ゼロはじ仮想通貨デイリーレポート(2019/11/21現在)
出展:coincheck.com(BTCチャート)
通貨 | BTC | ETH | XRP | BCH | LTC |
価格 | 867,121.70 (867,121円) | 19,011.35 (19,011円) | 27.20 (27円) | 26,522.86 (26,522円) | 5,987.48 (5,987円) |
前日比 | ⬇︎2.72% | ⬇︎1.42% | ⬇︎2.71% | ⬇︎0.27% | ⬇︎1.27% |
11月21日今朝の仮想通貨全体では、BTC(ビットコイン)やETH(イーサリアム)、XRP(リップル)が微減し、他アルトコインも下落トレンドへと推移した朝を迎えました。
これまで各通貨ともに価格上昇を見せていたものの、勢いに欠けて再度下落へと動く結果となりました。
今後は、下落の圧力に負けない価格上昇を期待したいところであります。
本日21日10時現在のBTC(ビットコイン)の価格は867,121円、前日比で-2.72%の下落となっており、これまでも下落傾向が続いているBTC(ビットコイン)では、やはり一時は上昇を見せたものの、現在は下落傾向へとなっています。
昨日の20日3時台からは価格上昇が始まったものの、7時台では一時レジスタンスラインでもあった88.6万円台ライン付近まで上昇し、このラインをこえるには至らない結果になりました。
その後、16時台からBTC(ビットコイン)は下落が始まり、19時台まで続き87.3万円まで価格を落とすことになりました。
それから20時台からは上昇へ転じると、23時台からは再び88.6万円台ラインでの推移が始まり、今朝21日3時台では一時的に88.6万円台ラインを突破するものの、すぐに下落へと転じ、10時現在は867,121円まで価格を落とすこととなっています。
今朝21日10時現在のXRP(リップル)の価格は0.249ドル(27.20円)、前日比で-2.71%のかなりの下落を見せる動きをみせており、サポートラインでもあった0.250ドル(27.16円)からの上昇を見せてきたXRP(リップル)でありましたが、再度このラインでの推移が続く事となっています。
また19日23時台からは、価格が上昇し、0.250ドル(27.16円)ラインへと一度価格を戻したXRP(リップル)では、20日の4時台までこのラインでの推移が続く結果となりました。
その後、5時台からは価格も上昇傾向へと転じると、10時台では一時0.258ドル(28.03円)を突破する動きを見せ、12時台からは再度下落となった結果、最終的には18時台にかけて、再び0.250ドル(27.16円)ラインまで価格を落とすこととなりました。
やはり19時台から上昇したXRP(リップル)も、今朝21日の0時台からは価格も下落へと転じ、今現在も0.250ドル(27.16円)ラインでの推移が続くことになっています。
また、11月21日10時現在のETH(イーサリアム)の価格は175.12ドル(19,011円)、前日比で-1.42%の下落となっています。
一度価格上昇を見せきたてETH(イーサリアム)では、サポートラインであった174ドル(18,429円)から抜け出し、再度下落傾向へと転じてか、その後このライン付近での推移となる結果になりました。
20日4時台から価格上昇が始まったETH(イーサリアム)は、堅調な推移で価格を上げていき、16時台では177.62ドル(18,852円)まで上昇することになりました。
しかし、その後は下落へと移り変わり、再度174ドル(18,429円)台ライン付近まで価格を落とすこととなり、22時台から再び上昇が始まったものの、今朝21日3時台の下落にて、174ドル(18,429円)付近まで再度押し戻され、現在も上昇することなく下降傾向の推移が続いています。
BTCハッシュレートの動向
本日もBTC(ビットコイン)のハッシュレートの動向についてじっくりと見ていきたいと思います。
今朝21日のハッシュレートでは、昨日20日と比較すると上昇傾向へと転じる結果となっています。
また、今朝のBTC(ビットコイン)相場では「安値圏でのもみ合い」が印象的な朝をでした。
これまで引き続き上値が重かったBTC(ビットコイン)では、8,000ドルまでサポートされている格好となっており、90万円台からの急落を見せた後、8,000ドルを前に踏み、一時留まっていたBTC(ビットコイン)相場では「フィデリティー」の「NY州免許取得」や、ノボグラッツ氏の富裕層向けBTC(ビットコイン)ファンドの立ち上げといった、好材料にも反応を見せず、買い疲れ感を漂わせることとなりました。
昨日の20日では、XRP(リップル)ウォレットサービスやゲートハブでの「個人情報流出」などもあり、上値を重くしていたものの、MAS(シンガポール通貨庁)が「仮想通貨デリバティブのSGX等」への上場が可能とされたこととなりました。
また、87万円近辺で下げ止まると、米中の年内の第一段階合意は難しいとするロイター報道もあり価格は上昇。
しかし90万円トライに失敗すると反発する結果となり、10月30日分のFOMC(連邦公開市場委員会)議事録で、暫く金利据え置く方針が確認されたことも、上値を重くしたとも言えるでしょう。
また朝方にかけては、前日米上院で可決された「香港人権法案」が下院を通過し、大統領も署名見通しとの報もあってか、底堅さを見せることになっています。
今日の海外インフルエンサーの相場分析(2019/11/21)
本日の海外インフルエンサーの展開予想では、BTC(ビットコイン)相場は、引き続き底値を探る展開が予想されています。
また、今週はここまで比較的買い材料が多かった印象でありましたが、じりじりと下値を切り下げる展開に「投資家心理」は冷え込んでいるとも言えるでしょう。
ただしかし、香港理工大での衝突を機に、米上下院が人権法案を可決、中国では猛反発する勢いが上がる中、一部では「年内の第一段階合意は難しい」との声も聞かれ始めており、暗雲が立ちこみ始めることにもなりました。
また、難易度調整でもあった8,000ドルでの「オプションストライク」の一部期日が重なる金曜日に動意がみられるとの見方も浮上しており、下目線が多いだけにショートカバーを引き起こす可能性も、充分になり得るとも言えるでしょう。
本日まとめ
本日11月21日の仮想通貨全体では、BTC(ビットコイン)やETH(イーサリアム)、XRP(リップル)など各仮想通貨共に、昨日以上に引き続き非常に苦しい下落トレンド入りを果たす朝を迎える事となりました。
今後のイベントや材料については、最悪更なる値動きへと影響を与える可能性もあるため、大きな下落トレンドへと転じてしまう恐れも考えられます。
がしかし、まずは今以上に慎重なチャート解析と、トレンド情報を常にピックしていきたいところであります。