ゼロはじ仮想通貨デイリーレポート(2019/11/25現在)
出展:coincheck.com(BTCチャート)
通貨 | BTC | ETH | XRP | BCH | LTC |
価格 | 767,223.31 (767,223円) | 15,515.85 (15,515円) | 24.23 (24円) | 22,355.34 (22,355円) | 4,871.51 (4,871円) |
前日比 | ⬇︎4.36% | ⬇︎6.91% | ⬇︎5.59% | ⬇︎5.47% | ⬇︎8.03% |
本日、11月25日今朝の仮想通貨全体ではBTC(ビットコイン)が-4.36%、XRP(リップル)が-5.59%、ETH(イーサリアム)は-6.91%の価格を落とす展開となってしまいました。
現在でも、各仮想通貨共に上昇の勢いなく下落が続き、今後の暴落には注意が必要であると言えるでしょう。
今朝25日10時現在のBTC(ビットコイン)の価格は767,223円、前日比で-4.36%の下落となっており、大幅下落から一旦落ち着いた推移に戻っていたBTC(ビットコイン)であったものの、再度下落傾向へ転じ、結果価格を落とす形となりました。
昨日の24日9時台から、やや下落傾向となっていたBTC(ビットコイン)は、14時台からは下落が落ち着き、一定の水準で推移が続く事になるも、19時台から一気に下落が始まり、本日25日の0時台では76.2万円まで価格を落とす事となりました。
また、1時台では反発を見せる動きとなり、3時台から再び下落傾向へと一転、現在の価格帯では22日の22時台に見せた下落の底値であった為、ここを割り込むとサポートラインでもあった74.2万円台ラインまで、価格を落とす可能性が高まりつつあります。
また、本日25日の10時現在のXRP(リップル)の価格では0.226ドル(24.23円)、前日比では-5.59%の下落となって おり、昨日24日の1時台では、一時サポートラインであった0.236ドル(25.63円)に触れる動きを見せていたXRP(リップル)は、その後この0.236ドル(25.63円)ラインを超えられずに下落へと転じする事となりました。
その他、昨日24日の5時台から価格上昇が始まり、8時台では一時0.236ドル(25.63円)台ラインに触れる動きを見せました。
一度このまま突破に期待がかかったものの、9時台からでは下落へと移行したXRP(リップル)は、0.236ドル(25.63円)ラインから遠ざかる形となりました。
最終的には、14時台からやや価格が上昇することとなり、21時台からは再度下落傾向へと移り、25円台を割り込む結果となりました。
XRP(リップル)は、今後とも厳しい展開が続くことも予想されるでしょう。
本日25日の10時現在のETH(イーサリアム)の価格は145.18ドル(15,515円)、前日比で は-6.91%の下落となっており、若干の下落傾向となっていたETH(イーサリアム)でも、更に下落が進んでか、サポートラインであった144ドル(15,563円)まで価格を落とす形となりました。
また昨日24日の8時台からでは下落が始まり、14時台まで価格を落とすこととなり、15時台からは若干の上昇を見せることとなりました。
しかし、21時台からは下落が始まると、反発することなく本日25日の0時台にて、144ドル(15,563円)台ラインまで価格が落ちる事となりました。
その後は144ドル(15,563円)台ラインにて、やや上での推移が続く結果となり、いつこのラインを割ってもおかしくない状況とも言えるでしょう。
BTCハッシュレートの動向
それでは本日も引き続きBTC(ビットコイン)のハッシュレートの動向を見ていきましょう。
今朝11月25日のハッシュレート相場では、昨日と比べ上昇傾向へと移る動きを見せています。
また今週末のBTC(ビットコイン)相場では、大幅続落する 動きとなりました。
オプション期日では、8,000ドルトライが噂されていた金曜日を待たず、木曜日では8,000ドルまで割り込む結果へと移行、金曜日には7,000ドルまで割り込む展開となりました。
その後、一時反発を見せていたBTC(ビットコイン)も、7,000ドル近辺での取引となっており、これまでBinance(バイナンス)の上海事務所が「警察により閉鎖された」との報道を受けてか、8,000ドルを割り込むこととなりました。
またBTC(ビットコイン)相場では、同社が上海事務所の存在を否定するも、上値の重い展開が続く事に。
その後、そうした中で中国の「シリコンバレー」とも呼ばれる「深圳」にて、39の交換所が違法と特定されたとの公表もあってか、中国人民銀行が仮想通貨の取り締まり強化を発表したことが伝わると、一気にBTC(ビットコイン)の金額は7,000ドル(76万円)近辺までへと急落。
更に、北京ではBISS(ビス)という業者で「逮捕者が出た」との公表もあり、一時7,000ドルを割り込むことに。
ただ、いずれも詐欺的ICO(アイ・シー・オー)にて対する取り締まり強化に過ぎず、またDifficulty(ディフィカルティ)調整・価格急落を経ても、ハッシュレートに変化がなかったことも、下げ止りとなる事になりました。
今日の海外インフルエンサーの相場分析(2019/11/25)
11月25日、今朝本日のBTC(ビットコイン)相場では底値を探る展開が予想されています。
また、Binance(バイナンス)への捜査報道から始まり市場に動揺が走っている事となりました。
すなわち、中国当局が取締りを強化するにあたっては、「本土からのBTC(ビットコイン)取引なのか」、それとも「違法ICO(アイ・シー・オー)」なのかが今後の展開へと大きく傾く事でしょう。
仮に前者であれば、習発言後の中国本土から、じわりと買いが入るとのシナリオは崩れていくこともなり得ますが、既に発言前の水準を下回っており、市場は織り込み済との動きも読める事が可能ではあるでしょう。
しかし一方で、深圳での「違法業者特定」や「人民銀行の声明」を見る限りでは、後者に重きを置いているようにも見えるものの、中国の出方は引き続き注意が必要でもある為、今後の仮想通貨市場では、やや悲観的に振れすぎていると考える事も出来るでしょう。
本日まとめ
本日の仮想通貨市場では、BTC(ビットコイン)やETH(イーサリアム)、XRP(リップル)等、他アルトコインでも全体的に価格が落ち込む結果となりました。
今後の相場展開によっては、これ以上の価格下落も可能性としてはある為、十分に注意してトレンド情報とチャート分析をする必要がありそうです。