本日はモナコインの取引でおすすめできる取引所を徹底比較の上ランキング付けした紹介記事となります。
「仮想通貨」の存在が着々と知れ渡っていますが、ビットコインだけではなくモナコインに注目している人も多いはずです。
そんな人達に向けてモナコインの基本情報をふまえながら取引所を選ぶ際のポイントも一緒にご紹介していますので是非、参考の上ご活用下さい。
そもそも「モナコイン」とは?
出典:http://40bitcoin.blogspot.jp/
モナコインとは2014年1月に正式リリースされた日本国産の仮想通貨です。
掲示板サイト「2ちゃんねんる」で使われるアスキーアート「モナー」をモチーフにされた可愛らしいデザインが特徴で「モナコイン」あるいは「モナーコイン」と呼ばれています。
まずは、モナーコインの購入前におさえておきたい基本情報から解説していきます。
モナコインの基本情報
通貨名 | MONA |
開発者 | Mr.Watanabe |
リリース日 | 20144年1月1日 |
承認システム | Proof of Wok |
発行上限枚数 | 1億512万枚 |
半減期 | 約3年毎(次回は2020年) |
1:発行上限枚数=1億512万枚
ビットコインの発行上限枚数は2,100万枚ですが、モナコインの発行上限枚数はビットコインの約5倍の数字をほこります。
通貨の単位は「MONA」と表し0.00000001MONAが最小単位となっています。
最小単位の場合は1watanabeと表します。
2:平均ブロック作成時間は約90秒
モナコインもビットコイン同様、取引の情報はブロックチェーン上に記録されます。
この処理が早ければ早いほどスムーズな取引が行えることになります。
モナコインは約90秒で取引処理が行えますが、ビットコインが10分なのでどれだけ早いかが分かります。
取引スピードが早いのはモナコインを利用する強みとなっています。
3:マイニング(採掘)の方法
モナコインのマイニングはビットコインと同様「Proof of Work」を採用しています。
Proof of Workとは、ブロックチェーンに記録された取引データの正しさを「証明」する承認システムのことです。
コンピュータの計算力が高ければ高いほどマイニングしやすいシステムのため、モナコインのマイニングで稼ぐならば高性能のコンピュータが有利となります。
モナコインの特徴
続いてモナコインの特徴について触れていきます。
1:世界で初となるSegwitを採用
Segwitとはブロックチェーンに記録される取引サイズを圧縮する技術です。
取引サイズが圧縮されるということは1ブロックあたりに記録できるデータを増やすことができます。
簡単にいうとスムーズな取引が行えると解釈しましょう。
Segwitはビットコインのスケーラビリティ問題に関しては必ず話題に出る技術ですが、モナコインは世界で初めてSegwitを採用した仮想通貨として有名です。
2:ホワイトリストに登録されている
改正資金決済法により日本国内の仮想通貨取引において業として行うものは金融庁の登録が義務付けられました。
これは、マネーロンダリングなどの不正から利用者を守ることが目的の仮想通貨で初めて定められた通称「仮想通貨法」と呼ばれるものです。
そして、「ホワイトリスト」とは金融庁が認める仮想通貨取引所が取り扱う仮想通貨のことを指しています。
1,000種類以上あると言われる仮想通貨の中には詐欺コインと呼ばれるものもありますから、ホワイトリスト入りした通貨はある種、信用が認められたといえるでしょう。
3:コミュニティーが活発
モナコインはファンがとても多い通貨です。
日本国内の仮想通貨ということもありモナコインのコミュニティ活動は様々なところで行われています。
このような経済活動もあって日本国内ではモナコインで決済できるお店も増えてきています。
仮想通貨の多くは開発段階で実店舗で使える機会はほとんどありませんが、モナコインは実用性からみても将来性に期待できる仮想通貨といえるでしょう。
モナコイン購入の際の重要ポイント
モナコインを取り扱う仮想通貨取引所を選ぶ際には外せないポイントがあります。
取引所の口座開設から実際に取引ができるまでは1週間ほどかかるので、前もって選定しておくと満足のいく取引ができるでしょう。
「取引所」と「販売所」
モナコインを購入する際にまず気を付たいポイントが「取引所」で購入するか「販売所」で購入するかです。
「販売所」を利用して気が付いたら手数料がかなり取られていたなんてことも良くある話です。
「取引所」と「販売所」の違いをしっかりと把握しておきましょう。
・取引所とは他のユーザー間で板取引により購入することができる形態です。
自分が「1mona=〇〇円で何枚買いたいです」と注文を出すことができます。
自分の言値で交渉することができるので安く購入できる可能性が高い
・販売所とは取引所の販売元から直接購入すること形態です。
販売元が「1mona=〇〇円ですが何枚買いますか?」と値段があらかじめ決められています。
自分の言値で交渉することができないので割高になる可能性が高い
手数料の安さ
同じ商品の値段が安いのと高いのでは安い方を選びたいところです。
