少なくありません

もちろん、あらかじめ自分が決めていた損切りラインを下回るほど下落した場合は、迷うことなく損切りした方が良いです。

SNSなどで仮想通貨に関する情報を提供している人の中には、ネガティブな情報を発信して意図的に狼狽売りを発生させるように企んでいる場合もあるのです。

仮想通貨取引で成功している人の多くは、安く購入できて確実に利益を出せる時期をしっかり見極めて買い増ししています。

仮想通貨が下落するタイミングを見逃さないことが大事

出典: https://cc.minkabu.jp/chart

仮想通貨が下落するタイミングを判断できれば、買い増しのタイミングもしっかり見極めることができます。

下落するタイミングとしては、先程紹介した過去の事例を参考にして情報収集を欠かさないようにしてください。

ポイント

また、仮想通貨の代表格であるビットコインの動きだけに注目するのではなく、アルトコインの動きにも注目することが重要なポイントです。

アルトコインの中にはビットコインの動きに素早く反応するものと、遅れて反応するものがあります。

一定期間チャートを見ていると、反応の仕方に違いがあることがよくわかるはずです。

ビットコインの下落に合わせて比較的購入しやすいアルトコインを購入し、上昇した適切なタイミングで利確するという方法もおすすめです。

仮想通貨が下落するタイミングを見極めて立ち回ることが大事

仮想通貨が上昇と下落を繰り返すのはある意味当然のことであり、何らかの原因で暴騰や暴落をした場合も一喜一憂してはいけません。

下落した時には冷静に判断できるように、事前に下落しそうなタイミングを見極めるスキルを磨いておくことをおすすめします。

また、下落している時は買い時なのか、何もせずにホールドするべきなのか、損切りをすべきなのかを確実に判断できるようになることも大切です。