IT関連の大手企業として、高い知名度を誇るGMOインターネットグループが展開する仮想通貨取引所「GMOコイン」。
FX取引所であるGMOクリック証券は、FX年間取引高で5年連続世界1位に輝くなど、名実ともに高い実績を誇っており
そんなGMOが仮想通貨取引所を開設するとのニュースは世間を大きく騒がせました。
最近では、「リップル買うならGMOコイン!」というセリフが流れるCMを目にされた方も多いかもしれませんね。
ただし、仮想通貨取引所は知名度や過去の実績だけで良し悪しを判断できるものではありません。
そこで今回は数ある仮想通貨の中でも屈指の人気を誇る「リップル(XRP)」と「GMOコイン」にスポットライトを当てて
詳しく、分かりやすく、解説することにしました。
- GMOコインの基本情報や口座開設方法
- GMOコインでのリップル購入方法(PC・ブラウザ・スマホそれぞれで)
- GMOコインの評判や口コミ
- GMOコインのメリット、デメリット
これらを中心に、GMOコインとリップルについて詳しくご紹介したいと思います。
この記事を読めば、GMOコインの良い点・悪い点だけでなく、リップルの買い方をはじめとした具体的な使い方をマスターできるでしょう。
他の取引所との比較にも使えるかと思いますので、取引所選びでお悩みの方は特に必見ですよ!
目次
GMOコインとは?基本情報まとめ
まずはGMOコインがどんな仮想通貨取引所なのか?
おさらいの意味合いも含めて、基本情報を一覧表にまとめました。
会社名 | GMOコイン株式会社 |
---|---|
運営開始 | 2017年5月31日 |
取扱通貨 | ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、ビットコインキャッシュ(BCH)、ライトコイン(LTC)、リップル(XRP) |
取扱サービス | 現物売買(販売所形式)、仮想通貨FX |
取引手数料 | 現物売買:無料 仮想通貨FX:新規注文…無料、決済注文…無料、ロスカット…無料、レバレッジ手数料…建玉ごとに0.04%/日 |
入出金手数料 | 日本円入出金:無料、仮想通貨入出金:無料 |
仮想通貨FX取扱銘柄 | ビットコイン/円、イーサリアム/円、ビットコインキャッシュ/円、ライトコイン/円、リップル/円 |
仮想通貨FXレバレッジ | ビットコインFX:最大10倍、その他アルトコインFX:最大5倍 |
GMOコインの大きな特徴のひとつは、仮想通貨売買が「販売所形式のみ」となっている点です。
- 板取引:取引所内のユーザー同士が仮想通貨の売買を行う
(取引所はあくまで場を提供するような役割) - 販売所:ユーザーと取引所が売買を行う
(価格は取引所が提示した価格で固定)
取引所を介して売買を行う際には、主に上記二つの方法が用いられるのですが
GMOコインの場合は仮想通貨の売買に関して取扱いが後者のみとなっており、「GMOコインとユーザーが取引を行う」形になります。
ではこの「販売所形式のみ」がどういう影響を与えるのかというと…
詳しくは以下をご覧ください。
- メリット:購入・売却価格が分かりやすく明示されており、売買操作がシンプル
- デメリット:取引所が直で売買に関わっているため、購入・売却価格の中に実質的な手数料が含まれている
リップル購入の前に!GMOコインでの口座開設方法
そんな方たちもまずは、GMOコインを利用するためにアカウント作成・口座開設の手続きが必要です。
ちなみにGMOコインでの口座開設はいたってシンプル。
画面の案内に従い、以下2ステップの流れを踏めば完了です。
- アカウント作成
- 本人確認
では具体的な流れについて、更に詳しくご紹介しましょう。
①公式サイトからメールアドレスを登録
- STEP.1公式サイトへアクセスし、口座開設へ進む
公式サイトへアクセス後、「口座開設はこちら」を選択します。
- STEP.2登録方法を選択
GMOコインでは、メールアドレスでの登録、FacebookかGoogleアカウントでの登録と、数種類の登録方法を選ぶことが出来ます。
今回はメールアドレスでの登録を選択しました。
メールアドレス入力後に、「私はロボットではありません」横のボックスにチェックを付け、「無料口座開設」を選択しましょう。
②パスワード設定
- STEP.1認証メールの送信
メールアドレスを入力後、「無料口座開設」を選択すると自動的に認証メールが送信されます。
そのままの流れで受信したメールを確認しましょう。
- STEP.2メール内のリンクを選択
「【GMOコイン】登録メールアドレスのご確認」との件名でメールが届きますので、メールを開きましょう。
