リップルってよく聞くけど、何がすごいの?
三菱UFJ銀行が関わっているって本当?
仮想通貨の中でも、個人投資家からの人気が高い通貨がリップル(XRP)です。
リップルは、スピーディーで低コストな送金で、従来の国際送金システムにとって代わると期待されるプロジェクトです。
Googleやアクセンチュアなどの世界的大企業から出資を受け、国内では三菱UFJ銀行やみずほ銀行などメガバンクも参加し注目されています。
この記事を読めば、リップル(XRP)の仕組みや特徴、使い道、将来性の高さなどあらゆることが理解できます。
目次
リップルとはどのような通貨?
リップルとは、国際送金システムです。
低コスト、送金スピードが速い、そして、高いスケーラビリティ(送金処理能力)が特徴で、従来の国際送金システムにとって代わると期待されています。
クレジットカード大手のアメックス、メガバンクのみずほ銀行や三菱UFJ銀行など、多数の大手企業との連携もたびたび話題にのぼります。
開発は順調に進み、2018年には商用化を実現し大きな一歩を踏み出しました。
そんなリップルの概要について見ていきましょう。
リップルとXRP、Rippleの違い
リップルが国際送金システムであることは、先ほど説明しました。
しかし、リップルは「XRP」とも表記されることがあれば、アルファベットで「Ripple」と表記されることもあります。
誤解を招くことの無いよう、このように分けて説明を進めていきます。
呼称 | 内容 |
---|---|
リップル | 国際送金システム |
XRP | 仮想通貨 |
Ripple | 国際送金ネットワークを開発する企業Ripple,Inc |
「リップル」は、国際送金システムを指します。
対して「XRP」は、国際送金システム上で送金に使用される仮想通貨そのものを指します。
そして「Ripple」は、国際送金システムを開発し提供する企業を指します。
混同しやすいので、それぞれの違いを抑えておきましょう。
Ripple,Inc(リップル社)
国際送金システムを開発しているのが、Ripple,Incです。
本社をアメリカのサンフランシスコに、拠点をニューヨーク、ロンドン、シドニー、インド、シンガポール、ルクセンブルクに置いています。
発行された1,000億XRPのうち、600億XRPはRipple,Incが保有しています。
最高経営責任者(CEO)は、Brad Garlinghause(ブラッド・ガーリングハウス)氏です。
2016年まで最高執行責任者(COO)を務め、2017年1月に最高経営責任者(CEO)に就任しました。
リップルの開発目的と用途
リップルは、円滑な国際送金を目的に開発されたシステムです。
従来の国際送金は、国と国を中継する「コルレス銀行」を介して送金を行っているため、送金完了までにかなりの時間を要することになります。
その際、送金元の銀行はコルレス銀行にさまざまな国の通貨を用意しており、コルレス銀行から送金先の通貨を入金する仕組みになっているんですね。
そのため、大きな銀行は膨大な備蓄資金を用意しなければなりません。
これにより銀行側の負担が増え、結果的に送金手数料も割高となってしまうのです。
しかし、リップルの送金システムはこうした問題点をすべて解決すると期待されています。
- スピーディーな決済
- 安い送金手数料
- 高いスケーラビリティ(送金処理能力)
- 分散したネットワーク
- 高い安定性
リップルの実用化がさらに進めば、まさに送金分野で革命を起こすでしょう。
ではなぜ、リップルは従来の送金システムの問題点を解決できるのでしょうか。
そこには、リップル独自の技術と仕組みが大きく関わっています。
国際送金システムを円滑に進めるリップルのシステム
リップルには、従来の国際送金が抱える問題を解決するべく3つのシステムが採用されています。
- Ripple Net
- ILP(インターレジャープロトコル)
- XRP Ledger
これら3つのシステムは実に革新的な技術といえ、次世代送金システムとして世界中の金融機関から注目を集めているのです。
そのため、私たちが住む日本でもRippl Netを基盤とする「内外為替一元化コンソーシアム」が2016年に立ち上がっています。
国際送金を円滑に進めるRipple Netの仕組み
出典:https://ripple.com/ja/
まずは、リップルの3大システムの一つである「Ripple Net」について見ていきましょう。
Ripple Netというのは、銀行や送金業者、取引所などを繋ぐ、世界唯一の法人向け国際送金ネットワークです。
このネットワークには3つの共通ルールが敷かれており、参加するメンバーはこのルールを使用することにより迅速、且つ低コストな国際送金を実現することができます。
- xCurrent
- xVia
- xRapid
実際、このRipple Netに参加している企業や団体はすでに200社を超えており、日本でもSBI Ripple Asiaが事務局となる「内外為替一元化コンソーシアム」が進行しています。
国際送金システムの問題点とリップルネットの解決法
現在の国際送金システムは「時間がかかる」「手数料が高い」といった問題を抱えていると紹介しましたが、実は他にも問題があります。
その一つが送金ミスの多さです。
「海外送金をしたはずがお金が入金されない」というトラブルは意外と多く、中継銀行で遅延が発生したり、金融機関の手続きに問題があったりすることが主な原因とされています。
また、送金元の銀行はコルレス銀行にさまざまな国の通貨を用意する必要がありますので、多くの資金が死蔵されることになりますよね。
しかし、Ripple Netのネットワークでは「XRP」を使って送金を行うため中継銀行が必要なく、多くの資金が死蔵されることもありません。
つまり、従来の国際送金システムが抱える問題を根本から解決することができるのです。
銀行間の情報交換を円滑に進めるxCurrent
出典:https://ripple.com/ja/
xCurrent(エックス・カレント)とは、銀行や金融機関がやり取りする送金関連の膨大なデーターを、リアルタイム且つ円滑にやりとりできるシステムです。
