仮想通貨の取引に興味はあるけど、何をすれば良いの?
仮想通貨・ビットコインの運用は、今すぐにでも始められるほど簡単です。
難しそうに感じる口座開設も、最短1日で取引できる取引所もあります。
「難しそう」だからと二の足を踏んでいた投資家も、これを機に仮想通貨での運用に挑戦しましょう。
この記事を読めば仮想通貨口座の作り方から運用方法、効率的なトレード方法まですべてわかります。
- 仮想通貨は株や為替とは仕組みが異なる
- 最もメジャーな仮想通貨の運用方法はトレード
- トレードに最もおすすめの取引所はGMOコイン
- 短期と中期投資ならアービトラージとレンディングがおすすめ
- 長期運用には積み立て投資がおすすめ
- 仮想通貨の情報収集は本よりもインターネットが効果的
目次
仮想通貨とは
「仮想通貨」や「ビットコイン」という言葉をニュースや新聞などで目にする機会は増えてきました。
仮想通貨ではビットコインが有名ですが、そんなビットコインは3,000種類以上ある仮想通貨の一つに過ぎません。
そもそも仮想通貨とは何か、ビットコインとの違い、株や為替との違いとともに見ていきましょう。
仮想通貨
仮想通貨とは、日本円やドルなど法定通貨のような実態がなく、ネット上のみでやり取りされる電子データです。
仮想通貨の最大の特徴は、暗号化された技術でデジタル署名されるために改ざんが不可能だという点です。
「暗号化された技術」とは、ビットコインも利用するブロックチェーン技術です。
また、日本銀行が日本円を管理するように、法定通貨は中央銀行や政府が管理主体として存在しますが、仮想通貨は管理主体が存在しません。
これが「非中央集権的」と言われる理由です。
ブロックチェーン技術については、こちらの記事で詳しく説明しています。
ビットコインのブロックチェーン技術とは仮想通貨の種類
2019年1月時点で3,000種類以上の仮想通貨が発行されており、その数は年々増加しています。
特にビットコインが200万円台まで上昇して仮想通貨相場が盛り上がった2017年には、多くの通貨が発行されました。
仮想通貨全体の時価総額は2019年1月5日時点で約13兆円で、時価総額トップのビットコインは約7兆円です。
一方で、時価総額下位の通貨は数十万円や数百万円で、ほとんど取引されていない通貨も存在します。
仮想通貨とビットコインの違い
「仮想通貨=ビットコイン」とイメージされやすい理由としては、初めて作られた仮想通貨がビットコインであり、現在最も時価総額が大きい通貨がビットコインであるということにあります。
ビットコインの特徴としては、送金や決済に特化した通貨であること、また他の有名でない仮想通貨を購入するときにビットコインで購入するという方法を取ることになる、基軸通貨として使われることが多いことです。
ビットコイン以外の通貨は、それぞれ特徴や機能を持ちます。
世の中の仕組みを大きく変える潜在力を持つ通貨もありますので、ビットコインに限らず目を向けてみてください。
仮想通貨と株式と為替の違い
仮想通貨と株式、為替にも大きな違いがあります。
それぞれの価格決定のメカニズムをまとめました。
価格の決定基準 | |
---|---|
仮想通貨 | 通貨ごとの開発やプロジェクトの進捗、取引所への上場など |
株式 | 企業業績に基づく企業価値、企業との提携や自社株買いなどのニュース |
為替 | 各国の政策金利、経済指標、輸出入企業の外貨の実需など |
太字の内容がそれぞれ最も価格に影響を与える要因です。
株式は企業業績、為替は政策金利というはっきりした価格の決定基準を持ちますが、対して仮想通貨は開発やプロジェクトの進捗に依存します。
この価格の決定基準の違いが、仮想通貨の値動きを激しくする一因です。
色々ある仮想通貨の運用方法
仮想通貨はトレード以外にも、株式や為替にはない色々な運用方法があります。
- トレード
- レンディング
- アビトラージ
- マイニング
- ICO
トレードからそれぞれ詳しく見ていきましょう。
仮想通貨の運用方法①トレード
トレードは、通貨の売却益によって利益を狙う取引手法です。
価格上昇によって利益を獲得できる「買い」はもちろん、価格下落によって利益を獲得できる「売り」もできます。
相場環境によって買いと売りを使い分ければ、どのような相場でも利益を狙えます。
仮想通貨の運用方法②レンディング
レンディングは、保有する仮想通貨を取引所に貸してレンディング報酬(利子)を獲得できる手法です。
一度レンディングすれば、あとは何も作業する必要はなく報酬(利子)を獲得できます。
リスクとして取引所の倒産リスクがありますので、安心してレンディングできる信頼度の高い取引所を選びましょう。
仮想通貨の運用方法③アービトラージ