メール内のリンク(上記赤枠部分)を選択すると、画面が切り替わります。
- STEP.3パスワードの設定
パスワード設定の画面が表示にて、任意のパスワードを入力してください。
この際、パスワードの中身に合わせて「パスワードの強度」が弱い・普通・強いの3種類に変化します。
大切な資産を守るためにも、パスワードの強度が「強い」と表示されるパスワードに設定することをおすすめします。
入力が完了したら、そのまま「設定する」を選択しましょう。
- STEP.4ログイン
パスワード設定が完了すると、「ログイン画面へ」との表示が出ますので、そのままログインに進みます。
登録方法に合わせて、ログイン方法を選択しログインしてください。
今回はメールアドレスでの登録でしたので、メールアドレスとパスワードを入力してログインします。
③電話番号認証
- STEP.1電話番号の入力
初回ログイン時には、電話番号による2段階認証の設定画面が表示されますのでそのまま案内通りに進めましょう。
携帯電話、もしくは固定電話の番号を入力して「コードを送信」を選択します。
なお、携帯電話の場合はSMS、固定電話の場合は自動音声にて認証コードが告げられます。
- STEP.2コードの送信
入力した電話番号に誤りがないか確認する画面です。
電話番号が正しいことを確認し、「コードを送信する」を選択してください。
- STEP.32段階認証コードの認証
SMS、もしくは自動音声で取得したコードを入力し、「認証する」を選択します。
- STEP.42段階認証の完了
正常に認証手続きが完了すると上記の画面が表示されます。
引き続き口座開設手続きへ進みますので、「開設申込へ進む」を選択してください。
④個人情報登録と本人確認書類の提出
- STEP.1個人情報の登録
画面の案内に従い、氏名、住所などの情報を入力します。
全て入力できたら「確認画面へ」を選択しましょう。
- STEP.2入力内容の確認
入力した内容に誤りがないかの確認を行う画面です。
念のため、一通り入力内容を確認し、問題なければ「確定」を選択してください。
- STEP.3本人確認方法の選択
その場で本人確認書類の画像をアップロードするか、口座開設お知らせハガキの受け取り時に本人確認書類を提示するかを選ぶことが出来ます。
その場でアップロードした方が手間も少ないので、今回はアップロードを選択しました。
- STEP.4本人確認書類のアップロード
本人確認書類の種類ごとに、アップロード時のルールや注意事項が異なります。
事前にアップロードする書類に合った注意事項を確認のうえ、スマホなどで書類を撮影後、アップロードの作業を行ってください。
ちなみにアップロード時に本人確認書類として使える書類は以下7種類です。
- 運転免許証
- パスポート(日本国籍の方のみ)
- 健康保険証
- 個人番号カード(マイナンバー通知カード不可)
- 住民票の写し
- 在留カード
- 特別永住者証明書
※その他の書類は要問合せ
アップロード完了後は、「画像を確定する」を選択します。
ここまでで一連の手続きはひとまず終了。
後は郵送で届く「口座開設のお知らせハガキ」の到着を待ちましょう。
郵送でハガキを受け取り口座開設コードを入力
- STEP.1口座開設のお知らせハガキが到着
無事に口座開設が完了した場合、佐川急便から「口座開設のお知らせ」名のハガキが送られてきます。
その中に「口座開設コード」が記載されていますので確認しましょう。
- STEP.2口座開設コードを入力
GMOコインにログイン後、ハガキに記載されている口座開設コードを入力し、「口座開設」を選択します。
以上ですべての手続きが終了し、口座開設が完了しました。
リップル購入のためにGMOコインへ入金しよう
GMOコインでリップルをはじめとした仮想通貨を購入するには、日本円が必要です。
そのため、GMOコインへ日本円をまず入金する手続きを行わなければいけません。。
- 即時入金…提携銀行及びペイジーでの入金。入金は即時反映される
- 振込入金…銀行振り込みによる入金。入金反映は各金融機関の窓口・ATM等受付時間によって左右される
日本円の入金は上記2種類のタイプに分かれていますので、希望するものを選択しましょう。
なお、入金方法ごとの受付時間や手数料等は以下にまとめた通りです。
入金方法 | 楽天銀行 住信SBIネット銀行 ジャパンネット銀行 ペイジー | 振込入金 |
---|---|---|
受付時間 | 24時間365日 | 金融機関ごとの受付時間 |
入金手数料 | 無料 | 金融機関ごとの振込手数料 |
