やさしい仮想通貨の始め方を解説

仮想通貨のマイニングとは?個人でビットコイン採掘する方法を徹底解説!

仮想通貨マイニングとは?

仮想通貨取引においてなくてはならない存在の「マイニング」

採掘という意味を持つマイニングですが、実際マイニングではどんなことをしているかご存知ですか?

マイニングの報酬では新規発行された仮想通貨がもらえるので、「マイニングに挑戦したい!」と考える方も多いかと思います。

しかし、最近ではマイニングを企業で行っている専門の業者も増えてきていて、個人の新規参入が難しくなってきていますよね。

そこで、今回はマイニングとは何なのか、個人でマイニングを始める方法などについて徹底解説していきます!

仮想通貨のマイニングとは?

そもそも仮想通貨のマイニングとは一体何なのか説明していきますね。

マイニングとは簡単に言うと、仮想通貨の取引をお手伝いすることです。

作業が一番早かった人には報酬として、マイニングを行った仮想通貨が新規発行されてもらえます。

マイニングとはmining、日本語に訳すと「採掘」という意味です。

たしかに、他の誰よりも早く計算をして報酬を目指す様子は、一生懸命金を探す鉱山の「採掘」に似ていますね。

仮想通貨取引の計算はとても複雑で、ライバルに負けずに1位になるためには大掛かりな設備が必要です。

マイニング用のパソコンや冷却設備、それを維持するための電気代もかかります。

そのため、マイニングの競争率は日々上がっていて、現在は個人での新規参入は難しく、ほとんど企業が行っています。

企業も日本だと設備を維持するための電気代が高く利益を出すのが大変なので、電気代の安い中国やサウジアラビアなどが多いようです。

マイニングの大切な2つの役割

ではなぜ仮想通貨取引にマイニングが必要なのか、マイニングの役割を見てみましょう。

マイニングの2つの役割を知ることで、マイニングの重要性が実感できると思います。

取引を承認する

マイニングは仮想通貨の取引を承認するための作業です。

膨大な量の計算を行い、仮想通貨が誰から誰に送られたのか、データに改ざんはないのかなどを確認し、

後から別の人に書き換えられないようにしていきます。

マイニングは仮想通貨取引を安心して行えるようにするために必要な作業なんですね。

仮想通貨を新規発行する

マイニングに成功すると報酬として仮想通貨がもらえますが、この仮想通貨は新規発行されたものです。

マイニングは仮想通貨を新規発行するための作業でもあります。

仮想通貨はこのようにして流通する総数が増えていくんですね。

マイニングの仕組み

この章ではマイニングの仕組みについて解説していきます。

イメージがしやすいようにビットコインを例にマイニング作業の流れをご紹介しますね。

マイニングの流れ

マイニングは10分毎に新しい計算がスタートします。

マイナーのみんなで競い合って正解を探す作業ですね。

報酬は最初に正解を見つけた人しかもらえません。

マイニングの流れは以下の通りです。

  1. 仮想通貨取引のデータをまとめたブロックが作られる
  2. マイナーがそのブロックの計算問題を解く
  3. 答えを見つけたらその解答を発表する
  4. 解答が正しければその取引が記録される

