「KAZMAX(カズマックス)」麻薬取締法違反容疑で逮捕の経緯
「自称総資産50億円」と豪語していたKAZMAX(カズマックス)こと吉澤和真氏が、麻薬取引法違反容疑で11日に逮捕されました。
使用したと疑いのある薬物については、合成麻薬の「MDMA」だと言われています。
これについて、詳しく産経新聞によると、10日午前に渋谷署員が吉澤容疑者を職務質問。その際、尿鑑定をしたところ陽性反応が出たため緊急逮捕したと言われています。
10日午前4時前、渋谷区円山町のクラブにいた男性から
「和真という人が薬物を所持している情報がある」との110番通報があり、
駆けつけた警察官が吉澤容疑者を呼び止めて検査したところ、
MDMAの陽性反応が出たため、逮捕に至ったという。
吉澤容疑者は、現在も容疑を否認しており、「クラブで飲み物に混入された」などと説明をしている状況。
世間からの反応をみていきましょう。
カズマックス事件。実際はレンタカーだったじゃん。お金持ってなさすぎ。女怖すぎ。
イケハヤは放置してサロンバカにして再度金儲けのために別サロンスタート。
はあちゅうはサロン生を無料で働かせ奴隷に。
カズマックスはサロン生をけしかけ自分たちだけ儲ける。
こんなのばかりだと目も厳しくなるわよね、、、
反社会勢力との繋がりが噂されていた KAZMAX(吉澤和真)氏がMDMAの使用容疑で逮捕されたとの事。やはり反社会勢力との繋がりがあったからこそ、その様な薬物を容易に入手する事が出来たのか。
“トレーダー”の名を汚す行為に、各方面から厳しい意見が飛び交っています。
目次
仮想通貨長者「KAZMAX(カズマックス)」とは一体何者
仮想通貨取引を行うトレーダーの間では、KAZMAX(カズマックス)がどういう人なのかについて、既に周知している人も少なくはないでしょう。
ここでまずはKAZMAX(カズマックス)のプロフィールから整理していきたいと思います。
出展:mybouzu
プロフィール | 吉澤和真 / 1989年生まれ / 39才(令和1年現在) |
運営会社 | 合同会社DNC |
自身のオンラインサロンの会員数は、なんと約3,000名を超えるなど、仮想通貨業界では「時の人」となっていた吉澤和真、通称KAZMAX(カズマックス)。
日頃から、仮想通貨トレードに関する予想やチャート分析情報を、ツイッターやブログサイトなどで発信する仮想通貨長者として、仮想通貨トレーダーの中でも頭1つ抜けた存在を放っていました。
そんな、仮想通貨トレーダーとしても大活躍をしていたKAZMAX(カズマックス)ですが、彼の父親も実業家であったと言われており、本人の証言によると「父親は革製品の会社」を経営していたようです。
しかしそんなある日、父親の金遣いが荒かったために会社が倒産。
その時、息子であったKAZMAX(カズマックス)は、約3億円の借金を抱えることになったのが、彼の人生と仮想通貨トレードへの扉をキッカケとなったと言えるでしょう。
反社会的勢力との繋がりや過去の悪事なと、その経歴からネット上の評判まで、をまとめていきたいと思います。
今回の逮捕にも関係か?10年前から素性の悪さが浮きに立つ
KAZMAX(カズマックス)こと吉澤和真氏について、今回の麻薬取締法違反容疑で逮捕が浮き彫りになってきたころ、巷では2006年時に建てられた2chのスレッドにて、若かりし頃のKAZMAX(カズマックス)に対する素行不良についてを語ったとされるページが発見されています。
こちらは明大中野高について語られるスレッドの一コマですが、KAZMAX(カズマックス)の出身校から考えてみても、当スレッドにて話されている人物とは、彼自身である可能性が非常に高いといえるでしょう。
過去にはどこか怪しい情報商材も販売していた
そんなKAZMAX(カズマックス)は、仮想通貨トレーダーとして確固たる地位を築く前の無名の頃に、どこか少し怪しい情報商材も販売していたことが発覚しています。
こちらはその情報商材を販売するサイトのトップページとなっており、これについては、仮想通貨取引所間で発生する価格差を利用した「アービトラージを自動で行い収益を上げる」というシステム内容となっています。
また、Youtube上ではこちらの情報商材についてを、KAZMAX(カズマックス)自身がシステムについての解説や、詳しい収益ビジョン等を動画で説明するコンテンツが複数公開されています。
中には「参加者全員にお金をあげる」と断言する姿も確認することが出来ます。
これについても当時の購入者の声などは、同じく2chやツイッター上で拝見することが可能ですが、あまりいい声が上がっていたという印象は少ない様に思えました。