アービトラージは、取引所間の価格差を利用して利益を狙う取引手法です。
例えば、同じビットコインでも取引所によって価格差が生じることがあります。
安く取引されている取引所でビットコインを買い、高く取引されている取引所に送金して売却すれば、価格差を利益として獲得できます。
過去には同じ国内取引所でも、ビットコインで数十万円の価格差が開いたこともありました。
アービトラージの手法については、こちらでわかりやすく解説しています。
ビットコインアービトラージのやり方をやさしく解説!3つの注意点とは?仮想通貨の運用方法④マイニング
マイニングは、仮想通貨の取引を承認することで報酬として仮想通貨を受け取る手法です。
しかし、ビットコインなどのマイニングは機材をそろえる必要があり知識も必要で電気代も大きな負担となります。
通貨によっては、保有していることで報酬が少しづつではあるものの入ってくるものもあるので、興味のある方は調べてみるといいでしょう。
マイニングについて詳しくはこちらから
ビットコイン採掘(マイニング)とは?どこよりもやさしく解説します仮想通貨の運用方法⑤ICO(Initial Coin Offering/新規通貨公開)
ICOは、各通貨のICOに申し込み、上場後の売却により利益獲得を狙う投資手法です。
申し込みが早ければ早いほど、ボーナスとして多くの通貨をもえらるケースもあります。
ビットコインなど時価総額が大きい通貨と比べて急騰を狙え、ボーナスを多く貰えればそれだけ多くの利益を獲得できます。
しかし、ICOの段階では通貨の評価が難しく、リスクも高い手法です。
トレードが最もメジャーな運用方法
5つの運用方法を見てきましたが、やはり最もメジャーな運用方法はトレードです。
マイニングのように機材は必要なく、レンディングやアービトラージ、ICOのような自身でコントロールできないリスクもありません。
トレードは、自身でリスク管理でき、何と言っても費用はかからずに手軽に始められます。
最短で口座開設から1日で取引を始められる取引所もありますので、まずは口座開設を進めておきましょう。
仮想通貨の運用におすすめの取引所
仮想通貨の取引におすすめの取引所をピックアップしました。
取引所によって、取り扱う通貨や取引手数料、入出金手数料が異なります。
また、取引したい通貨を扱っているかを確認し、ご自身のトレードスタイルに合う取引所を選びましょう。
仮想通貨運用におすすめの取引所第1位: GMOコイン
GMOコインは、GMOインターネットのグループ企業GMOコインが運営する取引所です。
GMOインターネットは資本金50億円の東証一部上場企業ですので信頼性は高く、マルチシグ対応のコールドウォレットで保管してセキュリティ対策もしっかりしています。
現物取引手数料は無料、レバレッジ取引にも対応していますので、安心してお得に取引でき多くの投資家におすすめできる取引所です。
- 即時入金に対応し、入出金手数料が無料
- 安心の東証一部上場企業のグループ会社
- 口座開設申し込みから取引開始まで最短1日とスピーディー
- レバレッジ取引に対応
仮想通貨運用におすすめの取引所第2位: BITPoint(ビットポイント )
ビットポイントは、東証二部に上場するリミックスポイントのグループ企業、リミックスポイントが運営する取引所です。
国内取引所で唯一、電話でのカスタマーサポートを採用していますので、仮想通貨の取引初心者も安心して利用できます。
セキュリティ対策にも注力し、マルチシグに対応したコールドウォレットで顧客資産を保管しています。
2018年10月、情報セキュリティ格付け会社アイ・エス・レーティングより、金融や証券会社のセキュリティに必要とされる「A」以上の格付け「A(シングルエー)」を取得しました。
- 国内取引所唯一の電話サポートで初心者でも安心
- 現物取引手数料が無料
- 情報セキュリティ会社から高評価格付けを取得
- レバレッジ取引に対応
仮想通貨運用におすすめの取引所第3位: フィスコ(FISCO)仮想通貨取引所
フィスコ仮想通貨取引所は、東証ジャスダックに上場するフィスコが運営する取引所です。
約73万人の顧客を持つ国内取引所Zaif(ザイフ)から事業譲渡を受け、今後取引高の拡大が期待される取引所です。
セキュリティについても、マルチシグ対応のコールドウォレットで顧客資産を保管し、内部侵入が不可能なシステムセキュリティ環境を構築。
2018年11月にはスマホアプリがリリースされ、さらに手軽に取引できるようになりました。
- 経営母体が安心の上場企業
- Zaifの事業譲渡を受け取引高の拡大が期待できる
- マルチシグ対応のコールドウォレット保管でセキュリティは安心
