やさしい仮想通貨の始め方を解説

仮想通貨とは? | 初心者でもゼロからわかる仮想通貨の仕組みと取引のやり方

そもそも仮想通貨ってなに?
仮想通貨の仕組みってどうなってるの?
仮想通貨今後どうなるの?

2017年の急激なブームの波を受けて、ビットコインをはじめとする仮想通貨の認知度も日本では高くなってきました。

とはいえ、名前そのものについては認識していても、仮想通貨の仕組みや役割について詳しく知らない方もまだまだ大勢いらっしゃるでしょう。

仮想通貨に関するあらゆる疑問に対する答えを今回の記事では詳しく解説することにしました。

今回の記事でわかること
  • 仮想通貨の仕組み
  • 仮想通貨の役割やメリット
  • 仮想通貨の安全性
  • 仮想通貨のデメリットやリスク
  • 仮想通貨の管理方法や売買方法
  • 仮想通貨について知りたいならGMOコインでまずは取引を初めてみよう


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この記事を読めば、「仮想通貨とはどんなもので、どのように運用すれば良いのか?」を理解出来るはずです。

仮想通貨とは

仮想通貨とは、「特定の国家による価値の保証を持たず、暗号化されたデジタル通貨」の総称です。

従来の法定通貨、また電子マネーなどと仕組みや役割が大きく異なる点も仮想通貨の特徴です。

仮想通貨はインターネットを通じてやりとりできる財産的価値を持つもの

“仮想”と名前の付いている通り、仮想通貨は紙幣などの実物として存在するものではなく、インターネット上でやり取りできる通貨です。

ブロックチェーンなどの暗号技術を活用しているため別名「暗号通貨(クリプトカレンシー:cryptocurrency)」とも呼ばれ、誰でもインターネット上を通じて使える通貨のことを指していると考えましょう。

ちなみに現時点ですでに仮想通貨の種類は1500種類以上を超えていると言われています。

仮想通貨の法律上の定義

近年、急速に知名度と流通量を高めている仮想通貨ですが、日本政府によって以下のように法律上で定義されています。

資金決済に関する法律 第二条 5による定義

この法律において「仮想通貨」とは、次に掲げるものをいう。

一 物品を購入し、若しくは借り受け、又は役務の提供を受ける場合に、これらの代価の弁済のために不特定の者に対して使用することができ、かつ、不特定の者を相手方として購入及び売却を行うことができる財産的価値(電子機器その他の物に電子的方法により記録されているものに限り、本邦通貨及び外国通貨並びに通貨建資産を除く。次号において同じ。)であって、電子情報処理組織を用いて移転することができるもの

二 不特定の者を相手方として前号に掲げるものと相互に交換を行うことができる財産的価値であって、電子情報処理組織を用いて移転することができるもの

出典: http://elaws.e-gov.go.jp/search/elawsSearch/elaws_search/lsg0500/detail?lawId=421AC0000000059

噛み砕いて解説すると、「電子情報処理組織を用いて交換や決済、売買を行える財産的な価値を持つものが仮想通貨」であると法律上では定義されているわけです。

一時は仮想通貨についての「定義があいまいで信頼できないのでは?」と取りざたされていましたが、現在では政府によってもきちんと認められた存在になっているんですね。

法定通貨や電子マネーとの違い

仮想通貨は財産的価値を備えていますが、同じく財産的価値を持ち決済などに利用される法定通貨や電子マネーとはどのような点が異なるのでしょうか?

法定通貨や電子マネーと仮想通貨の違い
  • 国家や特定の機関による財産的価値の保証がない
  • 特定の国や地域に限定されず世界共通で使える
  • 決済、送金、投資、資産運用の対象となる
  • 換金が可能
  • 過去にさかのぼりすべての取引履歴が公開されている

仮想通貨と電子マネーと仮想通貨は似ているため混合され安いですが、両者の違いは、仮想通貨は決済以外にも投資や送金に活用可能で、なおかつ換金が可能である点などが大きな特徴になります。

