初めてGMOコインでビットコインなどの仮想通貨を取引するのは、かなり不安がありますよね。
「思っていた金額で購入できるのか?」
「どんな手順で購入すればいいのか?」
初めの一歩がなかなか踏み出せない方はかなり多いようです。
そこで今回はGMOコインでの仮想通貨購入方法をゼロから丁寧に解説します。
これから仮想通貨を始める方や、初めてGMOコインで取引する方はぜひ参考にしてください。
GMOコインって何?という方はこちら
GMOコインでの購入準備
まずは、GMOコインの口座開設から入金までの準備手順を解説します。
GMOコインの口座をまだ作成していない方は、残念ながらすぐ仮想通貨を購入することはできません。
日本国内の取引所は、全て本人確認が必要になり、口座開設手続きを開始してから数日待たなければいけません。
口座開設や口座の維持は無料なので、まだGMOコインの口座開設をしていない方は早めに済ませておきましょうね!
>>口座開設が済んでいる方はこちらから購入方法が確認できます。
- アカウント作成
- 本人確認
- 入金
GMOコインのアカウント作成
1)GMOコイン公式サイトの「口座開設」へ進む
2)3種類の登録方法から好みのものを選ぶ
GMOコインでは、3種類の登録方法が用意されています。
- メールアドレスで登録
- Facebookと連携して登録
- Googleアカウント(Gmail)で登録
どの方法でも入り口が違うだけでなので、一番利用しやすいもので進めましょう。
なお、FacebookやGoogleアカウントを利用する場合、各サービスへ登録しているメールアドレスにメールが届きます。
Facebookと連携したからといって勝手にタイムラインに投稿されることはないので安心してくださいね。
今作っているのは資産運用アカウントです。FacebookやGoogleアカウントで登録する場合はログイン可能・パスワード再設定情報を登録したアカウントを利用しましょう。
3)認証メールから本登録に進む
3種類の登録方法いずれを選択した場合でも、GMOコイン(no-reply.coin.jp@z.com)から登録確認メールが送信されます。
本文中のURLから本登録画面に進みましょう。
4)パスワードを決める
メールのURLからGMOコインのサイトに移動すると、パスワードを決める画面になります。
8文字以上の英数字や記号の組み合わせで、忘れにくいものを設定しましょう。
なお、FacebookやGoogleアカウントで登録する方は、各サービスで利用しているパスワードは避けてください。
また、パスワードは大文字小文字や記号を混合するとセキュリティ性能がかなり向上します。
passexample2018 … 弱い
PassExample2018 … 普通
Pass#Example&2018 … 強い
上記の基準を参考に、ぜひ強固なパスワードを決めてくださいね!
パスワードを登録すると、ログイン画面へのリンクが表示されます。
メールアドレスと今決めたパスワードを入力してログインしましょう。
5)電話番号認証を行う
続いて、SMSによる電話番号の認証が自動的に始まります。
ご利用の携帯電話番号を入力して「コード送信」と進みましょう。
すると、登録した電話番号にSMSで認証コードが届きます。
Webブラウザに戻り「2段階認証コード」にこの数字を入力すれば電話番号認証も完了し、会員専用画面が表示されます。
GMOコインの口座開設と本人確認
GMOコインでは、アカウント作成の後に口座開設の作業が必要になります。
1)お客様情報を登録する
まずログイン後の会員ホームにある「お客様情報の登録」を進めます。
2)個人情報の入力
次の画面で個人情報を一通り入力して「確認画面へ」と進みましょう。
3)本人確認を行う
続いて本人確認を行います。
GMOコインでは画像のアップロードと本人受け取り限定郵便の2つの方法を選んで進めるだけです。
基本的には免許証などの写真をアップロードする方が簡単ですが、画像のアップロードに抵抗がある方は郵便で本人確認を行うのがいいでしょう。
本人確認が終わると審査中になります。
審査は数日〜1週間前後かかり、無事終了すると「口座開設コード」が郵送で届きます。
会員ホームで口座開設コードを入力すると、無事口座開設完了です。
GMOコインへの入金
GMOコインでは、ペイジーや提携銀行からの即時入金と、銀行振込による入金に対応しています。
入金方法 | 楽天銀行 住信SBIネット銀行 ペイジー入金 | 銀行振込 |
---|---|---|
受付時間 | 24時間 | 金融機関の受付時間 |
入金手数料 | 無料 | 金融機関の振込手数料 |
最低入金額 | 1,000円/回 | 無制限 |
最高入金額 | 999,999円/回 | 無制限 |