最低入金額 | 1,000円/回 | 無制限 |
最高入金額 | 999,999円/回 | 無制限 |
入金反映時間 | 即時反映 | 17時まで:当日中 17時以降:翌営業日10時 |
※振込入金について、土日祝日の振込は翌金融機関営業日扱いとなります。
ちなみに振込入金では目安として、「入金反映時間が当日中」のタイミングであっても、60〜90分待つことが多くなります。
そのため、即時入金に対応できる提携金融機関もしくはペイジー対応の金融機関を用意しておくと便利でしょう。
即時入金のやり方
- STEP.1入出金画面へ進む
GMOコインの会員ホームから「入出金」メニュー内の「日本円」を選択します。
- STEP.2即時入金を選択
上部に表示されたタブから「即時入金」を選択し、利用したい金融機関を選びましょう。
- STEP.3入金額の入力
希望する入金額を1,000円〜999,999円の間で入力し、「入金開始」を選択。
ここから先は選択した提携金融機関の画面に切り替わるので、そちらで手続きを完了させれば、GMOコインにも入金が即時反映されます。
ただし、ペイジーを使って即時入金を行いたい場合は、「GMOコインの口座情報の氏名」と「利用する金融機関の名義」が同一でないと入金処理が受理されませんので注意しましょう。
振込入金のやり方
- STEP.1入出金画面へ進む
ステップ1は即時入金と同様で、GMOコインの会員ホームから「入出金」メニュー内の「日本円」を選択します。
- STEP.2振込入金を選択
上部に表示されたタブから「振込入金」を選択すると、振込先や振込時の名義などが表示されます。
この際、「振込名義人欄に下記をご入力ください」と記載されている下部に、あなたの名義と数字で6桁のコードが表示されますので、メモしておきましょう。
振込があった際に同姓同名で判別できない場合などの対処法としてこのコードが必要となりますので、忘れずにチェックしてください。
- STEP.3金融機関から振込を行う
振込入金の画面に記載されていた口座へ、振込み処理を実施してください。
この際、前述した「振込名義人+コード」を必ず振込名義人の欄に入力するようにしましょう。
振込処理が完了した後は、GMOコインへの反映を待つのみです。
GMOコインの現物売買でリップルを購入する方法【PC・ブラウザ】
ここからは「GMOコインでの口座開設及び入金までを完了している」と仮定し、リップルの購入方法をご紹介したいと思います。
まずは【PC・ブラウザ】にて販売所(現物売買)で購入したい場合の操作方法についてです。
- STEP.1ログイン後「仮想通貨現物売買」を選択
「トレード」メニュー内の「仮想通貨現物売買」を選択します。
- STEP.2売買可能な仮想通貨一覧から「XRP」(リップル)を選択
赤枠の中に表示されている仮想通貨のいずれかを選択することで、「売却価格」「購入価格」に該当コインの価格が反映されます。
- STEP.3金額指定or数量指定を選択
GMOコインでは、金額を指定して購入するか、数量を指定して購入するかをユーザーが任意で選択できます。
※画像では金額指定を選択。金額指定or数量指定を選択後、それぞれに応じた金額指定、もしくは取引数量を入力すると売却・購入ボタンに価格が表示されますので確認しましょう。
- STEP.4注文の確定
売却or購入ボタンを選択すると最終確認画面が表示されます。
ただし、仮想通貨の価格は常に変動しますので、6秒以内に確定ボタンを選択しなければなりません。
※6秒以内に「確定」を選択しなかった場合は再度注文のやり直しになります。売却or購入ボタン選択後は、内容に問題がないことを確認し、素早く売買確定の操作を行いましょう
GMOコインの現物売買でリップルを購入する方法【スマホ】
GMOコインでは、専用アプリ「GMOコイン 仮想通貨ウォレット」がリリースされています。
こちらのアプリでは主に以下の機能が利用可能です。
- 仮想通貨現物売買
- 日本円、仮想通貨の入出金
- 各種設定
- 登録内容変更
- 口座開設
このように取引時を使う上で必要な機能が一通りそろっており、PCがなくてもアプリだけで仮想通貨運用を行うことも可能です。
では早速アプリを用いたリップルの購入方法をご紹介しましょう。
- STEP.1アプリにログイン
GMOコインに登録しているメールアドレスとパスワードの入力、利用規約等に同意します。
- STEP.2ログイン後「仮想通貨現物売買内」の「XRP」を選択
ログイン後の画面で下にスクロールしていくと、取引可能な通貨が一覧で表示されます。
