ゼロはじ仮想通貨デイリーレポート(2019/11/13現在)
出展:coincheck.com(BTCチャート)
通貨 | BTC | ETH | XRP | BCH | LTC |
価格 | 957,618.60 (957,618円) | 20,287.62 (20,287円) | 29.69 (29.69円) | 31,256.44 (31,256円) | 6,662.79 (6,662.79円) |
前日比 | +0.02% | ⬇︎0.22% | ⬇︎1.26% | ⬇︎0.55% | ⬇︎1.80% |
本日11月13日の仮想通貨市場では、BTC(ビットコイン)の微増から、XRP(リップル)やETH(イーサリアム)等といった主要仮想通貨の価格が下落する展開となりました。
息苦しい展開が今も硬直し続いているものの、ここをどう乗り越えれるかが次の鍵になるので、しっかりとチャートの動きを監視していきたいものです。
今朝、13日10時現在のBTC(ビットコイン)の価格は957,618円、前日比が+0.02%の上昇となっており、11日1時台からサポートラインでもあった97.6万円台を突破したBTC(ビットコイン)は、このラインへの上昇を見せることなく推移が続くことになりました。
そこから先日の12日16時台までにかけ、大きな変化なく一定の水準で推移が続いたBTC(ビットコイン)は、17時台にて下落へと転じることになりました。
その後この下落は22時台までへと続き、94.4万円まで下落したタイミングでようやく止まる事となるも、一時上昇傾向へと流れ、5時現在まで続き再度95万円台までへと戻す動きを見せました。
今回は小幅な下落で済んだものの、この調子のまま推移が続くと、一時更なる下落に見舞われる可能性も懸念されるため、しっかりと注意していきたいところであります。
本日の今朝13日10時現在のXRP(リップル)の価格は0.272ドル(29.69円)、前日比が-0.22%の下落となっています。
ここ数日まで下落が続き、息苦しい推移となっていたXRP(リップル)では、価格を持ち直すことが出来ずに今現在も更なる下落へと片足を入れそうになった状況が続いており、先日の12日11時台から12時台にかけては、一時価格を落としたものの、13時台からは改めて上昇となり、持ち直す動きを見せました。
しかし、17時台から再度下落が始まったXRP(リップル)は、いよいよ本日の13日0時台までこの下落が続くことになり、一時0.268ドル(29.20円)まで下落し、サポートラインでもあった0.267ドル(28.86円)手前まで価格を落とす形となりました。
その後はやや持ち直しを測ったものの、今後の推移によっては0.268ドル(29.20円)を割り込む可能性もあるため、こちらもチャートには最新の注意が必要になりそうです。
本日13日10時現在のETH(イーサリアム)の価格は185.74ドル(20,287円)、前日比で-0.22%の下落となっており、11日の下落から右肩下がりの傾向となっているETH(イーサリアム)は、しばらく上昇へと転換する事ができずに、価格を落とす展開となっています。
先日の12日21時台まででは、大きな変化もなく、一定の水準で推移が続くこととなっています。
しかし22時台にかけては186.64ドル(19,809円)から更に下落が始まることになり、23時台では一時182.28ドル(19,347円)まで下落する形となりました。
13日0時台では、上昇が始まり現在までも推移が続いているものの、このまま上昇トレンドに転換していくことに期待が集まっています。
BTCハッシュレートの動向
引き続きBTC(ビットコイン)のハッシュレートについて、ご紹介をしていきたいと思います。
本日のハッシュレートでは先日12日から今朝にかけて、一気に下落傾向へと移るものとなりました。
また、今朝のBTC(ビットコイン)相場では、ほぼ横ばいの推移が展開されているところも注目のポイントであるでしょう。
中国の大手マイニング企業「Canaan(カナン)」のNASDAQ(ナスダック:アメリカ合衆国にある世界最大の新興企業向け株式市場)上場や、Bakkt(バックト)の機関投資家向けである「カストディビジネス立ち上げ等の材料」には反応薄であったことも要因であるとも囁かれています。
他にも、中国人民銀行のデジタル通貨リサーチ部門のトップが、中国のデジタル人民元導入である「金融統制」や「個人情報を統制するものではない」との発言もあってか、こちらが公を評し、やや強含みであった96万円台をトライするも、すぐに値を戻す結果となりました。
先日のバーンによっては、一時BTC(ビットコイン)の価格が急騰し話題となっていたものの、仮想通貨XLM(ステラ)が、国内の取引所である「コインチェック」にてローンチすることになり、ローンチ直後では大きく上下に振れた動きをみせ、激しい値動きとなりました。
しかし、その後BTC(ビットコイン)を始めとする、他のアルトコインや仮想通貨の値動きでは、あまり影響がなかったとも言えるでしょう。
その後は、昨日夜に一時96万円台を付けた動きをみせており、特に目立った材料がない中でありましたが、93万円台までへと下落。
その後、堅調に推移した動きをみせ、95万円台まで回復し、昨日と同水準での推移が続くことになっています。
今日の海外インフルエンサーの相場分析(2019/11/13)
本日の海外インフルエンサーの間では、BTC(ビットコイン)相場は「引き続き横ばい」となる展開が予想として囁かれています。
いましがた材料難が続くBTC(ビットコイン)では、現在93万円台のライン近辺で支えられているため、96万円も抜けきれず、引き続き95万円近辺での揉み合いとなり得ることも言えるでしょう。
また、本日13日の夜では「米消費者物価指数」やパウエルFRB議長の「議会証言」に注目が集まっており、過去のトピックに関しても掲載の通りか、金融緩和やドルの価値に疑問符が付くような局面を迎えたBTC(ビットコイン)は、逃避資産として買われる傾向が揉み合いとなっています。
他には同経済指標や証言内容によっての金融緩和期待が前進し、BTC(ビットコイン)相場に対し、ついに追い風が吹くこともなり得るでしょう。
また別の仮想通貨ニュースに関してでは、総資産が965億ドルを超えるカナダ最大の銀行「RBC(ロイヤルバンクオブカナダ)」が、仮想通貨プラットフォームの開設を目指していることを公表したことで、同銀行を含め、カナダとアメリカからそれぞれの国内で「計4つの特許」を申請し、仮想通貨を事業に統合する戦略を進めていると報告されています。
この件に関して、仮想通貨ユーザーにとってみては、仮想通貨資産の取引は複雑すぎて困難な場合も多々あるものの、状況によっては「仮想通貨取引の確認・承認」に時間がかかる場合も十分にあるという事を再確認させられるものとなりました。
また同銀行では、これらの問題点を解決することを狙いとしている動きをみせているとされています。
本日まとめ
本日11月13日今朝の仮想通貨全体では、少し息苦しい推移が変わらず続いた状況となっています。
今後もさらなる価格の下降傾向へのトレンド入りも、可能性としては考えられるものもある為、引き続き気を引き締めていきたいところです。