ジャック先生
あと、ロングって言葉もあるよね!
あとは、スワップポイントがマイナスになるとかどうとか…
ショートを活用することで、24時間いつでも利益を狙うことができます。
- FXのショートは通貨を売って買い戻すトレード方法
- 高い時に売って安い時に買い戻すことでが利益を出せる
- ショート比率はポジション全体のショートの割合を示した数値
- ショートカバーはショートのポジションを買い戻しで解消すること
- 初心者がショートを始めるなら少額から取引できるSBI FXトレードがおすすめ!
目次
FXのショートとは?
そして、1ドル100円になったタイミングで、1ドルを買い戻します。
つまり、利益となるんですね。
110円 (1ドルの売却価格) – 100円 (1ドルの買い戻し価格) = 10円 (利益)
これで、価格が下がった時に利益を出すことができるわね。
- FXのショートとは、通貨を売ったあとに買い戻すトレード方法
- 高い時に売って安い時に買い戻すから、価格が下落した時に利益が出せる
FXのショートとロングの違い
つまり、「通貨を買ったあとに売却するトレード方法」です。
これによって、購入時と売却時の差額「10円」が利益となります。
110円 (1ドルの売却価格) – 100円 (1ドルの購入価格) = 10円 (利益)
一般的な商売と同じように、価格が上昇したら利益が出るのね。
- ロングはショートの反対の意味で、通貨を買ったあとに売却するトレード方法
- 安い時に買って高い時に売却するから、価格が上昇した時に利益が出せる
FXのショートを支える「差金決済」の仕組み
ということは、その通貨を持っていないといけないんでしょ?
実はFXのショートでは、売る通貨を持っている必要はありません。
ドルのやり取りは、いっさい行われません。
差額だけやり取りするから、ショートでも通貨を持っている必要がないのね!
- FXでは取引の差額のみを決済する、「差金決済」の仕組みが使われている
- 差額だけがやり取りされるから、通貨を持っていなくてもショートができる
FXのショートに必要な基礎知識を抑えよう!
値動きの単位「pips」
初心者の方の場合、最初のうちはどれだけ利益や損失が出たか掴みづらいでしょう。
証拠金の金額にもよりますが、個人レベルでは4-5pipsくらいが証拠金の1%にあたります。
こうした点を意識すれば、損失が大きくならないようトレードすることが可能です。
- 値動きの単位を「pips(ピップス)」で表現する、「1pips=1銭」と覚えておこう
- ざっくり4-5pipsくらいが証拠金の1%にあたり、1度の取引で許容できる損失の目安となる
スワップポイント
ポイントがプラスなら金利収入がもらえ、逆にマイナスなら支払いが必要になります。
たとえば、上記の画像の例でいえば、日本円よりトルコリラの方が23.9%も金利が高いですね。
日本円を持っているよりトルコリラを持っていれば、金利による収益が多くもらえます。
つまり、トルコリラをロング(購入)すれば、この金利差分プラスの収益を受け取ることができます。
逆にトルコリラではなく日本円を持っていれば、金利による収益は減ってしまいます。
つまり、トルコリラをショート(売却)した場合には、この金利差分マイナスの損失が発生します。
ちょっとややこしいので、要点だけ以下のように覚えておきましょう。
- スワップポイントがプラスの場合、「ロングなら利益」で「ショートなら損失」になる
- スワップポイントがマイナスの場合、「ロングなら損失」で「ショートなら利益」になる
ユーロの0%のような超低金利以外、ほとんどの場合スワップポイントはプラスになります。
スワップポイントについては、こちらの記事でも詳しく解説しています。

ショートカバー
ショートカバーは、ショートで持ったポジションを解消(カバー)することです。
つまり「ショートで売った通貨の買い戻しを行うこと」をさしています。
- ショートカバーはショートのポジションを解消(カバー)するという意味
- 「ショートで売った通貨の買い戻しを行うこと」と覚えておこう
ロングショート比率(LS比率)
他の人がどんな見通しを持っているか、相場の雰囲気を捉えられるので価格予想に効果的です。
たとえば、ポジション100件のうちショートが60件、残り40件がすべてロングだったとします。
この場合、「40 (ロング):60 (ショート) 」で全体の「60%」がショートポジションであることがわかりますね。
つまり、ショート比率は「60%」になります。
ロングの割合の方が多いので、下落を予測している人が多いことがわかります。
また、その後価格が下落したら、利益を確定するための買い(ショートカバー)が増えるかもしれません。
ある程度価格が下落したタイミングで、上昇が一気に始まりそう…と予想することもできます。
こちらのFX会社ではログインなしで確認できるのでチェックしてみましょう!
- ショート比率はポジション全体におけるショートの割合を示した数値
- シンプルだが相場の雰囲気や価格予想にも活用できる
FXのショートにはどんなメリットがある?
ショートを使えば値下げ相場でも利益が出せる
しかし、ショートもあることで、値下げ相場でも利益を狙っていけます。
ロングとショートを組み合わせて両建てができる
たとえば、現在ロングポジションを保有しているが、価格が下落しそうな悪いニュースが出てきました。
本来であれば決済したほうが良いですが、このロングポジションをどうしても手放したくありません。
そんな時に、同じ金額分のショートポジションを持ったらどうでしょうか。
価格が仮に下落すれば、ロングポジションでは損失が出ます。
しかし、ショートポジションではロングポジションの損失と同じ金額の利益が出ています。
ここでショートポジションを決済すれば、下落した分のロングポジションの損失はプラマイゼロになります。
結果として、ロングポジションを決済せずに、損失の発生を防ぐことができました。
自分の状況に応じて使い分ければ、より効率的なトレードが可能です。
レバレッジ1倍のショートFXもできる
場合によっては、自己資金以上の損失、つまり借金が発生するリスクもあります。
自分が持っている資金だけでトレードするから、リスクも低いし借金をする心配もないんだね。
FXのレバレッジに関しては、下記の記事でも詳しく解説しています。

