リップルについて、こんな疑問を抱いたことはありませんか?
2018年は仮想通貨全体が落ち込んだ年となりましたが、そんな中でもリップルは、今後の値上がりに期待できるとして注目を集めています。
しかし、インターネットが普及している現代ではさまざまな情報が錯乱しており、本当に期待できるか迷ってしまう人の少なくないはず。
そこで今回は、リップルの将来性や、これからの高騰に期待できる要因を紹介していきたいと思います。
これまでの下落要因についても触れていますので、この記事を読めばリップルの将来性がしっかりとイメージできるようになりますよ!
- リップルは国際送金に特化した通貨
- 送金速度の速さとコストの安さが大きな魅力
- さまざまな企業でリップルの採用が決定している
- 2018年の下落はビットコインが理由と考えられる
- 数ある仮想通貨の中でもリップルの将来性はダントツ
- リップルは価格が下がった今が買いどき!
リップル(XRP)の特徴
出典:https://ripple.com/
リップルは時価総額3位を誇る人気通貨。
一時期はイーサリアムを抜いて2位になっていましたが、2019年1月現在は再び3位の座に落ち着いています。
そんなリップルは、他の通貨と全く異なる特性を持っているのを知っていますか?
まずは、リップルの主な特性について簡単におさらいしましょう。
- 国際送金に特化した通貨
- 中央集権型
- ブロックチェーンを使用していない
特徴1:国際送金に特化した通貨
一般的な国際送金では「SWIFT」というシステムが利用されており、自国の銀行・中継銀行・海外の銀行の3ヶ所を経由して行われます。
そのため、高い手数料と送金完了までに時間がかかるというのが問題でした。
リップルは、そんな国際送金システムをより円滑にする目的で開発された通貨。
SWIFTシステムではなく、リップル独自のプラットフォーム上で海外送金を行うため、ものの数秒で国際送金が完了することができます。
また、送金コストが約10円とかなり安いのも魅力といえるでしょう。
送金手数料 | 送金時間 | |
---|---|---|
銀行(従来) | 約4,000円 | 1〜4日 |
リップル | 約10円 | 約3秒 |
特徴2:中央集権型
仮想通貨は、非中央集権の取引が大きな特徴となっているため、管理者がおらずユーザーが取引を承認するのが基本ですよね。
しかし、リップルでは「Validator」と呼ばれる決められた承認者によって取引が承認されます。
さらに、このValidatorはリップル社によって決められますので、管理者が存在する、つまり中央集権的な通貨だといえるのです。
特徴3:ブロックチェーンを使用していない
ブロックチェーンは仮想通貨取引を記録する台帳のことで、一般的に「仮想通貨=ブロックチェーン」というイメージがありますよね。
しかし、リップルではブロックチェーンではなく、XRP Ledgerというシステムを使って取引データを記録しています。
これにより取引の承認速度が圧倒的に早くなり、スピーディーな送金が可能となっているのです。
◆ブロックチェーン
ネットワークに参加する不特定多数のマイナーが、計算速度を競うことで承認者が決まり、1人のマイナーによって取引が承認される。
◆XRP Ledger
あらかじめリップル社によって決められた複数の承認者のうち、80%の承認者が正当な取引と判断すれば取引が承認される。
リップル(XRP)の価格推移
2018年はリップルの価格が大きく下落し、なんとなく盛り上がりに欠けた雰囲気がありましたよね。
ここでは、これまでの大きな価格推移をまとめてみました。
- 2017年12月 価格が急上昇!
- 2018年1月 早くも暴落が始まる
- 2018年9月 再び価格が大きく高騰
2017年12月 価格が急上昇!