また、法定通貨と違い利用場所が限定されないため、仮想通貨は「世界共通の通貨」とも呼ばれています。

要するに仮想通貨は場所を選ばず、全世界の人が様々な人で活用できる電子的な財産と言える訳ですね。

仮想通貨には発行上限があるものもある

「お金」として私たちが普段から用いている法定通貨では発行上限が定められていません。

もちろん必要に応じて新規発行量などを調整するのが一般的ですが、その気になれば法定通貨はいくらでも発行することが可能です。

つまり、どれだけ発行するかは発行元である国家の判断に委ねられているわけですね。

その為、あまりにも発行量が多すぎると世の中の流通量が膨大になり、比例して価値を失ってしまう(インフレ状態)のが法定通貨の危ないところです。

いっぽう、仮想通貨は種類を問わず発行上限が定められていますので、流通量過多によるインフレを軽減できるメリットがあります

例えば、同じ金属でも世の中に膨大に流通している鉄と流通量の少ない金(きん)では、希少価値が異なるため圧倒的に金の方が資産価値が高く、なおかつ安定していますよね。

これと同じで、仮想通貨も流通量に上限を定めることで、年数が経過した将来においても一定の資産価値を保てるようになっているのです。

仮想通貨の役割や使い道・メリットは?

仮想通貨が資産価値を持つことは前述したとおりですが、具体的にどのような役割や使い道を備えているのでしょうか。

仮想通貨のメリットを理解する上でも、ひとつひとつのポイントに分けて解説していきましょう。

仮想通貨は換金できる

目に見えないという点おいて、仮想通貨と電子マネーは共通しているように感じますが、仮想通貨は換金が可能です。

世の中には多くの電子マネーが存在しますが、そのほとんどはチャージしたお金を元に戻せません。

理由としては、電子マネーにおける現金の預かりと払い戻しの作業が銀行と同じような業務になってしまうこと。

また、チャージされたお金は常に現金と同等の価値であり、換金することで相場変動による利益を得られないため、そもそも換金するメリットが少ない点などが考えられるでしょう。

いっぽう仮想通貨は法定通貨⇒仮想通貨に交換するのはもちろん、仮想通貨⇒法定通貨への交換も可能で、必要に応じて購入時とは異なる法定通貨への交換もできます
※日本円を仮想通貨に交換⇒仮想通貨を$に交換、など

送金や決済に活用できる

仮想通貨の代表的な役割のひとつに、「送金・決済面での活用」があります。

ただ、送金や決済に用いるだけなら法定通貨・電子マネーと一緒なのでは?と感じるかもしれません。

実は仮想通貨の送金・決済面での使用については、様々な独自メリットがあるのです。

仮想通貨を送金・決済に用いるメリット
  • 法定通貨のように定められた地域での利用に限定されず、世界中で決済できる
  • 送金が高速かつ、コストも圧倒的に安い(主に海外送金)

決済における仮想通貨の利用に関しては、VISAやマスターカードなど店舗が利用を認めている限り世界中どこでも使えるクレジットカードと似たような仕組みだと考えれば分かりやすいかもしれません。

また送金に関しては、既存の国際送金の場合手数料だけで3000円~4000円かかるだけでなく、更に送金完了まで数日を要してしまうのが当たり前でした。

ところがこれを仮想通貨に代用することで、圧倒的なコストと時間の節約が可能になると言われています。

参考までに以下をご覧ください。

こちらは代表的な仮想通貨の送金における概要を示したデータです。
※左から「取引承認時間」「1取引あたりの手数料」「秒/トランザクション処理可能数」

これを見ると例えばリップルという仮想通貨の場合、「取引承認時間3秒」「取引手数料0.0004ドル」と送金スピード・コスト共に既存の送金システムをはるかに上回るメリットがあると分かりますね。

この送金面の特徴こそ、「仮想通貨が世界を変える」と言われる大きな理由のひとつでもあるのです。

仮想通貨の技術は様々な分野で活用できる

仮想通貨に期待されているのは、単なる「通貨としての役割」だけではありません。

例えば仮想通貨特有の優れた技術の代表格である「ブロックチェーン」の活用。
※ブロックチェーンの詳しい仕組みについては後ほど詳しく解説

非常に高いセキュリティ能力を持つブロックチェーンは、オンライン上でデータの保管・共有が出来るクラウドストレージに活用されたり、スマートコントラクトの運用などで大きな利用価値があると言われています。

スマートコントラクトとは
あらゆる契約の条件や履行内容をブロックチェーン状に記し、第三者を介さず契約の自動執行を進められる機能。

 

第三者が介入しないため、契約の不正や改ざんなどを防げるだけでなく、手間やコストの削減にもつながる。

このように仮想通貨では付帯されている様々な技術を活用し、世の中の幅広い場面で活躍できる可能性が無限に秘められています

仮想通貨の技術が今後どんどん実用化されれば、ニーズは高まり仮想通貨そのものの価値も比例して高く待っていくでしょう。

投機対象・資産運用として人気

2017年の日本における仮想通貨の大ブームに代表されるとおり、仮想通貨は投機対象や資産運用のひとつとしても高い人気を誇っています。

投資や資産運用の方法はほかにも沢山存在しますが、仮想通貨独自のメリットや特徴とはどのようなものなのでしょうか?