マイニングではお互いにお互いを監視しているような仕組みになっているため、

取引記録の改ざんなどは起こり難くなっています。

ハッシュ関数を使って計算

ビットコインの取引にはSHA-256というハッシュ関数が使用されています。

SHA-256とはSecure Hash Algorithm 256-bitの略で、NIST(アメリカ標準技術局)にて定められた規格です。

256ビット長のハッシュ値を使うことで強力な暗号化ができます。

ハッシュ関数とは、「行きは簡単だけど帰りは難しい」そんな一方通行の性質を持った関数です。

これだけだと良く分からないと思うのでまずは一つハッシュ関数を試してみましょう。

ハッシュ関数で出力
aCA978112CA1BBDCAFAC231B39A23DC4DA786EFF8147C4E72B9807785AFEE48BB

以上のようにアルファベットの小文字「a」をハッシュ関数に通してみます。

すると、かなり長い英数字が表示されました。

「a」をハッシュ関数の文字列を出すことは簡単ですが、

英数字の文字列から最初が「a」だったことを突き止めるのは大変です。

これには便利な公式があるわけでもないので、色々な値を順番に代入して正解を探すしかありません。

マイニングでは、ハッシュ関数の値が一定の値よりも小さくなったら正解とされます。

その時に代入した正解の値のことを「ナンス」と呼びます。

ナンス探しでは、計算スピードが早い設備を持っている人が有利というわけですね。

このように、仕事量に応じてマイニングが成功しやすい仕組みをプルーフオブワーク(Proof of Work)、略してPoWと呼びます。

ビットコインの他にもモネロやジーキャッシュでも採用されている仕組みです。

MEMO

マイニング方法にはプルーフオブステーク(Proof of Stake)、略してPoSという方法もあります。

こちらは所持している仮想通貨の量に比例して仮想通貨取引の承認権を得やすいという特徴があります。

PoWに比べて電気代は安く済むのでマイナーの負担は少なくなりますが、仮想通貨の流動性が下がりやすいというデメリットがあります。

個人でマイニングをする方法

マイニングの流れが分かったところで、気になるのは個人でできるマイニング方法ですよね。

マイニング専門の業者が増えてきて、個人でマイニングをするには難しくなってきましたが、

まだマイニングに参加する方法はあります。

個人の方がマイナーになる方法をご紹介するので参考にしてくださいね。

アルトコインのマイニングをする

アルトコイン(ビットコイン以外の仮想通貨)ならまだ競争率が激しくなく、個人でも新規参入できるものもあります。

これから人気が出そうなアルトコインを探せば、今からでもマイナーとして参加できる可能性がありそうですね。

ただ、競争率が激しくないということは知名度があまりないということにもなるので、

一生懸命マイニングしても将来的に価値がなくなる可能性もあるのでリスクはありそうです。

将来性を見極める目が必要ですね…。

MEMO

最近はパソコンだけでなくiPhoneなどのスマホを使ったマイニング方法もあります。専用のアプリを使ってマイニングを行う方法です。

人気通貨は競争率が激しいので難しいですが、こちらもアルトコインを狙えば成功率は上がりますね。

クラウドマイニングをする

クラウドマイニングを利用します。

クラウドマイニングとはマイニング業者に投資をして、利益が出たら配当として対象の仮想通貨をもらう方法です。

自分自身でマイニングをするわけではないので、設備を準備しなくて良く、初期費用が掛からないので人気が出てきています。

今から設備を揃えることに抵抗がある方や、電気代が気になる方には嬉しい方法ですよね。

これなら個人でのマイニングが難しい人気の仮想通貨のマイニングができるので、

狙っている仮想通貨がある方には良いかもしれません。

デメリットは仮想通貨の価格に影響を受けやすい点です。

クラウドマイニングではマイニング業者への「投資」なので、利益が出なければ配当は受け取れません。

マイニングする仮想通貨の価格が急激に下がればそれだけ配当も減ってしまいます。

それどころかその業者が倒産なんてことになったら報酬はおろか、投資分も失うことになります。

仮想通貨業界は変動が激しいので、リスクもしっかり理解しないといけませんね。

また、最近では資金だけ集めていなくなってしまう詐欺などもあるようです。

個人の方にとってはお手軽にマイニングが始められるので嬉しいサービスですが、それと同時にリスクも存在することも覚えておきましょう。

興味がある方は一度検討してみるのも良いかもしれませんが、

その場合は信頼できる業者なのかしっかり見極めてから投資を行いようにしてくださいね。

プールマイニングをする

プールマイニングとはマイナーたちでグループを作りマイニングを行う方法です。

このグループのことをマイニングプールと呼びます。

マイニングプールで得た報酬は提供した計算力の割合に応じてマイナーたちに分配されます。

個人ではマイニングが難しくてもマイニングプールの所属することでマイニング報酬を安定して得られるのが魅力です。

デメリットは設備を自分で準備しないといけない点や手数料が発生する点ですね。

プールマイニングではクラウドマイニングとは異なり、自分でマイニングを行います。

そのため、設備などの初期費用だけでなく、日々の電気代も掛かるので注意しましょう。

また、もし自分が計算中にナンスを見付けてもその報酬はマイニングプールで分配されてしまいます。

これは当たり前ですが、「もし個人マイナーだったら全部もらえたのに・・」なんて少し思ってしまいそうですよね。

安定して報酬を得られる分、「運が良くて仮想通貨大量ゲット!」なんてこともなくなります。

マイニング報酬に税金はかかるの?

マイニング報酬で利益が出れば税金がかかります。

マイニング報酬から電気代や設備投資の費用などを差し引いて黒字になっていれば、雑所得と見なされて所得税の課税対象になるので注意しましょう。

利益が大きい場合は確定申告を行い、納税してくださいね。

分からないことがあれば最寄りの税務署に相談すると教えてくれるので電話をしてみると良いでしょう。

仮想通貨のマイニングのまとめ

仮想通貨のマイニングのイメージはできましたか?

マイニングにもプルーフオブワークやプルーフオブステークなど色々種類があり、メリット・デメリットも様々です。

ただ、個人のマイナーが人気のある仮想通貨のマイニングに参加するには競争率が激しく、今から参入するのは難しそうですね。

マイニングを検討しているなら人気通貨だけにこだわらず、

新しいアルトコインを探してみることや、クラウドマイニングやプールマイニングを検討してみるのも良いでしょう。

ただし、それぞれ魅力的な部分もありますが、あくまで「投資」

それぞれリスクもあるということを忘れないようにしましょう。

ポイント
  • マイニングに成功すると報酬として仮想通貨がもらえる
  • 個人マイナーだと人気通貨の新規参入は難しい
  • クラウドマイニングやプールマイニングなら今からでも参加できる
  • 人気が出そうなアルトコインのマイナーになるのも良いかも

PCやブロックチェーンに関する専門的な知識が必要なマイニング。
相当自信がある人以外は、取引所から購入するのがおすすめです!

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