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BTCは買い疲れ感の漂う相場展開!今後の値動きに影響を与える材料の焦点とは| ゼロはじMarket Guide 11/20 朝版

ゼロはじ仮想通貨デイリーレポート(2019/11/20現在)

出展:coincheck.com(BTCチャート)

通貨BTCETHXRPBCHLTC
価格889,340.67
(889,340円)
19,249.84
(19,249円)
27.83
(27円)
26,519.10
(26,519円)
26,473.47
(26,473円)
前日比⬇︎2.34%⬇︎2.40%⬇︎0.80 %⬇︎3.55%⬇︎3.72%

11月20日今朝の、仮想通貨全体では昨日の18日に引き続き、BTC(ビットコイン)やETH(イーサリアム)、XRP(リップル)など各通貨ともに下落となってしまう結果となった。

今現在でも、非常に強い下落トレンドへと差し掛かっており、今後に掛けても非常に厳しい展開が続きそうな目星が立っています。

本日、20日10時現在のBTC(ビットコイン)の価格は889,340円、前日比が-2.34%の下落を見せており、今現在でも下落トレンドとなっているBTC(ビットコイン)は、このまま流れを止められず、更に価格を落とす形となっています。

19日の9時台にかけては88.6万円台ラインに到達をしたものの、10時台と11時台にかけ動きは反発、その後12時台ではこのラインを割り込む形となりました。

また17時台では、再度88.6万円台ラインまで上昇したものの、18時台にかけては一気に下落傾向へと転じ、今現在でもこの88.6万円台と86.4万円の中間付近で推移が続いています。

こちら非常に下落傾向が強い推移傾向となっているため、今後86.4万円台ラインを割り込む可能性があるためかなり注意を払ったチャート分析へと励みを出す様にしたいところでしょう。

今朝20日10時現在のXRP(リップル)の価格は0.250ドル(27.83円)、前日比で-0.80%の下落となっています。

これまで下落が続き、結果サポートラインまでを割り込む動きを見せた今朝のXRP(リップル)ですが、一時持ち直してか、サポートラインまで価格を上昇させる事となりました。

19日の3時台では、一時0.250ドル(27.16円)を割り込む動きを見せたものの、その後では価格も一時上昇し、6時台にかけ引き続き上昇傾向へと推移する動きとなりました。

しかし、その後7時台から再度下落が始まり、14時台ではサポートラインでもあった0.250ドル(27.16円)ラインを再び割り込む形へと移行、その後も下落が続いたものの、21時台からでは一気に反発を見せ、現在は27.83円台ラインでの推移が続いています。

ここを割り込むと、25円台ラインまでの下落も可能性としては十分にあり得るため、何とか踏ん張ってもらいたいところです。

11月20日、10時現在のETH(イーサリアム)の価格は174.78ドル(19,249円)、前日比では-2.40%の下落となっており、ここまで下落トレンドが続いていたETH(イーサリアム)では、結果的には更に下落が進んでしまい、サポートラインであった174ドル(18,429円)へと、一時到達する形となりました。

その後、下落が続く推移となっていたものの、先日19日の17時台では一旦反発を見せ、その後18時台から再度下落スタートし、そのまま22時台にて再度174ドル(18,429円)に到達しました。

ここでも、一時23時台と20日0時台にかけて価格の反発も見せたものの、1時台から下落となり、現在は174.78ドル(19,249円)ライン台での攻防戦が行われています。

最悪、結果的にこれ以上の下落へと割り込んでしまった際には、次のサポートラインである165ドル(17,834円)までへと下降していく事も意識しておくべきでもあります。

BTCハッシュレートの動向

本日11月20日今朝のBTC(ビットコイン)ハッシュレートでは、今朝にかけて一気に下落傾向へと転じする結果となりました。

また今朝20日のBTC(ビットコイン)相場では、引き続き軟調な展開されているのが特徴的であります。

前日未明では、一時91万円のサポートを割り込み、結果87万円台まで急落。

その後、価格は一度持ち直すことになったものの、90万円に届かず、86万円台まで反落することになりました。

その他にも中国国営TVが「仮想通貨を非合法的融資手段・未登録証券・金融詐欺・マルチ商法」と非難する報道があったこともあり、一時は91万円のサポートを割り込んだBTC(ビットコイン)相場でありましたが、朝方にかけてSEC(証券取引委員会)が非承認とした「Bitwise分のETF(上場投資信託)」を、結果再調査すると公表され、若干値を戻すことになりました。

ただ、その後90万円手前で上値を重くしていたBTC(ビットコイン)ですが、じりじりと値を下げる展開へと推移。

その後BTC(ビットコイン)相場は、再び87万円台を付けることになり、米大手運用会社の「フィデリティー」「NY州でカストディー免許取得」との報道が上がり、ほんの少しわずかなものの、値を戻す事になりました。

また他には、前回安値87万円台を割り込んできていたBTC(ビットコイン)ですが、一時8,000ドル(86万円台)の水準で下げ渋ると、Galaxy Digital(ギャラクシー・デジタル)を率いるノボグラッツ氏が「富裕層向けのBTC(ビットコイン)ファンドを立ち上げる」との声も上がり、小幅に値を戻す動きを見せました。

そしてここ最近のBTC(ビットコイン)相場は、かなり弱気なトレンドを辿っている為、海外の有名な人気投資家の間ではBTC(ビットコイン)の底打ちを示唆するツイートが飛び交っており、他トレーダーへと緊迫感が伝わる事となりました。

今日の海外インフルエンサーの相場分析(2019/11/20)

11月20日今朝の海外インフルエンサーの展開予想では、BTC(ビットコイン)相場が底値を探る展開が繰り広げられるかと声が上がっています。

GS(ゴールドマン・サックス)出身のノボグラッツ氏は「Bakkt(バックト)」「フィデリティー」といったグッドネームと協力し、50~80歳で「全米の資産40%を保有するTOP1%をターゲットとするBTC(ビットコイン)ファンド」を立ち上げ、こうしたニュースに殆ど反応しないかの様に、BTC(ビットコイン)市場では、買い疲れ感が漂っています。

こういった場合、材料よりもポジションの傾きに左右され易いとも考える事も可能ではあり、その為かCME(シカゴ・マーカンタイル取引所)の建玉ショート比率が「過去半年の最高水準」に達する結果となり、最終的には8,000ドルラインでの攻防にて、どこまでショートが積み上がるか、ここが肝となり得る為、焦点を置き慎重に動きを分析していきたいところでしょう。

本日まとめ

本日11月20日の仮想通貨全体では、BTC(ビットコイン)やETH(イーサリアム)、XRP(リップル)など各仮想通貨共に、非常に苦しい下落トレンド入りを果たす朝を迎える事になりました。

今後の値動きによっては、大きな推移へと転じてしまう恐れも考えられますが、好転するか暗転するか、今以上に慎重にチャート解析と、トレンド情報を常にピックしていきたいものでしょう。