ゼロはじ仮想通貨デイリーレポート(2019/11/11現在)
出展:coincheck.com(BTCチャート)
通貨 | BTC | ETH | XRP | BCH | LTC |
価格 | 989,701.37 (989,701円) | 20,720.30 (20,720円) | 30.62 (30円) | 32,111.36 (32,111円) | 6,979.42 (6,979円) |
前日比 | +2.83% | +2.55% | +0.27% | +4.11% | +3.17% |
本日、11月11日今朝の仮想通貨全体では、BTC(ビットコイン)や主要アルトコインであるETH(イーサリアム)、XRP(リップル)等、共に価格上昇の傾向を示す動きを見せる事となりました。
今後もこのまま上昇を続け、それぞれのレジスタンスラインを突破する動きにも期待が集まっています。
今朝11日、9時現在のBTC(ビットコイン)の価格は989,701円、前日比では+2.83%の上昇となっており、サポートラインでもあった97.6万円を割り込みました。
その後は大きな変化もなく推移していたBTC(ビットコイン)であったものの、ようやく上昇を見せることになり、先日10日の13時台と14時台にかけ少し上昇を見せた動きを残しています。
それから15時台にかけて一定の水準で推移が続き、本日11日の1時台では97.8万円を突破する上昇となり、2時台からでは上昇傾向へと本格的に移行、その後少しづつ100万円台に近づく動きとなっています。
今後も引き続き上昇が継続され、次のレジスタンスラインである102.8万円台まで上昇する流れに期待をしたいところです。
今朝9時現在のXRP(リップル)の価格は0.283ドル(30.62円)、前日比が+0.27%の上昇となっています。
これまでサポートラインであった、0.285ドル(31.58円)台を割り込んでからのレンジ相場となっていたXRP(リップル)は、現在も上昇傾向に入りレンジ相場を抜け出す動きを見せています。
本日の11日0時台まで、一定の水準で推移が続いた後に、1時台にかけ一度0.285ドル(31.58円)台手前までの上昇を見せる結果となり、その後そのまま突破とはなりませんでしたが、再度0.285ドル(31.58円)台のライン突破に向けての推移が今も続いている状況となっています。
今後さらには、この0.285ドル(31.58円)ラインにて、どの程度の抵抗を見せるかによって、これからの価格変動の推移が変わってくることになり得るでしょう。
本日11日、9時現在のETH(イーサリアム)の価格は190.74ドル(20,720円)、前日比が+2.55%の上昇となっています。
これまで大きな変化なく推移が続いていたETH(イーサリアム)では、上昇を見せレジスタンスラインでもあった197ドル(20,911円)台に近づく動きを見せており、先日10日の11時台まで、同じく一定の水準で推移を続けていたETH(イーサリアム)も、12時台から上昇が始まると、一気に14時台に1時間で「2%」もの上昇を見せ、価格を引き上げる形となりました。
その後はやや下落傾向となったものの、本日の1時台にて再度価格が上昇。
先日ではこの197ドル(20,911円)台までの上昇に、悔しくも突破出来ずに一度下落傾向となってしまったものの、是非次の上昇を迎えた際には、無事この197ドル(20,911円)ラインの突破をする力強い動きに期待したいところです。
BTCハッシュレートの動向
それでは本日もBTC(ビットコイン)のハッシュレートについて見て参りましょう。
今朝11月10日から本日11日にかけては、上昇傾向となった動きを見せています。
また、今週末のBTC(ビットコイン)相場は軟調な推移を見せました。
先週シンガポールにて開催がされたリップル社のSWELL(XRPの最重要カンファレンス)の第2日目にて、大手送金企業である「マネーグラム」がリップル社のODL(On Demand Liquidity)を使った「新たな送金ルート」を年内にオープンすることを発表し、それに伴いリップル社では、新たな総合型アプリである「リップル・ホーム」を発表。
こちらを企業向けのプロダクトとし展開することを公表し、新たな国際送金のモデルで利用される可能性を示唆、その結果、仮想通貨XRP(リップル)の将来性にも更なる期待を集める発表となりました。
しかし、その反応に対し、仮想通貨市場の反応は意表を突くかの様に限定的なものとなり、その後SWELL(XRPの最重要カンファレンス)の閉幕とともにXRP(リップル)がかなりの数売りに出されるなど、一時30円台に割り込む結果となりました。
その影響が公を評したのか、それに続きBTC(ビットコイン)も連れ安となり、一時95万円台へと割り込み、2017年から開催がされていたSWELL(XRPの最重要カンファレンス)の前後だと、例年同様にXRP(リップル)は同じ動きをみせる事となりました。
これは、いわば「噂で買って事実で売れ」という、典型的な「Sell the Fact(仮想通貨投資の格言)」が産んだ結果であると言えるでしょう。
また現在リップル社のXRP(リップル)には、世界各国の合計37社が国際送金として利用していることが判明されており、内24社では、以前はxRapid(エックスラピッド)として知られていたOLD(On Demand Liquidity)と呼ばれるリップル社のXRP(リップル)ベースのクロスボーダー決済プラットフォームを採用していると発表されました。
リップル社では、24社の企業がどこの会社であるか等の明確な公表は今現在していないものの、仮想通貨メディアである「The Daily Hodl」では、OLD(On Demand Liquidity)を使用している19社までは特定済みとしているようです。
その他、先週は日本国内でも「XRP Meetup Japan」が開催されたものの、仮想通貨市場全体への大きな影響を与える材料としては不十分となってしまいました。
今日の海外インフルエンサーの相場分析(2019/11/11)
本日の海外インフルエンサーの相場分析では、BTC(ビットコイン)相場の底堅い展開が予想されています。
先週のBTC(ビットコイン)は、SWELL(XRPの最重要カンファレンス)前後のXRP(リップル)の大きな値動きに振らされ、最終的には下落となったものの、BTC(ビットコイン)相場へと悪材料となるものが出たという訳ではない事を把握することも出来るでしょう。
したがって、また週末にかけては「94万円」「95万円」「96万円」の下値を切り上げてきており、朝方では反発後に、足元に99万円台まで値が回復、その結果底堅い推移へと移ることとなり、地合いは悪くないと見えるでしょう。
BTC(ビットコイン)は暫く材料難が続いているものの、今週ではパウエルFRB議長(連邦準備制度理事会議長)をはじめとする「米国要人の講演」がいくつか予定されているため、その際に中国との関税問題や、デジタル通貨関連の発言があるかを注目したいところです。
本日まとめ
本日の仮想通貨全体ではBTC(ビットコイン)、その他アルトコインも全て軟調に価格上昇の傾向へと入った動きをみせ、何とも快調な朝を迎えることが出来ました。
今尚価格も引き続き上昇をしている姿から、今後の更なる高騰にも期待が集まっていますが、油断をせずしっかりと相場分析と仮想通貨関連のニュースを追っていく様にしたいところであります。