従来の送金システムではで不可能だった「スピーディーで正確な情報伝達」を可能とし、確実な即時決済を実現することができます。
つまり、金融機関とRippleを繋ぐソリューションということ。
銀行間でのリアルタイムメッセージングも可能となっていますので、取引前や決済後に送金内容を確認することも可能です。
誰もが簡単にRipple Netに参加するためのxVia
出典:https://ripple.com/ja/
xVia(エックス・ヴィア)は、異なる企画のネットワークをソフトウェアなどを使わずに繋げてくれるシステムです。
つまり、一般企業がRipple Netで送金を行うためのソリューションになります。
特徴としては、請求書のようにさまざまな送金情報を書き込むことができるほか、リアルタイムで送金状況を確認することが可能です。
また、ソフトウェアを必要としないため手軽、且つさまざまなネットワークからRipple Netへ参加することができます。
送金をより効率的にするxRapid
出典:https://ripple.com/ja/
xRapid(エックス・ラピッド)は、XRPを送金に使用することにより送金をより効率的に行うシステムです。
xRapidを利用すると、国際送金はわずか3ステップで完了となります。
- 法定通貨(送付元)をXRPに変換
- XRPを送付
- XRPを法定通貨(送付先)へ変換
これにより流動性コストを低減できるだけでなく、リアルタイムな送金を実現することができるのです。
また、銀行口座を持てない人々でも国際取引が可能になりますよね。
つまり、Ripple Netの中で直接送金に関わってくるのがxRapidというわけです。
XRPなしだとIssuance(旧IOU)で資金移動が行われる
xCurrentとxViaは、xRapidを導入しなくても成り立つシステムですが、その場合は「Issuance(イシュアンス)」という方法で送金が行われることになります。
Issuanceとは、「信用できる組織が発行している通貨と同じ価値を持っている」という照明のこと。
つまり、XRPを使用せずにRipple Netで送金をする場合は、Issuanceを使用することによって、XRP送金と同等の円滑さを実現することができるのです。
Issuanceのリスクとゲートウェイ
Issuanceで送金を行う場合は、送金企画とRipple Netを結びつける「ゲートウェイ」が必ず必要になるのです。
しかし、Issuanceには発行したゲートウェイでしか換金できないという特性があります。
さらに、送金した金額と同じ分の資金がゲートウェイになかった場合や、何らかの理由でゲートウェイの信頼性が失われた場合は、Issuanceの価値が無効になってしまうことも。
そのため、Ripple NetではXRPで送金を行った方が安心で快適だといえるでしょう。
様々な決済手段を結ぶILP(インターレジャープロトコル)の仕組み
ILPとは異なる台帳ネットワークを接続し、仮想通貨やお金などの価値を送金するための規格です。
通常では、金融機関、ブロックチェーン、クレジットカード、デジタルウォレットなどのネットワークはそれぞれ独立しています。
ILPはそれぞれ独立した台帳ネットワークを接続し仲介となることにより、法定通貨や仮想通貨、クレジットカードなどあらゆる価値をスムーズに送金できるようにします。
ILPの開発主体はRipple,Incからウェブ技術の標準化を推進するW3C(World Wide Web Consortium)に移管され、リップルのみならず開かれた技術として開発が進められています。
リップルの通貨XRPの仕組み
[caption id="attachment_6481" align="aligncenter" width="500"]国際送金システムのリップルで使われるのが、通貨としてのXRPです。
低コストでスピーディーな送金を実現するXRPは、ビットコインとは根本的に仕組みが異なります。
その違いを見ていきましょう。
XRPの通貨概要
リップルが目指すのは、「Internet of Value(価値のインターネット)」の実現です。
「価値のインターネット」とは、価値を情報と同じくらい迅速に交換できるようにすることです。
価値とは、仮想通貨や法定通貨、証券に留まりません。
[box class="box29" title="「価値のインターネット」で交換できる資産"] [list class="li-check"]- XRPなどの仮想通貨
- 日本円などの法定通貨
- 株や債券、商品(ゴールドなど)
- 知的財産
- 音楽
- カードのポイント
- 電子ウォレット
- 科学的な発見 など
しかし、これらが流通する仕組みはすべて異なり、相互には接続されていません。
これを接続し、ありとあらゆる資産を交換するハブの役割を果たすそうとしているのが、通貨としてのXRPです。
XRPの概要 | |
---|---|
通貨記号 | XRP |
発行上限枚数 | 1000億枚 |
提唱者 | Ripple Inc. |
承認方法 | PoC(Ploof of Concept) |
公式サイト | https://ripple.com/ |
ホワイトペーパー | https://ripple.com/files/ripple_consensus_whitepaper.pdf |
XRP Ledger(XRPレジャー)の仕組み
XRP Ledgerとは、XRPにおける分散型台帳のことをいいます。
仮想通貨というのはブロックチェーン(台帳)を使って取引記録が管理されていますが、XRPの場合はXRP Ledgerによって取引記録が管理されているのです。
XRPでは、リップル社の選んだバリデーターにより承認が行われ、承認されたトランザクションがリップル特有の分散型台帳であるXRP Ledgerに記録される仕組みになっています。
そのため、XRPは「ブロックチェーンを使わない仮想通貨」なんて呼ばれたりもしているんですね。
PoCは間違い?日本での呼び名?