仮想通貨の投機・資産運用の特徴
  • 価格の上下動が激しいため、短期間で大きな利益をあげられる可能性がある
  • 将来性への期待が高く、長期保有にもメリットがある
  • 種類(銘柄)が多く、分散投資しやすい
  • 仮想通貨FXならレバレッジをかけて、自己資金以上の取引が出来る
  • 仮想通貨FXでは、価格が下がっても利益を出す方法が存在している

以上のように、仮想通貨では「短期な相場変動で利益を狙う投機」「成長を期待して長期的に利益を狙う投資」の両方が狙えるだけでなく、銘柄ごとに特徴が大きく異なるためリスク分散を考慮した資産運用が可能という特徴があります。

価格が下がっても利益を出せる

前項で少し触れましたが、「仮想通貨では買った時より値段が下がっても利益を出す方法」が存在しています。

この方法とは仮想通貨FXにおける「売りから入る」ショートポジションのことです。

つまり、相場や情報を参考に「これから伸びそうだなと思った買いから入る」「下がりそうだなと思ったら売りから入る」と、運用方法を使い分けることで常にどんな時でも利益を狙えるのが仮想通貨を運用する大きな魅力と言えるでしょう。

仮想通貨は危険?安全性について分かりやすく解説

「コインチェックのネム流出事件」などの影響もあり、未だに「仮想通貨は危険」と感じている方は少なくないでしょう。

ここでは仮想通貨の仕組みを説明しながら、安全性やセキュリティについて解説したいと思います。

仮想通貨は分散型の通貨

仮想通貨の多くは特定の管理者が存在せず、言い換えれば世界中の皆が取引の整合性や不正の有無などを監視しあう仕組みとなっています。

例えば一個人が自分の仮想通貨を第三者に送金する時でさえ、取引内容や要求に問題がないか逐一確認され、承認されて初めて取引が完了します。

さらに取引履歴が記された台帳はフルオープンで公開されていますので、不正送金や改ざんを行ったとしてもすぐにバレてしまうのです。

これだけ見ても、仮想通貨の安全性が非常に高いと分かりますね。

では何故このような仕組みが実現できているのか?

ビットコインなど様々な仮想通貨で用いられているブロックチェーンの仕組みを見ながら、詳しく解説しましょう。

ブロックチェーン技術について

ブロックチェーンとは、仮想通貨における取引を記録するための分散型台帳に用いられている技術の名称で、複数の取引履歴をブロックにまとめ、次々と新しいブロックをチェーン(鎖)状に繋いでいく仕組みになっています。

ブロックチェーンの特徴と利点
  • 電子署名・・・秘密鍵と暗号鍵によって不正送金(盗難)を防止
  • 電子台帳・・・過去の取引履歴すべてが記録された台帳は公開されており、透明性が高い
  • マイニング・・・世界中の高性能なコンピューターが競い合って取引の承認作業を行うため、ブロックチェーンの改ざんが実質不可能となる

本人以外の不正送金や盗難を防ぐための2種類の鍵。

また、完全にオープンされ、世界中から監視されるシステムの導入により、ブロックチェーンは高いセキュリティを誇っているのです。

過去に起きた取引所での流出問題などの要因はまた別の部分にあるので、その辺りはこの後詳しくご説明しましょう。

仮想通貨のデメリットやリスクは?対処法も併せて紹介

仮想通貨そのものの安全性が高いのはすでにご紹介した通りですが、実際に過去様々な事件が起こっているのもまた事実です。

仮想通貨関連において起こりうるリスクやデメリット、またそれらの対処法についてここでは詳しく解説したいと思います。

盗難・紛失のリスク

仮想通貨については保管の仕方次第で、盗難・紛失してしまうリスクもゼロではありません

以下に代表例をご紹介しましょう。

仮想通貨を盗難・紛失してしまうケース
  • 仮想通貨を預けていた取引所からの流出(盗難)
  • オンラインで保管しておりハッキングを受けて流出
  • 秘密鍵を捨ててしまうなどして紛失

