やさしい仮想通貨の始め方を解説

仮想通貨の比較を徹底的にやってみた!時価総額トップ10比較の決定版【2018年】

hikaku-thumbnail

仮想通貨はビットコインをはじめ何百種類という通貨が発行されています。

「仮想通貨っていろんな種類のものがあるけど、何が違うんだろう?」と思っているそこのあなた!

今回はその仮想通貨の時価総額ランキングで10位以内の仮想通貨を中心に徹底的に比較をして、

その違いを明らかにしていきたいと思います!

この記事を読むことで、有名な仮想通貨の特徴と違いがすべてわかります!

仮想通貨の「目的・役割」は大きく分けて3種類

仮想通貨比較役割

仮想通貨はその通貨ごとに作られた「目的・役割」が違います。

今回はそれぞれの仮想通貨を比較するために、その「目的・役割」を以下の3つに分けてみたいと思います。

仮想通貨の3つの分類
  • 決済型
  • アプリケーション開発型
  • 匿名系

「決済型」

仮想通貨比較決済型

「決済型」の役割は名前の通り日常的に使う買い物などでの利用をメインで想定して作られています。

これはスーパーや飲食店などでお金を支払う日常生活での支払いと、

楽天やアマゾンなどのオンラインショッピングの2種類の決済を想定したものです。

有名な通貨だと「ビットコイン」がこの分類にあてはまります。

「決済型」のポイント
  • 日常生活やオンラインショッピングでのお金の支払いに利用される
  • 「ビットコイン」が代表的な決済型の仮想通貨

「アプリケーション開発型」

仮想通貨比較アプリケーション型

「アプリケーション開発型」は、その仮想通貨が提供するネットワーク内でさまざまなアプリケーションを開発することができるプラットフォームの役割を果たしてくれます。

ここで作ったアプリケーションは一般に公開することもでき、

作ったアプリケーションの中でその仮想通貨を使うことができるようにもなっています。

また、このプラットフォームを使ってさらに別の仮想通貨を作ることもできるので、

企業などが「ICO」行う際にもよく使われるようになっています。

MEMO
「ICO(Initial Coin Offering)」とは企業が事業を開始するために、自社で発行した仮想通貨を販売して資金集めを行う手法のこと。株で行われる「IPO」と似たようなものです。

この「アプリケーション開発型」の代表的な仮想通貨としては「イーサリアム」があげられます。

通常の「決済型」の仮想通貨と比べてさまざまな分野への応用ができるので、

企業や政府からも近年大きな注目を集めているタイプの仮想通貨となっています。

「アプリケーション開発型」のポイント
  • その仮想通貨を使ってさまざまなアプリケーションを開発することができる
  • さまざまな分野への応用ができるので企業や政府からも注目されている

「匿名系」

仮想通貨比較

「匿名系」個人情報を隠して決済を行えるタイプの仮想通貨のことです。

通常、仮想通貨で何かしらの決済を行うと「誰と誰が取引を行ったか」という情報がインターネット上に記録され、公開されるようになっています。

しかし、私たちの日常生活の中でも「誰にも知られずに買い物をしたい!」というシーンはよくありますよね?

こういった時に「匿名系」の仮想通貨を使って買い物を行えばその取引の情報を秘密にしたまま決済を行うことができるのです。

代表的な仮想通貨には「モネロ」「ジーキャッシュ」といったものがあります。

日本国内では犯罪に使われる可能性があるといった理由で取扱い自体が禁止されていますが、

一方でアメリカの金融業界でも大手の「JPモルガン」がその技術を採用するほど優れたテクノロジーを持っています。

「匿名系」のポイント
  • 個人情報を秘密にしたまま仮想通貨を使って買い物をすることができる
  • 「JPモルガン」が採用するほどのテクノロジーが使われている

仮想通貨を比較してみよう!

仮想通貨比較する

ここからはそれぞれの仮想通貨の詳しい解説と比較をしていきたいと思います。

各通貨の最後に他の仮想通貨との違いを載せておきますので、

ぜひ参考にしてみてください!

時価総額1位「ビットコイン(BTC)」

仮想通貨比較ビットコイン

仮想通貨の代表格である「ビットコイン」は決済で使うことをメインとして開発された仮想通貨です。

ビットコインは「サトシ・ナカモト」と名乗る人物によってインターネット上に公開され、

2009年からその使用が開始された仮想通貨です。

「非中央集権的」

一般的なお金は政府がその価値を保証し発行量もコントロールしていることから、

権力が1ヶ所に集中しているという意味で「中央集権的」といわれています。

しかし、ビットコインは私たちがその価値を認めることで値段がつくようになっており、

発行量も誰にもコントロールすることができません。

このことからビットコインは権利が分散されている「非中央集権的」な仮想通貨といわれており、

この理念は仮想通貨全体の基盤となっています。

「ブロックチェーン」

ビットコインは「ブロックチェーン」という仮想通貨の中でも特に注目されている技術が使用された初めての通貨です。

MEMO
「ブロックチェーン」とは取引の記録を鎖(チェーン)のように過去から現在まで繋ぎ合わせながら記録する技術のことです。それぞれの記録はインターネット上に分散して記録され、「改ざん不可能」かつ「紛失しない」特徴を持っています。

