スワップポイントもいいから使えると思うんだよね。
キングさん
トルコリラ/円だったらよく見かけるんだけどね。
スワップポイントと為替差益の二重取りで利益を伸ばしたいな。
ジョーカーさんの仰るとおり、今後の見通しをしっかりと立てれば、スワップポイントと為替差益で大きな利益を狙えます。
もちろん、トルコリラ/円のチャート推移も交えてお伝えするので、しっかり押さえておきましょう!
目次
米ドル/トルコリラの最新リアルチャート
米ドル/トルコリラのチャート推移&変動要因
過去10年のチャート推移
こちらが過去10年の米ドル/トルコリラのチャートです。
変動要因はいろいろとあるんだなぁ。
簡単にまとめておきましょう!
- トルコ経済への懸念
- 世界経済の先行きに対する不安
- 地政学リスクなど
- トルコ経済への懸念
- アメリカとの関係悪化
- エルドアン大統領への不信感
- 米ドルの利上げなど
気になる方は、以下のボタンをクリックして該当箇所にジャンプしてください!
2019年のチャート推移
続いて、2019年のチャート推移もご覧ください。
そういえば、アメリカの利上げがひと段落した時期だったね。
- アメリカの利上げ終了
- エルドアン大統領への不信感
トルコリラ/円の最新リアルチャート
トルコリラ/円のチャート推移&値動きの要因
過去10年のチャート推移
まずは過去10年のチャート推移からご紹介します。
なんだか懐かしい感じがするね。
- アベノミクス(金融緩和)
- トルコ経済への懸念
- エルドアン大統領への不信感
- 米ドルの利上げ
- アメリカとの関係悪化
2019年のチャート推移
次は2019年のチャート推移をお伝えします。
そのあたりについては、次の項目「チャート推移から見るトルコリラの変動要因」で詳しくお伝えしていきますね!
- アメリカの利上げ終了
- エルドアン大統領への不信感など
チャート推移から見るトルコリラの変動要因
- 政策金利
- 経済状況
- 世界経済の動向
- エルドアン大統領の手腕
トルコリラの変動要因① 政策金利
利上げがされるとスワップポイントが増えるので、魅力が高まるんです。
長期狙いのトレードに欠かせないわ。
ちなみに2019年3月にはアメリカの利上げが終わったことで、世界経済の先行きの懸念が広がりトルコリラが下落したとされています。
だから米ドルや円が高くなったんだ。
政策金利についてはこちらの記事で詳しくお伝えしているので、ぜひご覧くださいね。

トルコリラの変動要因② 経済状況
とくにトルコはインフレ率が高いことが特徴的で、先行きを不安視されることが少なくありません。
それは危険だわ。
インフレやデフレについては、以下のページでわかりやすく解説しているので、あわせて押さえておきましょう!

トルコリラの変動要因③ 世界経済の動向
たとえば米中貿易摩擦の悪化がトルコリラに悪影響を及ぼすことも考えられます。
そのため、両国の関係悪化は世界規模の経済不安を引き起こすと考える人が少なくないんです。
しかも中国も新興国通貨に分類されるからそういった意味でも、「トルコリラも危ないかも」って思われそうよね。
反対に、リスクをとっても利益を狙いたいといったムードのなかではトルコリラは買われる傾向があることを覚えておいてくださいね。
また、トルコとアメリカの関係性についても注意が必要です。
関係が悪化することで米ドル高・トルコリラ安につながると考えられます。
トルコリラの変動要因④ エルドアン大統領の手腕
そのため、エルドアン大統領の舵取りに注目することをおすすめします。
ほかにもなにか問題があるの?
インフレ率が高いので通常なら利上げが妥当なのですが、エルドアン大統領は利下げを要求しているんです。
また、エルドアン大統領は2019年5月にトルコのイスタンブール市長選挙の結果を無効としています。
エルドアン大統領の公正発展党(AKP)が負けたためとされていますが、この行動が投資家マインドを悪化させました。
ほかの人の意見を聞かないで、ガンガン悪い方向にいっちゃうこともあるかもしれないし。
これらの点から、エルドアン大統領の手腕には注目しておいた方がいいですよ。
2020年以降のトルコリラの見通し
それぞれのポイント別でお伝えしていくので、ぜひお役立てくださいね!
- 政策金利:利下げの可能性があり若干暗め
- 経済状況:インフレ率、物価指数安定により明るめ
- 世界経済:2020年の米大統領選により明るめ
- 大統領の政策:経済状況の改善・しばらく大統領選がないため明るめ
- 総合:トルコリラの見通しは明るい
① 政策金利から見るトルコリラの見通し
政策金利から見る見通しは、若干暗めだと予想できます。
なぜならトルコリラの利下げ幅が米ドルの利下げ幅よりも大きくなる可能性が高いからです。
現状、トルコもアメリカも利下げの可能性があると見られています。
2019年1月時点では24%だった金利が、2019年12月には12%まで下げられたので、スワップポイントがかなり減ってしまいます。
こんなに不安定なんだったら先行きが見通せないから心配だな。
一方、アメリカの政策金利は2019年1月時点で2.5%。
2019年12月には1.75%となっています。
利下げしたっていっても、やっぱり安定感があるな。
ゆるやかなインフレ率を保っているので、大きな心配はないと見られています。
その一方で、景気への効果を判断しながら政策金利について検討するとのスタンスなので、今後については断定できない状況です。
なお、アメリカの利下げについては、こちらの記事でわかりやすく解説しているのであわせてチェックしてくださいね。

