やさしい仮想通貨の始め方を解説

NEM(ネム)のカタパルトとは?詳細や実装時期を解説

NEM(ネム)のカタパルトとは?

NEM(ネム)は、先日のコインチェック社における流出事件により広く世間に認知され、多くの方がNEM(ネム)に興味をもつきっかけとなりました。

今回の一件によりネガティブなイメージを持たれた方もたくさんいらっしゃると思いますが、NEM(ネム)自体には問題がなく、むしろ『将来性をもった仮想通貨』ということが本質だと思われます。

この記事に辿り着いた方の中には、

NEM(ネム)ってそもそも何なの?

NEM(ネム)はビットコインと何が違うの?

NEM(ネム)のカタパルトってよく聞くけど結局何なの?

といった事を思われている方も多いと思います。

この記事では、NEM(ネム)の基本的な仕組みを解説し、話題となっているカタパルトについてもまとめていきます。

それでは、一つ一つ確認していきましょう。

NEM(ネム)って何?

出典: https://elevenews.com/

NEM(ネム)の取扱い取引所の比較をする前に、そもそも『NEM(ネム)とは何なのか?』について考察していきます。

NEM(ネム)の基本情報

名称
NEM(ネム)
発行日2015/3
開発団体Utopianfuture
通貨単位XEM
発行枚数9,000,000,000XEM(すべて発行済)
公式サイトhttps://nem.io/
時価総額¥412,232,801,354 第14位(2018/4/24現在)

NEMは『New Economy Movement』の略語です。

第三者機関に縛られずに新しい経済活動を目指すことを目標としたプロジェクトで、『基本的なブロックチェーンの思想を踏襲して、さらに使いやすい仕組み』を取り入れた仮想通貨です。

ビットコインをはじめとする仮想通貨が誕生して多くのメリットが生まれましたが、実際に利用した際の課題も出てきました。

この課題を解決し、自由な経済圏を創出するという目標のもと、生まれたプロジェクトがNEM(ネム)です。

NEM(ネム)はネットワークの名称であり、通貨の正式名称は『XEM』といいます。

Ethreum(イーサリアム)の通貨名称が『ether』と呼ばれるのと同じ考え方です。

NEM(ネム)の特徴

NEM(ネム)も、ビットコイン(BTC)と同様にブロックチェーンの暗号技術を利用しています。

NEM(ネム)を語る上で抑えておきたいポイントは次の2つです。

ポイント
  • Pol(プルーフオブインポータンス)
  • ハーベスティング

それでは、順番に確認していきましょう。

Pol(プルーフオブインポータンス)ってなに?

PoIとはProof of Importanceの略語です。

Polを理解する上では、まずは主要なコンセンサスアルゴリズムであるPoW(プルーフオブワーク)を理解する必要があります。

PoW(プルーフオブワーク)とは

PoWは、ビットコインに使用されている最もメジャーなコンセンサスアルゴリズムです。

10分に一度にブロック(取引の塊)が生成され、ブロックを承認するためにマイニングが行われます。

しかし、次のようなデメリットが存在しました。

デメリット
  • 高額な電気代
  • 51%攻撃の可能性

高額な電気代に加え、不正取引が行われる可能性がありました。

この問題点を改善するために生まれたのが『PoS(プルーフオブステーク)』です。

PoS(プルーフオブステーク)とは

PoSは、直訳すると『資産保有量による証明』となります。

ステークという言葉には『掛け金』という意味があり、その『仮想通貨にいくらの掛け金を支払っているか』、つまり『どれぐらいその仮想通貨を保有しているか』ということが重要なしくみとなっています。