過去に取引所から仮想通貨が紛失した事件のほとんどは上記で挙げたケースに該当します。

つまり、元を正せば「自分の仮想通貨を正しく管理していなかったことが原因」とも言える訳ですね。

仮想通貨を正しく安全に保管する方法については、後ほど詳しくご紹介しましょう。

価格の上下動が激しい

仮想通貨はまだまだ歴史が浅く、世間的に認知されてきたのもここ数年です。

そのため、ほとんどの仮想通貨が未だ成長途中にあり、ちょっとした噂や情報、流通量の変化などにより価格が激しく上下動することも珍しくありません。

2017年末の高騰、2018年初頭の暴落などで分かる通り、短期間で価値が大きく移り変わるため、運用の仕方次第で損失を抱えてしまうリスクも考えられます

大きな損失を被らないためには、仮想通貨についての正しい知識を身に着けたうえで、それぞれの特徴に合わせた適切な運用法の選択が重要になるでしょう。

今後の将来性を考慮すると、短期間で儲けようとするだけでなく、長期保有も視野に入れて運用するのが賢い選択肢のひとつでもあります。

仮想通貨まがいの詐欺

特定の国家が発行する法定通貨と異なり、仮想通貨はその気になれば誰でも新しい通貨を発行できます。

最近ではCounterpartyやWavesなどの専用プラットフォームを用いることで、専門知識を持たない人でも比較的簡単に仮想通貨を発行できるようになりました

ところがこの手軽さを悪用した詐欺事例もいくつか発生しており、注意が必要です。

  1. 企業や個人が投資を募る
  2. 投資者に対して資金を得る代わりに、自分たちが発行した仮想通貨を渡す
  3. 資金を集めた後は何も仕事をしない

上記は「投資してもらう対価としてオリジナル仮想通貨を渡す」ICO(Initial Coin Offering)と呼ばれる新たな資金調達法なのですが、お金を集めるだけ集めて仕事をしない「詐欺まがい」の案件がすでに多数出てきてしまっています。

ICO実施者が優良であるかの判断は極めて難しいため、十分な知識がないうちは手を出さないのが無難でしょう。

使用するには電気が必要

前述した通り、仮想通貨は目に見える実体がなく「電子情報処理組織」つまり電気がないと使えません

紙幣や貨幣である法定通貨のように、「はい、どうぞ」と差し出して支払いに用いるようなことは出来ないわけですね。

また、送金や決済を行う場面のほとんどでインターネットを用いるため、ネット環境の無い場所では利用が限定されてしまいます。

ただこの点については、「電気がない環境自体が珍しい」ため、大きなデメリットではないでしょう。

仮想通貨を安全に管理したいならウォレットを!

仮想通貨には確かに紛失や盗難の可能性がありますが、管理の仕方次第でリスクは大幅に軽減可能です。

まず、目的は何であれ仮想通貨を所持するなら「ウォレット選び」は大切にしましょう。

仮想通貨のウォレットとは?

ウォレット=財布ですので、意味はそのままに「仮想通貨を収める財布」が仮想通貨ウォレットだと考えてください。

現金を収める場所が財布、仮想通貨を収める場所がウォレットというわけです。

仮想通貨ウォレットに関しては、様々な種類が存在しますので、特徴や好みに合わせて自分に合ったウォレット選びが大切になります。

ウォレットの種類と特徴

ウォレットの種類と特徴を以下にまとめてみましょう。

ウォレットの種類と特徴
  • ウェブウォレット・・・ネット上で保管するタイプのウォレット。取引所とオンラインウォレットの2種類が存在し、ID・パスワードなどを用いて手軽に管理できる半面、オンライン上の脅威が懸念点。
  • デスクトップウォレット・・・専用ソフトをダウンロードしてローカル環境で利用するウォレット。オフラインでも管理できるためウェブウォレットよりオンライン上の脅威に強い。
  • ハードウェアウォレット・・・USB端末のように専用端末で秘密鍵を管理できるウォレット。ネットワークに繋いでいない限りはハッキングされないのでセキュリティ性は非常に高いが、端末の購入が基本的に必要。
  • コールドウォレット・・・紙に秘密鍵を記載するペーパーウォレットなど、最も簡単かつ安全性も高いとされている管理方法。ただし、紙の劣化や紛失リスクがある。

