QASH(キャッシュ)って儲かるの?
そもそもどんな仮想通貨なの?
どこで買ったらいいの?
こんな疑問を抱えていませんか?
ICOで日本最高額の調達額を記録したことで注目を集めている「QASH(キャッシュ)」。
ここでは、QASHに関する疑問を徹底解説します!
QASHがどんな仮想通貨なのか、今後の将来性に期待ができるのか、購入するにはどの取引所を使えばいいのか、といった情報を丁寧にお届けします。
- 金融庁公認の取引所が発行!
- 世界中の取引をまとめる夢のプロジェクト
- 将来性が高く今後の価格上昇に期待できる!
- QASHを購入するならQUOINEXがおすすめ!
目次
QASHの現在のチャート
2018年7月18日現在のQASHのチャートです。
今年1月中旬をピークに停滞期に入っています。
現在はQASHの購入材料になるようなプロジェクトのリリースが少ないため、出来高も小さくまとまっている印象です。
しかし、今後プロジェクトについて具体的な情報が出た際には、5月ごろの水準まで価格を戻してくるポテンシャルは十分にあります。
今の価格はお買い得と言えるかもしれません。
QASHの過去の値動きについては、後ほど詳しく解説します。
QASHは金融庁認可済の取引所初のICO!結果は大成功!
QASHは、仮想通貨業者「QUOINEX社」が発行している仮想通貨です。
2017年11月6-9日の日程で行われたICO(トークンセール)で発売しました。
3日間という超短期間だったにも関わらず、予定していた3.5億QASHを完売。
およそ112億円を調達した日本最大級のICOとなりました。
QASHのICOが異例だったのは調達額だけではありません。
金融庁の認可を受けた仮想通貨取引所が、日本の法律を遵守して実施した世界初のICOとなりました。
ICO(Initial coin offering)とは、プロジェクトの資金調達のためにトークンを発行・販売する手法のことです。
ICOについてはこちらの記事で詳しく解説しています。
【仮想通貨】ICOおすすめ情報・2018年スケジュール【総まとめ】QUOINEってどんな会社?QASHとの関係性とは?
QASHのICOを実施したQUOINEX社は、国内仮想通貨取引所「QUOINEX(コインエクスチェンジ)」を運営する会社です。
また、シンガポールに拠点を置く海外市場向けの取引所「QRYPTOS」の運営も行っています。
以前は比較的マイナーな国内取引所というポジションだった「QUOINEX(コインエクスチェンジ)」ですが、ICOの成功によって認知度が上がりました。
QASHを買うためにQUOINEX(コインエクスチェンジ)の口座を作ったという人も増えています。
QASHはLIQUIDプラットフォームで支えられている
QASHのICOは、QUOINEX社が計画している「LIQUID」というプロジェクトを実現するために行われました。
QASHは将来的にLIQUIDの中で流通する予定になっています。
LIQUIDプロジェクトの将来性が高く評価されているため、QASHの価値にも期待が高まっています。
詳細は後ほど解説しますので、今の段階では「QASH = LIQUIDの中で使われる予定の仮想通貨」という認識でOKです。
QASHが持つ6つの特徴・メリット
QASHの基本情報 | |
---|---|
トークン名 / コード | QASH(キャッシュ) |
発行総数 | 1,000,000,000 QASH |
発行者 | QUOINE Pte Ltd. |
規格 | ERC-20 |
公式サイト | QASH公式サイト |
ホワイトペーパー | QASHホワイトペーパー |
公式LINE | QASH公式LINE |
公式Telegram | QASH公式Telegram |
公式Twitter | QASH公式Twitter |
公式Facebook | QASH公式Facebook |
公式steemit | QASH公式steemit |
公式reddit | QASH公式reddit |
公式LinkedIn | QASH公式LinkedIn |
QASHは次のような特徴を持つ仮想通貨です。
- QASHはQUOINEが発行している!
- QASHはイーサリアム上で作られているトークン
- QASHトークンはQASHコインへの移行が計画!
- QASHはLIQUIDプラットフォームの活用で取引がスムーズ
- QUOINEで優遇されている
- QASHは金融庁認可済で、法令遵守が徹底されている
それぞれ確認していきましょう。
QASHはQUOINEが発行している!