仮想通貨の運用方法手順:口座開設から入金、取引開始まで
口座開設から取引開始までの流れを見ていきましょう。
3つのステップに沿って進めていけば、簡単に取引を開始できます。
- 取引所の口座を開く
- 取引所に入金する
- 通貨を売買する
口座開設から順番に説明します。
取引所の口座を開く
はじめに取引所の口座を開設します。
取引所のホームページから、氏名や住所など必要事項を入力し、本人確認書類を送ります。
最短で翌日から取引できる取引所もあり、口座開設は簡単です。
取引所によって取り扱う通貨が異なるので、お目当ての通貨を取り扱っているか事前に確認しておきましょう。
最短で翌日から取引できるGMOコインの口座開設の進め方について、こちらでわかりやすく解説しています。
GMOコインの登録方法・口座開設の流れをかんたん解説!わかりやすい画像付き完全ガイド取引所に入金する
次に取引所に入金します。
取引所によっては、24時間365日いつでも入金できる即時入金に対応しています。
すぐに取引をしたい場合は即時入金対応の取引所を選びましょう。
即時入金対応のGMOコインの入金方法について、こちらでわかりやすく解説しています。
初心者でも簡単にできる!GMOコインの入金・出金方法を徹底解説通貨を売買する
入金が完了次第、売買できるようになります。
GMOコインの売買方法について、こちらで分かりやすく解説しています。
GMOコインでビットコインを買うには?購入方法を徹底解説!仮想通貨トレードの種類
仮想通貨のトレードには大きく分けて2種類あります。
- 現物取引
- レバレッジ取引
それぞれ、くわしく見ていきましょう。
仮想通貨トレードの種類①現物取引
現物取引は、文字通り仮想通貨の現物を取引するトレード方法です。
仮想通貨は、株やFXなど他の金融商品と比較して値動きの激しさが特徴です。
この点、現物取引ならばレバレッジ取引と違い、投資額以上の損失は発生しません。
短期投資~中長期投資までおすすめできるトレード方法です。
仮想通貨トレードの種類②レバレッジ取引
レバレッジ取引とは、元手の数倍~最大数百倍の金額を取引できるトレード方法です。
レバレッジ10倍の場合、100万円の元手で1,000万円分の取引ができます。
少ない元手で大きな利益を狙える点がメリットです。
一方で、損失が大きくなり投資額以上の損失が発生する可能性がある点はデメリットです。
取引所によってルールが異なりますが、損失が一定額以上になると強制ロスカットになりますので短期投資におすすめのトレード手法です。
初めて仮想通貨の売買をする場合は、まずは現物取引で慣れてからレバレッジ取引の検討をおすすめします。
仮想通貨の現物取引の種類と方法
現物取引では、投資する期間によって方法が分かれます。
- 短期
- 中期
- 長期
短期、中期、長期の順にそれぞれ説明します。
仮想通貨の現物取引方法①短期
短期投資の手法としてはトレードとアービトラージです。
値動きが激しい仮想通貨は保有期間が長引けば長引くほど、価格変動リスクも高くなります。
短期投資の場合は保有期間が短く、価格変動リスクを低減できます。
特に取引所間の価格差を利用するアービトラージでは、保有する時間を短縮化でき、できるだけ短期で稼ぎたい方にはおすすめです。
仮想通貨の現物取引方法②中期
中期投資の手法としてはトレードとレンディングです。
保有する通貨を取引所やユーザーに貸して利子を受け取ります。
レンディングすれば確実に利子が入るので、トレードに自信のない方におすすめです。
レンディング間の価格変動リスクを負うことはデメリットですが、簡単な手続きで手軽にレンディングできます。
ただし、取引所の倒産リスクもありますので、レンディングする場合は信用度の高い取引所を選びましょう。
仮想通貨の現物取引方法③長期
長期投資の手法としては、毎月コツコツと一定額を買い付ける積み立て投資がおすすめです。
積み立てのメリットとして、相場環境や通貨の値動きに影響されずにコツコツと投資できる点です。
表のとおり、価格下落時には同じ投資額でも多く購入できるので、平均購入単価を引き下げる効果があります。
平均単価を抑えながらコツコツ積み上げていけば、値動きの激しさがメリットとして効果を発揮し、大きなリターンを狙えます。
オリジナルの積み立て方法を決めよう
以前、国内取引所Zaifが自動積立サービスを提供していましたが、フィスコへの事業譲渡に合わせて廃止されました。
ただ、積み立て投資は自身でもできますし、毎日、毎週、毎月と買い付けるペースや投資額も自身で決められます。
積み立てる通貨、投資額、買い付けペースを自身で決め、オリジナルの積み立て方法を決めましょう。
ハッキングリスクに注意!
