ゼロはじ仮想通貨デイリーレポート(2019/11/10現在)
通貨 | BTC | ETH | XRP | BCH | LTC |
価格 | 962,290 (957,671円) | 20,242 (20,108円) | 30.510 (30.361円) | 30,922 (30,735円) | 6,799 (6,665円) |
前日比 | ⬆0.49% | ⬆0.63% | ⬆0.54% | ⬆0.62% | ⬆2.05% |
11月10日の仮想通貨全体のニュースですが、今朝は各通貨とも上昇が見られます。今週は仮想通貨全体で大きな上昇、その後に下落が見られましたが、昨日9日から、価格が全体的に上昇しています。
11月に入り、価格が徐々に上昇傾向にあり、11月1日から2日にかけてはBTC(ビットコイン)の価格が100万円を超え、その後も上昇をしていたのですが、3日に入り、下落している通貨が出てきて、先週末には仮想通貨全体で、上昇と下落が見られました。
本日11月10日のマーケットでは、BTC(ビットコイン)から始まり、主要アルトコインのETH(イーサリアム)、XRP(リップル)、BCH(ビットコインキャッシュ)にLTC(ライトコイン)全ての価格が上昇しており、特にLTC(ライトコイン)は大幅に価格が上昇となっています。
現在8時台のBTC(ビットコイン)の価格は962,290円、前日比で0.49%の上昇となっており、8日に大幅な下落傾向を見せてきたBTC(ビットコイン)は、週末に入ってから価格が若干上昇しています。
今週では、4日から7日BTC(ビットコイン)の価格は若干の上昇と下落が見られましたが、100万円を超えていました。しかし、7日から8日にかけてBTC(ビットコイン)の価格は大きく下落し、100万円を割っています。8日には95万円台でしたが、昨日9日には96万円台にまで上昇しています。
昨日9日から今日10日の深夜1時頃にかけてBTC(ビットコイン)の価格が0.40%ほど下落したものの、5時には0.51%もの上昇見せ、BTC(ビットコイン)の価格は上昇傾向を見せている今朝となっています。
そして、XRP(リップル)は現在8時台では、前日比0.54%もの上昇を見せています。今週は3日から6日までXRP(リップル)の価格は急上昇し、33,5円台にまで価格が上昇していましたが、6日から急落し、29.6円台にまで下落しました。
その後、昨日9日の日中はXRP(リップル)の価格が上昇傾向にあったものの、昨日9日から今日10日の深夜1時頃にかけては30.3円台にまで下落していました。
しかし、本日はXRP(リップル)の価格が30.5円台にまで上昇しており、価格が回復していることがわかります。
仮想通貨全体の価格が上昇しているので、今後どうなるか注目が集まります。
BTCハッシュレートの動向
続いては、引き続きBTC(ビットコイン)のハッシュレートを見ていきましょう。
こちらでは、以下の赤◯にて、前日11/9から11/10までの動きが一目でみれるようになっています。
では、こちらからはハッシュレートの動きをみつつ、本日10日8時現在のBTC(ビットコイン)上昇の流れを見ていきたいと思います。
まずはじめに、今週のBTC(ビットコイン)相場を見ていきます。BTC(ビットコイン)の価格は4日には102万円台、5日6日は101万円台での推移が続きました。その後は下落傾向が続き、8日には95万円台に、9日では、96万円台への上昇と95万円台への下落が起こり、本日10日には96万円台に回復しています。
本日は96万円台の間を緩やかに上昇しています。
また、ハッシュレートは6日には89,840,196となり、7日は85,362,510、8日は80,936,306と徐々に減少していることがわかります。
今週は8日に大きく仮想通貨全体の価格が下落しましたが、価格に影響したニュースとしては、CMEのビットコイン先物のギャップ埋めが関係している可能性があるというニュースがあります。
ギャップ埋めという言葉を初めて聞いたという方も多いと思いますが、ギャップ埋めは陰線の終値から次足の陽線は値が飛んで始まってチャートで空いた空白、つまりその空白がギャップであり、それを埋めることをギャップ埋めと言います。
ギャップを埋めた部分に関してはサポートやレジスタンスになることが多くなっています。もちろん、ギャップが出来たからと言って必ずしもそうなるわけではないですが、ギャップが出来た場合は経験的に埋まる傾向が見られます。
先月10月末にはこのギャップが見られたものの、今月6日にはCMEのビットコイン先物において、そのギャップが埋まったと見られていました。
しかし、あるテクニカル分析家によると、これはBTC(ビットコイン)のスポット価格には反映されず、今回の8日の下落が本当のギャップ埋めとなった可能性があると述べています。
ということで、8日の仮想通貨全体の価格が下落したのは、CMEのビットコイン先物のギャップ埋めにより引き起こされた可能性があると言えそうです。
今日の海外インフルエンサーの相場分析(2019/11/10)
今回の海外インフルエンサーの分析では、BTC(ビットコイン)の値動きにおいて、長期的には下落傾向のトレンドラインが7月頃から長く続き、現在もその下落傾向のトレンドラインが続いています。
しかし、先月に、その長期的な下落傾向のトレンドラインを超えて、BTC(ビットコイン)の価格が大きく上昇しました。
10月末には習近平国家主席によるイノベーション推進の中核としてブロックチェーン技術を推進するという発言があり、現在もブロックチェーン技術は仮想通貨に主に使われていることが多いので、仮想通貨市場はこの習近平国家主席による発言が朗報として見なし、仮想通貨の価格上昇を見せました。
その後は短期的に下落傾向にあるものの、図で見るようにフラッグを形成していることがわかります。
海外インフルエンサーの分析によると、このフラッグが形成されていることより、価格は大きく下がっても、7900〜8000ドルの間でストップし、9300〜9400ドル、9800〜10000ドル、12000ドル付近のどれかまで価格が上昇するのではないかと見ています。
このような可能性があるものの、重要なことはどこで価格をエントリーするかということです。価格が上昇しきってしまった時や、大きく今後下がる可能性がある際でのエントリーは危険ですので、どこでエントリーをするかということが最重要となってきます。
本日まとめ
本日11月10日の仮想通貨は嬉しいことに全体的に価格が上昇しました。
今週に入ってからはBTC(ビットコイン)の価格が100万を割り、急落したことからヒヤヒヤした投資家の方も多いと思いますが、週末に入り、価格が上昇したことからほっとした方も多いと思います。
8日に起きた仮想通貨全体での価格の大きな下落は、ギャップ埋めが関係している可能性が出てきましたが、今週はテクニカルな部分が要因で価格変動があったと見られます。
今後も油断せずに仮想通貨のニュースと価格を注視していきましょう。