今回の記事では「大学生の場合の仮想通貨投資のやり方&税金対策」について解説していきます!
結論から言いますと、大学生のうちから仮想通貨投資を行うのは「多いにアリ」でして、本記事を執筆している自分も大学生ですが、仮想通貨で利益を出しました。
大学生の皆さんの中には、「労働収入以外でお金を稼ぎたい!」と思っている方も多いと思います。
しかし実際に行動する方はごく一部でして、ほとんどの大学生が行動せずに終わってしまっています。
仮想通貨投資はほとんどノーリスクで始められますし、投資で利益を生み出せる可能性も秘めています!
「自分は大学生だけど未成年だし…」という方も大丈夫。
未成年でも18歳以上なら口座開設可能な取引所もありますので、記事内でご紹介していきます!
本記事には「大学生が仮想通貨投資を始めるためのノウハウ」が凝縮されていますので、是非最後までご覧くださいね!
- 大学生が仮想通貨投資を始めるなら、まずは取引を行うための「仮想通貨取引所」に登録する必要がある。
- 大学生でも登録する事ができる取引所は「DMM Bitcoin」「bitFlyer」などが挙げられる。
- 中でも、DMMグループを親会社に持っている「DMM Bitcoin」なら、仮想通貨の取引手数料から出入金手数料・送金手数料までもが無料!
- 取引所を利用する際に必要な手数料がほとんどすべて無料なので、コスパも最強!
- 口座開設手続きは10分で完了!数百円〜数千円という少額から仮想通貨を買えるので、これから始めるなら登録必須な取引所!
目次
そもそも仮想通貨ってなに?
一言で仮想通貨を表すと、「発行主体を持たない通貨」になります。
よく比較されるものに国が発行している「法定通貨(日本円やドルなど)」がありますが、それらとは仕組みが大きく異なります。
上記の図のように、ビットコインなどの仮想通貨は基本的には「発行主体」を持っていませんので、ビットコイン利用者全体でシステムを監視し合うことによって、システムの安全性を維持しています。
仮想通貨には「ブロックチェーン」というシステムがありまして、そのブロックチェーンの「改ざんすることが不可能」というシステムを利用し、ブロックチェーン上に取引データを記録しています。
少々難しくなってしまいましたが、まずは「ほう!発行主体がないけどセキュリティがしっかりしている通貨なんだ!」くらいに把握してもらえればOKです!
仮想通貨の先駆けともなった「ビットコイン」は、2008年に「Satoshi Nakamoto」という正体不明の学者によって発案されまして、その論文を元に技術者たちが開発を進め、ビットコインが開発されました。
ビットコインはブロックチェーンを利用した初めての仮想通貨でありまして、今では1000種類以上の仮想通貨が世の中に出回っているんです!
大学生が仮想通貨投資を行うメリット
本記事冒頭でも述べた通り、自分は「時間がある大学生のうちに、仮想通貨投資をするべき」であると考えています。
仮想通貨投資を学生のうちから行うことで発生するメリットは、以下の通りです。
- 労働収入以外でお金を稼ぐことができる
- 仮想通貨の最先端技術を学ぶことができる
- 金融に関しての知識が身につく
上記3つの「仮想通貨投資を行うメリット」についてそれぞれ見ていきましょう!
労働収入以外でお金を稼ぐことが可能
仮想通貨投資を行うということは、当然、購入した時の価格よりも通貨の値段が高くなれば、その差額が自分の利益になります。
ですので、うまくいけば仮想通貨で大きく利益を出すが可能になります!
ましてや今仮想通貨は発展途上でして、これから価格上昇する可能性を大いに秘めています。
2017年〜2018年にかけてテレビCMなどでも仮想通貨が取り上げられ、1回目の「仮想通貨バブル」が発生しました。
実は筆者もその「仮想通貨バブル」にのって、10万円を200万円ほどにまで増やすことができたんですね!
「難しいチャート分析とかしないとだろうし、大変そう…」と思っている方もいると思いますが、基本的には長期保有がオススメですので、そこまで難しいことはありません!
仮想通貨にはそれぞれに将来性があり、世の中の仕組みを変えるような可能性を秘めています。
仮想通貨の最先端技術を学ぶことができる
仮想通貨投資を実際に行うことで、仮想通貨のもつ最先端技術について学び、理解を深めることが可能です。
仮想通貨のもつ技術の例として挙げられるのが、イーサリアム(ETH)の持つ「スマートコントラクト(自動契約技術)」になります。
スマートコントラクトは、ブロックチェーン上に契約情報を記入して、条件が成立した時点で自動で契約を行う技術のことです。
ブロックチェーンの「改ざんが不可能」という特性をうまく利用することで、ブロックチェーン上で安全性の高い自動契約を行うことが可能になります!
この技術は、「不動産登記」や「自動車販売」など、様々な分野での応用が考えられています。
世の中にはすでに「イーサリアム企業連合(EEA)」という組織が存在し、上記のように世界各国のあらゆる企業が既にイーサリアムと提携しています!