以上のように、ウォレットには複数のタイプが存在しており、それぞれ特徴が異なります。

無料で利用できるものであれば費用が発生するものもあり、またセキュリティの高さもピンキリなので、「自分が何を重視したいのか?」を基準に相性の良さそうなウォレットを選びましょう。

次項でおすすめのウォレットをご紹介しますのでそちらも参考にしてみてください。

仮想通貨の管理におすすめのウォレット

様々なウォレットの中からおすすめしたいものを厳選し、それぞれの特徴と合わせてご紹介したいと思います。

Blockchain.info

ウェブウォレットサービスである「Blockchain.info」は世界中で一番人気を謳い文句としており、日本人の利用者も数多く存在しています。

取扱通貨は、ビットコイン、イーサリアム、ビットコインキャッシュの3種類ですが、使い勝手の良さから世界140か国で2,210万以上ウォレットを有していると言いますから驚きですよね。

Blockchain.infoの特徴
  • PC,スマホからアクセスできる
  • 日本語にも対応
  • ビットコイン以外の仮想通貨に対応
  • ウォレットに仮想通貨を入れた状態で決済に用いることが可能

Ginco(ギンコ)

Ginco(ギンコ)はスマホで仮想通貨を管理できる、ウォレットアプリです。

数少ない日本発のウォレットであり、安心かつ手軽に利用できるウォレットとして特に日本国内では高い人気を集めています。

https://twitter.com/gluck0108/status/1042690113619222528

Ginco(ギンコ)の特徴
  • 日本発なのでもちろん日本語完全対応
  • ビットコイン、リップルなど17種類の仮想通貨に対応(2018.11.27現在)
  • ユーザー端末からしかアクセスできないクライアント型方式なので安全性も高い
  • Touch ID対応なので指紋認証でセキュリティをアップさせられる
  • バックアップ設定が可能なのでスマホを失くした時もデータが復元できる

Ledger Nano S

費用が掛かったとしても、とにかく万全のセキュリティが備わっているウォレットを持ちたい!

そんな人にはハードウェアウォレットの代表格「Ledger Nano S」がおすすめです。

1つ15,800円(税込)~と端末の購入が必要ですが、オフラインで管理できるのでハッキングや不正アクセスを懸念する方にとっては心強い味方となってくれるでしょう。

Ledger Nano Sの特徴
  • ビットコインやイーサリアムなど27種類の仮想通貨に対応(2018.11.27現在)
  • オフラインで管理している限りはハッキングのリスクがない
  • 複数のwebウォレットと連携して対応通貨の拡張が可能
  • 秘密鍵は情報が抜き取られないよう暗号化して保管

ペーパーウォレット

秘密鍵を紙に書いて保管」という最も原始的な方法ですが、非常に高いセキュリティ性を誇るため、選択肢のひとつとして考えるのもアリでしょう。

ただし、保管場所が単なる紙ですので紛失、水濡れ、環境変化による劣化などのリスクを考慮し、保管の仕方には細心の注意を払う必要があります。

ペーパーウォレットの特徴
  • 完全にオフラインで保管できるので、いかなる時でもネットワーク上の脅威を避けられる
  • バックアップが取りやすい
  • 無料で作成できる

仮想通貨の売買方法は?取引所の使い方

仮想通貨を売りたい!買いたい!という時は店舗に出向いて売買をするわけではありません。

仮想通貨の売買を専門的に行っている「仮想通貨取引所」を利用しましょう。

仮想通貨取引所とは

仮想通貨取引所とはその名の通り、仮想通貨を法定通貨で購入したり、逆に売却したりと、仮想通貨取引に関する様々なやり取りを提供しているインターネット上の空間です。

仮想通貨取引所で主に出来ること
  • 仮想通貨の購入、売却(現物取引orレバレッジ取引)
  • 仮想通貨を他の仮想通貨と交換
  • 仮想通貨の送金(別の取引所や自分のウォレットなどへ)
  • 価格チャートの分析

仮想通貨取引所を介さず個人間で仮想通貨の売買や交換は可能ですが、詐欺やトラブルのリスクを考慮するとおすすめは出来ません

そのため、仮想通貨を運用したい、持ちたいという人はまずこの仮想通貨取引所に登録するのが最初のステップになります。

ほとんどの仮想通貨取引所では登録や利用そのものに対して費用が発生することはありませんので、今後のためにひとまず登録だけ行っておくのも良いでしょう。

取引所の使い方

仮想通貨取引所の使い方はいたってシンプルです。

  1. 仮想通貨取引所のサイトにアクセス
  2. アカウント登録と口座開設手続きを行う
  3. 仮想通貨取引所に入金
  4. 入金したお金を使って仮想通貨を購入