XRPのトランザクションは「PoC(Proof of Consensus)」なりますが、実際にはRPCAやXRPコンセンサス、XRP LCPと呼ばれています。
PoCは日本だけでの呼び名となっているらしく、日本のWikipediaやTwitterなどで誤った情報が広まってしまったようです。
ありがとうイーサン
XRPの説明として言う場合は、下手にPoCと言うより、例えば XRP Consensus
などと表現した方がRipple社の意図に近いのかな?— キャスパー (@Casper_XRP) 2018年3月17日
ちなみに、RPCAとは「Ripple Protocol Consensus Algorithm」の略称です。
リップル社が選んだ企業や団体がバリデーターや検証者となり、リップルネットワークの処理やトランザクションを認証するという方法を意味しています。
バリデーターは有名企業や組織が務める
XRPでは、リップル社によって選ばれたバリデーターによってトランザクションの承認が行われますが、このバリデーターとは一体何者なのでしょうか。
バリデーターとして選ばれるのは有名企業やMTI、Microsoftなどの団体で、リップル社が信頼できると判断した組織や人物の中から選出されています。
また、バリデーターは定期的に見直しされていて、2018年11月にはNTTコニュニケーションズが選ばれたともいわれています。
XRPでは複数のバリデーターによって承認が行われており、バリデーターの8割以上が承認に賛成した場合のみ、取引が記録される仕組みになっています。
そのためマイニングのような巨額の資産が必要なく、よりスピーディーな承認を実現できているのです。
リップルの通貨XRPの特徴
ここまでリップルの仕組みを中心に見てきましたが、その仕組みはリップルに次のような特徴をもたらします。
それぞれ特徴を見ていきましょう。
ブリッジ通貨としてあらゆる資産をつなぐ
XRPはブリッジ通貨としての役割を持ちます。
仮想通貨だけ見ても、ビットコインとイーサリアムではブロックチェーンは異なります。
仮想通貨だけではなく、日本円などの法定通貨、クレジットカード、ポイント、電子ウォレットなど、全て異なる仕組みを持ちます。
これらのあらゆる資産をつなぐ、ブリッジ役となるのがXRPです。
どのような資産でもXRPを介して接続し、即時送金することを可能にします。
RTXPのセキュリティを高める
XRPは、RTXPのセキュリティを高める役割を持ちます。
たとえば、悪意あるハッカーが国際送金ネットワークに高い負荷をかけて攻撃してくる可能性があります。
偽造アカウントを大量に作成したり、大量の少額送金という攻撃をすれば、ネットワークに負荷がかかり、送金に影響を及ぼします。
そこでXRPは、少額の準備金保有を要求し、こうした攻撃を未然に防止します。
2018年12月時点では、最低準備金として20XRPが必要で、満たさない場合は送金できないように設計されています。
低コストでスピーディーに送金する
出典:Ripple公式Twitter
XRPの特徴は、何といっても送金の速さと手数料の安さです。
他の通貨と比較して、XRPの競争力は一目瞭然です。
送金の速さ
XRPは送金の速さで、他の通貨を圧倒しています。
取引ごとの送金時間は、XRP以外で最も早い通貨イーサリアムでも2分(120秒)、ビットコインにいたっては66分(3,960秒)かかります。
それに対して、XRPはわずか3秒しかかかりません。
手数料の安さ
XRPは手数料の安さでも、他の通貨を圧倒しています。
取引ごとの手数料は、XRP以外で最も安いBCH(ビットコインキャッシュ)でも0.0026ドルです。
それに対して、XRPはわずか0.0004ドルしかかかりません。
XRPが新たに発行されることはない
XRPの最大発行枚数は1,000億XRPで、既に上限枚数まで発行されています。
今後、XRPが新たに発行されることはありませんので、1枚当たり価値の希薄化や、売り圧力が増加する心配はありません。
1,000億XRPのうち600億XRPはRipple,Incが保有していますが、遡ること2017年にロックアップを発表済みです。
2018年以降、毎月1日に10億XRPのロックアップが解除され売却できますが、段階的なロックアップ解除が計画されていますので、一度に需給が悪化する心配もありません。
XRPの競争力について説明されている動画をご紹介します。
日本語字幕付きで、とても分かりやすくまとめられています。
RippleNetの仕組み
国際送金ネットワークシステムRippleNet(リップルネット)は、3つのソリューションで構成されます。
ここまで見てきたILPやXRP Ledger、通貨としてのXRPはRippleNetで利用されます。
それぞれのソリューションを見ていきましょう。
- xCurent
- xRapid
- xVia
xCurrent
出典:Ripple公式サイト
xCurrentは、金融機関とRippleNetを接続し、即時での国際送金を可能とします。