コンセンサスアルゴリズムにPoSが使用されているコインは『その仮想通貨の保有量』に応じて発言権が得られる仕組みとなっています。

PoWとPoSの問題点

出典: https://steemkr.com/

PoWの場合は、マイニングを行うコンピュータの性能により、メリットが得られます。

一方のPoSは、対象コインを多く保有している方が利益を得られる仕組みです。

いづれの仕組みも、『富の分配』という面では課題が残る形となりました。

これらの課題を解決する仕組みとしてPoI(プルーフオブインポータンス)が開発されました。

NEMに採用されたコンセンサスアルゴリズムは『PoI(プルーフオブインポータンス)』です。

PoI(プルーフオブインポータンス)の仕組み

PoIは、次の要素により参加者の重要度が決定します。

ポイント
  • コイン保有量
  • 取引の頻度

NEM(ネム)が採用しているPoIは、持っているコインだけではなく、NEMネットワークを積極的に使う人が報酬を得られる仕組みとなっています。

つまり取引の評価としては、『コインの流動性を高めてくれたか』が重要となります。

評価された場合、次に解説するハーベスティングにより報酬を得ることが可能となります。

ハーベスティング

ハーベスティングとは、ビットコインにおけるマイニングに当たるプロセスです。

しかし、ビットコインのように膨大な資金、電力は必要ではありません。

ハーベスティングを行うためには、次の2つの準備が必要となります。

ポイント
  • 10000NEMの保有
  • Nano Walletの準備

NEM(ネム)の購入に関しては、最後にご紹介している仮想通貨取引所ランキングを参考にしてください。

Nano Walletとは、NEMが公式にリリースしている仮想通貨ウォレットです。

通常の仮想通貨ウォレットとは違いXEM(ネム)にしか対応しておらず、『ハーベストを行う為のウォレット』という位置づけになります。

Nano Walletを使用したハーベストを『デリゲートハーベスティング(委任ハーベスティング』と呼びます。

NEM(ネム)の将来性

出典: https://steemkr.com/

NEM(ネム)には、カタパルトという非常に期待値の高いプロジェクトが控えています。

カタパルト次に解説するmigin(ミジン)と切っても切り離せない関係にあります。

順番に確認していきましょう。

migin(ミジン)との提携

migin(ミジン)とは、国内仮想通貨取引所である『Zaif(ザイフ』を運営する株式会社テックビューロ社によって開発された汎用プラットフォームです。

出典: http://mijin.io/ja/

mijinは、次の4つの便利なしくみを備えています。

ポイント
  • アセット管理システム
  • 契約システム
  • 情報管理システム
  • 決済システム

それぞれのしくみは『誰もが簡単にブロックチェーンを活用できるようになること』を目指して開発されており、『速い・安い・安全に』をモットーとしています。

NEMのカタパルトについて

カタパルトとは、前述のmijin(ミジン)プラットフォームに『新たな改良と修正を加えること』を目的としたプロジェクトです。

NEMのカタパルトでは、次の機能が新たに追加されます。

ポイント
  • 取引スピードの向上
  • スマートコントラクトの実装

カタパルトがmijinプラットフォームに実装された場合は、1秒間のトランザクション処理件数が4000件まで向上するといわれています。

これは『既存のクレジットカードの処理速度』に匹敵する処理性能です。

また、Ethreum(イーサリアム)でおなじみのスマートコントラクトの実装も大変魅力的なアップデートといえます。

スマートコントラクトとは

スマートコントラクト(smart contract)は、日本語に直訳すると「賢い契約」の意味です。

契約を自動化することで、より、簡単に取引できる仕組みを作りたいという考えから実装されました。

つまり、あらゆる契約行動をプログラム化して、自動的に執行することができます。

このように、カタパルトが実装されれば『全く新しい利便性の高い仮想通貨』にNEMが生まれ変わることが期待されます。

NEMのカタパルト実装時期について

気になるNEMのカタパルト実装時期ですが、2018年3月26日にβ版が実装されています。

NEMの公式ツイッターアカウントでも次の発表があり、価格は一時的に高騰しました。

今回のカタパルトβ版のリリースは、あくまでmijinプラットフォーム上でのテスト実装であり、正式な実装時期は2018年5月頃が予定されています。

NEM(ネム)の取引所ランキング

次に、NEM(ネム)を有利に購入できる取引所についてご紹介していきたいと思います。

カタパルトが実装された後は、NEMの有用性が高いことはご理解いただけたと思います。

それでは、ランキング形式でご紹介していきましょう。

第一位 Zaif(ザイフ)