QASHを発行している「QUOINEX(コインエクスチェンジ)」は、セキュリティの高さで知られる取引所です。
資産の100%をコールドウォレットに保管するといった体制を取っています。
サービス開始以来4年間、一度もハッキングやGOXの被害を受けていません。
安全性に実績のある取引所が発行しているため、LIQUIDプロジェクトの信頼性が高まり、結果としてQASHの値上がりにも期待できるのです。
QASHはイーサリアム上で作られているトークン
QASHは、現段階ではイーサリアム上のERC-20という規格を使って発行されています。
イーサリアムをベースにすることで決済や取引が円滑に行われるため、ほとんどのICOトークンで採用されています。
2019年第2四半期までは、この形式で運用される予定になっています。
QASHトークンはQASHコインへの移行が計画中!
2019年第2四半期以降は、QASHオリジナルのブロックチェーン(メインネット)を公開するとしています。
その場合、ERC-20規格で作られた従来のQASHは新しいQASHコインと交換されることになります。
QASHのメインネットが公開されれば大きな話題を呼ぶことが予想され、価格上昇にも期待できます。
QASHはLIQUIDプラットフォームの活用で取引がスムーズに
先ほどからお伝えしている通り、QASHはLIQUIDプラットフォーム上で流通する血液のようなものです。
QASHのメインネットに移行することで、LIQUIDに最適化した仮想通貨になると考えられます。
後述しますが、LIQUIDプロジェクトは従来の取引所が抱える問題点を解消できる技術を開発しています。
その技術力によってQASHが生まれ変われば、仮想通貨としての価値はさらに高まり、世界中で需要が拡大するでしょう。
QASHはQUOINEXで優遇されている
QASHは将来的にQUOINEX社が提供する各プロダクトで様々な特典を得られると考えられています。
LIQUID上で証拠金として使えたり、手数料がお得になったりといったことが想定されます。
また、別のプロジェクトやICOに優先的に参加できる可能性もあります。
LIQUIDの成功によってQUOINEX社が世界から注目を集めるようになれば、QASHがもつインセンティブはさらに強力になることが予想されます。
QASHは金融庁認可済で、法令遵守が徹底されている
QASHを発行するQUOINEX社は、2017年9月に金融庁の認可を取得した第一陣の国内取引所です。
またQASHのICOは日本の法律を遵守するかたちで実施されています。
日本は法律規制が厳しく、日本のメンバーが主導するプロジェクトのほとんどが海外法人を介してICOを実施しているのが現状です。
そんな中、日本の法律に則ってICOを行っているという点で信頼性が高いと判断できます。
国内取引所で販売できる仮想通貨の種類にも厳しい審査がありますが、QASHは金融庁認可を受けており、仮想通貨の取扱許可リスト(ホワイトリスト)に掲載されています。
また、ICOの際に集まりすぎてしまった資金を投資家に返金するといった良心的な対応も見られています。
こうした経緯から真摯な姿勢と実績を見て取れる、期待の仮想通貨なのです。
取引プラットフォーム「LIQUID」とは?