仮想通貨投資を行うことで、仮想通貨のもつこのような最新技術に触れることが可能なんです!
金融に関しての知識が身につく
仮想通貨投資を行う際には、少なからずチャートを見たり、注文方法などを覚えたりするので、金融に関しての知識が身につきます。
仮想通貨投資におけるチャート・注文方法は、「FX(為替取引)」や「株式取引」とよく似ています。
この記事を見ている方は「労働以外でお金を稼いでみたい!」と思う方も多いでしょう。
将来的に「FX」や「株式投資」をやってみたい方であれば、仮想通貨投資で得られる経験は絶対に今後の投資に生きてきます!
上記の画像は、GMOコインにおけるビットコイン対円のチャートになります。
基本的には赤・青のローソクで価格推移が表示されており、左上から「移動平均線」や「短期足・中期足」などを自分で設定して、チャート分析する形になります!
対して上記の画像は、FXサイト「外為ドットコム」のドル円チャートになります。
基本的に、GMOコインの「ビットコインチャート」と類似していることがお判りいただけましたか?
チャート分析に使用する「テクニカルツール」もほとんど同じですので、仮想通貨投資を経験することで、「FX」や「株式投資」にノウハウを引き継ぐことが可能です!
「FX」や「株式投資」などと比較すると仮想通貨投資は非常に少額から(最少1,000円から)始めることができますので、リスクを抑えてトレードすることができますよ!
仮想通貨投資でのリスクを最小限に抑えるには?
結論、仮想通貨投資を行う際のリスクはほとんどありません。
正しい取引方法を用いて仮想通貨を取引すれば、リスクはほどんどないのです。
なぜなら、仮想通貨投資は非常に少額から始めることができて、かつ「FX」などのように、損失が膨らんだ時に借金を追う必要がないからです。
初心者は「現物取引」から始めるのがおすすめ
先ほど、「正しい取引方法を用いて仮想通貨を取引すれば、リスクはほどんどない」と述べましたが、”正しい取引方法”とは一体なんなのでしょう!?
それは「仮想通貨の取引の種類」に隠されています!
- 現物取引
- レバレッジ取引
現物取引は、「保有資金の範囲内で仮想通貨を購入する」という超当たり前の取引方法です。
「10万円で10万円分のビットコインを購入する」みたいな感じですね、普通の買い物を想像してもらうと分かりやすいです。
対して「レバレッジ取引」では、保有資金以上の仮想通貨を購入して、トレードすることが可能になります。
レバレッジ取引の場合は、少額資金でも大きな額を運用できるため、利益を大きく取りに行きやすいです。
しかし、損失が発生した場合も同じく、現物取引よりも損失が大きくなりがちです。
レバレッジ取引で損失が膨らみ、保有資金以上の損失が発生した場合は追加で資金を振り込む必要があり、これを「追証(おいしょう)」と呼びます。
FXなどで、「大損した、借金抱えた」というのはすべてこの「レバレッジ取引による追証」が原因なんですよね〜。
ですので、レバレッジ取引ではなく「現物取引」から始めれば借金を負うリスクは0ですし、損失も抑えることができます!
初心者の方はまず「現物取引」から仮想通貨投資を始めましょう!
仮想通貨投資で得た利益に対しての「税金」は?
仮想通貨で得た利益分の税金は、当然納める必要があります。
学生が仮想通貨で稼いだ時の税率であったり、税金をうまくコントロールする方法についてもご紹介してきますね!
年間38万円以上(基礎控除)で確定申告が必要
学生は社会人と比較すると所得が少ないので、税金の面で少し優遇されています。
よく「103万の壁」だとか「103万超えたらヤベェどうしよう超えそうなんだけどまだ10月だしあと2ヶ月あんじゃんどうしようクソワロタ」とか言いますよね。
アルバイトのような給与所得では、年間(1月1日〜12月31日計算)103万円までなら課税されません!
これは日本の法律で決まっており、内訳は「基礎控除(38万円)+給与所得控除(65万円)」になります。
仮想通貨で得られる利益は税制上「雑所得」というものに分類されるので、「給与所得控除」を使うことができません。
ですので、仮想通貨の利益が38万円を超えた時点で、確定申告をして税金を納める義務が発生します!
仮想通貨の利益が「103万の壁」を超えるとどうなる?
仮想通貨やバイトなどの給与所得を合計して103万を超えてしまった場合、デメリットが3つほど発生してしまいます。
- 所得税がかかる
- 住民税がかかる
- 親の税金が高くなる
それぞれについて見て行きましょう!
所得税がかかる
所得税とは、その名の通り「所得にかかる税金」でして、103万をぶち抜くと必要になってきます。
所得税の税率は以下の通りです!