Zaif評価
総合評価
(5.0)
取引所の使いやすさ
(5.0)
手数料
(5.0)
通貨取引量
(5.0)

NEM(ネム)を最もお得に購入できるのは、『Zaif(ザイフ)』です。

テックビューロ社が運営する国内取引所で、NEM(ネム)との関わりが最も高い国内取引所といえるでしょう。

国内取引所では珍しく、日本円建てで指値取引を行うことが可能で、購入価格自体を抑えることができます。

また、ビットコインにおける現物取引に関しては、取引手数料が-0.01%なっており、手数料を受けとることができます。

ポイント
  • 豊富な取扱銘柄数
  • 取引手数料が国内最安
  • コイン積立精度

第二位 DMM Bitcoin(DMMビットコイン)

DMM Bitcoin評価
総合評価
(4.0)
取引所の使いやすさ
(4.0)
手数料
(5.0)
通貨取引量
(3.0)

DMM Bitcoinは、あのDMMグループが運営している仮想通貨取引所です。

DMM Bitcoinの特徴は、NEM(ネム)のレバレッジ取引がやりやすいことです!

DMM Bitcoinは、スマホアプリも非常に使いやすいのがうれしいポイント。また、サポートも手厚くLINEでもサポートを受け付けてくれます。

NEM(ネム)でレバレッジ取引をしたい方にもっともおすすめしたい取引所です。

ポイント
  • 運営が大手企業のDMM
  • NEMのレバレッジ取引がやりやすい
  • スマホアプリが使いやすく、LINEなどサポートが充実!

第三位 bitFlyer(ビットフライヤー)

bitFlyer評価
総合評価
(4.0)
取引所の使いやすさ
(4.0)
手数料
(3.0)
通貨取引量
(5.0)

成見璃子さんのCMでお馴染みの、国内最大の仮想通貨取引所です。

NEM(ネム)だけでなく、主要通貨のほとんどが取引可能となっています。

仮想通貨取引所としての機能はほとんど網羅しており、仮想通貨初心者の方には最もオススメしたい取引所です。

ポイント
  • 信頼感のある取引システム
  • 国内随一の仮想通貨取引量
  • 安心の補償制度
bitFlyer業務改善命令について
2018年6月22日(金)更新 現在bitFlyerは金融庁からの業務改善命令により新規登録を受け付けていません。 新規登録が再開するまでは他の取引所での口座開設をおすすめします。

第四位  BINANCE(バイナンス)

Binance評価
総合評価
(5.0)
取引所の使いやすさ
(4.0)
手数料
(5.0)
通貨取引量
(5.0)

仮想通貨取引を行っている方は、もはや知らない人はいない海外取引所です。

手数料はBNBトークンを用いた際を想定しています。

Binance(バイナンス)は、中国の取引所で設立した取引所で、順調にユーザー数を増やし、現在は600万人以上が利用する世界最大の仮想通貨取引所です。

NEM(ネム)に関しては、2018年3月20日上場しました。

仮想通貨の取扱数は随一で、まだ価格が高騰していない仮想通貨を購入することができます。

今後、仮想通貨取引を行っていく上で、必ず必要になる取引所です。

ポイント
  • 豊富な仮想通貨(トークン含む)
  • 圧倒的な取引量
  • 手数料最安(BNBトークン建0.05%)

NEM(ネム)のカタパルトとは?のまとめ

今回の記事では、NEM(ネム)の基本情報からカタパルトの詳細・実装時期、最期にはNEMを有利に購入できる取引所をランキング形式でまとめました。

NEMのカタパルトが本稼働した場合は、既存の仮想通貨を遥かに超える有用性があります。

購入しやすいタイミングで、ご自身のポートフォリオの一つとして是非検討されてみてください。