やさしい仮想通貨の始め方を解説

ビットコイン暴落!その影響によって仮想通貨全体が総崩れ!|ゼロはじMarket Guide 10/24 昼版

ゼロはじ仮想通貨デイリーレポート(2019/10/24現在)

出展:coincheck.com(BTCチャート)

通貨BTCETHXRPBCHLTC
価格814,522.77
(814,522円)
17,470.12
(17,470円)
29.27
(29円)
22,851.40
(22,851円)
5,381.32
(5,381円)
前日比⬇︎7.88%⬇︎7.22%⬇︎8.93%⬇︎8.40%⬇︎8.68%

本日24日の仮想通貨市場はBTC(ビットコイン)から始まり他アルトコインなど、各通貨ともに-7%以上の暴落で総崩れとなる朝を迎えました。

仮想通貨全体は、今後も暴落が続く可能性もあるため、引き続き気を引き締めて価格変動に注意を払う必要がありそうです。

では、本日もそれぞれの通貨の価格変動の流れから見直していきます。

24日今朝9時現在のBTC(ビットコイン)の価格は814,522円、前日比が-7.88%の下落を推移した流れとなっています。

これまで価格が下降トレンドのまま、調子の上がらなかったBTC(ビットコイン)は今朝の暴落にて更に厳しい状況へと落ち込むこととなりました。

先日の23日、5時台では88.6万円まで割り込むと、そのまま下落が進み12時台には86.4万円まで到達し、ようやく下落が止まることに。

そこからは86.4万円のラインで推移が続き、17時台から上昇を見せ、18時台にはこのラインを抜け出すこととなりました。

その後このまま価格も回復するかと思われたものの、20時台から再度下落が開始、21時台には86.4万円から81.9万円まで下落、その後83.1万円を割り込むことになりました。

そして現在では81.4万円まで価格が落ちることとなり、今なお先行きが不透明な状況となっています。

続いては、XRP(リップル)の本日24日9時現在の価格は29.27円、前日比が-8.93%の下落をみせることとなりました。

ここまで31.91円ラインとの攻防戦が続いていたXRP(リップル)は、-8.93%の暴落となり前日とはかけ離れた価格帯の推移へと入っています。

先日23日の7時台では、26.37円を割り込むと上昇トレンドラインに支えられる形となり、その後はしばらく一定の水準で推移が続くことになりました。

その後、19時台から再度下落が始まると、21時台には31.58円まで下降。

そのまま下落は止まらず、暴落が進み、現在では29.27円での推移が続いています。

現在時価総額がBTC(ビットコイン)に次ぐ2位のETH(イーサリアム)では、本日24日9時現在の価格が17,470円、前日比では-7.22%の下落となっています。

これまで下落傾向が続いていたETH(イーサリアム)は、今朝にかけて他の通貨と同様に、くしくも暴落を見せる形となりました。

22日の13時台から緩やかな下落が続いていたETH(イーサリアム)は、先日23日の12時台では、18,636円から18,145円まで価格が下降し-2.7%の暴落をみせました。

その後は18,030円から18,247円の間にて、しばらく推移が続いていたものの、20時台から再度下落が開始、21時台では17,834円まで割り込むことになり、現在は17,147円まで落ちることとなりました。

現在も下降トレンドに陥っている状況のため、今後の下落には十分注意をしたいところです。

BTCハッシュレートの動向

それでは引き続き、本日24日のBTC(ビットコイン)ハッシュレートの分析へと移っていきたいと思います。

今朝のハッシュレートは、前日と比べると上昇の動きとなっています。

今朝のBTC(ビットコイン)相場では、大幅な暴落がやはり今後の苦しい展開へと誘うことになりそうです。

868,944円のストライク重力圏の上抜けに失敗したBTC(ビットコイン)は、下方向を攻め始めるものとなりました。

これまで90万円台の水準で上値を重くしたBTC(ビットコイン)相場も、議会証言を前に控えたFacebook社のCEO(最高経営責任者)であるザッカーバーグ氏による「米国の規制当局の承認得られるまでは世界中の何処にもリブラを開始しない」としたことや、米株の下落もあり868,944円近辺まで値を落とすこととなりました。

更に香港の「林長官更迭検討」についてをFT(フィナンシャル・タイムズ)が報じ、逃亡犯条例も正式に撤回されたこともあった為か、86万円台の下値トライする展開をみせました。

しかし、先日報じられていたGoogleの量子コンピューターの「量子超越性実証」がNatureにて正式に発表された事を受け、BTC(ビットコイン)の価格が大きく下落。

 

 

その後は一時80万円を割り込むこととなり、6時間に亘るザッカーバーグ氏による「マラソン公聴会」では米国側はこのまま不承認を押し通し、Facebook率いるリブラ協会から脱退とコメントを残しました。

今後のBTC(ビットコイン)の更なる価格変動にも影響を及ぼす可能性もあるでしょう。

今日の海外インフルエンサーの相場分析(2019/10/24)

本日のBTC(ビットコイン)相場については、760,357円近辺での揉み合いとなる可能性があります。

今朝降りかかった仮想通貨全体の急落の要因としては、「リブラ公聴会説」「量子コンピューター説」「ロングの投げ説」の3つを挙げることが出来るでしょう。

公聴会では新味に欠けたものの、これにより来年からの開始が更に困難になったリブラは、当面の区切りが点いたと言えます。

しかし、量子コンピュータ説に関しては先月末のニュースにてNatureに発表された事が決め手となっており、理論上ではスパコン超えを実証したものとなりました。

ただ実用化にはまだ程遠く、公開鍵から秘密鍵が生成できるかは見解が分かれるところとなっています。

その他では、そうなっても格子暗号などの「次世代暗号技術」へと移行する等、解決策はあるので、BitMEX(ビットメックス)にて3万BTC(ビットコイン)ロングが解消され、今回の上抜け期待の投げが下げの主因となる恐れもあるでしょう。

しかし、最悪万が一80.7万円を下回った場合には、2019年の5月に記録した73.6万円を下回る可能性もあります。

2019年5月にはBTC(ビットコイン)価格が、初めて73.6万円を突破して以来、この価格を下回ることは一度もなかった。

73.6万円から80.7万円までを下回ったとしたら、今後長期的で大規模な下降トレンドを形成することにもなり得ます。

本日まとめ

本日24日の仮想通貨は苦しい幕開けとなりました。

BTC(ビットコイン)から始まり、ETH(イーサリアム)やXRP(リップル)など仮想通貨全体は今後更なる下落トレンドへと推移する恐れもあります。

先日23日の20時台での価格下落を皮切りに、現在もBTC(ビットコイン)価格は急落を見せており、今朝の9時現在では、BTC(ビットコイン)は日本円にて82万円を切り、2019年6月以来の安値を更新してしまっています。

20日では長期的なレジスタンスラインを突破するも、一時価格の上昇も見込まれたBTC(ビットコイン)価格は、その後価格上昇も伸び悩み、今朝未明より始まった下降トレンドに歯止めが効かない状況です。

今後83.3万円を割る「最悪のシナリオ」がついに到来する可能性もあるため、引き続き注目をしていきましょう。