上記4ステップで仮想通貨の購入を始めることが可能で、逆に売却したい場合は取引所内で同様に売却手続きを行うだけです。

取引所の販売所と板取引について
仮想通貨取引所で売買を行う際には2種類の取引方法が存在しています。

 

1.板取引・・・取引所内のユーザー同士が価格を設定し、同意に至った段階で売買が成立するタイプの取引。取引所側の手数料が売買価格に上乗せされないためお得だが、取引所内の流通量などによっては取引成立までに時間がかかることも。

 

2.販売所・・・取引所が直に運営しており、売買価格は取引所側が独断で設定するため実質的な手数料が上乗せされている。その代わり価格がパッと見で分かりやすく、短時間で売買が成立しやすい。

 

各取引所が販売所と板取引のどちらを採用しているのは取引所ごとに異なるため、事前に調べたうえで自分に合った取引所を使いましょう。
おすすめは様々な状況に合わせて複数の取引所を使い分ける方法です。(通常時はお得な板取引を利用し、価格暴落時にはすぐに売却できる販売所を利用、などいう具合。)

仮想通貨の売買におすすめの国内取引所4選

数ある国内仮想通貨取引所の中から、使いやすさ、手数料、安心度などを総合的に評価し、特におすすめしたい取引所をピックアップしました。

GMOコイン

取引所の評価
取り扱い通貨
(4.0)
使いやすさ
(5.0)
手数料
(3.5)
安心度
(5.0)
初心者向け
(4.5)

幅広い金融サービスをこれまで提供してきたGMOグループが手掛ける「GMOコイン」は、とにかく使いやすさに優れており入門編としてもおすすめできる取引所です。

GMOコインのおすすめポイント
  • 販売所形式なので価格が分かりやすい
  • 取引成立時間も速い
  • 実績十分のGMOグループだから安心感が高い

GMOコインは販売所形式なので、特に仮想通貨初心者にぴったり。

GMOコインの公式サイトはこちら

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BITPoint(ビットポイント)

取引所の評価
取り扱い通貨
(4.0)
使いやすさ
(5.0)
手数料
(5.0)
安心度
(5.0)
初心者向け
(4.5)

初心者から本格的な取引をしたい人まで、万能な取引所としておすすめしたいのがBITPoint(ビットポイント)です。

BITPoint(ビットポイント)のおすすめポイント
  • 複数の仮想通貨を板取引できるのでお得
  • 手数料の大半が無料
  • 普通の現物取引だけではなくレバレッジ取引も出来る
  • 各種専用ツールが豊富
  • スマホ・PCそれぞれに対応

ざっと挙げただけでもBITPoint(ビットポイント)は「取引所としてあったら嬉しいもの」を一通り備えている、非常に優秀な取引所であると言えるでしょう。

様々な取引所の中でも現時点では頭一つ抜けた存在と言っても過言ではありません。

手数料が安い!

豊富な専用ツールの数々であらゆるニーズに対応!
BITPoint(ビットポイント)公式サイトはこちら

BITPOINTの登録はこちら

bitbank(ビットバンク)

クイック入金_bitbank

取引所の評価
取り扱い通貨
(4.0)
使いやすさ
(4.0)
手数料
(4.5)
安心度
(3.0)
初心者向け
(4.0)

bitbank(ビットバンク)の魅力は、全ペアの仮想通貨取引手数料無料キャンペーンは終わりましたが、メイカーで取引すればマイナス手数料なので手数料をもらうことができます。

相場の急変時などに取引する時には、テイカーで手数料がかかってしまうことになりますが、急がず長期的に取引する場合などには取引手数料を抑えて取引することができますよ。

また、近時価総額2位に浮上した人気のリップルにおいて、bitbank(ビットバンク)は取引量世界一を達成しました。

取引量が多いとそれだけ自分の希望する価格で、なおかつスピーディに取引が完了しやすくなりますので、リップルを運用したい人におすすめできる取引所です。

bitbank(ビットバンク)ののおすすめポイント
  • リップルの取引量世界一になった実績を持つ
  • 全ペアの仮想通貨取引メイカーならマイナス手数料
  • リップルやモナコインを日本円で購入できる

bitbank_手数料bitbank公式サイトはこちら

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DMM Bitcoin

クイック入金_DMM Bitcoin

取引所の評価
取り扱い通貨
(3.0)
使いやすさ
(4.0)
手数料
(4.0)
安心度
(4.0)
初心者向け
(4.0)

