やさしい仮想通貨の始め方を解説

仮想通貨はメンタルが大事!基本的な心構え・マインドを身につけよう

急騰に乗っかって損してしまう

損切りができずに結局大損してしまう

自分のが多く投資してる通貨を批判されるとイラっとする

こんなことありませんか?

投資していると、特にボラリティーの大きい仮想通貨ですと感情的になることも多いかと思いますが、感情は時として投資では余計なものになります。

では、どのようなメンタル・マインドセットといった心構えで投資に望めばいいか、基本的な考え方についてご紹介します。

この記事を読めば、しっかりしたマインドセットを持って仮想通貨投資に望むことができるようになるでしょう。

ざっくり言うと...

  • 人間には早めに利確したがり、損切りは渋る傾向がある
  • 急騰には無理にのらない方がいい
  • 人のおすすめにばかり頼らない方がいい
  • 根拠を持って投資し検証を繰り返すことが大切
  • 集める情報が偏らないように気をつけよう

感情的に投資を行うとリスクが高まる

心理学的に見ても、機械のように利益が出る確率が高い方向になかなか動けないもので、投資では感情的になると損しやすいものです。

一時の感情に動かされず、機械的に戦略的に判断を下せるようになることが、投資で必要なマインドセットのひとつと言えます。

プロスペクト理論とは?

行動心理学者のダニエル・カーネマンとエイモス・トベルスキーの二人によって発見された心理学的理論です。

この理論の一つに、人は利益的局面では危険を回避し確実性を好むが、損失的局面では博打的に危険追求型であるという理論があります。

つまり、投資に応用して考えると、人間は例えば購入価格よりも少しでも価格が上がるとその時点で確実に利確したくなるけれども、購入価格よりも値段が下がっていくとなかなか損切りできなくなると言う傾向があると言うことです。

プロスペクト理論に見る損切り失敗例

購入価格と同じ価格で売却してしまえば、損失は実質ないものの、購入後いったん価格が上がってしまうと、ここで下がってもまた上がるのではないか?と言う心理が働いてしまい、ズルズル損切りを逃してしまいがちです。

しかし、このように損切りの機会を逃してしまいそのまま価格が下がってしまうとFXなどをしていた場合、結局価格が大きく下がった時点でロスカットされ大幅な損失のまま終わると言うこともあります。

プロスペクト理論に見る利確失敗例

利確の場合は、まず少しでも価格が上がった時点で、市場がまだ上がる傾向にあったとしても早く利確したいと言う心理が働きます。

そして、次に価格がある程度まで上がりその後下がるとその時点で売れば大幅な利益があったとしても、上がった時点で売れなくて損をしたと言う心理が働き、また上がるのではないか?と期待してしまい利確に踏み切れなくなってしまいます。

そして、最後に、価格が大幅に下がっていくと最初に感じた損失の痛みが薄れ行って以上の損失はもう気にならなくなってきます。

これにより、最終的に買った価格と同じ価格で売却すれば少なくとも損失は被らないのに損切りのタイミングを逃して結局損失を被るようになってしまうのです。

「今買っておかないと!」と急騰に乗るのは危険

これは2017年末〜2018年1月までの仮想通貨バブルで苦い思いをされた方も多いのがこのパターンでしょう。

通貨の価格がどんどん上がっていくとこのまま通貨の価格は上がり続けて、現状の価格にもう戻ることはないのではないか、今買わなければと思われて急騰に乗り通貨を購入してしまうのはとても危険です。

仮想通貨はボラティーが大きい為、暴騰が起これば暴落が起こることがほとんどです。

今買うしかないと暴騰に乗ってしまうと、通貨がもっとも高い価格の時に購入してしまうことにも繋がるので気をつけましょう。

価格が上がれば売りたい人も増えることを忘れずに

これは、2017年終わり頃から現在にかけてのビットコインのチャートです。

ビットコインは急騰して一時220万円以上の価格をつけており、当たり前なことですがこれは220万円でビットコインを売った人と買った人がいると言うことです。

これだけ大幅な急騰を見ていると、今のうちに買わなければと思うのが人間の心理ですが、同じ時にここまで価格が上がればと通貨を売却している人がいることを忘れないようにしましょう。

高くなれば、急騰に乗って買いたいと思う人も増えるでしょうが、もちろんこの辺で利確して売りたいと思う人も増えます。

そして、売りたいと思う人が増えれば価格は下がっていきます。

なので、価格が暴騰してもそれに乗り遅れてしまうと買いよりも売りが増え振り落とされてしまうことを忘れずに冷静に取引を行いましょう。

無理に急騰に乗るのはやめよう

これはリップルのチャートですが、ご覧のように、価格が上がったと思って円で囲ってあるようなタイミングで通貨を購入してしまっても、結局価格は全体的に下がってきてしまいます。