将来的にQASHが流通することになるプラットフォーム「LIQUID」。
特徴を一言で表すと、「世界中の取引所を一つにまとめる仮想通貨プラットフォーム」です。
こちらの動画では、QASHとLIQUIDについての全体像がわかりやすくまとめられています。
LIQUIDプラットフォームは、世界中の取引所に分散している取引を一つに取りまとめて、流動性と安全性を担保しようとしています。
QASHはLIQUIDの中で流通し、血液のような役割を果たす予定になっています。
QASHとLIQUIDが解決する課題
現状の仮想通貨取引には次のような問題点があります。
- 流動性が低い
- 取引所ごとに価格差がある
- 取引所ごとに取り扱い通貨が異なる
- 海外取引所では自国通貨が使えない
各仮想通貨取引所ごとに取引が分散しているため、なかなか注文が通らなかったり、購入金額に差がある場合があります。
またBinance(バイナンス)で日本円が使えないように、海外取引所では自国の通貨を使うことができません。
ビットコインやイーサリアムなどの基軸通貨に両替し、送金をするという手間がかかります。
QASHとLIQUIDはこうした問題点を解決するために立ち上がったプロジェクトです。
LIQUIDの壮大なビジョンを実現するために、次のような技術を開発しています。
- ワールドブック(World book)
- マッチングエンジン(ME)
- クロスカレンシー換算エンジン(CCCE)
- スマートオーダールーティング(SOR)
LIQUID(QASH)をささえる技術「ワールドブック(World book)」
LIQUIDを実現するために「ワールドブック」という技術を開発しています。
ワールドブックは、世界中の取引所の取引データをひとつの画面にまとめたものです。
現在は、取引所ごとに仮想通貨の価格が微妙に異なり、取り扱っている仮想通貨や対応している法定通貨の種類も違います。
LIQUIDが実現すれば、QUOINEX、bitbank、Binance、Huobiといった取引所をひとつのアカウントで横断し、自由に取引できるのです。
また、自分が選んだ通貨建てで取引することも可能です。
取引所間の価格差や通貨の制約がなくなり、スムーズな取引が可能になります。
ワールドブックは二つのオーダーブックでできている
ワールドブックは、内部オーダーブックと外部集約オーダーブックという二つのオーダーブック(板)からできています。
内部オーダーブックは、ワールドブック内での注文をまとめた為替調整済みの板のことです。
外部集約オーダーブックは、世界中の取引所(内部オーダーブック以外)の注文をまとめた板のことです。
この二つを束ねてることで、流動性の担保と自由な取引を実現します。
これからご紹介する技術は、このワールドブックを機能させるのに不可欠です。
マッチングエンジン(ME)
マッチングエンジン(ME)は、ワールドブックのために開発された注文処理システムです。
世界中の注文を処理するワールドブックでは、通常の取引所の演算能力では取引を制御できません。
QASHのマッチングエンジンは1秒あたり数百万件という強力な取引を処理でき、拡張性や障害などへの耐性も優れた世界最高水準のシステムです。
クロスカレンシー換算エンジン(CCCE)
クロスカレンシー換算エンジンは、通貨換算を高速かつ自動的に行なう仕組みです。
具体的な例をもとに考えてみましょう。
LIQUIDでは、以下のような売買をすることができます。
- Aさん:QASHをビットコイン建てで販売
- Bさん:QASHをイーサリアム建てで購入
この注文が約定したとき、まずQASHの価値をビットコインとイーサリアムそれぞれに換算する必要があります。
次にAさんの口座にビットコインを振込み、Bさんの口座からイーサリアムを減らす処理が必要です。
AさんとBさんが住んでいる国の法定通貨建てで表示させる必要もあるでしょう。
こうした複雑な処理を一瞬のうちに行い、通常はマッチングしない通貨同士の取引を可能にします。
これまで直線的な関係性でしかなかった仮想通貨の取引に、奥行きが生まれるのです。
スマートオーダールーティング(SOR)
スマートオーダールーティングは、世界中の取引所の中から最適な価格の注文を探し、成立させる仕組みです。
各取引所での注文状況を常にLIQUIDプラットフォームへ反映し、取引の仲介まで行います。
ここまでご紹介してきた技術と合わせ、LIQUIDでは以下のような流れで注文が成立します。
- スマートオーダールーティングで取引情報を取りまとめる
- クロスカレンシー換算エンジンで通貨を調整する
- マッチングエンジンで約定する
LIQUID(QASH)のメリット
LIQUIDが実現しQASHが世界中で流通するようになれば、以下のようなメリットがあります。
- 取引所をいくつも持つ必要がなくなる
- カウンターパーティーリスクが少なくなる
- セルフGOXのリスクがなくなる
- 世界中の取引所から最適な価格差で取引できる
- 日本円で草コインが買える
LIQUIDの口座一つで世界中の仮想通貨取引所にアクセスできるので、あれこれ取引所を開設したりログインしたりする時間を削減できます。
取引が効率化するのはもちろん、資産の管理もしやすくなります。
LIQUIDを運営しているQUOINEX社は日本政府から認可を受けた仮想通貨交換業者なので、誰が運営しているのかわからない海外取引所に比べて安心してお金を預けることができるでしょう。
送金ミスでセルフGOXするリスクもなく、世界の取引所の中からもっともお得な価格で仮想通貨を購入できるようになります。
また現在は法律の兼ね合いもあり、日本円で購入できる仮想通貨は数えるほどしかありません。
LIQUIDが実現することで、海外取引所でしか購入できなかった草コインを日本円で購入できるようになるのです。
次の画像をごらんください。
シンガポールドル建てとユーロ建てでは、同じQASHでも金額・上昇率がかなり違うことがわかります。
情報の伝わるスピードにほとんどさがなくなったにも関わらず、法定通貨によってまだこれだけ価格変化に開きがあるのです。
QASHの今後の将来性・ビジョン
QASHは将来的に値上がりが期待できる仮想通貨とされています。
LIQUIDのビジョンをはじめとした、いくつかの要素を確認していきましょう。
金融庁の認可があるので、法律面でも安心!
