出展 :cryptobriefing.com
DappRadarの2019年のマーケットレビューによると、現在ETHをトークンとして使った、DAppsゲームアプリケーションが最も人気を博している事を発表しました。
ETHのDeFiブレイクアウトは、2019年から急激に新規ユーザーの参入が広がり、まだまだ開発段階である今後リリース予定の様々なDAppsゲームの数を考えてみても、今後よりホットなトレンドとして注目を集めていく可能性がある事を示唆しています。
競合するスマートコントラクトプラットフォームと比較しても、DappRaderはETHブロックチェーンプラトフォームである「DeFi」「取引所」「ギャンブル」「ゲーム」は現代で最もユーザーアクティブ数の高いプラットフォームとして君臨しています。
中でも、以下の表記では以上のプラットフォーム別の「最大取引量」と「最大ログインユーザー数」を明確に集計したものとなっており、現段階から見ても、その活動性の高さが伺えます。
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上記に基づいて、Defiと取引所が最大の価値を生み出した一方、ユーザーアクティビティに関しては「ゲーム」と「ギャンブル」に関連したDAppsゲームアプリケーションへと、人気が集まっている事が分かります。
特にデジタルトレーディングカード系のDAppsに関しては、非常に人気が高く、前述したように「CryptoKitties」「Gods Unchained」「My Crypto Heroes」等、日本国内のアプリケーションも上場一部へと参入しており、プレス時点で各プラットフォームでは、過去24時間以内にそれぞれ〜3,000、〜790、〜580のアクティブユーザー数が報告されており、比較的高いユーザーアクティビティには「ゲームが依然としてユーザーにとって理解しやすい為参入障壁が少ない」という事を指しています。
そして、DappRadarレポートには次の様なコメントを残しています。
「Gods Unchainedはストア内にて販売をしていた《ジェネシスカードパック》が、12ヶ月にも渡って売り切れが続いていたにも関わらず、600万ドルという大きなビジネス的大成功を納めました 」
また、成功したアプリケーションの一つであるCompoundは、過去24時間以内に210万ドルもの取引を行なっており、1日あたりのウォレット発行数は200コイン未満と言われていますが、これは、一元化された交換システムと比較してみても、非常に注目が集まっているという事を示しています。
DappRaderの報告によると、DAppsは全体で118%もの取引量を増加させ、米ドルで166%もの資産価値を増加させた事が報告されています。また、EOSとTronではDAppsの使われ方に異なる傾向があります。
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トロンはDAppsアプリケーションの中でも、特にギャンブルゲームのトークンとして独占的に使用されており、DappRadarによると「ギャンブルDAppsは通常多くのbotによるトラフィックを生成する」と語っており、EOS等のプラットフォームでは、使用するコンセンサスアルゴリズムによって、複数のウォレットを作成し、アクティビティを記録する為の障壁が遥かに低くなっていると発表をしています。
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上記のデータは、EOSが取引所活動を通じて、その価値の大部分を獲得することを示したものとなっており、また、この値が少数のアクティブなウォレットによってのみ生成されることも非常に印象的です。
また、ETH2.0の発売に関する不確実性にもかかわらず、ETHは依然としてDApps市場を支配していまが、その確率されたブランドの地位を駆使し、更にブロックチェーンの開発を続けるでしょう。
「原文:https://cryptobriefing.com/gaming-top-dapp-2019-defi-value/」