SWIFT(スイフト)など従来の送金システムでは送金に1~3営業日必要ですが、xCurrentとの接続によって即時で送金できるようになります。
また、送金プロセスが可視化されることで、従来のシステムとは違って事前に送金手数料を把握でき、送金が滞った場合でも調査不要ですぐに対処できるというメリットもあります。
xRapid
出典:Ripple公式サイト
決済業者に対して、低コストで流動性を供給します。
従来の送金システムでは、世界中の現地通貨に対応するノストロ口座が必要で、事前にノストロ口座へ資金を用意しなければいけません。
送金に備えて口座に資金を眠らせることになり、決済業者としては有効に資産を活用できず、無駄が生じていました。
しかし、ブリッジ通貨のXRPが両替の役割を果たすことで、通貨ごとにノストロ口座を用意する必要は無くなります。
Ripple,Incでは、XRP、xCurrent、xRapidを組み合わせることによって、従来の送金システムと比べて約60%のコスト削減ができると試算しています。
xVia
出典:Ripple公式サイト
事業会社、送金業者、金融機関向けの送金インターフェイスです。
ソフトウェアのインストールは不要で、外部の企業からも簡単にRippleNetに接続できるようになります。
送金するだけでなく、送金の追跡や請求書などを添付できるメリットもあります。
リップルの人気がある理由
数ある仮想通貨の中で、リップルは仮想通貨の投資家に人気のある通貨です。
RippleのTwitterフォロワー数は約91万人と、最も多いビットコインの約93万人に肉薄しています。(2018年12月時点)
ここまで見てきた国際送金ネットワークへの期待感はもちろん、リップルならではの理由がありました。
Googleやアクセンチュアなど世界的に有名な大企業が出資
出典:Ripple公式サイト
リップルは、Googleやアクセンチュアなどの世界的に有名な大企業からの出資を受けています。
Googleのほかにも、大手先物取引所のCME(シカゴ・マーカンタイル取引所)、スペイン最大の商業銀行サンタンデール、スタンダートチャータード銀行などが名を連ねます。
これだけ大企業から出資を受けているケースは、仮想通貨の開発企業としては珍しく、リップル人気につながっています。
RippleNet参加企業の増加ペースが加速
2018年12月時点でRipple Netに参加する金融機関が200社を突破し、増加ペースが加速しています。
2018年9月に100社を突破したばかりですが、その後わずか2か月で新たに100社が参加しました。
Ripple,Incはドバイに新拠点を作る予定ですが、サウジアラビアやクエートなど、中東の金融機関の参加が目立ちます。
リップルを取り扱う取引所が増えている
XRPを新たに取り扱う仮想通貨取引所が増え続けています。
2018年12月時点では100を超える取引所がXRPを取り扱っており、2019年にもナスダックが開設する取引所などでの取り扱いが決定しています。
とりわけ、取引高で世界上位に入るKuCoinやBiboxでの取扱いが相次ぎ、取引所からの注目度も高まっています。
アジアでは内外為替一元化コンソーシアムを形成中
SBIホールディングスとRipple,Incの合弁会社SBI Ripple Asiaが事務局となり、内外為替一元化コンソーシアムを形成しています。
コンソーシアムには日本国内の金融機関61行が参加し、リップルを導入する国内外の金融機関同士を接続する「RCクラウド」の実用化に向けて活動しています。
大きな話題を集めた送金アプリ「MoneyTap(マネータップ)」
2018年9月、携帯電話番号やQRコードだけで国内外の銀行へ一瞬で送金できるアプリ「MoneyTap」を発表し、話題を集めました。
リップルの分散台帳技術を活用したRCクラウドにxCurrentを実装した「RCクラウド2.0」に接続。
高いセキュリティ、リアルタイム、低コストでの送金を実現しました。
当初は住信SBIネット銀行、スルガ銀行、りそな銀行の3行が対応し、順次増加していく予定です。
仮想通貨格付けでトップを取得
仮想通貨格付けで、リップルは全仮想通貨の中で最高評価を獲得しました。
アメリカの格付け機関Weiss Ratingsによる最新の格付けは、2018年11月1日に発表されました。
格付けは高い順からA~Eで評価されますが、リップルは評価「B」を獲得。
全ての仮想通貨の中で最高評価を獲得しました。
リップルの商用化が進んでいる
決済手段としてリップルの採用事例が増える中、2018年12月にも新たなサービスが発表されました。
ブロックチェーン開発を手掛けるR3社で、リップル(XRP)を決済手段として採用した決済アプリ「Corda Settler」を発表しました。
R3社が70の金融機関と共同で開発したブロックチェーン技術で、すでに決済期間を短縮した実績を持ちます。
リップルの心配されるところ
ここまでリップルの人気がある理由を見てきましたが、心配な点もあります。