すでにご紹介した通り、日本政府の厳格な規制を守って認可を取得している点はとても安心できる材料です。
ハッキングや運営元の財政破綻、スキャム(詐欺)であるリスクが比較的低いと判断できます。
栢森CEOはじめチームメンバーが優秀
QASHのプロジェクトチームには優秀なメンバーが揃っています。
QUOINEX社のCEOである栢森 加里矢氏は東大法学法学士とハーバードMBAを取得。
そのほかにも、ゴールドマン・サックス、バンク・オブ・アメリカ、ブルームバーグ、ソフトバンクグループ株式会社、三菱商事など、経営陣の経歴には超一流企業が並びます。
金融、技術の分野で合計250年の経験があるメンバーが集まった、国際的レベルの開発チームなのです。
ジブラルタル証券やJASDAQ上場会社と提携している!
仮想通貨を世界的に流通させるには、外部パートナーとの連携が不可欠です。
QASHを発行しているQUOINEX社は、ヨーロッパを中心とした世界進出のため「ジブラルタル証券取引所」と提携しています。
さらに、JASDAQに上場しているITシステムのコンサルティング会社「ULSグループ株式会社」とも連携を結んでいます。
ブロックチェーンや金融領域で培った技術を元に、LIQUIDをはじめとするQUOINEX社のプロダクトの開発を強化する狙いがあると見られています。
日本の決済代行会社「株式会社イーコンテクスト」とも業務提携を発表しており、仮想通貨決済サービスを提供する可能性も考えられます。
SBIインベストメントやジャフコといったベンチャーキャピタルからの支援も受けている点も、信頼性の面で好材料です。
仮想通貨取引所とも連携が進んでいる
世界中の仮想通貨取引所を一つにする、というLIQUIDのサービスを実現するために各国の取引所との連携を進めています。
世界最大級の取引量を誇る「Binance(バイナンス)」や「Bitfinex(ビットフィネックス)」といった有力な取引所とパートナーシップを締結。
仮想通貨取引所界の王様であるBinance(バイナンス)がLIQUIDが連携することになれば、大多数の取引所が追随する可能性が高いでしょう。
一歩間違えば競合になりそうな相手ですが、パートナーシップにできたということはかなりポジティブな要因です。
また今後の展開次第ではBNBなどとの相互上場が実現する可能性もあります。
日本発ICO(トークンセール)の最高額を叩き出した
開始初日で約70億円が集まったQASHのICO。
最終的に日本で行われたICO史上最大級となる約112億円の調達に成功しました。
それをたったの3日間で集めたという実績は、世界的にみてもそう多くありません。
このICOには中国の最大手マイニング企業「ViaBTC」の創業者であるジハン・ウー氏も参加したと見られています。
QASHは海外の大物も期待している仮想通貨なのです。
銀行業務ライセンス取得を目指している
QUOINEX社は銀行業務の免許取得に動いています。
これまで長期間にわたって銀行と良好な関係を築き上いてきた同社。
正式に免許を取得することができれば、ブロックチェーンを活用して従来に比べて圧倒的に低コストな金融サービスを提供できるでしょう。
将来的には既存の銀行もQUOINEX社の提供するプラットフォームを活用する可能性まで出てきます。
情報配信に積極的
QUOINEX社ではプロジェクトの情報配信に力を入れています。
CEOの栢森氏以外のメンバーも積極的に発信を行っており、最近では7月5日にCTOのアンドレ氏が日本語でLIQUIDの進捗を解説している動画を公開しています。
技術周りの責任者が直々にプロジェクトについて解説してくれるところからも、真摯な姿勢を感じることができます。
すでにプロダクトがある
QASHの場合はすでに目に見えるプロダクトがあります。
ICOで発行された仮想通貨にありがちな、プロダクトの開発で頓挫したり、集まった資金だけ持ち逃げされるといった心配はありません。
QUOINEX社は「QUOINEX」と「QRYPTOS」という二つの取引所を実際に運営しています。
加えて、上の動画でも言及しているように、LIQUIDに実装される「マルチマーケットオーダーブック(Multi Market Order Book)」が形になりつつあります。
細かなバグの修正や金融庁との調整が必要になるため、完成にはもう少し時間がかかりそうな見通しですが、着実に開発が進んでいることがわかります。
QASHの抱える問題点と課題
QASHは将来性の高い仮想通貨ですが、懸念点も抱えています。
- QASHの用途が少ない
- スプレッド・手数料が高くなるかも?
