リップルの価格ってまだ上がるの?
リップルは今のうちに帰って聞くけど本当?
国際送金システムに特化して開発が進められているリップル(XRP)の価格はどんどん上がると言われていますが2018年は下落傾向にありました。
今後2019年の見通しとしてリップルは本当に上がるのか、上がる要素とは何なのかを考えたうえで今後の展開を予想してみました。
この記事を最後まで読んでいただければ、あなたもリップルが上がるタイミングを見極めることができるので、ぜひ参考にしてください。
- リップルの価格は高騰したり、急落したりを繰り返し、30円〜40円前後を推移。
- 2019年4月には仮想通貨市場全体の価格上昇に合わせて、価格の上昇をみせた。
- リップルは価値が認められた時や仮想通貨市場の価値が上がると、価格が上がる
- 価格上昇も見込まれるリップルを購入するためには、仮想通貨取引所の口座を開設する必要がある。
- 仮想通貨取引所には数あるものの、おすすめはCoinCheck(コインチェック)やGMOコイン、DMM Bitcoinといった金融庁に認可された仮想通貨取引所。
- 中でも一番のおすすめは、リップルをはじめ国内最多の9種類が取引可能で、取引手数料が無料のCoinCheck(コインチェック)です。
目次
リップルは今後いくらまで上がる?チャートから2019年を予想
出典:https://www.coingecko.com/
リップルへの期待が高まると同時に値段も上がることが予想されていますが、2018年12月初旬の段階では約40円前後で推移しています。
最もリップルの値段が上がった2018年1月初旬には400円近くにまで達しているため、この時の水準と比べると約10分の1にまで下落している状況です。
しかし、2017年12月初旬の段階でも約30円で推移していましたが、年末年始が近づくにつれて急激に上昇し、たった1ヶ月程で10倍以上の価格に達して過去最高額を記録しています。
過去のチャートと同じ動きになるとは限らず、2019年にいくらまで上がるのかをはっきり名言することは難しいですが、昨年の動向から上がる可能性を読み解くヒントがわかります。
過去にリップルが高騰・急落した要因
2017年のおわりから2018年のはじめにかけて価格が高騰したのは、リップルだけに限らず他の仮想通貨も同様でした。
もともと仮想通貨は価格変動が激しいものですが、2017年から2018年の年末年始はかなり激しい高騰と急落が際立っています。
仮想通貨の価格が変動する要因は単純に需要と供給のバランスによるもので、需要が高まって(買いたい人が増える)、供給が追いつかない(売りたい人が少ない)ほど高騰します。
需要が高まる要因としては、仮想通貨の将来性が期待できる、信頼性が高まるなどのポジティブな要素が多くなったときで、価格がじわじわ上昇したり急騰する結果になります。
逆に、仮想通貨の将来性が悲観的に感じられる、信頼性が低くなるなどのネガティブな要素が多くなるほど、価格が下がる結果になります。
2017年から2018年にかけての急激な価格の変化に関しては、ビットコイン先物取引の開始により仮想通貨の認知度が高まって投資する人が増えたことが、急激な需要の高まりに繋がったと考えられます。
さらに急落したのは、日本の仮想通貨取引所・コインチェックのネム流出事件により仮想通貨の信頼性が揺らいだことが一因だと考えられます。
2019年リップルは上がるのか?
気になる2019年のリップルの動向ですが、すぐにとは言えなくとも価格は上昇していくだろうとの予測が多いです。
上昇予測の理由としては、リップルの実用化の進行があるかと思われます。
例えば、2019年に入りイギリス中央銀行はリップル社と送金決済のシステムを共同検証していたことを明かしています。
他にも、これから多くの企業や機関がリップルのネットワークに加入していくこともリップル上昇の要因になるかと思われます。
リップルはいまだに多くの会社が参加を続けており、2019年1月9日時点で既に5社が新たにリップルネットに加入しています。
200+ financial institutions are leveraging RippleNet to make international payments faster, lower cost and more transparent. Learn more about our newest RippleNet customers here: https://t.co/scORZ41ngS
— Ripple (@Ripple) 2019年1月8日
また、イギリス比較サイトFinder.comの2019年1月の予測によると、2019年2月にはリップルは下がっているとは予測されるものの、2019年末にはリップルは44%上昇するのではないかとの予測が出されています。
リップルの価格が今後上がる要素はある?タイミングは?