出典:https://coinmarketcap.com/ja/currencies/ripple/#charts
2013年に誕生して以来、リップルは1円以下の価格を推移してきましたが、2017年の10月頃から高騰を見せ、12月には257円まで値上がりしました。
2017年は、SBIホールディングスがリップルのRCクラウドを採用したり、XRPのロックアップが発表されたりし、リップルは徐々に値を上げていきます。
そして12月、リップル社は銀行送金においてXRPを使用すると発表。
これにより2018年1月にかけて価格が急騰し、最高金額385円を記録しました。
2018年1月 早くも暴落が始まる
出典:https://coinmarketcap.com/ja/currencies/ripple/#charts
ところが、最高価格を記録した直後、はやくもリップルの暴落が始まります。
この時はリップルだけではなく、ビットコインも暴落し始めたのを覚えているでしょうか。
世界に存在するほとんどの仮想通貨はビットコインのに影響されるという特性を持っているため、この時から仮想通貨全体が下落することになりました。
これによりリップルも暴落が続き、3月には50円代まで落ち込みます。
2018年4月 下降トレンドからの上場
出典:https://coinmarketcap.com/ja/currencies/ripple/#charts
およそ3ヶ月の間下落が続いていたリップルですが、4月に入ってようやく値上がりを見せます。
この時期は、リップルの貴金属投資ができるプラットフォーム「eMetals」が発表されたとき。
他の通貨にはないサービスと、リップルシステムの拡張から、将来性に期待する投資家が一気に増えたと考えられます。
2018年9月 再び価格が大きく高騰
出典:https://coinmarketcap.com/ja/currencies/ripple/#charts
次にリップルが高騰したのが2018年9月。
一時期は30円代にまで落ち込んだリップルですが、この時期はいろいろな要因が重なり、リップルだけが大きく高騰を見せたのです。
この時の最高価格は66円ですのでかつての高騰ぶりに比べると小さなものですが、仮想通貨全体の根が下がっている中唯一高騰しているとして話題になりました。
◆リップルのイベントでクリントン元大統領が演説する
◆ビルゲイツ団体との共同事業「モジャループ」の具体化
◆リップル技術を採用したSBIの送金アプリがリリース
リップル(XRP)のこれからに期待できる理由
出典:https://ripple.com/
仮想通貨全体が下降している現在ですが、リップルの価格はこれから高騰していくと予想する投資家がほとんど。
リップルには、これから多くの企業で実用化される要因が数多く存在しているのです。
- 送金スピードが桁違いに速い
- 送金コストの安さ
- すでに銀行での採用や提携が決定している
- インド市場での盛り上がり
理由1:送金スピードが桁違いに速い
リップルは国際送金に特化した通貨ですので、他の通貨と比べて送金スピードが桁違いに速いんです。
以前、リップル社では自社製品「xRapid」を使ってアメリカ・メキシコ間の送金実験を行ったのですが、その際にかかった時間はわずか2分!
従来の国際送金では最低でも1日は要しますから、リップルのシステムがさまざまな企業に大きなメリットを与えてくれることがわかりますよね。
理由2:送金コストの安さ
xRapidを使った実験の際、リップル社は国際送金のコストカットに成功したことも発表しています。
その発表によると、リップルでは従来の40%から70%のコスト削減ができるとのこと。
コストが安くなれば個人間での送金はもちろん、グローバル企業からの注目度も高まることが考えられます。
理由3:すでに銀行での採用や提携が決定している
リップルの優れた技術は世界中の銀行から注目されており、一部の銀行ではすでにリップルシステムの採用が決定しています。
また、60社以上の金融機関が参加するプロジェクト「RippleNet」も存在しており、そこではリップルを利用した銀行間の国際決済などの試験も実施されているんです。
- Baeclays(バークレイズ)
- BMOファイナンシャルグループ
- Royal Bank of Canada(カナダロイヤル銀行)
- CIBC(カナダ帝国商業銀行)
- インテーザ・サンパオロ
- National Australia Bank(ナショナル・オーストラリア銀行)
- Natixis(ナティクシス)など
理由4:インド市場での盛り上がり
インドは、IT分野で優れた人材を排出している国で、今後30年は経済成長が続くといわれています。
そんなインドでは、国策として仮想通貨を規制する方針がありますが、それと同時にキャッシュレス化も推進しているんです。
リップルシステムはマイクロペイメントや銀行間の送金が強みですので、インド政府の方針にはピッタリ!
そのため、うまくいけばインド政府公認の通貨になる可能性があります。
リップル(XRP)は価格が下がっている今が買いどき!
リップルは国際送金に特化した通貨となりますが、その技術は今や世界中で注目されているといっても過言ではありません。
2019年1月現在、すでに多くの銀行がリップルシステムの導入試験をしているほか、さまざまなプロジェクトも実施されています。
つまり、リップルはこれからが本番ということ。
そのため、価格が下がっている今こそがリップルの買いどきだといえるのです。
今後もリップルの情報に目を向けながら、長期保有で着実に利益を増やしていきましょう!
- リップルの国際送金はわずか数分で完結
- 従来の国際送金コストを40%〜70%削減することに成功
- 2018年はビットコインの暴落に影響を受けた
- 一部の銀行ではすでにリップルシステムの採用が決定している
- キャッシュレス化を推進するインドで政府公認通貨となる可能性も!
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