デメリットも抑えておきましょう。
価格変動が激しく不安定
価格変動が激しく不安定というデメリットがあります。
これはボラティリティリスクと言われ、XRPに限らずどの通貨にも共通することです。
XRPは送金時間がわずか3秒と早いとはいえ、送金する間に価格変動の影響を受けるリスクがあります。
3秒という時間は、金融機関が為替のリスクヘッジを行う1,000分の1秒と比較すると長く、ボラティリティリスクの解決が課題点です。
ブリッジ通貨としてのXRPに価値の保証がない
ブリッジ通貨としてのXRPには、価値の保証はありません。
XRPの価値が上がるためには、XRPの需要拡大が必要です。
国際送金システムとしてXRPの商用化が進み、シェアを獲得できなければ、価値の向上は期待できません。
ゲートウェイがハッキングされるリスク
IOUを発行するゲートウェイがハッキングされるリスクがあります。
ハッキングされた場合、ゲートウェイが発行済みのIOUの価値がなくなります。
IOUを無限に発行したり、法定通貨を盗むことも可能です。
ゲートウェイという独自の仕組みは、ビットコインなどの他の通貨と比較して、被害額を拡大させるリスクがあります。
SWIFTがリップルに対抗する送金システムを開発
2018年12月、SWIFT(スイフト)はリップルに対抗する決済・送金サービスを開発すると発表しました。
SWIFTに取って代わると期待されているリップルですが、競争が激化する可能性があります。
SWIFTはリップルに対抗するため、送金効率を改善するシステム開発に着手。
開発に成功すればXRPの優位性が崩れることになりかねず、実用化されないリスクが浮上する可能性が出てきます。
XRPは中央集権的
XRPは中央集権的な通貨だといわれます。
その理由は、取引を承認するノード「UNL(Unique Node List)」の占有率をRipple,Incが50%以上を握っていたからです。
しかし、「握っていた」と過去形で表現したように、徐々に非中央集権化が進んでいます。
新たなノードの追加により、Ripple,Incのノード占有率は2018年12月時点で28%まで低下しました。
XRPの非中央集権化は確実に進んでいます。
有価証券として判断される可能性がある
XRPが有価証券とみなされた場合、大きな影響を受けるリスクがあります。
ビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)については、SEC(米証券取引等監視委員会)が有価証券に該当しないと発表しましたが、XRPはまだ結論が出ていません。
XRPが有価証券と判断された場合には、取引所はSECの認可を受けなければ、XRPを取り扱えなくなります。
認可を受けられない場合、XRPの取り扱いを廃止する取引所が増加すると懸念されています。
流動性の向上とトランザクション能力の向上の必要性
リップルの最終目的は「価値のインターネット」になりますが、これを実現するためにはXRPの流動性をさらに向上させる必要があります。
リップルの立ち上げ当初は、この目的を実現するためにはさまざまな価値をスムーズにブリッジできる存在が必要になるということで、XRPが発行されました。
XRPが全ての価値を繋ぐブリッジ通貨になればと考えたからです。
しかし、現状のXRPは流動性が乏しく、取引が成立しづらいというデメリットがあります。
そのため、XRPには流動性を向上させる必要があるといえるでしょう。
また、流動性を上げるためにはそれなりの強みをアピールしなければなりませんので、トランザクション能力の向上も必要になってくるといえます。
リップル(XRP)の価格推移
リップル(XRP)の価格推移と価格変動要因をまとめました。
①2017年3月
イングランド銀行とRipple,Incの提携、三菱UFJ銀行によるRippleNetへの参加が発表されて上昇しました。
②2017年5月
Ripple,Incが保有する600億XRPのうち、550億XRPにロックアップをかけると発表され上昇しました。
③2017年11月~12月
取引高で世界トップクラスの取引所Binanceを含む複数の取引所でXRPの取り扱いが開始されました。また、ビットコインなど仮想通貨が全体的に上昇するなか、XRPも上昇しました。この時につけた高値3ドル50セント台がXRPの史上最高値です。
④2018年1月
中国や韓国で仮想通貨の取引規制が相次いで発表されました。また、コインチェックでのNEMハッキング被害を受けて、仮想通貨全般への不安が広がり全体的に急落しました。
⑤2018年9月
SWELL2018への期待感が高まっていた中、xRapidの商用利用開始が発表されて上昇しました。
⑥2018年11月
この時期は株などの金融商品が下降気味であったことや、ビットコインキャッシュのハードフォーク問題などが重なり、仮想通貨市場が一気に下落ムードとなりました。これによりXRPも30円台まで落ち込みます。
⑦2019年4月
