やさしい仮想通貨の始め方を解説

仮想通貨の今後はどうなる?今からじゃ遅いのか徹底検証

仮想通貨の今後

2017年頃から一躍人気となった仮想通貨。

「今から始めたい」と思っている方も多いでしょう。

ただ、今からでも間に合うのか少し心配になりますよね。

結論から言うと仮想通貨にはまだまだ可能性があります。

そこで今回は仮想通貨のこれからや、今後注目すべき仮想通貨についてご紹介します。

仮想通貨投資は今からでも遅くない!

ネットやSNSでは「仮想通貨の価値は今後まだまだ上がる!」というような声を見かけます。

実際に流通量がどんどん増えている仮想通貨もありますよね。

ただ、値動きに関しては今後どうなるか誰にも分からない、というのが正直なところです。

では「今からはもう遅いのか?」というと、決してそういうわけでもありません。

今までのように急激な価格上昇が起こる可能性は低いものの、緩やかになら価値が上がる可能性はあります。

つまり、今からではもう遅いなんてことは誰にもいいきれないということです!

仮想通貨の今後の動向

「ピザ2枚が100億円」というエピソードをご存知ですか?

2010年5月17、アメリカのプログラマー、ラズロ・ハニエツ(Laszlo Hanyecz)が2枚のピザを10,000ビットコインで購入しました。

ビットコインで何か買い物をしようと冗談半分で持ちかけたようです。

5月22日無事にビットコイン決済ができピザが配達されます。

そのビットコインが後に値上がり、2枚のピザが100億円もの価値になったと伝説になりました。

何だか夢がある話ですよね。

しかし、このエピソードのような値上がりが今後起こる可能性はかなり低いと思います。

人気のある仮想通貨の価格は既に大きく上がり切っているからです。

まだあまり知られていないマイナーな仮想通貨で、今後大きな値上がりを狙うなら話は別ですが、既に人気がある仮想通貨だと難しいかもしれませんね。

その分変動率は下がった!

大きな値上がりがなくなることは悪いことばかりではありません。

大きな値上がりが少なくなり変動率が下がると、同じように大きな価値の下落も少なくなります。

投資をする上でリスクが減るのは嬉しいですよね。

今後少しずつでも安定して利益を出せるなら、初心者の方は以前よりも新規参入しやすくなるでしょう。

今後期待される注目の仮想通貨

仮想通貨は増え続け、今や1500種類以上あると言われています。

その中でも以下の仮想通貨は2018年、特に注目されていますよ。

どれも人気が高く、流通量が多い仮想通貨ですね。

仮想通貨についてまだあまり知らない方でも、聞いたことのあるものがいくつか含まれているかもしれません。

これらは今後もまだまだ人気が上がりそうなので是非チェックしてください。

イーサリアム、リップル、ライトコイン、ビットコインキャッシュについてはAI(Webbot)による今後の予想も記載したので参考にしましょう。

Webbotとは?

Webbot(ウェブボット)とはマイクロソフトの元コンサルタント、クリフ・ハイ(Clif High)氏が開発した予測プログラムです。元々は株価の値動きを予測するために作られましたが、現在は仮想通貨の予測もしています。

イーサリアム

イーサリアムは時価総額ランキング第2位のアルトコイン(ビットコイン以外の仮想通貨)です。

2015年7月に登場した頃の価格は300円程でしたが、現在は40,000円以上の価値があります。

最大の特徴はスマートコントラクトを採用している点です。

スマートコントラクトはビットコインにはありません。

そのため、イーサリアムはビットコインとは違った場面での活躍を期待されているようです。

スマートコントラクトとは?
スマートコントラクト(smart contract)とは契約を自動化できる仕組みのことです。契約の改ざん防止やコスト削減などのメリットがあります。

AIの予想

イーサリアムはコンスタンティノープルと呼ばれるアップデートの影響で、価格上昇が起こると予想されていました。

今後は2017年とまた違った価格推移が起きそうです。

リップル

リップルは仮想通貨の時価総額ランキングで第3位のアルトコインです。

2013年12月に誕生しました。

特徴は何と言ってもその送金のお手軽さです。

ビットコインだと10分以上かかることもあった送金がリップルなら数秒でできます。

価格変動の激しい仮想通貨取引において送金の手軽さは重要ですよね。

仮想通貨の中でも長期保有に人気があるリップルは今後も緩やかに価格上昇が期待されています。

AIの予想

リップルは、金融機関が使っているシステムに脆弱性が発見され、その影響で価格が本格的に上昇すると予想されています。

これが本当なら大事件ですね。

ネム

ネムは仮想通貨時価総額ランキングで第4位のアルトコインです。

2015年に発表されました。

ネムはプルーフインポータンスを採用しています。

ネムを少ししか持っていない投資家にもチャンスがあるので根強い人気がある仮想通貨です。

他のアルトコインに比べて価格が安定しているので長期保有目的としても人気があります。

プルーフ・オブ・インポータンス(PoI)とは?
プルーフインポータンス(Proof of Importance)とは、通貨の保有量や取引の活発さが大きいほど取引の承認権が得やすくなる仕組みです。

