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EOSに深刻な危機
世界最大のICOプロジェクトの一つでもあったEOSが深刻な危機に瀕しているかもしれません。
Outlier Venturesの新しい調査レポートによると、EOSプラットフォームで働く開発者は1年前と比較して85%以上減少しています。その結果、開発プラットフォームGithub上でのコードの更新は、同じ期間で94%も減少しています。さらに、Decryptが4月に報告したように、EOS dAppsのアクティビティは昨年1年間で70%減少しています。
開発者やユーザがどんどん去っていく中で、EOSはいつまでトップテンのプロジェクトであり続けることができるのでしょうか?
EOSは、ICOで40億ドル以上を調達したと言われています。 それ以来、State of the Dappsによると、開発者は約325のdAppsと515のスマートコントラクトをプラットフォームに追加しました。 それに比べて、イーサリアムの開発者は約2900のdAppsと4500以上のスマートコントラクトをリリースしています。
Outlier Venturesのレポートによると、イーサリアムは分散型コンピューティングの世界を支配しており、全スマートコントラクトとdAppsの80%がイーサリアムベースだという。 EOSは9%にとどまり、2位となっています。
調査では、アクティブな開発者が1年前と比べて50%以上減少し、コードの更新が96%減少したTRONも黄色信号が出ていると報告しています。 ただし、TRON代表のジャスティン・サンのペットプロジェクトの時価総額はEOSの半分以下ですが、TRONは買収や注目度の高いカンファレンスを通じて、かなり多くの注目を集めています。
これから伸びるプラットフォームは?
レポートでは、暗号通貨分野ではあまり目立たない競合他社の成長も強調されています。
2020年5月にメインネットをリリースしたPolkadotは、月間アクティブ開発者数が前年比で40%以上増加しました。 最近リリースされたBand Protocol 2.0のCosmosもまた、アクティブな開発者が昨年より15%増加しています。
ThetaとCardanoも大きな発展を遂げており、コードの更新がそれぞれ930%と580%増加しています。今後の躍進に期待できるプラットフォームです。
では、EOSはどうなるのでしょうか? Outlier Venturesによると、プラットフォームの開発が減少しているのは「2019年のメインネットワークの立ち上げに伴う関心の低下と、コア開発者がプロトコルから遠ざかっていることが原因である可能性が高い」としています。
それでもプロトコルは、1日平均アクティブユーザー数が約1万5000人と、イーサリアムに次ぐ第2位のユーザーベースを維持しています。
しかし、これだけ多くの開発者がエコシステムから離れていく中で、EOSがどのようにしてユーザー数の減少を逆転させたり、よりアクティブなプロトコルに対抗するために革新的な新しい分散型アプリケーションを提供したりできるかは、今のところ不明です。
原文URL: https://decrypt.co/32217/billion-dollar-blockchain-eos-in-trouble-research
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