やさしい仮想通貨の始め方を解説

BTCは材料一巡の相場展開が繰り広げられる!売り方に一服感も感じる緊迫した状況が続く|ゼロはじMarket Guide 11/27 昼版

ゼロはじ仮想通貨デイリーレポート(2019/11/27現在)

出展:coincheck.com(BTCチャート)

通貨BTCETHXRPBCHLTC
価格787,010.03
(787,010円)
16,231.06
(16,231円)
24.13
(24円)
23,189.08
(23,189円)
5,148.44
(5,148円)
前日比+0.75%+1.85%+1.69%+1.76%+2.97%

本日、11月27日の仮想通貨全体では、BTC(ビットコイン)からETH(イーサリアム)、XRP(リップル)や他アルトコインでも、各通貨ともに価格を落とす形となったものの、9時現在では一時価格も回復する事となっています。

暴落からの上昇は限定的であるのが多いものの、再度下落トレンドに戻った形となっているためか、今後の推移にも充分に注意していきたいとこであります。

今朝、27日10時現在のBTC(ビットコイン)の価格では787,010円、また前日比が+0.75%の一時上昇となっており、サポートラインでもあった74.2万円ラインを割り込んでから、反発を見せ、価格上昇を起こしたBTC(ビットコイン)は、再び下落傾向へと引き込まれていく流れとなりました。

また25日の15時台から始まった下落については、昨日26日の0時台まで続いた後に、1時台から再度下落傾向へと転じる事となり、その後8時台まで下落が続く事となり、9時台からは持ち直す動きを見せる事になりました。

しかし、そのままトレンドを変えることが出来ずに現在も下落傾向となっているBTC(ビットコイン)は、今後とも74.2万円ラインを割り込む可能性があるため、充分に注意が必要であると言えるでしょう。

本日27日10時現在のXRP(リップル)の価格は0.219ドル(24.13円)、前日比が+1.69%の上昇となっており、暴落からの上昇を見せたXRP(リップル)では、レジスタンスラインでもあった0.236ドル(25.63円)まで価格を上昇出来ずに推移が続くことになりました。

また、25日の15時台からでは、一時上昇は見えたものの、21時台まで続き、その後下落傾向へと転換。

この下落については、26日9時台まで結果的に続く事になり、10時台からでは若干の上昇を見せたものの、15時台から緩やかな下落へと再度転じることになり、後の23時台からは少しずつ上昇を見せ、まずは0.236ドル(25.63円)ラインを突破することに期待が集まっています。

11月27日10時現在のETH(イーサリアム)の価格は145.59ドル(16,231円)、前日比では+1.85%の上昇となっています。

こちらETH(イーサリアム)では、暴落からの上昇で一時サポートラインでもあった144ドル(15,957円)を突破し、現在は145.59ドル(16,231円)に到達した動きを見せています。

また、25日の15時台からの上昇では、昨日26日の0時台まで続いた後に、1時台から改めて下落傾向へと移り、10時台からは上昇となったものの、13時台から再度下落へと転じる結果となり、価格を落とす動きをしました。

今回の下落は、その後22時台まで続き、145.59ドル(16,231円)ラインのやや上で何とか踏ん張る形となり、現在もこちらのライン付近での推移が続いており、今後はこのラインを割り込む可能性も充分にあるため、BTC(ビットコイン)やETH(イーサリアム)と同様、注意が必要であると言えるでしょう。

BTCハッシュレートの動向

それでは、本日も恒例のBTC(ビットコイン)のハッシュレート動向について分析していきたいと思います。

11月27日、今朝のハッシュレートについては昨日26日に比べ、やや下落傾向へと転じる結果となりました。

また、今朝のBTC(ビットコイン)相場では狭いレンジでのもみ合いが特徴的なものとなりました。

約9万円幅での乱高下を終え、落ち着きどころを探る展開が続いているBTC(ビットコイン)では、先週末の中国当局による取り締まり強化から嫌気が差してか、週明けにて71万円台で一度下げ止まる動きを見せると、環球時報による「米中合意近しい」との情報もあり反騰。

その期待も相まってか、米株が過去最高値を更新する事となり、一時80万円台まで回復。

 

 

しかし、中国商務省の交渉担当である「劉鶴副首相」が、USTR(ライトハイザー米通商代表部)代表と「ムニューシン米財務長官電話会談」を行い、両国とも第1段階で残された問題については、会話を継続することを確認したとして、ドル高が進む局面へと展開。

そんな中BTC(ビットコイン)では、この材料影響について行けず、夜に入ってはトランプ大統領による「中国の習近平国家主席と話し、貿易合意を模索している」との公表がされ、米株が連日の最高値更新するのにも反応薄となりました。

一方では、日本国内にて仮想通貨代理店を名乗る「ビットマスター」が、100億円以上の債務を抱えて破産したことも大きな話題とはなったものの、こちらへの反応も限定的なものであった事が伺えます。

今日の海外インフルエンサーの相場分析(2019/11/27)

11月27日今朝の海外インフルエンサーの間では、今後BTC(ビットコイン)相場には、引き続き底値を固める展開を予想する声が集まっています。

全体的に仮想通貨市場では、度重なる底割れで悲観的ムードが蔓延しており、ポジティブな材料を渇望していたせいか、一昨日の「米中合意近し」の報道や、米株最高値更新に値を戻す事となりました。

しかし昨日の26日では、米中問題への反応は薄かったような印象も残っており、まだこの材料に対する評価は定まっていないのか、結局一昨日の切り替えしが「オーバーシュートの揺り戻し」であったのかとも考えることが出来るでしょう。

仮想通貨市場は、次の材料を待っている様子も伺えるものの、売り材料については今も反応を見せなくなってきている為、アルトコインも若干戻しが入っている事から、売り方の勢いに一服感も垣間見る事も出来るでしょう。

また、2018年にリップル社と提携を結んでいたデジタル送金会社「TransferGo(トランスファーゴー)社」が、RippleNet(リップルネット)を活用した、新たな事業を東南アジア、ラテンアメリカ、アフリカへと拡大することが公表されました。

今後、当社は「東南アジア、ラテンアメリカ、アフリカ」の各地域に存在する「高くて、遅い」という国際送金のデメリットを改善し、これらの地域での新規顧客獲得を狙うような動きを公言しており、「リップル社は、グローバルなリアルタイム決済会社になるという当社の使命の重要な戦略的パートナーであり続ける」との、両社の関係が強固なものであることをアピールしました。
リップル社では先日、マネーグラム社に対し、約21億円の巨額追加投資を行い、XRP(リップル)のさらなるグローバル展開を強めていく狙いを明らかにしたばかりでもある為、ますますその勢いを強めていくXRP(リップル)には、今以上の期待感がより一層高まるとも予想されるでしょう。

本日まとめ

本日11月27日今朝の仮想通貨全体では、BTC(ビットコイン)や主要アルトコインのETH(イーサリアム)、XRP(リップル)共に一時価格を上昇する動きを見せました。

しかし、これまで続いた下落の流れなどを見ても、今後一気に再度価格を落としてしまう様な危険性というものは充分に予想することも可能である為、是非とも気を抜かずにチャートの動向を見ていきたいところです。