② 経済状況から見るトルコリラの見通し
経済状況から見ると、トルコリラの見通しは明るいといえるでしょう。
トルコリラのインフレ率は2019年に入って低下ぎみ。
2019年9月の消費者物価指数上昇率は前年と比べて9.26%の増加となりました。
国際通貨研究所でも、以下のような資料を公開しています。
10 月 3 日、トルコ統計局は 9 月の消費者物価指数上昇率が前年比+9.26%と、2017年 7 月以来の一桁台に鈍化したことを発表した(図表 1)。アルバイラク財務相は「(高)インフレとの闘いにおける素晴らしい前進である」と評価するとともに、鈍化の要因として、トルコ政府やトルコ中央銀行による財政および金融政策、食品価格の下落、民間セクターにおける販売価格の自主的な引き下げ等を挙げた。政府が 9 月 30 日に公表した新経済計画(2020~2022 年)によると、2019 年~2021 年のインフレ目標はそれぞれ前年比+12%、+8.5%、+6%である。
③ 世界経済の動向から見るトルコリラの見通し
世界経済の観点から見ると、トルコリラの見通しは明るいといえます。
アメリカは2020年に大統領選挙があるため、周辺国との関係性を良好に保って、不安材料を減らす動きになると予想されているからです。
そうするとトルコだけじゃなくって、世界経済の先行きも明るくなりそうだね!
米中貿易摩擦が解消すると、世界経済の先行きが明るくなりますからね。
④ エルドアン大統領の手腕から見るトルコリラの見通し
エルドアン大統領の手腕の観点から見るとトルコリラの見通しは明るめだと予想できます。
インフレ率を抑えるために利上げが必要な局面で利下げを要求したり、イスタンブール市長選での無効にしたりしたこともあります。
また、ほかにもエルドアン大統領にとってプラス材料もあります。
それは2023年まで選挙がないことです。
大きな問題を起こさない限り、安定して政策に取り組めることから、成果を出しやすい時期に突入しているといえるでしょう。
トルコリラで利益を伸ばすためのトレード方法
どんなトレード方法がおすすめなのかな?
詳しくお伝えしていきますね!
トルコリラで儲ける方法 → スワップポイント狙いの長期投資
トルコリラに有効なのはスワップポイント狙いの長期投資です。
トルコリラの強みは、なんといっても世界トップの政策金利。
スワップポイントがたくさんもらえることが魅力です。
レバレッジは3倍までにする
そのため、レバレッジは3倍程度までにすることをおすすめします。
その理由は、レバレッジ取引には「ロスカットルール」が設けられていて、資金やポジションの管理ができていないと、すぐに強制的に決済されてしまうためです。
しっかりとリスクヘッジしていかないとね。
リスクヘッジの方法もわかんないから、あとでこっそり勉強しておこうっと…)
ロスカットについてはこちらのページで詳しくお伝えしているので、押さえておきましょう!

また、FXにおけるリスクヘッジのやり方については以下の記事でわかりやすく解説しています!