- アービトラージで儲けることはできない
- 流動性を逆手にとった取引ができない
QASHの用途が少ない
LIQUIDの中で流通することは決まっているQASHですが、それ以外にどんな使われ方をされるかは具体化されていません。
しかし、QUOINEX社は銀行免許の取得や決済会社との連携などの動きを進めており、将来的な用途の拡大を予感させます。
具体的な情報に期待したいところです。
スプレッド・手数料が高くなるかも?
LIQUIDが開発している画期的な技術のひとつ「スマートオーダールーティング」。
複数の取引所で横断的に取引をする場合、何重にも通貨を交換する必要があります。
その際、手数料が高額になったりスプレッドが開いてしまう可能性が考えられます。
せっかく世界中の取引所から最適な価格を選べても、結果的に手数料が高くついてしまったら意味がありません。
こうした問題をいかに解決できるかという点は、QASHが世界中に流通するかに大きく関わってきます。
アービトラージで儲けることはできない
LIQUIDによって世界の取引所が一つになることで、取引所間の価格差を利用して儲ける「アービトラージ」ができなくなる可能性があります。
取引方法としては一般的ではありませんが、アービトラージを取り入れている方にとってはデメリットと言えるかもしれません。
流動性を逆手にとった取引ができない
流動性の低い板に大きなお金を突っ込むことで価格を操作する「ダンプアンドパンプ」と呼ばれる手法も使えなくなります。
日常的にこうした取引をしている人にすればデメリットになりそうですが、法に触れはしないものの積極的におすすめできる方法ではありません。
不当な操作がしづらくなることで、一般の投資家はもちろん仮想通貨全体の健全化にも良い影響を及ぼすと考えられます。
QASHの価格推移と過去の出来事
仮想通貨取引で利益を出すには、価格推移を知っておくことが重要です。
過去の値動きを把握しておくことで、どのような情報が出たときにどれだけ価格が上下するのかという予想を組み立てることができます。
ここからは、QASHのチャートを元に過去の価格変動をおさらいしてみましょう。
上場 – 2018年1月下旬
QASHは2017年11月21日にQUOINEX(コインエクスチェンジ)に上場しました。
元々は12月上場予定でしたが、ICOの大反響を受けて前倒しされました。
(*QASHのICOについては、のちほど詳しく解説します。)
上場直後の数日は45-60円のレンジでもみ合いましたが、ICOで購入できなかった投資家たちが余剰資金でQASHを購入し、価格が上昇します。
QUOINE社自体の認知度も上がり、QASHを購入希望者の口座開設申請が殺到したことでもさらに話題が広がりました。
12月に入ってからは盛り上がりも冷め、全体的に下げ基調。
Bitfinexへの上場を果たしますが、あまり変化は見られませんでした。
12月下旬ごろからは価格が回復し、2018年1月上旬にはBinanceに上場する噂が流れたことで急騰します。
1月13日には終値が 1QASH = ¥138 をマークしました。
- ICOの大成功
- 知名度の上昇
- Binance(バイナンス)上場の噂
2018年1月中旬 – 2018年7月
暴騰後の調整が働く中、あのコインチェックのNEM流出騒動が起こり、市場全体が下げ基調に転じます。