反映時間 | 即時反映 | 17時まで:当日中 17時以降:翌日10時 |
ペイジーや楽天銀行、住信SBIネット銀行の即時入金サービスを利用することで、24時間すぐに入金が反映します。
一方、銀行振り込みでは反映までに時間がかかり、日中でも60〜90分待つことになります。
そのため、100万円以上まとめて入金することがなければ、ペイジー対応の金融機関や住信SBIネット銀行の口座を開設しておくと便利です。
即時入金の手順
即時入金は少し手順が多いのですが、基本的に画面の指示通りに進めて行くだけです。
1)入金画面を開く
GMOコインにログインし、会員ホームから「日本円」を選びます。
2)即時入金の選択
続いて即時入金を選択し、利用する金融機関を選択します。
3)金額の入力
金融機関まで選択したら、次の画面で1,000円〜999,999円で入金額を入力し「進む」を押下します。
楽天銀行や住信SBIネット銀行を選んでいる場合、そのまま金融機関のネットバンキング画面に移動します。
ネットバンキングの画面で入金手続きを完了させると、GMOコインに即時反映します。
4)ペイジーの情報確認
ペイジーを選んだ方のみ、次の画面でGMOコインの口座情報の氏名と電話番号が表示されます。
利用する金融機関が、ここに表示された名義でないと受理されないので気をつけてください。
登録情報を確認して問題なければ「入金お手続きへ」→「金融機関選択に進む」と画面を進めていきましょう。
5)金融機関の選択
ここまででGMOコインでの手続きは完了し、ペイジー入金の受け入れ態勢が整いました。
次の画面では「ネットバンク/モバイルバンク」を選択すると、ゆうちょかその他の金融機関かの選択に移ります。
該当する金融機関を選び、ネットバンキングの画面でペイジー操作を完了すると、GMOコインに即時入金されます。
なお、ここでは金融機関のネットバンキング操作に関しては解説していません。
ネットバンキングの操作方法などがご不明な方は、ご利用の金融機関に確認してください。
振込入金の手順
1)入金画面を開く
GMOコインにログインし、会員ホームから「日本円」を選びます。
2)振込入金の選択
振込入金を選ぶと振込先や振込時の名義が表示されます。
振込名義はあなたの名前になっているはずですが、名前の後ろに数字で「振込コード」が記載されています。
この数字は、同姓同名の方がいた場合にどの講座の振込か判別するものなので、必ず控えておきましょう。
3)ネットバンクやATMから入金
続いて振込入金の画面に表示された銀行口座に振込を行います。
振込コードを名前の後ろに付ける必要があるので、ネットバンクを利用する方は必ず名義を手動で書き換えましょう。
金融機関によって操作方法が異なるので、具体的な振込手順はご利用の金融機関に確認してください。
- 朝9時までの振込:10時までに反映
- 17時までの振込:90分以内に反映
- 17時以降の振込:翌朝10時までに反映
GMOコインでの買い方
ここからはGMOコインで仮想通貨を購入する手順を解説します。
GMOコインでの仮想通貨購入は販売所での現物購入と、レバレッジをかけた仮想通貨FXの2通りがあります。
取り扱い通貨 | |
---|---|
現物売買(販売所) | BTC、ETH、BCH、LTC、XRP |
仮想通貨FX | BTC |
仮想通貨FXは現在ビットコインのみ対応ですが、今後アルトコインのFXも実装予定です。
GMOコインの販売所(現物売買)の買い方
まずは販売所での購入方法を確認しましょう。
GMOコインは販売所なので、価格が滑ることなく提示額で確実に売買できるメリットがあります。
1)会員ホームから「仮想通貨現物売買」に進む
会員ホームの「トレード」項目内にある「仮想通貨売買」に進みます。
2)購入画面になるので、売買したい通貨を選ぶ
このような画面に移動するので、購入する通貨を選択しましょう。
通貨を選ぶと、その下の「売却価格」「購入価格」が対象通貨の価格に更新されます。
3)金額指定・数量指定を選択
GMOコインの販売所では、金額か数量で売買する量を選べます。
金額指定の場合、入力した金額で購入できる最大枚数で購入し、数量指定の場合は現在のレートで計算された価格が購入ボタンに表示されます。
4)売却ボタン・購入ボタンで売買確定
金額または数量を入力すると、すぐ下の売買ボタン上に売買金額が表示されます。
この表示は6秒間維持され、その後再計算されます。
短い時間ですが、金額・数量を指定したら売買ボタンを素早く確認し、問題がなければ確定させましょう。
ここまででGMOコインでの現物売買は完了です。
ビットコインやイーサリアムなどの主要通貨はすぐ購入できますし、小額からでも売買できます。
まずは1,000円分からでも、ぜひ購入してみましょう!