ドルコスト平均法を活用する
トルコリラの長期投資で利益を狙う場合にはドルコスト平均法がおすすめです。
ドルコスト平均とは、同じ金額を定期的に買い増す投資方法です。
レートに関わらず一定額を購入することから、購入単価を平準化する効果が期待できます。
あらかじめルールを決めておけば感情に流されることも少なそうね。
ドルコスト平均法については以下のページで詳しくお伝えしているので、あわせてチェックしてみてくださいね!

米ドル/トルコリラでスワップポイントを狙えるFX会社3選
あっ、でもどこのFX会社を使えばいいんだろ…?
米ドル/トルコリラでスワップポイントを狙えるFX会社について、3社を紹介しますね!
米ドル/トルコリラ狙いのFX会社① サクソバンク
出典:home.saxo
- 月曜の早朝3時からトレード可能
- 約定力が高い
- 通貨ペア数が多い
- 株や商品、ETFのトレードも可能
- 1,000通貨単位から取引できる通貨ペアも多数
- PCやスマホアプリなど、取引ツールが充実している
サクソバンクは米ドル/トルコリラのスワップポイントが高く、売りスワップが約270円で推移しているFX会社。
月曜日の早朝3時からトレードできるので、ほかのFX会社に先んじて週明けにいち早く利益を狙えます。
相場の急変時にも高い約定力を発揮してくれるので、トルコリラのレートが急変したときにも重宝します。
取引ツールも充実しているので、米ドル/トルコリラでスワップポイントを狙う際におすすめです。
米ドル/トルコリラ狙いのFX会社② ヒロセ通商
- 狭いスプレッド&スキャルピングOK
- 約定力が優れている
- 注文方法が27種類と豊富
- 市場情報やセミナーが多い
- デモトレードでトレードの練習ができる
- スワップポイントのが魅力的
- 通貨ペアが多い(50種類)
ヒロセ通商は米ドル/トルコリラのスワップポイントが132円と高水準なFX会社。
市場の情報やセミナーも多いので、たくさんの情報を駆使して利益を狙えます。
また注文方法が豊富なうえにデモトレードが使えることも大きなメリット。
いろいろと試行錯誤しながら米ドル/トルコリラでスワップポイント狙いのトレードをしていきましょう!
>>> ヒロセ通商(LION FX) に口座開設してみる!<<<
米ドル/トルコリラ狙いのFX会社③ OANDA JAPAN
出典:oanda.jp
- スワップポイントの水準が高め
- スプレッドが狭い
- 豊富なマーケット情報を提供してくれる
- 約定力がハイレベル
- 取引ツールの評判がいい
OANDA JAPANはスワップポイントの水準が高く、スプレッドも狭いFX会社。
スキルアップに役立つ情報をどんどん配信してくれることも大きな魅力。
約定力も高いので相場の急変時にも役立つFX会社です。
人気の取引ツールを使って、米ドル/トルコリラで大きな利益を狙いたい方におすすめです。
【まとめ】米ドル/トルコリラの見通しを立てて利益を伸ばそう!
- ここ10年の米ドル/トルコリラのチャート推移は、米ドル高・トルコリラ安の傾向がある
- トルコリラ/円の直近10年のチャート推移は、円高・トルコリラ安の流れ
- トルコリラの変動要因は以下の4点
① 政策金利
② 経済状況
③ 世界経済の動向
④ エルドアン大統領の手腕 - 全体的に見るとトルコリラの見通しは明るめだと予想できる
- トルコリラにおすすめのトレード手法はスワップポイント狙いの長期投資
米ドル/トルコリラでスワップポイントを狙うなら、サクソバンク・ヒロセ通商・OANDA JAPAN
10年前からずっと下落基調だとは思ってもみなかったよ。
トルコリラ/円とあわせて、ここ10年の推移を見れたから見通しを立てやすくなったわ。
おすすめのFX会社を教えてくれて助かったよ。
今回お伝えしたおすすめの投資手法を駆使して、たくさん稼いでくださいね!
トルコリラの見通しについて、さらに詳しくお知りになりたい方はこちらのページもあわせてご覧くださいね。

また、トルコリラのスワップポイントを比較したい方には、以下の記事がおすすめです。

