やさしい仮想通貨の始め方を解説

Facebook社CEOのザッカーバーグ氏もお手上げか!仮想通貨全体は下落トレンドが続く!|ゼロはじMarket Guide 10/23 昼版

ゼロはじ仮想通貨デイリーレポート(2019/10/23現在)

出展:coincheck.com(BTCチャート)

出展:coincheck.com(BTCチャート)

通貨BTCETHXRPBCHLTC
価格883,487.07
(883,487円)
18,790.81
(18,790円)
31.69
(31円)
24,856.54
(24,856円)
5,867.54
(5,867円)
前日比⬇︎1.14%⬇︎0.81%⬇︎0.75%⬇︎2.33%⬇︎1.75%

今朝の仮想通貨全体は、BTC(ビットコイン)とETH(イーサリアム)が下落推移に入り、XRP(リップル)や他アルトコインは一時的な価格上昇を見せるも、現在は下落傾向となっており、全体的にも先行きが不透明となった朝を迎えました。

本日23日の8時現在では、BTC(ビットコイン)の価格が883,487円、前日比は-1.14%と下落となっており、一時は21日の4時台にて88.6万円ラインを突破したものの、先日22日の1時台から再度下落傾向に入ってしまい、その後4時台から回復を見せ、何とか暴落を免れました。

そして、16時台から再度価格の上昇が再開し、21時台には一時90.1万円まで上昇する動きを見せるも、もう一度下落へと転じてしまうこととなり、激しい価格変動をみせました。

その後は、そのまま下落が続き、8時現在まで価格の下降が割り込む勢いを見せているため、今後更なる下落には十分注意をする必要があるでしょう。

同じく8時現在のXRP(リップル)の価格は31.69円、前日比で-0.75%の下落を水準へと移っており、ここまでレジスタンスラインであった31.91円までの上昇を阻まれていたXRP(リップル)は、ようやくこの高い壁を突破したものの、下落傾向が続く状況となっています。

先日の22日、4時台にかけて一度価格も上昇しはじめると、11時台には一時32.77円を記録、そのまま勢いに乗ったXRP(リップル)は価格上昇を見せる動きを記録しました。

しかし、その後は下落傾向に入ってしまい、23時台にかけては更なる下落へと割り込み、その後は下降ライン上での推移が続く形となりました。

本日の23日2時台での上昇では一度回復の兆しも見えましたが、4時台から再度下落となり、現在の価格まで下がり、今なお持ち直しの攻防戦が続く現状となっています。

また、ここ最近とも下落が続くETH(イーサリアム)では、今朝23日8時現在の価格が18,790円、前日比でも-0.81%と、下落トレンドとなっています。

ここまでレジスタンスラインであった18,429円との激しい攻防戦が続いていたETH(イーサリアム)は、下落傾向となって今現在でもこのラインを割り込む動きを見せており、先日22日の0時台では18,429円を割り込み、2時台からの上昇にて、6時台では再びこのラインを突破。

その後、このラインを中心として推移が続いていたものの、14時台から再度下落が始まり、21時台ではもう一度18,429円ラインを割り込むことになりました。

そこからはこのラインから離れる動きが続づき、今現在は18,790円まで持ち返したものの、今後も下落が続く可能性があるため、注意を払うに越したことはなさそうです。

BTCハッシュレートの動向

続いては、本日もBTC(ビットコイン)のハッシュレートを観察してきたいと思います。

今朝のハッシュレートでは、前日に比べ上昇の動きとなっています。

今朝のBTC(ビットコイン)相場はやはり上値の重い展開となりました。

週末から90万円台を3度トライし、8000ドル(866,676円)のオプション重力圏からの脱出に失敗すると、今朝方にかけて値を落とす結果。

その後、7900ドル(855842万円)近辺の下抜けを3回失敗し、反発もしていたBTC(ビットコイン)相場でありましたが、BSV(ビットコインエスブイ)が突如約10%の急騰(最終的には20%)を記録し、その後BCH(ビットコインキャッシュ)も5%連れ高となる中、BTC(ビットコイン)は2度目の90万円トライをするも反落。