FXショートにはどんなデメリットがある?
ここからは、ショートの持つデメリットも確認しておきましょう。
ショート時に価格が上がれば損失が出る
いっぽう、価格が上昇した場合には損失が発生することになります。
ショートで損失が増えるとロスカットが発生する
「ロスカットで思ったようにトレードができない!」という可能性もあるので、気をつけましょう。
ショートを試したい!初心者におすすめのFX会社は?
僕みたいな初心者におすすめのFX会社ってある?
ここからは、初心者におすすめのFX会社を紹介したいと思います。
SBI FXトレード
出典:sbifxt.co.jp
- 最小4円からの超少額取引で手軽にショートができる
- ドル円0.27銭の業界最狭水準スプレッドでお得に取引できる
- 大手企業SBIホールディングスが運営元の親会社で信頼性バツグン
SBIFXトレードでは、最小4円という超少額から取引ができます。
資金が少ないけど、ショートにチャレンジしたい方にもピッタリです。
DMM FX
画像出典:fx.dmm.com/
- 国内口座開設数第1位の確かな実績がある
- デモトレードで気軽にショート取引の練習ができる
- 大手企業DMMグループの運営で安心して利用可能
DMM FXは国内口座開設数第1位と、確かな実績を持つFX会社です。
また、デモトレードもできるので、試しにショート取引をしてみたい方にもピッタリです。
YJFX!
画像出典:yjfx.jp/
- スマホでも使いやすい取引ツール「Cymo(サイモ)」が使える
- 土日を除いた24時間体制の電話サポートで初心者も安心
- ヤフーグループの運営で信頼性が高い
YJFX!では、土日を除いた24時間体制で電話サポートを行っています。
慣れないショートだと、操作面に不安がある人も多いでしょうがYJFX!なら安心です。
【実践】FXのショートのやり方は?
今回はヒロセ通商で、ドルをショートして買い戻すまでを見ていきましょう。
FXの口座をまだ持っていない方は、こちらの記事を参考に口座開設をしておきましょう!

ショートの始め方① 通貨をショート(売る)する
- STEP.1通貨ペアを選択する
まずは、通貨を売る手順を確認しましょう。
今回はアメリカドルをショートしたいので、「USD/JPY」の「BID」を選択します。
ちなみに、BIDは「売る」で、ASKは「買う」という意味になります。
- STEP.2数量を入力
続いて、購入したい量を赤枠①に入力します。
FXでは量を「Lot(ロット)」という値で表記します。
「1Lot=1,000通貨=1,000ドル」という感じです。
今回は5Lotで注文してみます。
- STEP.3問題なければ「注文」をクリック
確認画面が表示されるので、注文内容に問題がないか見てみましょう。
ショートなので、売買のところが青色で「売」となってますね。
数量も間違っていないので、このまま「注文」をクリックします。
ショートの始め方② 通貨を買い戻す
- STEP.1ポジションをクリックする
続いて、通貨を買い戻してみましょう。先ほど注文したポジションが一覧に表示されているので、クリックします。
- STEP.2数量を入力
すると、上記のような決済画面がでます。
赤枠①に買い戻したいLot数を入力し、赤枠②「確認画面へ」をクリックします。
- STEP.3「注文」をクリックする
確認画面がでてくるので、内容に問題がないか見てみましょう。
誤りがなければ、「注文」するをクリックします。
以上で、ショートの全手順は完了です。
FXのショートで取引する時のポイント
知っておくことで、より安全で効率よくショート取引をすることができます。
利確と損切りをしっかり行う
これは、ショートでもロングでも同じことで、決済して初めて利益や損失になります。
低レバレッジから始めてみる
まずは、低レバレッジでショートの注文方法などをしっかりマスターしましょう。
FXのショートについてのまとめ
FXのショートについて解説してきました。
あらためて、この記事のポイントをまとめておきましょう。
- FXのショートは高い時に売って安い時に買い戻すことで利益を出せる
- ショートには両建てやレバレッジ1倍のショートなどメリットがある
- ロングはショートの反対の意味で通貨を買って売却するトレード方法
- ショートの場合スワップポイントがプラスなら損失、マイナスなら利益になる
- 初心者がショートを始めるなら少額から取引できるSBI FXトレードがおすすめ!
為替チャートは、上昇と下降を常に繰り返しています。
ショートとロングを使いこなせば、24時間いつでも利益を狙うことが可能です。