長期投資の場合の注意点は、取引所に通貨を保管する場合のハッキングリスクです。
ハッキングリスクを防ぐために、ハードウェアウォレットやペーパーウォレットなどセキュリティの堅牢なウォレットで保管しましょう。
安心して保管できるウォレットについては、こちらでわかりやすく解説しています。
仮想通貨のウォレットとは?初心者でもわかる使い方や種類を解説!レバレッジ取引の種類と方法
レバレッジ取引では、大きく分けて4種類のトレード手法があります。
- スキャルピング
- デイトレード
- スイングトレード
- ポジショントレード
それぞれくわしく見ていきましょう。
スキャルピング
スキャルピングとは、小さな値幅で利益を狙うトレード手法で、1日に数多くのトレードをして利益を積み上げます。
下記の画像をご覧ください。
買い注文の先頭(ビッドレート)と売り注文の先頭(オファードレート)の価格差はわずかです。
しかしわずかな価格差でも、一度の取引で獲得できる値幅が数銭~数十銭でも、数多く取引をこなすことで利益を積み上げられます。
最大のメリットは、保有時間が短いので価格変動リスクを抑えられる点です。
デイトレード
デイトレードは日計りトレードとも言われるように、翌日にポジションを持ち越さずにその日でトレードを完結させる手法です。
スキャルピングと同様に保有期間が短いので、価格変動リスクを抑えられます。
下記のチャートは、ビットコインのある日の値動きを示したチャートです。
これは一例ですが、この通りにトレードすれば3回のデイトレードで利益を獲得できました。
ありがちな失敗としては、ロスカットできずに保有してしまい、結果として長期投資になってしまうことです。
このような失敗を防ぐために、価格が想定と逆に動いた場合には素早いロスカットの判断が求められます。
スイングトレード
スイングトレードは、1週間~2週間程度ポジションを保有して利益を狙うトレード手法です。
スキャルピングやデイトレードのようにトレード画面に張り付く必要はなく、頻繁な取引を望まない方に向くトレード手法です。
しかし、保有期間は相対的に長くなりますので、突発的に出るネガティブなニュースなどの影響を受けやすい点がデメリットです。
対策として「逆指値注文」を活用すれば、許容できる損失額を超えないようにできます。
ポジショントレード
ポジショントレードは、頻繁な取引を望まない方に向くトレード手法です。
ポジションは数週間、数カ月、長い場合は数年間持ち続けます。
価格差による利益獲得のほかにも、ポジションを取るだけで利益になるスワップポイントも狙えます。
ポジショントレードの注意点
レバレッジ取引でポジショントレードをする場合、2つの注意点があります。
- 買い、売りともにスワップポイントがマイナスの取引所が多い
- 1日ごとにスワップポイントが発生する
スワップポイントはFXの場合、買いはプラス、売りはマイナスが多いですが、仮想通貨の場合は買いも売りもマイナスの国内取引所がほとんどです。
スワップポイントは取引所によって差はありますが、1日当たり0.03%台~0.05%台です。
保有期間が長引くほど支払うスワップポイントもかさんでいきますので、このデメリットが気になる場合は現物取引を利用しましょう。
スワップポイントとは、為替FXの場合には低金利の通貨を売り高金利通貨を購入し保有すると金利の差額を受け取れるものですが、仮想通貨FXの場合「レバレッジ手数料」「ポジション手数料」と同様のものです。
つまり、仮想通貨FXでポジションを持つと持っているとその間手数料がかかってくるというものです。
ポートフォリオを組んで戦略的に運用しよう
株やFXなどの金融商品と同様、仮想通貨にもリスクはつきものです。
リスクを抑えながら効率よく利益を狙えるよう、ポートフォリオを組んで戦略的に運用しましょう。
特定の通貨に集中せず分散して投資しよう
特定の通貨に集中して投資することはおすすめできません。
特定の通貨に集中して投資した場合、その通貨にネガティブなニュースが出て急落すれば影響は大きくなります。
いくら将来性が期待できると言え、特定の通貨に集中して投資せず、複数の通貨に分散して投資してリスク分散を図りましょう。
リターンとリスクのバランスを考えて通貨を決めよう
自身が狙うリターンとそのリターンを実現するために必要なリスクのバランスを考えて、投資する通貨を決めましょう。
