ゼロはじ仮想通貨デイリーレポート(2019/11/14現在)
出展:coincheck.com(BTCチャート)
通貨 | BTC | ETH | XRP | BCH | LTC |
価格 | 958,244.50 (958,244円) | 20,426.49 (20,426円) | 29.70 (29円) | 31,130.63 (31,130円) | 6,633.67 (6,633円) |
前日比 | +0.07% | +0.64% | +0.30% | ⬇︎0.44% | ⬇︎0.54% |
本日11月14日の仮想通貨市場では、一時BTC(ビットコイン)が微減したものの、現在では上昇の兆しをみせており、他主要アルトコインであるXRP(リップル)やETH(イーサリアム)についても、価格が上昇する展開となりました。
今朝の仮想通貨では、各通貨ともにレンジ相場が続いているものとなっており、どちらへブレイクするのかについてが、非常に注意深く見守る必要がある兆しとなっています。
14日10時現在のBTC(ビットコイン)の価格については958,244円、前日比で+0.07%の上昇となっており、ここまで100万円台を割り込んでの推移が続いているBTC(ビットコイン)としては、大きな変化なく推移が続く展開となっています。
BTC(ビットコイン)については、12日23時台から一時上昇が始まると、先日13日の5時台までにかけて価格を上げる形となりました。
しかし、その後9時台からは下落へと転じることになり、価格上昇についても長くは続くことなく、14時台にて何とか下落を食い止めることになり、その後の推移も大きな振り幅はないものの、上昇と下落を繰り返しつつ推移が続いている状況となっています。
今後はこのレンジ相場がどうブレイクするのかによって、BTC(ビットコイン)の価格変動についても動きが付いてくると予想されるため、注意深くチャートを見守っていく必要がありそうです。
本日14日10時現在のXRP(リップル)の価格は0.273ドル(29.70円)、前日比では+0.30%の上昇となっており、ここまで上昇しきれていなかったXRP(リップル)では、現在も上値が重い状況が続く事となっています。
そんなXRP(リップル)は、13日の0時台にかけて一時0.268ドルまで下落し、一時サポートラインであった0.267ドル(28.86円)手前まで価格を落としたもの、そこからは上昇傾向へと転じ、14時台では0.275ドル(29.74円)まで価格を伸ばす結果となりました。
しかし、上昇は頭打ちとなってか、15時台から下落へと転じることとなったXRP(リップル)は、その後も上昇は見られているものの、上値が重い状況が続き、今後の下落には注意が必要になってくるでしょう。
今朝14日10時現在のETH(イーサリアム)の価格は188.51ドル(20,426円)、前日比では+0.64%の上昇となっています。
ETH(イーサリアム)では、12日の23時台にかけて一時182.28ドル(19,347円)まで下落する形へと推移、今現在までにかけて堅調な推移を見せる結果となっており、先日13日の9時台からは、下落となったものの、比較的緩やかなものであった為か、13時台には下落も止まり、14時台から一気に上昇へと転じる動きとなりました。
そこからは、昨日13日の20時台から再度下落傾向と入ったものの、今朝14日の1時台にかけても上昇傾向へと移行する結果となり、今現在も価格を上げる推移となっています。
今現在では、少しずつ価格も上昇しているため、この調子で堅調な推移を継続していくことを期待したいところであります。
BTCハッシュレートの動向
それでは、本日もいつも通りBTC(ビットコイン)のハッシュレートについて見ていきましょう。
11月14日今朝のハッシュレートについては、先日13日に比べ、下落推移へと移った流れとなっています。
また本日のBTC(ビットコイン)相場では、小動きも上値の重い展開が印象的であったと言えるでしょう。
一昨日に引き続き、96万円超の水準では跳ね返され、上値も下値もトライができず、非常に狭いレンジでの取引が続いたBTC(ビットコイン)は、朝方にかけ米CME(シカゴ・マーカンタイル取引所)にて、「BTC(ビットコイン)オプション取引の開始日」を発表。
日中では、Binance(バイナンス)が取引サービスにて「世界中の全法定通貨に対応する計画」や、中国人民銀行での「デジタル人民元はまだリサーチとテストを行っている段階である」との公式声明を発表したりと、仮想通貨に関連した材料が続いたものの、肝心のマーケットでの反応は少なく思えた印象でした。
また、先日13日の注目ポイントでもあった「米消費者物価指数」では、コアCPI(消費者物価指数)が「前年同月比2.3%上昇」となっており、特段サプライズも無い結果となりました。
他にはパウエルFRB議長(連邦準備制度)の議会証言でもあった「経済が軌道を維持する限り、現行政策は適切」と述べた一方で、「基本的な見通しは良好だが、留意すべきリスクは残る」と証言したことから、金融緩和期待前進とはならず、結果として、それに対するBTC(ビットコイン)市場の反応は限定的であったものが要因であると言えるでしょう。
今日の海外インフルエンサーの相場分析(2019/11/14)
本日、海外インフルエンサーによるBTC(ビットコイン)相場では、底堅い展開が予想されています。
引き続き材料難が続くこととなったBTC(ビットコイン)では、95万円近辺での揉み合いが続く動きとなり、地合いは悪くないと考えることも出来るでしょう。
また、海外の交換業者ではオプション取引の開始や、対応通貨の拡大等、仮想通貨取引を拡大し推進する動きが増えつつあり、全体的にはポジティブな方向に向かっていると考えることも出来るでしょう。
その他日本国内にかけては、YahooとLINEの経営統合の報道もあってか、両者はそれぞれTAOTAO(Yahoo提携企業)やBITMAX(LINE提携企業)との、仮想通貨取引所を傘下に持っているとされ、統合が実現すれば、今後の仮想通貨全体へと大きな影響を及ぼす可能性もあるため、こちらのイベントについてはしっかりと注目していきたいところであります。
そして、注目したいポイントはもう1つ。
それが海外の有名投資家が子揃い「BTC(ビットコイン)の好調がそろそろ終わりに近づき、同時にアルトコインの爆発的上昇」を指南しているという点についてであります。
今年2019年のBTC(ビットコイン)の価格は、年明けから3倍程度になっており、BTC(ビットコイン)一強の年であると言っても過言ではなかったと言えるでしょう。
しかし、一方日の目を浴びることが少なかった他主要アルトコインに関しては多くが存在し、今回のXRP(リップル)を始め、今年も下落トレンドの通貨も多く見られる結果となりました。
本日まとめ
本日11月14日の仮想通貨全体においては、BTC(ビットコイン)から始まり他主要アルトコインであるXRP(リップル)やETH(イーサリマム)にかけも価格が上昇する朝を迎える事になりました。
やはり今後は、YahooとLINEの経営統合の件について、まずはしっかりと情報を追いつつ、チャート分析に励むようにしたいところであります。