全然わかってないんだけど、ヤバいかな?
キングさん
私もわかんないから、どれくらいの重要度なのかは知らないけど、たぶんヤバいと思うわ。
攻略法があればいいんだけどなぁ。
ですが、すぐにできる攻略法というものはなく、1つずつ理解しながら調査に慣れることが重要です。
今回は、米国経済指標を重要度順に見ていきましょう!
- 米国経済指標で最も重要度が高い指標は、FOMC政策金利・FOMC議事録・雇用統計
- 重要度が高い米国経済指標は、GDP・小売売上高・消費者信頼感指数・ISM製造業景況指数・ISM非製造業景況指数
- 重要度がそこそこ高い米国経済指標は、消費者物価指数・個人消費支出・新規失業保険申請件数・耐久財受注・住宅着工件数・建設許可件数・中古住宅販売件数
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目次
経済指標に関する基礎知識は、FXトレードで1000万円稼いだ私が解説していきます。
経済指標の重要性やチェックすべき指標などについてもお伝えしています。

米国経済指標を注目すべき理由とは?
どこから手を付けていいのかもわかんないよ。
金利やGDP、失業率などが有名ね。
そもそも、アメリカの経済指標ってなんでそんなに大切なのかしら?
なぜ米国経済指標の重要度が高いのかがわかれば、攻略法に近づけるというもの。
米国経済指標を注目すべき理由① 世界でトップの経済大国
だからこそ、アメリカの経済状況は世界中の人が注目します。
確かに言われてみればそうだよな。
- 世界トップの経済大国であるアメリカの経済状況は、世界中に影響を与えるのでとても重要
米国経済指標を注目すべき理由② 世界の基軸通貨で取引量が膨大
取引の量が膨大なので、アメリカ経済の良し悪しが世界中に与える影響が大きく、チャートに直結することも珍しくありません。
お金のやりとりをするときには、ドルが基本になってるってこと。
アメリカのブレトンウッズで開催された連合国通貨会議で決められたのよ。
そのときに決まった通貨制度をブレトンウッズ体制といいます。
学校で先生が言ってた気がするけど、全く覚えてないや。
- 基準通貨であるドルは取引量が多く、チャートに影響を与えやすいので重要度が高い
【超重要】絶対に押さえておくべき米国経済指標
でも、米国経済指標を活かすにはどうすればいいの?
米国経済指標の中でも、重要度が高いのってどれなの?
でも実は、全てを押さえる必要はないんです。
そこで、米国経済指標の中でも重要度の高いものから順にお伝えしますね!
- 超重要な米国経済指標① FOMC(米連邦公開市場委員会)政策金利
- 超重要な米国経済指標② FOMC(米連邦公開市場委員会)議事録
- 超重要な米国経済指標③ 雇用統計(非農業部門雇用者数・失業率)
超重要な米国経済指標① FOMC(米連邦公開市場委員会)政策金利
アメリカの政策金利は、世界中に大きな影響を与えるからです。
あれって、FOMCっていう会議で決められてたんだね。
スワップポイントが減っちゃうものね。
政策金利を下げると通貨の魅力が下がり、売られる傾向があります。
1つの事例として、2019年7月に、アメリカが利下げを決定したときの米ドル円のチャートを見てください。
米国経済指標の影響って、こんなにダイレクトに出るのね。
利益を狙えるチャンスだから、しっかりと押さえておかないとな。
もっと勉強したくなってきたなぁ。
しっかりと把握しておけば、勝てるチャンスを増やるので、有効活用してくださいね。
なお、アメリカの利下げについては、こちらの記事で詳しく解説しています。
利下げの目的・効果・影響などについて、わかりやすく解説しています。

- アメリカの政策金利は、チャートにダイレクトな影響を与える傾向がある
- 金利が下がると米ドルは値下がりし、金利が上がると米ドルが上がると予測できる
- FOMCは年8回開催される
超重要な米国経済指標② FOMC(米連邦公開市場委員会)議事録
なぜなら、今後の経済政策を推測できる情報が得られるからです。
それも、FOMC(米連邦公開市場委員会)議事録に起因してるのかも。
今回の利下げは、うすうす勘付いてるってレベルじゃなかったもんね。
2019年7月の利下げは、2019年1月下旬のFOMCで勘付いた人が多いと言われています。
2019年には2回の利上げをする予定でしたが方針転換をしたので、利下げの憶測が広まっていったんです。
2019年1月に開催されたFOMCの議事録が発表されたのは、2019年2月20日です。
下のチャートを見ると、2月20日に米ドル安に動いていることがわかります。
事例を見ると、FOMC議事録も重要度も腑に落ちるわね。
今後の展望がわかることがあるので、要チェックですよ。
利上げから利下げへの転換は、金融緩和への流れと言えます。
金融緩和は景気を刺激する効果がありますが、同時にリスクもあります。
金融緩和の効果を知ることでトレードに活かせることは少なくないので、こちらの記事もご覧ください。