また、CFTC(米商品先物取引委員会)委員長がETH(イーサリアム)の半年から一年以内での先物承認に言及し、リップル社では世界的なCM開始によるメディア露出の拡大など、アルトコインが下値の心配もなく、相場が少し高い状態である中、BTC(ビットコイン)の3度目のトライも失敗となりました。

他では、FB(フェイスブック)社のCEO(最高経営責任者)であるザッカーバーグ氏が、議会証言を前に「米国の規制機関が承認するまで世界中のどの国にもリブラを開始しないと」の書簡を議会に送った事や、英議会ではBREXIT(イギリスのEU連合離脱)関連法案の短期審議が否決されるなど、更に米株が反落した事も重なり、あり値は崩ずれ落ち結果的には、オプションのストライクが集まる8000ドル(866,676円)付近まで押し戻される流れとなりました。

その他では、仮想通貨分析会社が大口の資金を持つ「機関投資家のポジション動向」をオンラインで公開するニュースが話題を呼び、買いポジションが増え、売りポジションが減っていることから、今後のBTC(ビットコイン)の価格は上昇すると見ている投資家が多いと噂が飛び交う状況となっています。

また、仮想通貨メディアAMB Cryptoでは「CME(シカゴ・マーカンタイル取引所)で取引されているBTC(ビットコイン)先物の取引量が急増している」と報道され、機関投資家は買いポジションを多く持ち、CME(シカゴ・マーカンタイル取引所)のビットコイン先物の取引量は、市場の心理状況を表す重要な指標と考えられると告げられています。

仮想通貨分析会社Skewによると、買いポジションを見計らっている機関投資家の数は、先月末時点でほぼ0まで落ち込んだものの、今月に入ると1,100以上にまで増加したと報告が上がっており、さらに売りポジションを持っている機関投資家の数が減少していることからも、今後のBTC(ビットコイン)価格については、強気な見方が広まっていることが透けて見える予測することも可能でしょう。

BTC(ビットコイン)価格は需給のバランスによって定まる面が大きいため、大口の資金を持つ機関投資家のポジション動向が市場に与える影響は小さくないことも予想が出来ます。

今日の海外インフルエンサーの相場分析(2019/10/23)

本日のBTC(ビットコイン)相場は、引き続き8,000ドル(866,676円)近辺での揉み合いとなり得るでしょう。

今回大注目を浴びていた、FB(フェイスブック)社のCEO(最高経営責任者)であるザッカーバーグ氏の議会証言を前に「白旗」とも受け取れるコメントが出たことも、言及するポイントの一つです。

未だに「G20(Group of Twenty)」からの「停止勧告」を受けながらも、「米国の承認を受けるまでは世界のどこにも発行しない」と、当局軽視ともとられかねない発言をしたものの、各国規制の合間を縫い「強行発行」というシナリオを回避させる方向になってきたとも考えれるでしょう。

本日23日の証言にて、「悪材料出尽くし」となるかは非常に注目をしたいところであります。

BTC(ビットコイン)市場は、引き続き8000ドル(866,676円)のオプション重力圏での上下を繰り返しているため、今後更なる大きな動きは、半数近くの期限を迎える「金曜日以降」とも予想が出来ます。

本日まとめ

今朝の仮想通貨全体は引き続き下落トレンドが続き、気持ちの良い朝を迎えることは出来なませんでした。

しかし、CME(シカゴ・マーカンタイル取引所)のビットコイン先物の取引量についてのニュースや、FB(フェイスブック)社のCEO(最高経営責任者)であるザッカーバーグ氏の議会証言についてなど、今後のBTC(ビットコイン)や他アルトコインの価格変動にも大きな影響を及ぼすであろうイベントが控えている為、続けて慎重にチャートを観察していきたいところです。