ライトコイン

ライトコインは時価総額第5位のアルトコインです。

ビットコインの特性を参考に作られているため、基本的な性能が似ています。

ただ、アルトコインはビットコインの欠点であったブロック生成速度の遅さや手数料の高さを克服しています。

そのため、ビットコインよりも実用性があるんですよ。

他のアルトコインのように独特のシステム採用がないため「少し地味」なんて言われることもありますが、仕組みのしっかりした安心感のある仮想通貨だと思います。

ビットコインと同じような値動きをしやすいので、ビットコインの動きを良く見ておけば判断材料になるかもしれませんね。

AIの予想

ライトコインはイーサリアムと値動きが連動すると予想されています。

イーサリアムは価格上昇が予想されているので、ライトコインからも目が離せませんね。

モナコイン

モナコイン出典: http://story-is-king.com/post-9750

モナコインはライトコインを元に作られた日本製の仮想通貨です。

ライトコインの特徴であった送金の速さも引き継いています。

また、世界で初めてSegwitを採用したのもモナコインです。

ロゴマークだけ見ると少し「ふざけているのかな?」と心配になるかもしれませんが、性能はしっかりしています。

2ちゃんねるを中心としてサービスが充実しているので他の仮想通貨にはない魅力が人気です。

根強い人気がじわじわと広がりつつあるので、これからが期待ですね。

ビットコインキャッシュ

ビットコインキャッシュはビットコインから分裂して誕生しました。

名前はビットコインと似ていますが、アルトコインです。

システムはビットコインを元に作られたので似ている部分がありますが、送金速度が速いのが特徴ですね。

基軸通貨化が少しずつ進んでいるので、「今後はビットコインよりも人気が上がるのでは?」という声もあるほど今人気があります。

AIの予想

ビットコインキャッシュは大幅な価格情報があると予想されています。

その理由ですが、市場全体でハードフォークによって誕生した仮想通貨の人気が高まるようです。

ビットコインキャッシュもビットコインのハードフォークによって誕生したので、人気が上がると予想されています。

新しい投資の形にも期待できる

ビットコインは通常の仮想通貨取引だけでなく、最近では他の投資方法にも絡めた投資が増えてきました。

  • FX
  • ETF
  • 先物取引
  • オプション
  • デリバティブ
  • バイナリーオプション  など

FXなどは簡単に始めやすい投資なので、仮想通貨取引はまだでも「FXはしたことがある!」という方も多いかもしれませんね。

ビットコインを投資にどうやって使うの?

例にビットコインFXを挙げます。

FXではレバレッジをかけた証拠金取引ができますよね。

この証拠金にビットコインを利用します。

ビットコインは25倍のレバレッジが掛けられるので、証拠金の25倍の金額で投資ができますね。

他には、ビットコイン先物取引も要チェックです。

こちらでは先物取引の対象がビットコインになります。

先物取引では下げ相場でも利益が出せるので、ビットコインの流行が少しずつ終わりに近づいてきたのを感じたら先物取引に移行すると良いでしょう。

注意
レバレッジ取引はリターンが多いメリットがありますが、もちろんそれだけ損失も大きくなります。ハイリスクハイリターンだということを忘れてはいけません。

今後は規制強化が進む?世界の動向は?

仮想通貨取引はコインチェックのネム流出事件などを受けて法規制の導入が進められています。

しかし、基本的には仮想通貨に対して肯定的で、法規制を今後整えていこうという考え方をしていますね。

日本以外でも仮想通貨の存在はもはや無視できる存在ではなく、中国などでは仮想通貨に対する規制が特に強く、全面的に仮想通貨は禁止で仮想通貨取引所の運営も禁止されています。

アメリカでは規制を実施していくべきだとしていますが、仮想通貨市場自体に対しては比較的前向きです。

そして、ドイツやフランスは、国際的な規制を作るべきだと考えを表明しました。

国によっても仮想通貨に対する考え方が様々ですよね。

とりあえず日本は仮想通貨そのものに対して肯定的なので今後も取引自体ができなくなることはないでしょう。

法規制をしっかり整理して流出事件のようなことは今後起こらないと良いですね。

仮想通貨の今後まとめ

仮想通貨のこれからはイメージできましたか?

仮想通貨はまだまだこれからも盛り上がりそうですね。

ビットコインの「ピザ2枚が100憶円」のエピソードのようなことは流石に起こらないと思いますが、これからもなだらかに価格は上昇していくのではないでしょうか?

これはあくまで個人的な予想なのでこれからのことは誰にも分かりませんが、それなら誰にも「今から仮想通貨取引なんて遅い」なんてことは言えませんよね。

投資としての仮想通貨の使い方は以前よりも選択肢が増えています。

仮想通貨取引だけでなく、場合によってはFXや先物取引なども視野に入れて、ご自分にあった投資スタイルを探してみてくださいね。

ポイント
  • 仮想通貨はまだこれからも期待できる
  • 大幅な値上がりや値下がりの可能性は低そう
  • ビットコインはFXや先物取引にも使える
  • 日本は規制を進めるが仮想通貨には肯定的