- FOMC(米連邦公開市場委員会)議事録は、今後のアメリカ経済を予測できるので重要度が高い
- FOMC議事録は、FOMCが開催された日から3週間後に発表される
超重要な米国経済指標③ 雇用統計(非農業部門雇用者数・失業率)
雇用統計の主なものには、非農業部門雇用者数と失業率があります。
直前のデータや事前の予想と比べて増加していれば、景気が良くなってると判断できます。
この2つに注意すれば、アメリカ経済の今後を予測できるのね。
そのため、こちらのように米ドル高に動いています。
雇用統計は、いつ発表されるの?
毎月チェックしていれば、見方や予測に慣れてくるので見ておくことをおすすめします。
雇用統計については、こちらの記事でわかりやすく紹介しています。
雇用統計の基礎から活用方法までお伝えしています。

- 雇用統計を見るときは、直前のデータと事前予想と見比べる方法が効果的
- 米国経済指標の雇用統計は、毎月第1金曜日に発表される
【重要】押さえておきたい米国経済指標
最重要項目の次に重要度が高い指標を教えてくれない?
最重要の指標を調べるときに、あわせて確認すると良いでしょう。
- 重要な米国経済指標① GDP
- 重要な米国経済指標② 小売売上高
- 重要な米国経済指標③ 消費者信頼感指数
- 重要な米国経済指標④ ISM製造業景況指数・ISM非製造業景況指数
重要な米国経済指標① GDP
数値が伸びているか、その他の国と比べてどうかに注目すると良いでしょう。
国内総生産とも呼ばれてるわね。
通貨の価値は国の経済力に大きく左右されるので、GDPの伸びや周辺国と比べたときの大きさなどが重要なんです。
例えば、4月~6月のGDPは、7月末に発表されるということですね。
- GDPは、その国の経済力や経済の状況を見るときに有効
- GDPの見方は、伸び率や周辺国と比べたときの大きさなどに注目すると良い
- GDPの発表時期は、四半期が終わった翌月末
重要な米国経済指標② 小売売上高
アメリカの個人消費は、GDPの約7割を占めると言われてますからね。
伸び率と一緒に、事前予想との比較も有効ですよ。
GDPとの関連が強そうだから、あわせて見ておこうっと。
- 小売売上高は、個人消費の状況を把握するために役立つ
- 小売売上高を見る際には、伸び率や事前予想との比較が有効
- 小売売上高の発表時期は、翌月の第2週頃
重要な米国経済指標③ 消費者信頼感指数
前回の数値と比較することで、チャートの予測に役立ちます。
雇用・所得のほか、家や車の購入計画などの質問もあります。
最終火曜日に発表されることが多いと言われています。
- 消費者信頼感指数は、個人がどれくらい景気の良さを感じているのかを把握するために役立つ
- 消費者信頼感指数を見る際には、前回の数値と比較する方法が有効
- 消費者信頼感指数の発表時期は、毎月の下旬頃(最終火曜日が多い)
重要な米国経済指標④ ISM製造業景況指数・ISM非製造業景況指数
それ、何?
製造業かそうでないかによって、分けられています。
そのため、50以上の数値なら景気が良くなっているとの判断材料にできます。
ISM製造業景況指数・ISM非製造業景況指数は、いつ発表されるの?
また、ISM非製造業景況指数の発表時期は、毎月の第3営業日です。
- ISM製造業景況指数・ISM非製造業景況指数は、企業が持っている景気への印象を見るための指標
- ISM製造業景況指数・ISM非製造業景況指数を見る際には、50を基準に考える
- ISM製造業景況指数の発表は毎月の第1営業日、ISM非製造業景況指数の発表は毎月の第3営業日
【参考】余裕があれば押さえておきたい米国経済指標
- 消費者物価指数(CPI)
消費者が商品・サービスを買うときの価格を表す指標。翌月の2週目~3週目に発表される
- 個人消費支出(PCE)
個人が商品・サービスを購入した合計金額を表す指標。翌月の第4週に発表される
- 新規失業保険申請件数
失業保険の給付をするための申請があった数を表す指標。毎週目標日に発表される
- 耐久財受注
3年以上使える消費財の出荷・在庫・受注などを表す指標。毎月の3週目~4週目に発表される
- 住宅着工件数・建設許可件数
住宅着工件数は、一戸建て・集合住宅が作られた件数。建設許可件数は、建物を作るために出された許可の件数のこと。翌月の中旬以降に発表される
- 中古住宅販売件数
中古住宅の販売によって所有権が移った数を表す指標。月ごとにまとめられる。アメリカは新築よりも中古住宅の方が市場の規模が大きい。新築住宅販売よりも2ヶ月前後の遅れるので要注意。毎月20日前後に発表される
慣れてきたら、一緒にチェックしておこう。
FX初心者が絶対に知っておきたい7つの米国重要経済指標のまとめ
最後にまとめておきましょう!
- 米国経済指標で最も重要度が高い指標は、FOMC政策金利・FOMC議事録・雇用統計
- 重要度が高い米国経済指標は、GDP・小売売上高・消費者信頼感指数・ISM製造業景況指数・ISM非製造業景況指数
- 重要度がそこそこ高い米国経済指標は、消費者物価指数・個人消費支出・新規失業保険申請件数・耐久財受注・住宅着工件数・建設許可件数・中古住宅販売件数
そのうち、最も重要な米国経済指標が3つだとわかったら、少しとっつきやすくなったよ。
重要度が高い米国経済指標から、調べることに慣れていけば、関連付けて理解を深められそうなものも多いし。
自分に合ったペースで米国経済指標を活用し、より良いトレードにつなげていきましょう!
経済指標を調べる際には、FX会社の情報を活用した方が早く確認できることがあります。
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