リターンとリスクは比例し、大きなリターンを狙うならば相応の高いリスクを取らなければいけません。
リターンとリスクのバランスに応じて、時価総額や価格水準などを基準に投資する通貨を決めましょう。
相場環境に応じてポートフォリオを組み替えよう
ただでさえ値動きが荒い仮想通貨ですが、相場環境によってさらに値動きが荒くなります。
特に相場環境が悪化した時は、無理してリスクを取らずに守りを固めることも必要です。
相場環境に応じて臨機応変にポートフォリオを組み替え、守りを固めるポートフォリオ、攻めるポートフォリオを使い分けましょう。
ポートフォリオの組み方については、こちらで詳しく説明しています。
仮想通貨のポートフォリオとは?ポーフォリオの組み方を公開!仮想通貨運用の為の勉強と情報収集方法
仮想通貨は日々技術が進歩し、多くの最新情報が飛び交います。
必要な情報を効率よく収集するための方法をまとめました。
インターネット
インターネットからの情報収集はもっとも手軽で、最新情報を入手できます。
当サイト「ゼロから始めるビットコイン」の他の記事でも、仮想通貨や取引所の特徴、取引の進め方など詳しく解説しています。
ほかにも、仮想通貨の公式ホームページ、ランキングサイトのCoin Market CapやCoinGecko、取引所が運営する情報サイトなどがあります。
Twitterを使えば、インターネットより早く逃すことなく最新情報を入手できます。
仮想通貨や取引所の多くは公式アカウントを開設しており、日々最新情報を提供しています。
気になる通貨や取引所のアカウントをフォローしておきましょう。
本
仮想通貨やブロックチェーン技術についての本が数多く販売されています。
仮想通貨の仕組みやブロックチェーンの技術的なことを勉強するには向いています。
しかし、仮想通貨は毎日のように新しいニュースが飛び交い、刻々と状況は変わります。
本に書いてある内容から変わっていることも珍しくありませんので、基本的にはインターネットやTwitterでの情報収集がおすすめです。
ミートアップ
ミートアップは非公式のイベントで、それぞれの通貨の開発者や支援者によって開催されています。
開発者自身が通貨の開発状況について説明するケースもあれば、通貨のファン同士が交流する場として開催されるケースもあるようです。
ミートアップによっては開発者と直接話す機会もありますので、ネット上でもまだ公開されていない最新情報を入手できる良い機会になるかも知れません。
仮想通貨の使い道
仮想通貨の使い道として、ここまで説明してきた投資の他にも、決済手段や送金手段として利用されています。
- 投資
- 決済
- 送金
それぞれくわしく見ていきましょう。
投資としての利用
仮想通貨は利益獲得を狙う投資の手段として利用されます。
現状では個人投資家による投資先として広がりを見せています。
しかし、2017年12月にアメリカの取引所でビットコイン先物が導入され、将来的には大口資金を運用する機関投資家からの投資拡大が期待されています。
現在ではビットコインETF認可の議論が進んでいますが、ETFが承認されればさらに投資しやすくなり、株や為替、商品と並んでさらにメジャーな投資先に成長するでしょう。
決済としての利用
仮想通貨は決済手段として利用できます。
大手企業では、家電量販店のビックカメラやコジマ、眼鏡・コンタクトレンズ販売のメガネスーパーなどがビットコイン決済を導入しています。
まだ仮想通貨を決済として利用できる企業や店舗は限られますが、着実に通貨で決済できる店舗は広がりを見せています。
海外では、仮想通貨で納税できる制度を採用した自治体があるほど決済手段としての採用が進んでおり、日本国内でも普及を期待したいですね。
送金の手段
仮想通貨は送金手段として利用できます。
現状では、金融機関の振込みを利用しての送金が一般的です。
しかし、手数料がかかる、送金時間が限られ24時間365日好きな時に送金できません。
仮想通貨はこうした金融機関が抱えるデメリットを解消し、いつでも好きな時に安い手数料で送金できます。
金融機関が少ない発展途上国ではすでに仮想通貨での送金が普及していますが、日本国内でも仮想通貨がさらに一般的に認知度が高まっていくことで送金としての利用が増えるでしょう。
仮想通貨運用のQ&A
仮想通貨で運用する上で、よくある質問をQ&A形式でまとめました。
仮想通貨はいくらから運用できる?