DMM Bitcoinはレバレッジ取引をしたい人にイチオシの取引所です。

自己資金が少ない人や相場に関係なく利益を出したい人には、DMM Bitcoinの利用が向いているでしょう。

DMM Bitcoinのおすすめポイント
  • レバレッジ取引の通貨ペアは全14種類
  • スマホ、PC用両方のツールが充実
  • 24時間365日、問い合わせフォーム及びLINEからのお問い合わせに対応

幅広い銘柄でレバレッジ取引が出来る!
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仮想通貨の売買におすすめの海外取引所2選

仮想通貨取引所はもちろん日本だけでなく、世界様々なところに存在しています。

国内取引所と同様におすすめの海外取引所についても厳選してご紹介しましょう。

BitMEX

取引所の評価
取り扱い通貨
(4.0)
使いやすさ
(4.0)
手数料
(5.0)
安心度
(3.5)
初心者向け
(3.5)

セーシェル諸島に拠点を置くBitMEX(ビットメックス)は、非常に安い手数料と超ハイレバレッジ取引が可能な取引所として知られています。

BitMEX(ビットメックス)のおすすめポイント
  • 日本語対応なので安心
  • 手数料が非常に安く取引時手数料がマイナスになる場合も
  • 100倍をかけて取引できる超ハイレバレッジを提供
  • 「ゼロカット」という仕組みにより、高レバレッジをかけても証拠金以上の損失を被ることがない

BitMEX(ビットメックス)はレバレッジが非常に高いだけでなく、証拠金以上(取引所に預ける自己資金)の損失を被らないよう工夫されているため、安心して本格的な取引を行いたい人から支持を集めているようです。

国内取引所のレバレッジ(GMOコインの25倍が最高)では物足りなさを感じるのであれば登録する価値は十分にあるでしょう。

BitMEX(ビットメックス)公式サイトはこちら

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Binance (バイナンス)

バイナンス 入金 ロゴ

取引所の評価
取り扱い通貨
(5.0)
使いやすさ
(4.0)
手数料
(5.0)
安心度
(3.5)
初心者向け
(3.5)

世界で最も取引量の多い海外取引所として、圧倒的な取引量を誇るBinance (バイナンス)は海外取引所の中でも抜群のバランスを持った取引所です。

Binance (バイナンス)のおすすめポイント
  • 取引銘柄は120種類以上
  • 世界規模で見ても上位に入る手数料の安さ
  • アプリがハイクオリティ
  • 流通量が豊富なので取引が成立しやすい

Binance (バイナンス)の最大の魅力を簡単に表現するなら「様々な種類の仮想通貨をお得に売買できる」点に限ります。

翻訳機能搭載(完全な日本語対応ではない)でおおよその使い方や仕組みは利用できるでしょうから、アルトコインの運用に興味のある方は登録しておいて損はありません
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仮想通貨とは?まとめ

仮想通貨の世界は奥が深く、確かに一見分かりにくいと感じるかもしれません。

ですが基本的な仕組みさえ理解すれば、仮想通貨の魅力や未来の可能性についてずいぶんと見えてくるはずです。

最後に「仮想通貨とは?」に関連した特に重要なポイントをおさらいとして記載しておきますので、チェックしてみてください。

仮想通貨に関して押さえておきたいポイント
  • 仮想通貨とは、「特定の国家による価値の保証を持たず、暗号化されたデジタル通貨」の総称である
  • 仮想通貨は決済・送金・交換・売買など幅広い用途がある
  • 仮想通貨に備わった技術は様々な場面で活用できる
  • 仮想通貨はまだまだ発展途中で今後の将来性が高く期待されている
  • 仮想通貨そのものセキュリティは高い
  • 管理の仕方次第で仮想通貨を失うリスクは軽減できる
  • 仮想通貨取引所は用途に合わせて使い分けるのがおすすめ

今回の記事であなたも「仮想通貨とは何なのか?」が理解できたでしょうか?

ですが仮想通貨の本当の魅力に触れたいなら、まずは自分で体験してみることです。

ご紹介した内容も参考にしつつ、まずは自分に合うと感じる取引所に登録してみてください!