リップルの価格が上がるなら、需要が高まるようなポジティブな要素が必要になります。
2018年から2019年にかけて価格変動に影響を与えそうな要素を確認してみましょう。
リップルは国際送金システムを変える画期的なシステム
リップルは、既存の国際送金システムにおける大きな課題を解決することを目的に開発されています。
- 人件費がかかるため手数料が高い
- 送金完了まで数日がかかる(法定通貨同士を両替する際に複数の金融機関を介するため)
これらの問題を解決し、今までにはなかった画期的な国際送金システムを実現できるのが特徴です。
リップルの国際送金システムは、今まで数千円かかっていた送金手数料が数円程度で良くなり、送金完了まで数日かかっていた手続きがたったの数秒で完結します。
もし、リップルが国際送金システムの全てを担うことになれば、1,500兆円ともいわれるとてつもなく大きなマーケットに参入することになるので、期待値はかなり高くなるのは間違いないでしょう。
ビットコインETFの認否に左右される可能性
アメリカの証券取引委員会(SEC)に何度も承認申請が出されている、ビットコインETF(上場投資信託)の可否が2019年2月27日までに決まると言われています。
ビットコインETFの承認は難しいとの見方が有力視されていますが、慎重に議論が進められているところです。
2017年末にもビットコイン先物取引の影響で高騰したこともあるため、ビットコインETFの可否によってはリップルの価格にも影響することが予想できます。
さらに、2019年1月には金融庁が日本でもビットコインのETFを検討するとの趣旨を発表していることから、今後はアメリカだけではなく国内でのビットコインのETFの動向にも目が離せませんね。
仮想通貨取引所へ続々と上場
最近はリップルが新規で上場したり、通貨ペアの種類を増やす仮想通貨取引所が増えています。
2018年11月末には仮想通貨の取引量が世界3位といわれている仮想通貨取引所・Huobiが、リップルとHUSDの通貨ペアを取り扱うようになっています。
※HUSDは米ドル基軸の価格安定通貨(ステーブルコイン)を一元管理できるものです。
また、2018年12月にはシンガポールの仮想通貨取引所・KuCoinでもリップルが上場し、ビットコインなどの仮想通貨やUSDTなどの安定通貨との通貨ペアを取り扱っています。
国内でもリップルを取り扱っている仮想通貨交換業者が多く、今後も世界各国で上場する例が増えると考えられます。
特に安定通貨の通貨ペアが増えることで、流動性が増して需要が高まることが期待できます。
リップルの価格がこれから上がると予想できるタイミングとは
リップルの需要が高まる時が、価格が上がるタイミングだと考えることもできますが、具体的にはいつになるのかを見極めるのは非常に難しいです。
しかし、過去に暴騰したときの例で考えると、ビットコインをはじめとした仮想通貨全体の価値が認められた時か、リップルそのものの価値が認められた時が価格が上がるタイミングだと考えられます。
リップルは将来性がない?今後上がるとは限らない理由
リップルは将来性が期待できる要素がいろいろあるから価格が上がると期待できる一方で、将来性がないから価格が上がらないという意見があるのも事実です。
安易にリップルの価格は絶対に上がる!と思い込んではいけない理由について確認しておきましょう。
国際送金システムとして統一されるのがいつになるかわからない
既存の国際送金システムから、リップルの画期的な国際送金システムへ完全に切り替わって統一されるまでにはかなり長い道のりになることが予想されます。
リップルの国際送金システムへ統一するには、世界各国の金融機関が協力して国際会計ルールを統一しなければいけません。
現状では日本を含めた世界各国の大手金融機関がリップルネットワークに参加しており送金実験を行っている段階ですが、いつまでに国際会計ルールが統一されるとは全く決まっていない状況です。
リップル社が総発行枚数の大半を所有している
リップルの総発行枚数は1000億枚で公開された時点ですべて発行済みになっていますが、そのうち630億枚をリップル社が所有していました。
大量のリップルがまとめて市場に開放されると価格の暴落に繋がるとの懸念から、550億枚をロックアップ(一定期間市場に出さない)方針を決め、毎月10億枚ずつ市場に放出しています。
事実上、リップルの流通量をコントロールすることに繋がっており、大幅な価格変動は見込めないのではないかと考えられます。
リップルの価格は状況次第で2017年末のように暴騰することも考えられますが、確実に上がるとは言い切れない要素も存在しています。
状況が急に変わっても冷静に判断できるように、常に情報収集を行って本当に価格が上がるのか、それとも上がらないのかを見極めることが大切です。
リップルの取引におすすめの仮想通貨取引所
金融庁から認可を受けている国内の仮想通貨交換業者の中で、リップルの取引におすすめの業者を4社ピックアップしました。
それぞれの特徴を確認したうえで、あなたのトレードスタイルに合った仮想通貨交換業者をご活用ください。
CoinCheck
CoinCheckでは、取引手数料が無料でリップルを取引できます!