わずかな手数料の差でも取引回数や取引額によって大きな差となります。
「塵も積もれば山となる」という言葉があるように手数量も取引所を選ぶ大切なポイントになります。
下記のほうで手数料の比較もしていますので参考にして下さい。
取引所の信頼性
取引所の知名度も大切ですがセキュリティが最も重要となります。
モナコインの取引においてもすべてが自己責任となりますので、自分の資産を守るには信頼できる取引所を選ぶのが最優先と言えるでしょう。
過去には、マウントゴックス事件やコインチェックのネム流出など大規模な事件も起きています。
モナコインもいつ盗難や流出の危険にさらされるかは誰にも予測が付きません。
特に重要なポイントとしてとらえて欲しいところです。
モナコインのおすすめ取引所ランキング
先ほどのモナコイン購入時のポイントを踏まえて、おすすめできる取引所をランキング形式でまとめましたので参考にして下さい。
1位:bitbank(ビットバンク)
☆モナコインの取引量が多い
☆セキュリティが強い
☆手数料が安い
現在、bitbankはモナコインの取引量がZaifを抜いて第1位となっています。
取引量が多いことからスムーズな取引ができるのでモナコインの取引にはもってこいです。
また、何といっても手数料の安さは魅力的です。
セキュリティの強さにも定評があり安全に取引ができる安心感と手数料の安さが今回の決め手となりました。
2位:Zaif(ザイフ)
出典: https://zaif.jp/
Zaifは堀江貴文氏が技術アドバイザーを務めた仮想通貨取引所としても知られています。
モナコインをはじめ数多くのアルトコインを扱っており実績もふまえておすすめできる取引所です。
☆割安で購入することができる
☆モナコインの取引量が多い
☆モナコインの積立ができる
Zaifもモナコインの取引量が多いですし、板取引により割安にモナコインを購入することができる取引所です。
モナコインを定期的に積立することも可能で毎月1,000円から設定することができます。
少しでも安く購入したい人やモナコインの積立に興味がある人は是非利用したい取引所と言えるでしょう。
3位:bitFlyer(ビットフライヤー)
出典: https://bitflyer.com/ja-jp
☆資本力トップクラスの取引所
☆セキュリティが強い
☆ユーザー数が多い
bitFlyerはビットコインの取引量、ユーザー数がナンバー1の仮想通貨取引所です。
大企業が出資に乗り出し資本力も日本トップクラスで安定感があります。
モナコインを購入するには「販売所」形態でしか購入することができない理由から3位となりました。
知名度やセキュリティーの強さを重視する人にはおすすめできる取引所です。
上位3社の徹底比較
モナコインの取引でおすすめできる上位3社の手数料関係を比較してみました。
取引手数料
取引所名 | 指値注文(メイカー) | 成行注文(テイカー) |
Zaif | 無料 | 0.1% |
bitbank | 無料 | 無料 |
bitFlyer | 無料 | 無料 |
Zaifは成行注文で0.1%の手数料を取られますが、bitFlyerでは取引所購入ができません。
販売所での購入はbitFlyerが提示した価格でモナコインを購入することになりますので、結果割高で購入することになります。
また、bitFlyerは「スプレッド」が広いために手数料が割高になります。
bitbankでは現在2018年6月30日まで取引手数料が無料となるキャンペーンを実施中ですのでこの機会に利用するのは有効と言えます。
スプレッドとは「買値」と「売値」の価格の差のことで、この差額を手数料として取引所に支払います。
板取引による取引ができない販売所ではスプレッドが高くなります。
送金手数料
取引所名 | 送金手数料 |
Zaif | 0.01mona |
bitbank | 0.005mona |
bitFlyer | 0.005mona |
モナコインを送金する手数料を比較しますとややZaifが割高だということが分かります。
入金・出金手数料
取引所名 | 入金手数料 | 出金手数料 | クイック入金手数料 |
Zaif | 無料 | 350円~756円 | 486円~594円 |
bitbank | 無料 | 無料 | なし |
bitFlyer | 無料 | 216円~756円 | 324円 |
入金に関しては3社とも無料となっていますが、出金手数料にはバラつきがあります。
bitbankはクイック入金に対応していませんが出金手数料も無料なところは強みです。
まとめ モナコインの購入は「取引所」での購入がおすすめ
bitbankとZaifは「取引所」形態で割安にモナコインが購入できる
bitFlyerは信頼性においては抜群ですが「販売所」形態のためスプレッド手数料が割高
今回ご紹介した取引所はあえてランキング形式で比較しましたが、どのポイントに重きをおくかで選ぶ取引所は異なるでしょう。
「bitbank」「 Zaif 」「bitFlyer」はモナコインを購入する際におすすめできる3社となっていますので今回の比較を参考にご判断下さい。