ゼロはじ仮想通貨デイリーレポート(2019/11/16現在)
通貨 | BTC | ETH | XRP | BCH | LTC |
価格 | 921,345 (921,401円) | 19,656 (19,581円) | 28.494 (28.334円) | 28,753 (28,629円) | 6,256 (6,214円) |
前日比 | ⬇0.02% | ⬆0.39% | ⬆0.58% | ⬆0.28% | ⬆0.53% |
11月16日の仮想通貨全体のニュースですが、今朝はほとんどの通貨で上昇が見られます。今週は仮想通貨全体で緩やかな下落傾向にあったものの、本日9時頃から価格が上昇している通貨が多いです。
BTC(ビットコイン)に関しては、あまり価格の変動が見られません。
11月に入り、価格が徐々に上昇傾向にあり、11月1日から2日にかけてはBTC(ビットコイン)の価格が100万円を超え、その後も上昇をしていたのですが、3日に入り、下落している通貨が出てきて、先週末には仮想通貨全体で、大幅な上昇が見られました。
本日11月16日のマーケットでは、主要アルトコインのETH(イーサリアム)、XRP(リップル)、BCH(ビットコインキャッシュ)にLTC(ライトコイン)全ての価格が上昇しているものの、BTC(ビットコイン)は価格に大きな変動が見られません。
現在12時台のBTC(ビットコイン)の価格は921,345円、前日比で0.02%の下落となっており、あまり価格の変動がないように感じられますが、先週10日午前中時点での価格は962,290円でしたので、今週にかけて下落が続いたことがわかります。
今週では、10日のBTC(ビットコイン)の終値が987,000円であり、11日では951,594円にまで価格が下落しました。12日は96万円台にまで回復したものの、その後の価格は下落傾向に。現在の92万円台にまで価格は下落しています。
昨日15日から今日16日の深夜1時頃にかけてBTC(ビットコイン)の価格は大きく下落したものの、9時に上昇傾向に転じ、BTC(ビットコイン)の価格は昨日の終値とほぼ変わらないくらいに上昇している今朝となっています。
そして、XRP(リップル)は現在12時台では、前日比0.58%もの上昇を見せています。今週は12日から昨日15日までXRP(リップル)の価格は下落傾向にあり、12日には30円台だったものの、28円台にまで価格が下落していました。
その後、昨日15日の日中はXRP(リップル)の価格が下落傾向にあったものの、昨日15日21時以降からは上昇傾向に転じています。
しかし、本日はXRP(リップル)の価格が28.4円台にまで回復しています。先週末の価格にまで回復するのには時間がかかる可能性がありますが、辛抱強く見守っていきたいところです。
仮想通貨全体の価格が上昇しているので、今後どうなるか注目が集まります。
BTCハッシュレートの動向
続いては、引き続きBTC(ビットコイン)のハッシュレートを見ていきましょう。
こちらでは、以下の赤◯にて、前日11/15から11/16までの動きが一目でみれるようになっています。
では、こちらからはハッシュレートの動きをみつつ、本日16日12時現在のBTC(ビットコイン)の値動きの流れを見ていきたいと思います。
まずはじめに、今週のBTC(ビットコイン)相場を見ていきます。BTC(ビットコイン)の価格は10日終値が987,000円、11日では951,594円にまで価格が下落しました。12日は96万円台にまで回復したものの、その後の価格は下落傾向に。現在の92万円台にまで価格は下落しています。
また、ハッシュレートは13日には85,362,510となり、14日は106,861,217、15日は99,905,753と徐々に減少していることがわかります。
今週の価格に影響を与えた可能性のあるニュースとしては、BCH(ビットコインキャッシュ)のハードフォークが挙げられます。昨日15日21時ごろにBCH(ビットコインキャッシュ)のハードフォークが起こりました。
ハードフォークによって、今までの価格のルールが変更されます。新しいルールを採用した仮想通貨のシステムの中では、古いルールは無視され、ハードフォークを行った地点から新しいルールに切り替わります。そのようにブロックチェーン内の仕様を変更することをハードフォークと言います。
通常、どの仮想通貨に関してもハードフォーク前後は値動きが激しいことが多く、投資家からはその値動きに関して不安視が集まります。
今回では、BCH(ビットコインキャッシュ)のハードフォークに不安視が集まり、ハードフォーク前にはBCH(ビットコインキャッシュ)を中心に他の通貨を含めて、価格が大きく下落していました。
仮想通貨は他の通貨も含めて上昇と下落が同じ方向に動く場合が多いので、BCH(ビットコインキャッシュ)だけではなく、他の通貨も含めて下落が見られた可能性があります。
ハードフォークが終わった本日では、ほとんどの仮想通貨で価格が上昇傾向に転じており、今後昨日のハードフォークによる価格変動が起こる可能性は低いと言えるでしょう。
今日の海外インフルエンサーの相場分析(2019/11/16)
今回の海外インフルエンサーの分析では、BTC(ビットコイン)の価格に関して、長期間のトレンドと短期間でのトレンドの比較となっています。
50週線と100週線での比較となっており、50週線と100週線が11月に入り、ゴールデンクロスをしていることを示しています。ゴールデンクロスとは、2本の期間が異なる移動平均線が重なっていることを示しており、その上で、短期の移動平均線が長期の移動平均線を下から上に抜ける動きで重なることを指します。
今回では、50週線の移動平均線が100週線を下から上に抜ける動きをして重なっている状態となっています。ゴールデンクロスは2016年5月にも見られていました。
そして、2016年5月にゴールデンクロスが起きたその後の値動きはそのゴールデンクロスの直後から大きく上昇傾向にありました。
そのため、今回のゴールデンクロスが起こった後も、大きく価格が上昇傾向に転じる可能性があります。
実際に、今週は大きく価格が下落傾向にあったものの、週末になってから上昇傾向にあります。この上昇傾向が短期的なものなのか、長期的なものなのか、予測は難しいですが、ゴールデンクロスが起こっていることから、長期的に価格が上昇傾向に転じる可能性も十分にあります。
この分析をした海外インフルエンサーは、価格が大きく上昇する時期はそう遠くはないだろうと見解を述べているので、どうなるのか今後のBTC(ビットコイン)の価格に注目が集まります。
本日まとめ
本日11月16日の仮想通貨は嬉しいことにほとんどの価格が上昇しました。
今週に入ってからはBTC(ビットコイン)の価格が下落傾向にあり、92万にまで下落しました。今週は急落したことからヒヤヒヤした投資家の方も多いと思いますが、週末に入り、価格が上昇したことからほっとした方も多いと思います。
BCH(ビットコインキャッシュ)のハードフォークも終わり、現在の上昇傾向がいつまで続くのか気になるところです。
今後も油断せずに仮想通貨のニュースと価格を注視していきましょう。