しかし、2018年に入りTwitter上でKAZMAX(カズマックス)自身の、仮想通貨トレーダーとしての知名度を上げることに成功した彼は、突如としてこちらの情報商材に関する購入者側からの黒い噂等に関して、手のひら返しを行い始めることになります。
下記に載せている記事画像に関しては、某雑誌で取材を受けたKAZMAX(カズマックス)自身のインタビュー記事です。
つまり、こちらのインタビュー記事を要約すると
「黒い噂が立っていたこちらの情報商材については、彼が尊敬をしていた人物から依頼された仕事であり、途中で怪しいと思い自分自身も辞めたいと話したものの、断られることとなり、結果自分も仕方なく続けざる終えなかった」という事です。
真相は本人にしか分からないですが、このインタビューの記事を要約した段階では「都合が悪くなれば自分も被害者側に周る」という印象も受けれる内容ではないでしょうか。
しかし、この情報商材の販売元企業であった「フォーカスレンズ合同会社」について調べていくと、今現在も彼自身が代表社員を務めていることが明らかとなっています。
ここから分かる見立てとしては、「KAZMAX(カズマックス)という知名度」を情報商材の広告塔に掲げ、販売を開始したものの、その後思った以上に知名度が上がらず、並んで黒い噂が立ってしまった為に、結果的には自身とは無関係の立ち位置を作り上げていった行動である、とも考えることが可能でしょう。
オンラインサロンでも黒い噂が立っていた
そんなKAZMAX(カズマックス)さんですが、逮捕された今現在でも彼自身のオンラインサロンが運営されています。
こちらは、月額料金3万円の「KTS(KAZMAX Trader’s Salon)」という仮想通貨トレーダー向けにそったオンラインサロンとなっており、サロン内ではKAZMAX(カズマックス)さんの、投資に関する展望や仮想通貨の知識などが共有されており、他にはトレーダー仲間たちと交流できる仕組み化が準備されたサロンとなっています。
このサロンでは、月額3万円と、金額的にも安価なものではないにも関わらず、会員数はなんと現在約7,000人にまで集まっており、月商では約2億1千万円ほどを稼ぐという荒稼ぎぶりをみせるオンラインサロンとなっています。
しかし、そんな「KTS(KAZMAX Trader’s Salon)」では、過去にサロン内で行われていたと言われる悪質な行為についてを週刊文春が報じたことが一度あります。
その内容が以下のこちらになっています。
KAZMAX氏がサロンに「ロング(買い)」と投稿すると、多くのサロン生が自分の資産をロングにポジションを持つので、一時的に凄まじい勢いでビットコインの価格が上がる。
つまり、サロン生が動き出す前に、KAZMAX氏はグループLINEのメンバーと情報を共有し、一足早く「ロング」にポジションを持てば、サロン生よりも確実に大きな利益を得ることができる。
さらに悪質なのは、KAZMAX氏自身が含み損を抱えている局面で、「ドテン(逆ポジションに切り替えること)」を利用した“ドテンサロン砲”だ。
一度損切りしてから、逆のポジションを持った後に、「損切りしました」とオンラインサロンやTwitterでつぶやく。
するとサロン生も真似て損切りをするので、逆張りしているKAZMAX氏が持つポジションの向きに相場が動く。
KAZMAX氏は抱えていた損失を軽くできるが、逆にサロン生は損切りによって損失を出すだけ。
これも事前にグループLINEで共有されていた。
この週刊文春の記事を要約すると、つまり、サロン生はKAZMAX(カズマックス)の予想を信じきっているので、サロン内でKAZMAX(カズマックス)が、仮想通貨の動きを投稿すれば、すぐにその通りに動きを変え、そのサロン内メンバーの動きだけで仮想通貨の値が上下するという構造である、ということでしょう。
したがって、その動きを事前に知らせて儲けるというのは、あまりにも影響力を持っているKAZMAX(カズマックス)だからこそ成せる技でもあると言えます。
中には、このLINEグループには、お笑い芸人のかまいたち山内さんやカリスマ美容師木村直人さんが所属していたと言われていますが、現在両者ともKAZMAX(カズマックス)との関係を否認している状況となっています。
ちなみに以下のライン画像でもある様に、一応LINEグループ内でのトーク内容が現在流出しており
出展:仮想通貨トリビア
出展:仮想通貨トリビア
ここから見るに、実際に告知が行なわれていたことは明らかであると言えるでしょう。
よって、つまりKAZMAX(カズマックス )はサロン代だけでも、かなり儲けていたのに対し、さらにはサロン生を食い物にしていたためか、この悪質なやり方に対し大バッシングを受けることにもなりました。
しかし、こちらの内容については現法上では罰せられない状況となっている為、現在裁判中となっています。