ブロックチェーンは現在発行されているすべての仮想通貨に使われている技術です。

このようにビットコインは現在発行されている仮想通貨の基盤となる技術や理念を作ったことから、

「仮想通貨の象徴」ともいえる存在となっています。

ビットコインのココが違う!
  • ブロックチェーンが初めて実装された仮想通貨
  • ビットコインは仮想通貨の基盤を作った「象徴的存在」

時価総額2位「イーサリアム(ETH)」

仮想通貨比較イーサリアム

出典: https://www.ethereum.org/

「イーサリアム」はアプリケーション開発を行うことを目的として作られた仮想通貨で、

カナダ人プログラマーの「ヴィタリック・ブテリン」という人物によって開発されました。

ヴィタリックは仮想通貨業界の中でも、

その発言で仮想通貨のチャートが変動するほど強い影響力を持った人物の1人です。

イーサリアムはビットコインの拡張性(いろんな物に使えない)が低かったため、

「よりたくさんの人がさまざまな用途で使えるようにしたい!」というヴィタリックの思いから生まれています。

「スマートコントラクト」

イーサリアムは「スマートコントラクト」という機能が初めて実装された通貨としても有名です。

MEMO
「スマートコントラクト」とは第三者の仲介がなくても契約を自動で行ってくれる仕組みのことです。自動販売機のようにお金を入れれば自動で商品もらうことができるようなものを指しています。