今回はリップルを購入したいので「XRP」を選択しましょう。
- STEP.3金額指定or数量指定を選択
PCと同様に金額を指定して購入するか、数量を指定して購入するかを任意で選択できるので、どちらか一方を選びます。
今回は金額指定を選択し、5000円と入力しました。
すると5000円で購入できる最大枚数分のリップルが自動的に抽出され、「購入ボタン」の上部に表示されます。
- STEP.4購入ボタンを選択して取引確定
ここまで来れば、あとは最終的な価格を確認して購入ボタンを押すだけです。
一連の流れを見ての通り、難しい操作は必要なく非常にシンプルな形になっているのが分かりますね。
GMOコインにて仮想通貨FXでリップルを購入する方法
GMOコインでは、仮想通貨FXにてリップルの取引が可能です。
レバレッジをかけることにより5倍の価格での取引が可能となっており、少ない元手でも大きな額の取引を行える点が最大の特徴でしょう。
例えば仮想通貨FXであれば、入金額が1万円でも、5倍のレバレッジにより5万円までの取引が行えるというわけです。
ただし、元手以上の額の取引を行うため、利益が大きくなる可能性だけでなく、損失が大きくなる可能性も同様に存在していることを忘れないでください。
ではGMOコインにて仮想通貨FXでリップルを購入する手順をご紹介しましょう。
- STEP.1仮想通貨FXへ進む
会員ページホームから「トレード」メニュー内の「仮想通貨FX」を選択します。
- STEP.2注文タイプを選択
注文タイプは以下5つに分かれており、希望に合わせて任意の方法で新規注文を出すことが出来ます。
- 成行:現在の価格で購入(売却)
- 指値:金額を指定して購入(売却)
- IFD:新規注文・決済注文を同時に出す
- OCO:新規注文・決済注文を同時に出し、片方が成約するともう一方がキャンセルされる
- IFD-OCO:新規注文+OCOで決済注文を同時に出す方法
株やFXに不慣れで注文タイプの意味がよく分からない場合、シンプルな成行もしくは指値で注文することをおすすめします。
- STEP.3売・買の選択
仮想通貨FXの場合、通常の仮想通貨取引と違い、現物を保有する形ではなく「仮想通貨を売買したと仮定して取引を行う」形になります。
そのため、「買い」だけでなく「売り」から始めることも可能ですので、状況に合わせてどちらに参加するかを決めましょう。
- STEP.4取引数量の設定
取引したいコインの枚数を入力します。
ちなみに「許容スリッページ」というのは、注文が成立するまでの価格変動をいくらまで許容するかを設定する項目で、相場で乱高下している場合などに指定しておくことにより想定外の金額での約定を回避できます。
全ての情報の入力が完了したら、「確認画面へ」を選択しましょう。
- STEP.5注文内容の確認と確定
こちらは最後の確認画面です。
注文内容に誤りがなければ、「確定」を選択しましょう。
以上で手続きは終了し注文が出されますので、成立すれば購入完了となります。
GMOコインでリップルを購入する際の注意点
GMOコインでのリップル購入において最も注意したいのはズバリ
「スプレッド」です。
前述しましたが、GMOコインの現物売買は販売所形式となっています。
そのため、ユーザー同士が売買を行う板取引のように自分から「購入したい希望価格を指定することが出来ない」仕組みです。
GMOコインが提示する価格を元に、購入するかしないかを判断しなければいけないわけですね。
そしてこの仕組みにおいて、もっとも注意すべきなのが「スプレッド」なのです。
スプレッドとは、買値と売値の差を示す言葉であり、実質的な手数料に相当します。
- 販売所にてリップルの購入価格が100円、売却価格が90円と表示されている。
両者を差し引きした差額の10円がスプレッドとなり、仮に価格変動のない状態で購入後に売却すると10円の損失が発生する計算となる。
例を見てもわかる通り、スプレッド(買値と売値の差)が広いほど、実質的な手数料が高くなり、利益を出すのが難しくなります。
そして何を隠そうこのスプレッドは、販売所の運営元である取引所が売買価格に手数料を加えているために発生するものです。
そのため、「取引手数料無料」としているGMOコインであっても、販売所からの購入である以上は実質的な手数料を負担する必要があると覚えておきましょう。
単純に売買時の手数料を抑えたいのであれば、ユーザー同士が取引できる「板取引」を用意している取引所を選ぶのがおすすめです。
GMOコインの評判や口コミは?
GMOコインに興味がある、使ってみたい、というあなた。
本当に使いやすい取引所なのか?お得に使えるのか?