KAZMAX(カズマックス)と反社会的勢力の関係性は
そんなKAZMAX(カズマックス)率いるオンラインサロン「KTS(KAZMAX Trader’s Salon)」に関して、昨年の2018年8月より募集が開始されたサービスだったものの、なんと開始から1か月足らずでDMMでのサービスが閉鎖していることが発覚しており、この状況についてDMM側では「KAZMAX(カズマックス)と反社会的勢力との繋がりがあるとの情報提供があった」ため閉鎖を強行したと証言しています。
そして、こちらの内容についてもKAZMAX(カズマックス)はこう語っています。
KAZMAX(カズマックス)自身は、こちらの情報提供についても否定をしているものの、この反社会的勢力との繋がりがある可能性を証拠づけるツイートが、今現在巷では出回っており、こちらが話題を読んでいます。
繋がりどころか、サロンの管理者として名を連ねている状態が、このツイートでも確認することが出来ました。
つまり、反社会的勢力との関係性が発覚後に、このししゃも氏が管理者から削除されている点から考えてみても、さすがにこの情報漏洩に関してはKAZMAX(カズマックス)側も、マズイと判断した結果の行動であるとも考えれるでしょう。
後ろめたさがあれば、継続して管理者としての位置を空けてあげる事も可能な話でもあります。
しかし、この状況を危惧したのか、今後トラブルを想定したDMM側の「KTS(KAZMAX Trader’s Salon)」の閉鎖に踏み切ったというのが、事の顛末なのではないのかとも考えることが出来ます。
オンラインサロンでの顧客対応も最悪だった?
続いてはKAZMAX(カズマックス)自身が運営をしていたオンラインサロン「KTS(KAZMAX Trader’s Salon)」にて、実際に配信されていたKAZMAX(カズマックス)の「リアルタイムトレード」の様子が流出していました。
時間を見てみると、主に深夜1時や早朝6時、そして昼や夕方など、ひっきりなしでのトレードを公開していることがこちらのグラフから確認することが出来ます。
オンラインサロンに入会することの、おそらく最大のメリットとしては「成功トレーダーのKAZMAX(カズマックス)のトレード手法を真似れること」とすれば、万人には時間的にかなり無理がある状況であったことは明白です。
また、こちらはなんと、1分以内にエントリーした際の想定であることが分かります。
更に言うと、オンラインサロンの会員数は約3,000名を超えたと発表されていまが、果たしてこの3,000名ものメンバー全員がこの表通りの注文が行えていたのでしょうか。
また、参加者の中にはこの状況に疑問を持った方がいたようであり、ツイッターでもその悲痛な叫びが公開されており、こちらも現在話題を呼んでいます。
こちらは月額3万円を支払い、サロンに入会をしているメンバーの心境からしては、あまり良質な対応を受けていたとは言いにくいものでしょう。
元AKBメンバーの峯岸みなみもと親密な関係であった
出展:Youtube
そんな吉澤和真氏こと、KAZMAX(カズマックス)は、元AKBメンバーの峯岸みなみとも親密な関係であったと噂され、上の画像も流出している状況となっています。
また、KAZMAXの知人が語った内容を以下に抜粋させて頂きました。
と、いう内容となっており、ここから推測するに、もともとKAZMAX(カズマックス)と峯岸みなみの間には共通の知人や友人が多かったという事が伺えるでしょう。
また、こちらの知人はこの様なことも語っています。
という風に、今回の逮捕騒動に関しても彼らは無関係であったのかについても、捜査が進んでいる状況であると言えるでしょう。
今回の逮捕騒動からKAZMAX(カズマックス)についてのまとめ
いかがだったでしょうか。今回の麻薬取締法違反の容疑で逮捕されたKAZMAX(カズマックス)こと、吉澤和真氏ですが、こちらの逮捕をキッカケに様々な過去の素性についてが発覚することになりました。
本日は、事件の詳細から過去のオンライン騒動や反社会勢力との関係性、女性有名芸能人との親密な関係性など、様々なトピックについてをまとめましたが、最後にもう一度改めて要約したいと思います。
・KAZMAX(カズマックス)こと吉澤和真氏について
・過去には怪しい商材を販売していた
・DMMからオンラインサロン閉鎖を余儀無くされている
・週刊文春にはサロンの黒い噂について報道される
・オンラインサロン顧客への対応が悪質であった
以上が当記事のまとめとなっています。
仮想通貨の投資トレーダーとして、こういった大きな事件やニュースについても情報に置いていかれる事なく、しっかりと把握していく様にしましょう。