やさしい仮想通貨の始め方を解説

ビットコインとイーサリアムの「スケーラビリティ戦争」

スケーラビリティは重要課題

ビットコインのスケーラビリティに関する議論は、SegWit、ライトニングネットワーク、Taproot/Schnorr署名についてここ数年続いています。

一方、イーサリアムもまた、スケーラビリティの問題に取り組んできました。イーサ2.0のアップグレードは、イーサリアムのスケーラビリティとプライバシーの両方の問題を解決すると喧伝されています。

イーサ2.0のアップグレードに成功すれば、ビットコインは、スケーラビリティの面で、イーサリアムとの厳しい競争に直面することになるかもしれません。

ビットコインのスケーラビリティ開発は保守的

Lightning LabsのCEOであるエリザベス・スタークは、ビットコインの半減によりライトニングネットワークの開発が加速するだろうと主張しました。最近のポッドキャストでは、ビットコイン開発者のアンドレアス・アントノプロスも、進歩は進んでおり、準備ができたら実装されるだろうとの見解を述べています。

ビットコインの改善案の初期レビューはすでに完了しています。コードはすでにテストされており、テストを続けています。まだビットコインコアに統合されておらず、仮にビットコインコアに統合された後も、アクティベーションされるまでは動きません。これはビットコインのすべての開発がそうであるように、ゆっくりとした保守的なプロセスです。

ビットコインのスケーリングに関する開発が軌道に乗っていると仮定すると、非常に多くのアップグレード提案が乗っている中で、互いに競合するのか、それとも手を取り合って動くのでしょうか?

ライトニングネットワークはビットコインで提案された最後のアップグレードであり、これが究極のアップグレードになるのでしょうか。アンドレアスは次のように答えました。

このスケーリングの議論における大きな誤解の1つは、スケーリングには1つの解決策しかないという考え方だと思います。

スケーリングに魔法の杖はありません。異なるソリューションのすべてがどのようにスケーリングにおいて競合するかはまだわかりませんが、レイヤー2で終わりというわけではありません。

イーサリアム優勢?

興味深いことに、2018年に行われたビットコインとイーサリアムのスケーラビリティ調査では、2021年までに両コインのスケーラビリティが向上すると予測していました。イーサリアムが何年もかけて、ビットコインよりも優れたスケーラビリティを発揮するだろうと予測していました。


Source: Bitcoin Vs Ethereum transactions between 2016-2018, temtum

また、2021年までにイーサリアムでの取引が500%増加することも明らかにしていました。今年中にイーサ2.0のアップグレードが行われることを考えると、現実がこの予測に近づいていると思えます。

ビットコインは暗号通貨のキングかもしれませんが、スケーラビリティの面では、イーサリアムがビットコインに対し優勢になるかもしれません。

原文URL: https://eng.ambcrypto.com/bitcoins-ln-is-a-slow-and-conservative-process/

この記事の監修者 808おじさん(@808ojisan)

Twitterでは5,000人以上のフォロワーが存在する凄腕トレーダー。 仮想通貨投資に18年3月から本格参入し、BTC、ETC、XRP、XMLを中心にトレード。仮想通貨Z502のファウンダーでもある。独自の相場分析で数々の高騰銘柄を的中させてきた人気仮想通貨トレーダー。

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