世界的な金融緩和期待ムードが強まってきたこと、さらに米国の主要仮想通貨取引所となるCoinbaseにXRPが上場したことなどがあり、一時期40円台まで価格が高騰しました。
リップル(XRP)の今後の価格予想と将来性
2017年に仮想通貨相場の予想を次々に的中したWebBOTやアメリカの大手取引所ナスダックなどでは、XRP価格予想を発表しています。
まずは、XRP価格に影響を与え得るイベントを抑えておきましょう。
XRPの2019年注目イベント
XRP価格に影響する可能性のある、2019年の注目イベントをまとめました。
時期 | イベント |
---|---|
2019年5月11〜17日 | 「Blockchain Week NYC」内で「XRP Community Night」を開催予定 |
2019年11月7・8日 | Ripple,Inc主催カンファレンス「SWELL2019」開催 |
2019年内 | Ripple,IncとUAEエクスチェンジがアジア向けクロスボーダー送金サービスを開始予定 |
2019年内 | 欧州委員会(EC)がブロックチェーン委員会を発足予定。 (Ripple,Incへ出資するサンタンデール銀行も参加予定) |
2019年内 | リップルシステムの金融機関採用 |
2019年内 | リップルの取引所基軸通貨採用 |
注目イベントは多数ありますが、11月に開催が決まったSWELL2019は、重大アナウンスも発表されるようですので特に注目です。
WebBOTの価格予想
WebBOTの2018年のXRP予想は、「2018年に3ドル到達を目指すが、価格操作には注意」、「2018年5月以降、仮想通貨で最も上昇する」でした。
実際の値動きは、2018年1月に5ドル台に乗せて前半は的中でしたが、その後は他の通貨と同様にパッとせず、後半はハズレでした。
2017年にはズバズバ的中しましたが、2018年は陰りが見え始めたようです。
2019年予測の発表待ちですが、あくまで参考として予測を利用しましょう。
ナスダック(Nasdaq)の価格予想
アメリカの大手株取引所ナスダックは、2017年9月29日にリップル(XRP)価格を次のように予測しました。
Ripple could easily be worth $1 within the next 52 weeks and $5 over the next several years. Some pundits are calling for $20-plus per Ripple, eventually.
出典:https://www.nasdaq.com/article/this-020-cryptocurrency-is-set-to-soar-by-december-2018-cm853317
「リップルは今後52週間以内に1ドル超え、数年で5ドルを超える。複数の専門家は20ドル以上になると予想している。」
2017年12月に約3ドル30セントまで上昇しましたので、1ドル超えについては的中しました。
次は5ドル超えに期待です。
「数年で」とありますので、遅くとも2026年までには5ドルを超える予想です。
Ripple Coin Newsの価格予想
リップル専門のニュースサイト「Ripple Coin News」では、2018年のXRP価格をこのように予測していました。
XRP price of 8-10 USD at the end of 2018
出典:https://ripplecoinnews.com/
.「2018年の終わり頃には、XRP価格は8ドル~10ドルになるだろう。」
本記事執筆時点ではリップルの価格は0.3ドル台ですので、かすりもしなかったですね。
2019年の価格予想も発表される見込みです。
SBIホールディングスCEOの北尾吉孝氏も注目するサイトですので、チェックしておきましょう。
著名人の価格予想:北尾吉孝氏(SBIホールディングスCEO)
Ripple,IncとSBI Ripple Asiaを運営するSBIホールディングスCEOの北尾吉孝氏は、このように予測していました。
「2018年中にXRP価格は10ドルに到達する。」
しかし、2018年12月16日時点でのXRP高値は5ドルと、10ドルには及ばず。
リップルのポテンシャルと将来性の高さを知っているからこそ、このような予測を出したのでしょう。
北尾氏の強気な予想は、XRPホルダーにとっては強い味方です。
著名人の価格予想:与沢翼
433万XRPぐらいの残骸あり。貸金庫に用があったので久々確認してみましたが残ってた。消えてたら面白かった
このいつ消えるかわからない仮想資産
取引所はバンバン攻撃されてる訳で。
こんなデンジャラスな資産ってないね
そこらへんいずれ手当してくれないとね
じいちゃんばあちゃんは未だに扱えない pic.twitter.com/vxtNvoqybK— 与沢 翼 (@tsubasa_yozawa) November 7, 2018
与沢翼氏は2018年11月、自身のXRP保有数量を公開しました。
公開時点では、約433万XRPを保有しているようです。