仮想通貨の運用は、数百円や数千円の少額でも可能です。
3,000種類以上ある通貨から投資先を自由に選べますので、投資に必要な金額は特に決まりはありません。
最低投資金額と詳細と少額投資におすすめの取引所ついて、こちらでくわしく説明しています。
仮想通貨はいくらから?始め方から資金まで3分ですぐわかる!少ない投資額でも大きなリターンを狙える?
投資先の通貨に依存しますが、大きなリターンを狙えるのが仮想通貨の魅力です。
過去には、数十万円を数億円まで増やした仮想通貨投資家も存在しました。
積み立てやレバレッジ取引をうまく活用すれば、少額投資でも大きなリターンを狙えます。
効率のよりリターンの狙い方について、こちらでくわしく解説しています。
仮想通貨の正しい稼ぎ方とは?5種類の稼ぎ方を徹底解説仮想通貨の安全な保管方法やセキュリティ対策は?
安全に通貨を保管するために、ハードウェアウォレットやペーパーウォレットなどよりセキュリティが堅牢な方法での保管、管理をおすすめします。
取引所での保管はハッキングリスクが伴います。
コインチェックでのハッキング事件を受けて、取引所各社ではセキュリティ強化を進めていますが、ハッキングリスクは完全には払しょくされません。
取引所に置きっぱなしにせず、安全な方法で管理、保管しましょう。
安全な保管方法については、こちらでくわしく解説しています。
仮想通貨のウォレットとは?初心者でもわかる使い方や種類を解説!仮想通貨のバブルは弾けたと聞くけど今後どうなるの?
仮想通貨はまだ発展途上であり、期待できるのはこれからでしょう。
確かに、2018年の仮想通貨相場は2017年と比較して低迷し、ビットコインは高値220万円から5分の1程度まで下落しました。
これをバブル崩壊と捉えるかどうか見方はそれぞれですが、2018年は多くの通貨で開発が進み、商用化・実用化を実現した通貨もあります。
もちろん、3,000種類以上ある通貨の中で淘汰は進むと思いますが、開発が進んだ通貨を中心に価格上昇が期待できるのはこれからでしょう。
2018年の相場急落に対するヘッジファンド巨頭の分析を、こちらでくわしく掲載しています。
「はじけたのは個人投資家によるバブル」 ヘッジファンドの巨頭、11月の仮想通貨暴落を振り返る仮想通貨取引で得た利益に対して税金はかかるの?
仮想通貨の売却益には税金が課せられます。
2019年1月現在では、仮想通貨の売却益は雑所得として扱われ、獲得した利益に応じて税率が高くなる累進課税方式です。
仮想通貨取引の税金の仕組みについて、詳しくはこちらで解説しています。
仮想通貨で得た利益の税金はどうなる? 確定申告など詳しく解説!仮想通貨での買い物に税金はかかるの?
2019年1月時点での税制では、ネットでも実店舗でも仮想通貨で買い物をすると、税金を課される場合があります。
税金を課される場合というのは、決済した時点での通貨価格が買値を上回っている場合です。
利益確定と同等とみなされ、合計が年間20万円を超える場合は確定申告の義務が発生します。
仮想通貨の税金の仕組みについて、こちらでくわしく解説しています。
ビットコインにかかる税金は?所得税や確定申告の疑問を解決レバレッジ取引に追証はないの?
追証の有無は取引所によって異なり、取引所によっては追証が発生します。
海外取引所では追証が発生しないケースが多いですが、国内取引所の一部では追証が発生します。
追証なしでのレバレッジ取引を希望するなら、事前に確認して口座開設する取引所を選びましょう。
追証なしの取引所は、こちらでくわしく解説しています。
仮想通貨FXが追証なしで利用できる!おすすめの取引所3選自分に合ったトレード手法を見つけよう
仮想通貨のトレード方法は、人によって千差万別でそれぞれに適した方法があります。
保有期間やリスクとリターンに応じた運用方法を説明してきましたが、難しいものではないことをお分かりいただけたと思います。
短期間でも大きなリターンを狙える仮想通貨の特性をうまく活用し、そして自身に適したやり方を見つけ、利益獲得を目指しましょう。