やさしい仮想通貨の始め方を解説

トルコ国内の有名銀行Takasbank:ブロックチェーンを基盤とし金を担保とした新たなデジタル資産システムを発表

トルコの首都イスタンブールを拠点に置くTakasbank(タスカバンク)が、ブロックチェーン技術を駆使し、物理的な金(ゴールド)を担保としたデジタル資産を発行し、その送金システムを提供することを発表し大きな話題を呼びました。

このシステムの内容自体については、今年9月に初の公表され、参加銀行であった「ボルサイスタンブールトルコ証券取引所」に保管されている「物理的な金を表すデジタル資産」を送信出来る様にする方法であることを発表しています。

Takasbank(タスカバンク)関係者のコメントについては以下の通りです。

「このプラットフォームは、ブロックチェーン技術を使用し、物理的な商品に基づいたデジタル資産を転送し、独自の価値を持たず既存の規制へとコンプライアンスを確保することが可能です。そこが世界中の類似にしたプロジェクトと区別される点である」

また、今回のBiGA Digital Gold(ビガ・ディグタル・ゴールド)と連携したプラットフォームでは、Ziraat and Vakif(ジラートアンドヴァッキフ)、Garanti BBVA(ガランチ・ビービーヴイエー)、Albaraka Turk(アルバラカ・ターク)、Kuveyt Turk(カヴェイト・ターク)など、トルコ国内に本拠地を置く国内有数の金融機関と共に立ち上げられたと報道されており、報告書では内部システムのアップグレード時に、参加銀行間で金の残高を24時間年中無休で譲渡できる様にした」とも述べています。

「ブロックチェーンを搭載したBIGAプラットフォームには、ゴールド転送システムとの統合、さらには認証のクリア、監視およびレポートツールなどの追加機能も実装する予定である」

また、去年からTakasbank(タスカバンク)は、金融機関間の情報の流れを改善するために、別のブロックチェーンベースのシステムを開発しています。

「原文:https://eng.ambcrypto.com/turkey-based-bank-launches-blockchain-based-physical-gold-backed-transfer-system/