所得金額 | 税率 | 控除額 |
~195万円 | 5% | 0円 |
195万円〜330万円 | 10% | 97500円 |
330万円〜695万円 | 20% | 427500円 |
695万円〜900万円 | 23% | 636000円 |
900万円〜1800万円 | 33% | 1536000円 |
1800万円〜4000万円 | 40% | 2796000円 |
4000万円〜 | 45% | 4796000円 |
例えば年間所得が合計で150万円の場合、税率は5%ですので「7.5万円」の所得税が課せられます。
所得税は「累進課税」という方式を採用しているので、所得が多い人ほど、多額の所得税を取られてしまいます。
住民税がかかる
「住民税」という税金も取られてしまうことになります。
厳密にいうと住民税は103万円からではなく、所得が100万円を超えた場合に課税されることが多いようです!
地方自治体によって異なるようですので、住んでいる地方自治体に問い合わせてみるのが良いかと思います!
親の税金が高くなる
私たち大学生のような被扶養者(収入面で援助が必要な家族)がいることで、親の所得から引かれる税金が安くなっています。
しかし、被扶養者である私たち大学生が仮想通貨で稼いで103万を超えてしまうと、その時点で親の扶養から外れることになります。
そのため、結果的に親の税金が高くなってしまうのです!
仮想通貨の利益が「130万円の壁」を超えるとどうなる?
上記で述べた通り、103万の壁を超えてしまうと、圧倒的に税制上不利になってしまいます。
そして第二の壁とも言われているのが「130万円の壁」になります。
103万の壁はかなり認識されているとは思いますが、130万円の壁の方が恐ろしいです。
130万円を超えてくると、さらにデメリットが増加してしまいます!
- 親の健康保険の扶養から外れる
- 国民年金の「学生納付特例制度」を受けられなくなる可能性がある
なんだか怖そうですね…それぞれ見て行きましょう!
親の健康保険の扶養から外れる
親が会社で健康保険に入っている場合、学生である私たちは親の健康保険の扶養に入っているので、保険料を払っていません。
ですが130万円を超えると、親の健康保険からも外れてしまうので、自分で「国民健康保険」に入ることが必要になってきます。
ただし、「継続して年130万円を超える場合」ですので、実際の所得を元に保険会社に問い合わせてみるのがオススメです!
国民年金の「学生納付特例制度」を受けられなくなる可能性がある
20歳になった時点から、「国民年金」を支払う義務があります。
幸いなことに学生の場合は「学生納付特例制度」というものがあり、卒業するまでは年金の納付を免除してもらうことが可能です。
しかし、これまたある一定の取得レベルを超えてしまうと、国民年金の支払い義務も課せられてしまう可能性があります。
118万円+扶養親族等の数×38万円+社会保険料控除等
実質118万円を超えてしまうと特例制度が使いなくなってしまうということになりますが、こちらも明確な定義がなされていないようなので、日本年金機構に直接問い合わせてみることをオススメします!
どうしても扶養から外れてしまう場合は?
扶養から外れる場合、一番不利なのは「中途半端に扶養から外れること」です。
例えば、年間を通しての仮想通貨利益を含めた総所得が140万円の場合、所得税・住民税のほか、保険料や年金の支払いまで降りかかってくる可能性があります。
ですので仮に扶養から外れるとしたら、たくさん稼いで課税分を賄えるくらい扶養をぶち抜くのがオススメです!
扶養が外れるか外れないかギリギリのラインを彷徨っている場合、手続き等も面倒臭くなるので、扶養内で利益を確定した方が良いかと思います。
その場合は、「仮想通貨の課税タイミング」をうまく利用して、収益の調整を行うと良いでしょう。
- 仮想通貨を円に換金したとき
- 仮想通貨を商品と交換したとき
- 仮想通貨を別の仮想通貨と交換したとき
何が言いたいかというと、「仮想通貨を保有しているだけなら、含み益が出ていたとしても決済しない限り課税されない」ということです!
扶養を超えるかギリギリのラインまで迫ってきたら、含み益を決済せずに翌年に持ち越すのも税制的には有効ですよ!
仮想通貨投資は必ず「余剰資金」で行うべし
仮想通貨は「ドル」や「円」などの法定通貨のように、まだボラティリティ(値動きの幅)が安定しておらず、相場が乱高下することがあります。
現物取引を行う場合は借金を背負うリスクはありませんが、冷静なトレードをするためにも、仮想通貨投資は余剰資金で行いましょう!
大学生が仮想通貨投資をすべき理由 まとめ
今回の記事では「大学生が仮想通貨投資をすべき理由」について解説しました。
いかがでしたでしょうか?
本記事内で解説した要点をまとめると、以下のようになります。
- 様々なメリットがあるため、大学生のうちから仮想通貨投資をするのはオススメ。
- 未成年の方でも仮想通貨なら口座開設可能!
- リスクを最小限に抑えるなら、現物取引をするべし!
- 扶養を外れてしまうと確定申告等をする必要があるので、利益はなるべく扶養内に収めるのが無難。
- 仮想通貨取引所はCoincheck、未成年はbitbank(ビットバンク)がオススメ!
DMM Bitcoinなら数百円〜数千円から仮想通貨投資を始めることができますので、飲み会を1回我慢すれば十分始めることができます!
「労働所得以外で稼ぐ」ということが周りの大学生との大きな差になってきますので、本記事を見たアナタは、仮想通貨投資をはじめてみましょう!