なので、無理に急騰に乗ろうとするよりは価格が落ち着くのを待って冷静にチャートを分析する、もしくは一つの通貨にこだわるよりは次に上がりそうな銘柄を仕込むなどしましょう。

欲張らず利確・損切りは機械的に行おう

欲を張って頂点で売ろう、底辺で買おうとしてもなかなかできるものではありません。

投資には、「頭と尾っぽはくれてやれ」「売り買いは腹八分目」と言う名言がありますが、頂点近くのやや下、八分目のところで売買するくらいで利益が出れば十分と言う考え方をした人の方が投資では長く勝ち続けられるのです。

そのためにも、利確・損切りのラインは取引する時点からあらかじめ明確に決め、基本的には機械的に利確、損切りを行なっていくようにすることが投資で勝ち続けるためのコツと言えるでしょう。

自分で分析して根拠を持って投資しよう

投資で勝ちづつける為には、通貨やチャートを自分で分析し予測を立てながら投資していくことが大切です。

根拠を持てと言われても最初はなかなか難しいかもしれませんが、利益が出た時になぜ利益が出たのか、損失が出た時になぜ損失が出たのか考察を繰り返していくことが非常に大切です。

明確な根拠を持って購入・利確・損切りのラインを決めよう

闇雲にこのくらい利益が出れば十分だから利確しよう、これ以上は損が大きくなるから損切りしようとしていても勝てるのは運がいい時だけになってしまいます。

自分でリサーチを行い上がりそうな根拠、下がりそうな根拠、さらにできれば値動きのタイミングや高騰率などを予測して取引を行うようにしましょう。

根拠をもとに購入・利確・損切りのポイントを決め、うまくいかなかった場合は、なぜうまく行かなかったのかを考察していくことによって勝率は高まっていきます。

やみくもに人のおすすめに頼らないようにしよう

仮想通貨_トレード_コツ

根拠を持って投資することは大切ですが、その根拠がフォロワー数が多い、有名な「誰々がおすすめしていたから」と言うものでは意味がありません。

通貨や売り買いのタイミングを発言する人の中には、報酬率が良い案件として銘柄を紹介することもありますし、仕込んでいた銘柄をフォロワーを煽って値上げし自分は売り切ろうと言う考えで発言をする人もいます。

多くの人が、フォローしているから発言が大きくとりだたされているからといった理由で根拠もなく信じこまないようにしましょう。

運では勝ち続けることができない

仮想通貨は値動きが激しいため、特に根拠がなくても、タイミングがよければうまく利益をあげることができる場合もあるでしょう。

しかし、そのような投資方法はあくまでも一時的ないわゆるビギナーズラックのようなものです。

その為、根拠なく投資し続けていれば長く続くほど損失のほうが大きくなっていくものです。

投資で勝ち続けていくためには、根拠を持って投資を行い、うまくいった場合と行かない場合の検証を繰り返し行なっていくことがとても大切です。

偏った情報ばかり集めないように気をつけよう

情報を集め仮説を立てながら投資するようになった時に気をつけるべきことは情報の偏りです。

自分と同じような意見の情報ばかり集めていると、デメリットや盲点になかなかたどり着けず損失を招くことにもなり得ます。

確証バイアスとは?

確証バイアスとは、集める情報などが自分の仮説や意見を肯定するものに偏り、反対する情報に耳を傾けない傾向のことを言います。

この確証バイアスは、認知心理学や社会心理学における用語であり科学的にも証明されており、人間誰しもが持ちやすい傾向です。

確証バイアスが強くなると、客観的判断ができづらくなり、損失が続く方向であっても盲目的に気づかず投資を続けていってしまうことに繋がります。

客観的に評価を見て、デメリットや批判意見にも耳を傾けよう

確証バイアスをなるべくなくすようにする為には、デメリットや批判意見にも耳を傾け、論理的に考えることが大切です。

また、仮説を持つときもクリティカルシンキングで「本当にそれでいいのか?」と自分に問いかけることを心がけると良いでしょう。

仮想通貨にはコンセプトが面白いものなどもあり、お気に入りの通貨を持ち応援することは良いのですが、コミュニティーの仲間の話だけを聞いて盲目的にならないように気をつけ、SNSなどでは自分と違う意見の人もフォローするようにすると良いでしょう。

あまり一喜一憂せずに余剰資金で投資しよう

長く投資を続ければ、勝つこともあればもちろん負けることもあります。

ですが、そこで負けた時や負けそうな時、チャンスに乗り遅れた時に焦って急騰に乗ろうとしたり、頑固に損切りを渋ると結局大損してしまうことにつながります。

また、この時に焦ったり頑固になる理由として余剰資金以上で投資していると言う理由も挙げられます。

多くの資産を投資につぎ込みすぎると損失を恐るが為に損切りができない、利確が早すぎると言うことにもつながりますので、計画的に余剰資金でいくつかの銘柄に、さらに、同じ銘柄でも複数回に分けて売り買いを続けていくことが大切です。