またCoinCheckと聞くと、セキュリティが気になりますが、マネックスグループが買収してからというもの、セキュリティ対策が進み、2019年1月には金融庁から認可されるレベルまで、セキュリティが高く評価されています。
取引方式 | 取引所 |
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手数料 | 入出金手数料:無料(振込手数料自己負担) 取引手数料:無料 送受金手数料:0.15XRP |
通貨ペア | BTC/JPY ETH/JPY ETC/JPY LSK/JPY FCT/JPY LTC/JPY NEM/JPY BCH/JPY |
GMOコイン
GMOコインでは販売所方式(現物取引)でリップルを取引できます。
すぐに取引が成立する販売所方式なので、取引に慣れていない初心者におすすめです。
取引方式 | 販売所(現物取引) |
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手数料 | 入出金手数料:無料(振込手数料自己負担) 取引手数料:無料 送受金手数料:無料 |
通貨ペア | BTC/JPY ETH/JPY BCH/JPY LTC/JPY XRP/JPY |
BITPoint
BITPOINTでは取引所方式(現物取引)でリップルの取引が可能です。
電話でも顧客対応を行っているので、困った時にはすぐ対応してくれる安心感があります。
取引方式 | 取引所(現物取引) |
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手数料 | 入出金手数料:無料(振込手数料自己負担) 取引手数料:無料 送受金手数料:無料 |
通貨ペア | BTC/JPY、USD、EUR、HKD ETH/JPY BCH/JPY LTC/JPY XRP/JPY |
DMMBitcoin
DMMBitcoinは販売所方式(レバレッジ取引)でリップルを取引できます。
リップルについては現物取引ではなく、レバレッジをかけた取引しかできませんが、レバレッジ5倍固定なので初心者でも始めやすいのが特徴です。
取引方式 | 販売所(レバレッジ取引・固定5倍) |
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手数料 | 入出金手数料:無料(振込手数料自己負担) 取引手数料:無料 送受金手数料:無料 レバレッジ手数料:0.04% / 日 |
通貨ペア | BTC/JPY ETH/JPY XEM/JPY BCH/JPY LTC/JPY XRP/JPY ETC/JPY |
仮想通貨交換業者によって取引方式が異なるため、価格変動があった時点ですぐに対応できるように複数の仮想通貨取引所に口座開設しておくことをおすすめします。
リップルの今後に注目!タイミングを逃さないよう準備しよう
リップルが上がるタイミングは、将来性や信頼性が増して需要が高まった時だと考えられます。
特に、リップルが標準的な国際送金システムとして統一される時に大きな変化がもたらされると考えられるため、情報収集はしっかり行いましょう。
リップルが上がるタイミングを見逃さずスムーズに取引するためにも、複数の仮想通貨取引所に口座開設しておくことをおすすめします。
口座開設申込みはすぐに完了しますが、口座開設時の本人確認手続きに時間がかかってすぐに取引できないため、お早めに手続きしておくと安心ですよ!