ゼロはじ仮想通貨デイリーレポート(2019/11/06現在)
出展:coincheck.com(BTCチャート)
通貨 | BTC | ETH | XRP | BCH | LTC |
価格 | 1,020,290.64 (1,020,290円) | 20,651.78 (20,651円) | 32.88 (33円) | 32,026.72 (32,026円) | 6,907.52 (6,907円) |
前日比 | ⬇︎0.15% | +2.08% | +1.18% | +1.50% | +3.29% |
本日11月6日今朝の仮想通貨全体の状況は、9時現在のBTC(ビットコイン)を除いては各通貨ともに前日比と比べても価格上昇をみせた動きとなりました。
これまで前日に引き続き、堅調な推移を見せている仮想通貨全体については、今後の上昇も期待できそうな予感を感じさせています。
改めて、今朝9時現在のBTC(ビットコイン)の価格は1,020,290円、前日比が-0.15%の下降推移となっています。
これまでレジスタンスラインでもあった、102万円ラインに向かい上昇していたBTC(ビットコイン)ですが、一度このラインに到達するも下落となり、再度上昇して後、このラインへとようやく到達する形となりました。
先日5日の流れとしては、朝5時台の上昇にてこの102万円ラインに到達をすると、そこからは攻防戦が続くものとなっており、12時台から下落が始まると、15時台にはこのラインを割り込む形へと推移。
その後17時台から上昇し、順調に価格が右肩上りとなると、本日6日の0時台にて再び102万円ラインに到達。
現在まではこのライン上での推移が続いているため、下落することなくこのラインを突破する動きを期待する声が上がっています。
XRP(リップル)では、本日6日9時現在での価格が32.88円、前日比は+1.18%の上昇をみせるものとなっています。
これまでレジスタンスラインであった、0.295ドル(31.91円)上での攻防戦が続いていたXRP(リップル)は、その後価格も上昇する流れとなっており、このラインを突破することに成功。
4日20時台から始まったこちらの31.91円ラインでの攻防戦が始まると、5日5時台の上昇で一度このラインを突破、その後は更に上昇した推移をみせました。
しかし、10時台からは下落傾向となり、16時台には32.01円までと下落。
そして再度31.91円ライン付近まで価格を落としたものの、その後は上昇傾向となっています。
現在XRP(リップル)では、このまま堅調な推移を見せ上昇していくこともなり得るため、しっかりとチャートを見守る様にしたいところです。
今朝6日9時現在のETH(イーサリアム)の価格は190.5ドル(20,651円)、前日比が+2.08%の上昇となっており、これまで上昇傾向が続いていたETH(イーサリアム)では、一旦下落を見せたものの、その後再度上昇傾向となっています。
先日の5日11時台からはETH(イーサリアム)でも一度下落が始まることとなり、その後16時台まで下落が続いた結果、一時182.25ドル(19,695円)まで価格が下落することとなりました。
その後17時台からは価格上昇が再開され、本日6日の0時台までにかけ堅調な推移を見せて上昇が続くことになりました。
現在では、190ドル付近での推移が続いており、次のレジスタンスラインでもある197ドル(20,911円)ラインを突破するためにも、更なる上昇に期待が寄せられています。
BTCハッシュレートの動向
それでは引き続き、BTC(ビットコイン)のハッシュレートについて分析をしていきましょう。
今朝11月6日のハッシュレートでは、先日と比べ下落となった様子となっています。
本日6日のBTC(ビットコイン)相場では、朝方上昇、その後下押しするも底堅さを見せる展開が印象的な朝となりました。
下値水準では、96万円台から97万円、98万円から99万円台へと切り上げており、前週末の中国発の暴騰の半値押しとなる96万円台では、2度サポートされていたBTC(ビットコイン)相場による「人民銀行の社説」など、中国発のヘッドラインもあってか、じりじりとした値を上げることになりました。
その後、昨日の朝方では103万円台までショートカバーを見せ、次は112万円と96万円での半値戻しによる上値を抑えられた形となり、話題の仮想通貨「ステラ」では、発行量の半分相当分をバーンするとし、それによりXRP(リップル)等の他アルトコインでも、つれ高へと流れる動きをみせました。
そしてそんな中、BTC(ビットコイン)では、再び103万円をトライする結果となるも、CME(シカゴ・マーカンタイル取引所)のBTC(ビットコイン)先物では、8,500ドルまでのフラッシュクラッシュが発生。
すると一時的に100万円台を割り込み、その結果、前週の急騰時の窓が埋まることとなり、先物価格も急反発したためかBTC(ビットコイン)価格も反発を開始。
また他にも「人民元高」や「日本国内での仮想通貨投信禁止の報道」など、強めのISM(統計数理研究所)での非製造業指数などもあり、戻りのペースは鈍いものとなってしまいました。
今日の海外インフルエンサーの相場分析(2019/11/06)
本日11月6日でのBTC(ビットコイン)相場は、底堅い展開へと変化する恐れもあるでしょう。
仮想通貨「ステラ」によるバーンでは、総発行量が半減。
運営側による「潜在的売り圧力の減少」と好感された一方で、恣意的な運営との批判も差遣されているうちは、Deribit(デリビット)に続くCME(シカゴ・マーカンタイル取引所)でのフラッシュクラッシュが、現物との紐づけのない先物市場のもろさを露呈しました。
仮想通貨の価格価値の根源とは「信用」であるだけにか、こうした事がすっきりとしない状況である今は、少しでも影響を及ぼしているとも考えられるでしょう。
またその他では、米中貿易摩擦の緩和も上値を重くした要因ともなり得る一方で、米株では2日連続の史上最高値を更新するなど、中国は未だ小幅ながら利下げとBTC(ビットコイン)を巡る環境は悪くはないとも言えるでしょう。
本日まとめ
本日11月6日の仮想通貨は、BTC(ビットコイン)をはじめとする他アルトコインでも、価格がやや上昇する兆しの良い朝を迎えることが出来ました。
また中国政府では、ブロックチェーンによるIDシステムを利用したスマートシティ化を開始すると現地メディアが報じたことも話題を呼び、先月中国政府では「暗号法」を成立させるなど、仮想通貨などブロックチェーン開発に力を入れることを明らかにしたばかりでもあります。
その成果こそ、今回中国政府による「ブロックチェーンによるIDシステムを利用したスマートシティ化を開始」すると同時に、このプロジェクトにより都市圏インフラのデジタル化を加速させる狙いがあるとも言えるでしょう。
中国の今後の動きによっては、BTC(ビットコイン)や他仮想通貨の価格変動にも影響を及ぼすものとなってくるのが予想できるため、しっかりと見守っていきたいところです。