ゼロはじ仮想通貨デイリーレポート(2019/10/28現在)
出展:coincheck.com(BTCチャート)
通貨 | BTC | ETH | XRP | BCH | LTC |
価格 | 1,053,459.91 (1,053,459円) | 20,266.61 (20,266円) | 32.75 (32円) | 29,018.68 (29,018円) | 6,632.94 (6,632円) |
前日比 | +5.49% | +3.85% | +3.34% | +7.37% | +8.54% |
本日28日の仮想通貨市場はBTC(ビットコイン)の価格暴騰を引き金に、どの通貨ともに価格の上昇を見せる朝となりました。
中でも今朝の価格上昇の筆頭役でもあったBTC(ビットコイン)は、前日比では+5.49%という大幅な上昇をみせるものとなっており、今後更なる上昇も期待出来るものとなっています。
今朝28日の11時現在でのBTC(ビットコイン)の価格は1,053,459円、前日比で+5.49%の上昇となっており、暴騰後に下落傾向となっていたBTC(ビットコイン)は、再度上昇を見せる形となっています。
先日の27日4時台では、一度97.6万円まで下落をしたものの、そこから反発が発生し、5時台にかけては97.6万円と102万円の間にて推移が続くこととなりました。
しかし17時台からは上昇傾向へと移り、22時台には102万円ラインを突破すると、そのままの勢いで今朝28日の1時台にて104.3万円を突破。
その後は、いま現在までの価格へと到達し、上昇傾向は続いている状況となっています。
BTC(ビットコイン)では、この高騰の勢いのまま、今後は108万円の突破も大いに可能性としてはある為、堅調な推移を期待したいところです。
本日28日の11時現在のXRP(リップル)の価格は0.299ドル(32.75円)、前日比では+3.34%の価格上昇となっており、大幅上昇後の下落にて一度0.295ドル(31.91円)へと割り込んだXRP(リップル)でしたが、再びこのレジスタンスラインを突破することに成功しました。
先日の27日6時台から価格の上昇が始まったXRP(リップル)は、8時台にて0.295ドル(31.91円)ラインに到達したものの、9時台にて反発をくらい、一度下落をしライン突破に失敗。
しかし、その後は13時台の上昇にてもう一度0.295ドル(31.91円)ラインを突破するも、15時台からの下落にて20時台に再びこのラインへと割り込んでしまいました。
その後は価格上昇の兆しに乗って、現在では0.299ドル(32.75円)まで上昇をしており、これまでなかなか突破を測れなかった苦しい状況が続いていたXRP(リップル)も、無事BTC(ビットコイン)同様に下降トレンドを抜け出すことに成功したため、この調子が継続されることに期待が集まっています。
また、今朝28日11時現在のETH(イーサリアム)の価格は20,266円、前日比が+3.85%の上昇となっており、暴騰直後に下落傾向へと陥っていたETH(イーサリアム)では、一度174ドル(18,429円)を割り込むことなく上昇傾向と今現在回復しています。
BTC(ビットコイン)の暴騰後の下落に関しては、先日27日4時台にて177.03ドル(19,131円)を付けたところで止まる形となりました。
そして、その後は5時台から一定の水準で推移が続いた為に、14時台からは上昇傾向へと移り、今現在では堅調な推移を見せ続ける形となっています。
ETH(イーサリアム)では、価格上昇の兆しがこのまま続き197ドル(20,911円)ラインまで向かうかと思われたものの、今朝28日4時台から再度下落傾向となってしまっているので、今後の推移には少し注意が必要になるとも言えるでしょう。
BTCハッシュレートの動向
続いては、引き続きBTC(ビットコイン)のハッシュレートの方を見ていきたいと思います。
こちらでは、前日10/27から10/28までの動きが一目でみれるようになっています。
本日のBTC(ビットコイン)のハッシュレートは、先日に比べても右肩上がりの傾向となっています。
また、週末のBTC(ビットコイン)相場では大幅上昇も確認されており、一時、1日で4割弱の暴騰を見せ、反落後も底堅い値動きを見せているのが特徴です。
リブラ(Facebookが発行予定のステイブルコイン)の事実上の延期や、量子コンピューターへの懸念もあってか、一度80万円を割り込んでいたBTC(ビットコイン)相場でしたが、金曜日にイスタンブールの「メインネット」への移行日程が確定したETH(イーサリアム)がじり高を決め、習主席による「ブロックチェーンを技術革新の核として推進する」との発言もあり価格は一気に上昇を始めるものとなりました。
そうなった結果、相場の重しとなっていた「8,000ドルストライク」が大幅に期日を迎えていたところに、米株の上昇などが加わり、先週の急落の半値戻しであった83〜84万円台を抜けると、ショートカバーの背中押しから95万円近辺まで急騰。
1か月前に割り込んでいた、200日移動平均線を前に上値を重くすることに成功したBTC(ビットコイン)相場は、中国での「暗号法の可決」が伝わると、移動平均線を上抜けし急騰。
最終的には、一時1万ドルをも上抜けすることとなりました。
しかし、移動平均線がデッドクロスした事や、利食い売りに押されてしまい100万円を割り込む姿も確認がされていた為か、中国のSAFE(国家外貨管理局)が使っているブロックチェーン技術の活用が発表されたことなどから、100万円を回復する結果となっています。
今日の海外インフルエンサーの相場分析(2019/10/28)
本日のBTC(ビットコイン)相場の予想については、底堅い値動きとなるなり得ると考えることも出来るでしょう。
仮にBTC(ビットコイン)相場が大底を付ける条件として、1つ目は「売り材料の一巡」が上がってくると予測されます。
2つ目は「アルトコインが先導」、そして3つ目は「強気派が日和る」の合計3つの理由でBTC(ビットコイン)の大底付けもなり得ると考えられていました。
今回に至っては、リブラ(Facebookが発行予定のステイブルコイン)と、量子コンピューターで売り材料が一巡、アルトコインであるXRP(リップル)やETH(イーサリアム)が主導をしたことが一貫し、強気予想がトレーダー界では囁かれていました。
しかし、あくまで筆者から見れば「短期的に警戒が必要」としたところが大底であるため、比較的にはBTC(ビットコイン)相場の大底からの4割上昇、そしてダマしの見極めとなる15%、更に30%の壁も実際には突破しているため、本格的な上昇局面入りを果たしていくとも考えられます。
しかし、習発言は本日からの4中全会に先立ったものばかりでもある為、その後ヘッドラインが続いた事は偶然ではないためか、可能性としてはあるのかもしれません。
本日28のBTC(ビットコイン)が見せた価格高騰は、今後とも続いていくことも可能性としてあるでしょう。
本日まとめ
本日28日のBTC(ビットコイン)の価格高騰により、仮想通貨全体の価格上昇が見られた今朝は清々しい朝を迎えることが出来ました。
今後更なる価格変動については、引き続き慎重にチャートを分析しながら情報を追っていきたいと思います。