さらに、仮想通貨に対する政府の規制が懸念されるなどのマイナス材料もありじわじわと値を下げます。
2018年7月現在では 1QASH=¥30 前後を推移しています。
これはICO時の販売価格と同等で、初値の約6割程度に相当します。
開発進捗や提携などのニュースが少ないことによる判断材料不足と考えられます。
QASHのポテンシャルからすると、今が絶好の仕込み時期と捉えることができそうです。
- コインチェック事件
- 取引所関連の規制
- 開発進捗などの材料不足
QASHのロードマップ
LIQUIDの開発予定はQASHの値上がりを大きく左右します。
QUOINE社がホワイトペーパーで公表しているロードマップは以下の通りです。
- STEP.12018年7-9月
QUOINE LIQUID サービス開始
- STEP.22018年7-9月
QASHメインネット開始
- STEP.32018年1-3月
プライムブローカレッジ開始
「プライムブローカレッジ」は取引所やユーザーから預かった仮想通貨や資金を管理するツールの総称です。
- STEP.42019年10-12月
正式な銀行免許取得
LIQUIDの開発が若干押しているような印象を受けますが、公式開始のアナウンスが出れば値上がりは確実。
QUOINEX社の発表に投資家の注目が集まっています。
QASHの競合はいないの?
QASHのプロジェクトが成功するには、LIQUIDのサービスがユニークであるかという点が重要です。
共通点があるとされるCOMSA(コムサ)とDEX(分散型取引所)を例に考えてみましょう。
COMSA(コムサ)
COMSA(コムサ)は、QASHと同じく日本の取引所「Zaif」が実施したICOプロジェクトです。
2018年10月2日から11月6日の間でICOが実施され、約95億円とこちらも大型の調達に成功しました。
どちらも取引所が実施するプラットフォーム型ICOという点では似ていますが、以下のように性質が異なります。
- QASH:仮想通貨投資プラットフォーム
- COMSA:ICOプラットフォーム
COMSAはNEMのブロックチェーンを改良し、イーサリアムのようなICOプラットフォームを作ろうとしています。
一方QASHは、すでに流通している仮想通貨の取引を高い自由度で行えるようにするのが目的です。
うまい具合に棲み分けが図られており、現状は両者が競合する可能性は低いでしょう。
DEX(分散型取引所)
DEX(分散型取引所)は、全ての取引をブロックチェーン上で管理する形式の取引所です。
従来の中央集権的な取引所と比べて個人投資家レベルの使用であれば手数料やGOXリスクなどの面でメリットがあります。
しかし、機関投資家などの利用を考えると耐久性の面で懸念があります。
一方、QUOINEX社は将来的に銀行免許を取得しようとしています。
この点を考えると、QASHおよびLIQUIDに優位性があると見ていいでしょう。
こうして見てみると、他のプロダクトと上手に差別化されていることがわかります。
今後似た思想を持つプロダクトが出てきたとしても、先行しているLIQUIDとQASHを上回るのは難しいでしょう。
LIQUIDを実現できさえすれば、市場の覇権を握れる可能性だってあるのです。
QASHを購入できる取引所は?