このスマートコントラクトはさまざまな分野に応用することができ、

仲介業者の手数料を削減できたり企業の業務を効率化することができるという点から注目を集めています。

こういったことからもイーサリアムは「仮想通貨の可能性をさらに広げてくれた仮想通貨」であるということができます。

イーサリアムのココが違う!
  • スマートコントラクトを初めて実装
  • ビットコインから始まった仮想通貨の可能性をさらに広げた

時価総額3位「リップル(XRP)」

仮想通貨比較リップル

出典: https://ripple.com/ja/

現在その時価総額がイーサリアムに追いつきそうな勢いである「リップル」

リップルは銀行間の国際送金で使うことをメインの目的として開発され、

従来の国際送金で問題となっていた「高い手数料」「長い送金時間」を解決することを目指しています。

その歴史はビットコインよりも古く、2004年から研究開発が行われています。

リップルの特徴

リップルの特徴はなんといっても送金時間の速さと手数料の安さで、

1つの取引にかかる時間はおよそ4秒程度で手数料も数十円で済むようになっています。

こうした技術力の高さもあり、

リップルが提供する「リップルネット」には現在100以上の銀行や決済サービスが加入しています。

現在発行されている仮想通貨の中でも非常に将来性が高い仮想通貨の1つということができます。

リップルのココが違う!
  • 国債送金における課題解決を目的として作られた
  • 「リップルネット」には全世界で100社以上の企業が参加している

時価総額4位「ビットコインキャッシュ(BCH)」

仮想通貨比較BCH

出典: https://www.bitcoincash.org/

「ビットコインキャッシュ」はビットコインをもとにして誕生した仮想通貨です。

具体的にいうと「ビットコインの機能面をもっとよくしよう!」という話し合いがビットコインのコミニティ内で行われていたのですが、

この中で意見が割れたことによってビットコインキャッシュは誕生しました。

これもあってビットコインキャッシュではビットコインよりも送金速度が速く手数料が安いといったメリットがあります。

ビットコイン長者の「ロジャー・バー」が支援・応援している

ビットコインで儲かった人のことを「ビットコイン長者」と呼びます。

そして現在世界のビットコイン長者ランキングで7位」につけている「ロジャー・バー」氏は、

その性能の高さからビットコインキャッシュの開発支援や普及活動をしています。

ビットコインキャッシュのココが違う!
  • ビットコインからハードフォーク(分裂)して誕生した仮想通貨
  • 著名人も支援するほどの性能の高さ

時価総額5位「イオス(EOS)」

仮想通貨比較eos

出典: https://eos.io/

「イオス」はアプリケーション開発を目的として作られた仮想通貨です。

イオスの特徴はその処理能力の高さ」にあります。

同じくアプリケーション開発型のイーサリアムが1秒間に30件の取引を処理できるのに対して、

イオスでは1秒間に3000件近くもの取引を処理することができます。

これは時価総額で3位につけているリップルの1500件をも上回る数字です。

また、中国政府が発表している仮想通貨の格付けランキングでも常に上位にランクインしており、

その技術力の高さに非常に注目が集まっている通貨の1つとなっています。

イオスのココが違う!
  • トップクラスの取引処理能力の高さ
  • 中国政府も一押しの仮想通貨

時価総額6位「ステラ(XLM)」

仮想通貨比較ステラ
出典: https://www.stellar.org/

ロケットが飛んでいくかわいいアイコンが特徴的な「ステラ」は、

仮想通貨のリップルをもとにして誕生した通貨です。

リップルをもとにしていることもあり、

「送金速度の速さ」「手数料の安さ」が最大の特徴となっています。

「IBM」と提携したプロジェクトを始動

ソフトウェア開発で大手の「IBM」がステラと提携し銀行間の国際送金を行うことを目的としたプロジェクトを立ち上げています。

完全にリップルと同じ市場への参入となりますが、

ステラにはIBMが採用するほどの技術力を持っているということができます。

このことからも今後の動向が楽しみな仮想通貨の1つとなっています。

ステラのココが違う!
  • リップルをもとにして作られた仮想通貨
  • ワールドクラスの大企業とも提携している

時価総額7位「ライトコイン(LTC)」

仮想通貨比較ライトコイン

出典: https://litecoin.org/ja/

「ライトコイン」はビットコインの技術をもとにして開発された仮想通貨です。

開発者の「チャーリー・リー」氏は「ビットコインが金なら、ライトコインは銀を目指す」と発言しているように、

「ビットコインをリスペクトしつつも、その次の2番手のポジションを狙っていく」というスタンスであることがわかります。

また、ライトコインにはビットコインよりも送金速度が速くマイニングが簡単にできるという特徴があります。

ライトコインのココが違う!
  • ビットコインの2番手のポジションを狙った仮想通貨
  • 送金速度はビットコインよりも速い

時価総額8位「テザー(USDT)」

仮想通貨比較テザー

出典: https://tether.to/

「テザー」は少し変わった仮想通貨で「1テザー」あたり「1ドル」の価値が発行元である「テザー社」によって保証されています。

よってテザーはアメリカドルと同じ価値で常に交換することができるようになっています。

発行元であるテザー社には本当に現在発行している分のテザーを保証できるだけの財力があるのか疑問視されていたり、

テザーが大量発行されたタイミングでビットコインのチャートが大幅に変動するなど、

テザー社はいろんな意味で仮想通貨業界では注目の的となっています。

テザーのココが違う!
  • 常にアメリカドルと同じ価値で交換できる
  • テザー社は仮想通貨業界でもいろんな意味で注目の的

時価総額9位「カルダノ・エイダコイン(ADA)」

仮想通貨比較カルダノ

出典: https://www.cardano.org/ja/

「カルダノ(ADA)」はもともとはオンラインカジノでのチップや決済で使われることを目的とした通貨で、

開発にはイーサリアムの設計にも携わった「チャールズ・ホスキンソン」も参加しています。

現在は幅広い世界で使われることを目的として研究開発が行われています。

また、エイダコインは将来的に仮想通貨の的になる可能性がある「量子コンピューター」の攻撃への耐性があります。

ビットコインやイーサリアムについで「第三世代の仮想通貨」として注目されています。

カルダノのココが違う!
  • オンラインカジノでのチップや決済を目的として作られた
  • 「第三世代の仮想通貨」として注目されている

時価総額10位「モネロ(XMR)」

仮想通貨比較モネロ

出典: https://getmonero.org/

2014年4月に公開された「モネロ」は匿名系の仮想通貨です。

モネロは「Bytecoin(バイトコイン)」という仮想通貨がもとになっており、

ブロックチェーンの取引の匿名性の低さを懸念したグループによって開発されました。

開発には「エスペラント語」という開発言語が使われており、

「モネロ=コイン・硬貨」といった意味があります。

モネロには「ステルスアドレス」「リング署名」という独自技術が使われており、

この2つの技術がモネロの匿名性を高めてくれています。

モネロのココが違う!
  • ブロックチェーンの匿名性の低さがきっかけで開発された
  • 「ステルスアドレス」と「リング署名」で高度な匿名性を実現している

仮想通貨には素敵な魅力がいっぱいあふれている!

仮想通貨比較まとめ

以上、仮想通貨の比較を時価総額上位の通貨を中心に行ってきましたがいかがでしたでしょうか?

今回さまざまな仮想通貨を取り上げましたが、

その通貨ごとに発行された目的もあたえられた役割も全然違うことがわかったと思います。

しかし、その中でも共通して言えることが「これからの未来を便利で豊かなものにしたい」という思いです。

今回紹介しきれませんでしたが、仮想通貨には素敵な魅力がまだまだいっぱいあります。

そしてその力で私たちの社会をより良いものに変えてくれるはずだと個人的には思っています。

みなさんも今後の仮想通貨の動向にぜひ注目してみてくださいね!