仮想通貨FXでの買い方
仮想通貨FXは、レバレッジを効かせた取引で、初期値で5倍のレバレッジがかかっています。
つまり、10万円入金すると最大50万円分まで取引できるということです。
利益を大きくできる分、損失も同じだけ大きくなるので、くれぐれも慎重に取引してくださいね。
また、仮想通貨FXでは現物を保有する訳ではありません。
ウォレットや他の取引所へ送金したり、ビットコインでの決済に利用したりという用途では使えないことにも注意しましょう。
- 予算より大きい額を動かせる
- 価格が滑ることがある
- 利益も損失も大きくなる
- ビットコインの現物を保有する訳ではない
1)会員ホームから「仮想通貨FX」へ進む
GMOコインにログインし、会員ホームの「トレード」内になる「仮想通貨FX」に進みます。
2)新規注文から注文タイプを選択する
次の画面は新規注文から決済注文まで全てで利用します。
まずは新規注文で余力の範囲のビットコインを売買します。
株式売買やFXに触れたことがある方はおなじみの注文タイプが用意されているので、希望に合う方法で新規注文を出しましょう。
- 成行:現在価格で購入(売却)する
- 指値:金額を指定して購入(売却)する
- IFD:新規注文と決済注文を同時に出す
- OCO:2つの注文を同時に出し、片方が成約したらもう片方はキャンセルされる
- IFD-OCO:新規注文+OCOで決済注文を同時に出す方法
取引に慣れている方はOCOやIFD-OCOを利用することが多いでしょうが、初めての方は成行か指値で注文するといいでしょう。
3)売り・買いを選択
ビットコインFXでは、現物を保有する訳ではないので、「買い」「売り(空売り)」のどちらからでも取引を始められます。
買い:価格が上昇した時に売却することで利益を出す
売り(空売り):価格が下落した時に売却することで利益を出す
ビットコインの価格が取引後にどのように動くと予想するかによって、売り買いどちらから参加するか決めましょう。
4)取引数量を設定
続いて取引するBTCの数量を指定します。
GMOコインでは、最低0.01BTCから指定できます。
また、許容スリッページは注文が執行されるまでの間に起こる価格変動を、いくらまで許容するかというものです。
通常は空欄で問題ありませんが、乱高下中に売買する場合は指定しておくと、予想外の金額で約定することを防げます。
全て入力が終わったら「確認画面へ」を選択しましょう。
5)注文内容を確認して「確定」する
ここまで入力した内容を全てチェックし、間違いなければ「確定」します。
確定ボタンを押下した時点で注文が出され、成立すれば購入完了です。
GMOコインでの買い方まとめ
今回はGMOコインで仮想通貨の購入方法を解説しました。
一緒に進めた方は、操作方法が簡単で拍子抜けしたかもしれません。
- 販売所を利用して現物価格で購入する
- ビットコインFXを利用してレバレッジをかけて購入する
GMOコインでは、この2つの購入方法があります。
販売所では提示額ぴったりで購入できるメリットがある反面、売り買いの価格差が大きいので短期売買には向きません。
一方、ビットコインFXではレバレッジを効かせて利益を大きくできますが、マイナス方向に動いた時の損失も大きくなります。
長期保有目的なら販売所で購入、短期で利益を求めるならビットコインFXがぴったりでしょう。
今回解説した買い方をマスターして、GMOコインで仮想通貨購入に挑戦してくださいね!