QASHを購入できる取引所は以下の通りです。
- QUOINEX(コインエクスチェンジ)
- Huobi(フォビ)
ご覧いただいた通り、QUOINEX(コインエクスチェンジ)以外にもHuobi(フォビ) で購入することができます。
BITFINEX(ビットフィネックス)でも上場していましたが、現在新規開設を中止しており6月にDDoS攻撃(不正アクセス)の被害が報告されているため紹介を見送ります。
QUOINEX(コインエクスチェンジ)
5種類
- ビットコイン(BTC)
- イーサリアム(ETH)
- ビットコインキャッシュ(BCH)
- リップル(XRP)
- キャッシュ(QASH)
QUOINEXは、簡単にまとめると以下のような特徴のある取引所です。
- 手数料が安い
- セキュリティが高い
- 25倍のレバレッジ取引ができる
- 日本で唯一QASHトークンを購入できる
これまで一度もハッキング被害を受けていない、強固なセキュリティが信頼を集めています。
国内最高水準の25倍のレバレッジにも対応しています。
さらに、5月にアプリが大幅にリニューアルされ、使いやすさが評判を呼んでいます。
スマホからも簡単にQASHを購入できるのは、忙しい方に嬉しいポイントですよね。
Google Play のファイナンス部門で1位を獲得するなど、上場の滑り出し。
リリース直後だけあり「立ち上がらない」などの声も一部上がっていますが、今後のアップデートで更に快適なサービスになってくことが期待されています。
手数料が安いので、普段は海外取引所を使っているという方も送金用のブリッジ取引所として優秀。
QUOINEXの発行元だけあって、もっとも購入に適した取引所といえるでしょう。
→ QUOINEX(コインエクスチェンジ)の公式サイトはこちら
- 信頼性で取引所を選びたい人
- はじめての取引所を開設する人
- レバレッジ取引をしたい人
- 普段は海外取引所で運用している人
安心感が抜群のHuobi(フォビ)
Huobi(フォビ) は世界最大級の取引量を誇る取引所です。
現在もっとも勢いのある取引所とも言われています。
Huobi(フォビ)の基本的な性能は先ほどご紹介したBinance(バイナンス)に匹敵しています。
大手IT企業SBIホールディングスと業務提携をしていた時期もあり、信頼性もバッチリです。
取引画面の機能がやや少ない印象がありますが、その分シンプルで使いやすく仕上がっています。
Huobi(フォビ)も取引所内で使用できるHTトークンというオリジナルトークンを発行しており、こちらも今後の価格上昇が期待されています。
- HTトークンを購入したい
- シンプルなデザインが好み
QASHの購入方法
先の章で解説した通り、QASHを購入するならQUOINEX(コインエクスチェンジ)を使うのがもっともおすすめです。
下のリンクから、QUOINEXの口座を開設することができます。
口座開発後には「シンプルトレード」と「多機能トレード」の二つの方法を選ぶことができます。
今回は初心者から上級者まで簡単にQASHを購入しやすい シンプルトレード を例に操作方法をご説明します。
- STEP.1ログイン
QUOINEXにログインし、取引画面を開きます。
- STEP.2シンプルトレードを開く
画面右上にある「シンプルトレード」をクリックします。
- STEP.3通貨ペアを選ぶ
チャートそ下に表示されている「JPY」「BTC」など選択肢の中から、希望する通貨ペアをクリックします。
今回は日本円で解説を進めます。
さらに、その中から「QASH」をクリックします。
- STEP.4注文内容を入力する
「QASH購入」と書かれた画面の中で取引を行います。
「購入価格」の欄には、1QASHあたり何円で購入したいかという希望金額を入力します。
「購入数量」の欄には、上の金額でどれだけ購入したいかを入力します。
下にある「25%」「50%」などをクリックすると、購入数量を日本円資産の割合で指定することができます。
- STEP.5注文内容を確認する
下に購入にかかかる合計金額が表示されます。
内容に問題がなければ「QASHを購入」をクリックし、注文完了です。
QASHの保管方法
いくらQUOINEXのセキュリティ性が高いからといって、購入したQASHを取引所のウォレットに預けたままにするのはおすすめできません。
一定期間売買しないようであれば、別のウォレットに送金するようにしましょう。
ウォレットにも色々な種類がありますが、専用端末に仮想通貨を保管するハードウェアウォレットというタイプがもっともおすすめです。
仮想通貨取引所を狙ったハッキング事件などが相次ぎ、安全性の高いハードウェアウォレットの人気が急上昇しています。
QASH対応ウォレット① Ledger Nano S
Ledger Nano Sはデザイン性と携帯性に優れたハードウォレットです。
知名度・人気ともにトップクラスなので、ご存知の方が多いかもしれません。
ビットコインはもちろん、リップルなどのアルトコインも幅広くカバーしています。
