LINE<3938>は5日、グループ会社で暗号資産(仮想通貨)事業やブロックチェーン関連事業を手がけるLVCが、仮想通貨取引サービス「BITMAX」において、同日付で銀行口座からの入出金が可能となったと発表した。
「BITMAX」はコミュニケーションアプリ「LINE」の「LINEウォレット」タブからアクセスでき、ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、リップル(XRP)、ビットコインキャッシュ(BCH)、ライトコイン(LTC)の計5種類の仮想通貨を取り扱う。「LINE」上から簡単にアクセスでき、さらには1,000円からの取引が可能であるため、初心者でも簡単に少額から取引できることを特徴としている。
これまでは「LINE Pay」からの入出金に対応していたが、今回の発表により銀行口座での入出金も可能となった。これにより、日本円の入金は、「LINE Pay」からの入金、「LINE Pay」に連携している銀行口座からのデビット入金、また銀行口座からの入金の3通りから選べるとしている。
LINEの仮想通貨事業にいたっては、シンガポールのグループ会社LINE TECH PLUS PTE. LTD.が2018年7月より、日米以外に展開するグローバル仮想通貨取引所「BITBOX」をオープンしていた。その後、LVCは2019年9月6日に資金決済法に基づく仮想通貨交換業者への登録が完了したと発表し、同月17日から仮想通貨取引サービス「BITMAX」を提供開始している。