GMOコインをもっと詳しく知るために、実際に使っている方の口コミや評判を事前にチェックしておいて損はないはずです。
「利用者の声」というのはどんな商品・サービスにおいても満足度に直結しますからね。
ここからはGMOコインの良い評判・悪い評判をそれぞれまとめていくことにしましょう。
GMOコインの良い評判・口コミ
https://twitter.com/nishinokazu/status/927757396486868992
GMOコイン、取引所なのに出金手数料無料だし、bitFlyerみたいに人手のチェックがないんだね。めっちゃ送金速い。
— ブロックちゃん (@block_chan) April 21, 2018
GMOコインの口座開設申請して5日後の今日 口座開設完了した 早い
取引板開始前に口座ひらけてうれしい 明日が楽しみ(とはいえ相場的にはかなりバッドタイミングで板薄いと色々悲劇が起きそうw https://t.co/rSAdryxdC9— unknown (@unknown_bitcoin) August 14, 2018
GMOコインに関する良い評判・口コミの中で目立ったのが、以下の3点です。
- アプリの使い勝手が良い
- 入出金手数料が無料
- 口座開設完了までのスピードが改善された
アプリについては、仮想通貨FXに特化した専用アプリ「ビットレ君」と仮想通貨FX以外の機能に対応した「GMOコイン 仮想通貨ウォレット」の2種類が用意されており
この点が利用者からの良い評判につながっている点だと考えられます。
更に入出金手数料は他の取引所だと数百円かかるところも少なくない中、GMOコインは無料ですのでお得感は強くなるのでしょう。
また、以前までは口座開設完了までにかなりの時間を要することもありましたが、ここ最近は改善されている模様です。
GMOコインの悪い評判・口コミ
まあGMOコインは1日あたりの出金制限があるのがねえ。あとスプレッドも糞、板取引もできない。
とりあえず数日かけてXRPを別の取引所に送金するぜ。— 最終決戦FCしまむら (@arearoad) February 6, 2018
今GMOコインで仮想通貨の現物取引してるんだけど、まあここはスプレッドが開きすぎて利益にならないね。BTC売りと買いで1万以上の差ががあるから正直購入した時点でマイナス。利益を出すのには2万以上上がらないと気厳しいね。さすが利益主義のGMO。
— SACOP (@sacop3) August 21, 2018
https://twitter.com/inago_surfer/status/943602163355287552
GMOコインに関する悪い評判・口コミで特に多かったのは以下3点です。
- 板取引ができない(販売所のみ)
- スプレッドが広い
- たまに買い規制が入る
1と2については同類の問題であり、板取引が用意されていないため、利益を出すのが難しいという声が多く見受けられました。
ただし、板取引についてはGMOコイン側もリリースを予定していると発表しており、今後提供されれば状況は大きく変わるかもしれません。
※2018/8/15にGMOコインより取引所サービスリリース日程変更の発表がありました。
(提供開始日程は未定)
そして最後の「買い規制」について。
例えば2017年末及び2018年初頭には、リップルが高騰したタイミングで買い規制が入りました。
買い規制とは文字通り、「買うことが出来ないようにする規制」であり、高騰していたタイミングで買い規制が入るとせっかくのチャンスを逃してしまうケースも大いに考えられます。
そのため、過去に買い規制が入ったことのあるGMOコインに対して、利用者の一部は不満を抱いているようです。
GMOコインのメリット・デメリットまとめ
ここまででご紹介してきた評判や口コミも踏まえたうえで、GMOコインのメリットとデメリットをまとめました。
良いところ、悪いところの両方を理解し、「自分が取引所に何を求めるのか?」と照らし合わせれば、GMOコインの利用価値が見えてくるでしょう。
他の取引所との使い分けも視野に入れながら、ぜひ参考にしてみてください。
- アプリが充実している(特にFXの評判が良い)
- 仮想通貨FXでは最大10倍のレバレッジ取引が可能
- 入出金手数料をはじめとした手数料が安い
- 運営元が大手であり、安心感が高い(サーバー強度、セキュリティ面など)
- 現物売買が販売所形式なので初心者には優しい
- 口座開設も現状ある程度スムーズに行える
- 板取引が用意されていない(リリース予定ではある)
- 相場が荒れるとスプレッドが広くなる
- 買い規制が入る場合も
- 仮想通貨の売買が日本円のみ(仮想通貨同士のペアで取引できない)
- 取扱銘柄が5種類と少ない
こうしてメリット・デメリット双方を見てみると、GMOコインは現状
現物売買よりFXに向いていると言えるかもしれません。
やはり板取引ができない以上、販売所におけるスプレッドは大きなネックとなるため
「GMOコインだけで仮想通貨運用すべてをまかなえるか?」と聞かれると、正直難しいところです。
スプレッドだけでなく取扱い銘柄の少なさも考慮すると、他の取引所と組み合わせてGMOコインを利用するのが今のところベストではないでしょうか。