CMでも見かけるようになってきた仮想通貨。
今はまだ投機のために持っている人がほとんどですが、決済に使えるお店が増えてくればもっと世の中に浸透していきそうです。
そんな中で、決済方法として世界で初めて仮想通貨「XEM」をとりいれた猫カフェがあるんです。
一見つながりがなさそうに思える、猫カフェと仮想通貨決済。
しかし、そこには仮想通貨の可能性を感じさせるビジョンがありました。
どうして仮想通貨決済を取り入れたのか、どんな方法で導入したのか、といったことをお店のオーナーさんにインタビューしてきました。
- 猫も好きだし仮想通貨にも興味がある
- 仮想通貨の決済をしてみたい
- お店に仮想通貨決済の導入を考えている
目次
仮想通貨決済を導入!横浜猫カフェの草分け「れおん・にゃんくる」
仮想通貨「XEM」決済を導入したのは、「猫カフェ れおんグループ」。
横浜初の猫カフェ「れおん」をオープン。
現在では川崎、鎌倉、桜木町、蒲田の譲渡型猫カフェ「にゃんくる」をあわせた計5店舗を展開しています。
今回取材にお邪魔した横浜店は30匹の猫が在籍。
猫密度が高く本当にフレンドリーなんです。
猫カフェ好きの編集者も「都会のお店なのに、こんなに人懐こいなんて!」と驚いていました。
喫茶スペースと触れ合う空間が分けてあり、気持ちよく利用できるよう配慮されています。
落ち着いてお茶を飲み、猫密度高めな空間で癒される。
楽園のような空間ですが、猫の幸せも考えて運営しています。
保護団体と連携し、里親募集や募金活動に力を入れているのに加え、猫エイズキャリア限定のお店もオープン(川崎店)。
猫エイズは人に感染せず、陽性でも発症しないまま天寿をまっとうする猫も。
偏見や差別を解消し、一匹でも多くの猫が幸せになるように、という啓蒙も込めて運営しています。
仮想通貨決済を導入しようと思ったきっかけは?
「猫カフェ れおんグループ」を運営している株式会社アンビシャス。
代表の後藤さんにお話をうかがっていきます。
ゼロはじ編集部
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犬猫レスキュー団体の「リトルキャッツ」と業務連携し、これまで1000匹もの猫を新しい家族に譲渡してきたという「れおんグループ」。
「猫にとって良い環境をつくりたい」という姿勢は、店内の猫たちの表情にも現れているような気がします。
- 2018年4月1日からXEM決済を導入
- 仮想通貨決済でインバウンド需要に備える
- 送金が手軽な仮想通貨は社会貢献活動と相性◎
仮想通貨決済にNEMを選んだ理由、導入方法は?
出典: NEM猫プロジェクト
レオングループさんでは「XEMReceiver」というサービスを使う方法で入金操作を管理されています。
- 「TipNEM」は募金に有効
- NEMはコミュニティが確立している
- 決済は「XEMReceiver」、使い勝手良好
- スタッフさんへの研修はちょっと大変
仮想通貨決済、今後の見通しは?
- 損益計上は年末一括がベスト?
- 仮想通貨決済の導入仲間よ来たれ!
- スマホのように身近な存在になる..かも!
仮想通貨決済で目指す、人にも猫にも優しいしくみ。
「利益を上げるだけじゃなく、猫や世話をする人々に貢献したい」というお店の方向性と、そこにマッチした仮想通貨。
仮想通貨決済を導入するお店が増えてくれば、仮想通貨がもっと身近なものになっていくでしょう。
ほっこりと未来が共存する「れおんグループ」の猫カフェ。
休日のお出かけにぜひ!