後述する My Ether Wallet と連携することで、QASHのようなイーサリアムトークン(ERC-20)を保管することができます。
価格は1万円程度です。
→ ハードウェアウォレット「Ledger Nano S」公式サイトはこちら
QASH対応ウォレット② TREZOR
TREZORもポピュラーなハードウェアウォレットの一つです。
こちらもアルトコインを豊富にカバーしており、My Ether Wallet と連携することでQASHを保管できるようになります。
価格は1-1万5000前後とやや高めですが、購入者の中にはリピーターになる人も多いようです。
QASH対応ウォレット③ MyEtherWallet
ここまで何度か登場した My Ether Walle。
デスクトップ上で仮想通貨を管理するタイプのウォレットで、パソコン自体がハッキングやウイルスの被害に遭わなければ流出の心配はありません。
ハードウェアウォレットには劣りますが、比較的安全にトークンを保管できるためセキュリティ面はとても優れています。
また、My Ether Wallet はイーサリアムトークンにおけるハブのような役割を果たします。
先にご紹介したウォレットでQASHを管理するために不可欠なウォレットですので、QASHを購入する際には必ず開設しておきましょう。
日本語にも対応していますので、初心者の方でも安心です。
QASHの評判
QASHは投資家たちの間でどのように評価されているのでしょうか。
Twitterの評判をチェックしてみましょう。
7/18で完全な短期トレ転(109万辺りまで)とすると前回と同じく約1ヶ月は上昇基調続きそうかな。
取り敢えずここでBTCと連動するアルト仕込めば少なくとも2倍幅ぐらい取れそうだけどね。
微妙な状況だけど、#QASH のLIQUIDが8月αローンチだとするとそこそこに上がりそう。
— BCH_QASHガチホ勢 (@BCH57535629) July 17, 2018
やはりQASHのプロジェクトローンチに期待する声があがっています。
毎月貯金するなら、毎月ドルコスト平均法で仮想通貨買っておこう
と思うので、
まだ仮想通貨に絶望はしてないんだなと思う
Zaifで積み立てるならXEMだな
QASHもそろそろ少しづつ
— 夏KEN (@natsuken008) July 12, 2018
ドルコスト平均法は定額で仮想通貨積立を行う投資方法。
その対象に選ぶ投資家がいるということは、QASHの堅実さが評価されているといえるでしょう。
CMSめっちゃ買いたいけど何やりたいのか分からんから手を出せない!
QASHを買い増し!
— さんとうきん (@fscc16) July 17, 2018
QASHと同様に、国内取引所のZaifが発行しているCOMSA(コムサ)と比較した意見も。
プロジェクトの具体性も投資対象として重要なポイントです。
開発してるかわからないアルトコインばかりなんだからQASHは安泰でしょう。ただ金融やフィンテックは競合が多い分、本当に覇権を取るのかが大事。
コインベースやDEXは強力なサービスを出してくるでしょう。#QASH— クリトピさん@仮想通貨ブログ (@cryptopix_san) July 16, 2018
現状は投資対象として安全であるものの、将来的に覇権を取れるかどうかを懸念する声も。
いずれにせよ、プロダクトの完成度と進捗に注目が必要です。
LIQUIDアルファが8月末か9月にローンチ予定でも、QASHは過去安値圏で推移してます。
でも、これって仕込むには、非常に好機だと思います。
そして、期待先行で価格が高騰しない辺りも好感が持てます。
実需が伴い、社会的認知が広がれば、QASH、いやLQ又はLQDの価格は飛躍すると確信してます!
— 本業より投資派M@QASHer (@21mak21) July 12, 2018
ちなみにですが、QASHは、どんだけ価格が上昇しようとも、全ポジションを解除することはあり得ないです。
なぜなら、QUOINEは、金融業界に変革をもたらすリーディングカンパニーへと成長する企業ですから。
銀行業の免許の取得と並行して、東証への上場も果たすんじゃないでしょうか。
#QUOINE#QASH https://t.co/EMcKptDLRA— 本業より投資派M@QASHer (@21mak21) April 22, 2018
QASH(QUOINE)日本語版テレグラムの参加人数が昨日2,000人に到達
上場から2ヶ月経たないうちにico価格の10倍に到達何と言っても週次報告や定期的なAMA(ライブ動画配信)、そして国内でのミートアップを予定しているなど"顔が見える"ことの意義は大きい…
WPのロードマップを見て益々期待!#QASH pic.twitter.com/lOfyXdfWCA— しゃずか@QASHはガチホ (@sharzuka) January 15, 2018
最後のツイートは少し古いですが、総じてQASHをある程度長期的に保有(ガチホ)している投資家が多いようです。
それだけ将来性に期待ができるということですね。