保険と投資信託はもう要らないとして、ペーパーとして、債券、株、仮想通貨に来年1年を捧げます。本気で本気です。調べ尽くし考え尽くし、フルスイングで投資します。
— 与沢 翼 (@tsubasa_yozawa) November 7, 2018
具体的な価格予想については触れていませんが、2019年の仮想通貨価格の上昇を予想しているようです。
個人投資家の価格予想
https://twitter.com/_inu_kun_/status/1073928637236166657
【仮想通貨の今後】
BTCが$2000台突入まで下落を続けると見ています。
XRPの時価総額がトップに躍り出るタイミングは年末までの間しかないでしょう。
何かしら仕掛けるであろう年内の100円到達は十分に考えられる数字です。
私は400円に達する可能性も視野に入れています。— テクニカルスナイパー (@forgoodtrade) December 8, 2018
XRPが2018年内に、時価総額でビットコインを抜いて1位に躍り出るとの予想が出ていました。
低迷する仮想通貨相場の中での起爆剤になることを期待したいですね。
リップル購入におすすめの取引所
リップル(XRP)の取引におすすめの取引所上位3社を、徹底比較の上で厳選しました。
第1位 GMOコイン
GMOコインは、東証1部上場企業GMOインターネットのグループ企業GMOコインが運営する取引所です。
マルチシグ対応で、オフラインのコールドウォレットに顧客からの預かり資産を保管してるので、セキュリティも安心。
親会社はシステム開発への定評があり、証券会社運営のノウハウも豊富なので、安定度としては抜群です。
- 東証1部上場企業のグループ会社
- 即時入金、出金手数料が無料
- 口座開設申し込みから最短翌日に取引可能
第2位 BITPoint(ビットポイント)
BITPOINTは、東証2部上場企業リミックスポイントのグループ企業ビットポイントジャパンが運営する取引所です。
マルチシグ対応で、オフラインのコールドウォレットに顧客からの預かり資産を保管してるので、セキュリティも安心です。
2018年10月には、情報セキュリティ格付け会社アイ・エス・レーティングから「A(シングルエー)」を取得。
金融・証券会社のセキュリティに必要とされる格付けは「A」以上とされていますが、この基準をクリアしました。
- 国内取引所唯一の電話サポート
- 現物取引手数料が無料
- 安心のセキュリティ
第3位 DMMBitcoin(DMMビットコイン)
DMMグループが運営する仮想通貨取引所がDMMBitcoinで大手企業運営の取引所だけあり信頼性は高いでしょう。
また、GMOコインに次いでアプリが使いやすいとの声も多くあります。
さらに、ネムやイーサリアム クラシックのFX取引ができる国内で数少ない取引所としてもアルトコイン取引をしたい人にはおすすめです。
- DMMグループ運営の信頼性の高さ
- FX取引ができるアルトコインの豊富さ
- スマホアプリの使いやすさ
リップルの通貨XRPの使い道
国際送金ネットワークで企業間決済として利用されるXRPですが、他にも投資、送金、決済、融資担保としての使い道があります。
それぞれの使い道を見ていきましょう。
XRPの使い道①投資
1つ目は投資目的です。
国際送金システムとして需要が拡大すれば、XRPの価格上昇が期待できます。
XRPは個人投資家からの人気が高く、通貨としての成長を見守りながら投資する、中長期投資の投資家が少なくないようです。
XRPの使い道②送金
国際送金ネットワークでの送金以外にも、取引所間の送金、ウォレット間の送金で利用できます。
XRPのメリットであるスピーディーな送金は、個人でも恩恵を受けられます。
XRPの送金時間のアドバンテージは大きく、CtoC(個人対個人)での送金利用の拡大も期待できます。
XRPの使い道③決済
XRPを決済利用できるサイトや店舗が増えています。
ビットコインと比較すると、導入している店舗数とサイト数はまだ少ないです。
しかし今後、三菱UFJ銀行など国内金融機関での導入が進めば、企業間での決済利用も活発になっていくでしょう。
他の通貨にはないXRPのスピーディーな送金を武器に、日常生活での決済利用増加の余地は大きいです。
XRPの使い道④融資担保
XRPを担保に融資を受けられます。
仮想通貨を担保にしたローン事業者が、担保として新たにXRPを追加するケースが増えています。
値動きが激しいXRPですので、価格が下落した場合の追加担保の条件など、実際に利用するにはハードルは低くはありません。
しかし、XRPが融資の担保として認められ始めていることは事実で、XRPにとってもポジティブです。
XRPの保管におすすめのウォレット
XRPの保管におすすめのウォレットを紹介します。
ハッキング対策や取引所の倒産リスク対策として、保有するXRPは取引所ウォレットではなく、セキュリティがしっかりしているウォレットで保管しましょう。
ウォレットには、特徴が異なる5種類あります。
それぞれ見ていきましょう。
ウェブウォレット
出典:gatehub.net
リップルのゲートウェイでもある「Gatehub(ゲートハブ)」が開発した「gatehub」や「Cryptonator」があります。
メリットは、保管するだけでなく取引もできる点です。
デメリットは、オンラインのためセキュリティリスクが高い点です。
デメリットが既に顕在化し、Gatehub利用者がハッキング被害に遭ったとの口コミが確認されています。
Gatehubを利用する場合は、2段階認証の設定を忘れずに行いましょう。
ハードウェアウォレット
出典:ハードウォレットジャパン
「Ledger Nano S」や「Trezor」など、ハードウェアに保管するタイプのウォレットです。
メリットは、ネットに接続されていないオフラインでの管理なので、セキュリティが高い点です。
デメリットは、リカバリーシートを紛失した場合、保管した通貨を引き出せない点です。
セキュリティは高いですが、リカバリーシートを紛失した場合は通貨を引き出せなくなります。
ハードはもちろん、秘密鍵とリカバリーシートは厳重に保管しましょう。
ペーパーウォレット
出典:bithomp
ペーパーウォレットの名の通り、紙で保管するタイプのウォレットで、「Bithomp」や「Ripple Paper Wallet Generator」があります。
送金アドレス、秘密鍵、QRコードを紙で印刷し、ウォレットとして利用します。
メリットは、手軽に作成でき、オフラインでの保管なのでセキュリティが高い点です。
デメリットは、紛失や盗難のリスクが高い点です。
紛失した場合、保管した通貨を引き出せなくなってしまいますので、厳重に保管してください。
デスクトップウォレット
出典:ripple-desktop-client
ウォレットをパソコンにインストールするだけで手軽に利用できます。
メリットは、インストールするだけで手軽に利用できる点です。
デメリットは、オンライン上の保管なのでセキュリティリスクが高い点です。
ripple-client-desktopは、Ripple,Inc提供のプログラムコードをyxxyun氏が変更して作成したウォレットで、Ripple,Incの公式ウォレットではありません。
2016年11月を最後にアップデートがされていませんので、不具合が出るリスクがあります。
モバイルウォレット
出典:Toast Wallet!、Ginco
スマートフォンのアプリで通貨を保管できます。
「Ginco(ギンコ)」や「Toast Wallet!(トーストウォレット)」などがあります。
メリットは、一つのアプリで複数の通貨を保管できる点です。
デメリットは、ネットに接続されたオンライン上で保管するウォレットが多く、セキュリティリスクが高い点です。
「Toast Wallet!」は、デスクトップウォレットとしても利用でき、オフラインでの保管にも対応していますので、使い勝手は良いですね。
リップル用語集
リップルでは難しい用語もたびたび使われます。
理解の一助として、用語集をまとめました。
コルレス銀行
海外に送金する際に中継地点の役割を持つ銀行です。他の銀行の決済を代行して行います。
マルチサイン
複数の秘密鍵の組み合わせを利用して、XRPの取引を承認する仕組みです。ブロックチェーンのマルチシグネチャーと類似します。
Ledger(レジャー)
送金履歴が記録される台帳です。ビットコインではブロックチェーンに取引履歴が記録されます。
SWELL(スウェル)
Ripple,Incが主催するカンファレンスです。Swellは「うねり」を意味します。例年、政界、経済界、金融業界、ブロックチェーン業界から著名人が登壇する注目度の高いイベントです。
Ripple pay(リップルペイ)
RTXPの起点となる支払いシステムです。Ryan Fugger(ライアン・ファッガー)氏が2004年に開発しました。
Reserve(リザーブ/準備金)
スパムや悪意ある使用を防ぐために課す準備金です。最低20XRPが必要で、満たさない場合は送金できません。(2018年12月時点)
Xpring(スプリング)
投資やパートナーシップを通じて、ブロックチェーンの革新的な成長を支援するプロジェクトです。参加企業に投資するとともに、ILP(インターレジャープロトコル)を提供してサポートします。
Open Coin,Inc・Ripple Labs,Inc
いずれもRipple,Incの旧社名です。2015年にRipple,Incに社名が変更されました。
活発に行われる国際送金の実証実験
リップル(XRP)が実社会で利用されるようになるのも、時間の問題でしょう。
2018年もRipple Netへの参加企業は増加し続け、参加する各企業の間では国際送金の実証実験が活発に行われています。
リップル(XRP)が送金システムとして私たちの生活に根付くのも、そう遠くはない将来のことかもしれません。
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