友達が言ってたんだけど詳しく話を聞けなかったから、まったくわかんないんだよね。

金融緩和がどうとかって話は聞くんだけど、なんかとっつきにくくって。

でもどんな風に影響するのかはまったくわかんない。


深く理解できるほど経済的なつながりが見えてくるからです。

初心者の方にもわかりやすく解説するので、ぜひお役立てください!
- 中央銀行は国の根幹をなす銀行のこと
- 日本における中央銀行は日本銀行(日銀)
- 中央銀行の任務は経済の安定を図ること
- FXに大きな影響を与える中央銀行の5つの役割
① 紙幣の発行
② 為替(市場)介入
③ 金融政策
④ 民間銀行とのお金のやりとり
⑤ 政府とのお金のやりとり
目次
【FXへの影響大!】中央銀行とは?

なんとなくリーダーっぽい感じがするよね。

でも、いまいちよくわかんないから簡単に中央銀行のことを知りたいな。


まずは中央銀行の基礎知識について把握しておきましょう!
中央銀行とは日銀などの国の根幹となる銀行

ざっくり説明すると中央銀行の任務は、その国の経済を安定的させることです。

難しく考えてわかんなくなってたよ。

これらもすべて中央銀行のことだから、難しく考えないほうがいいわよ。

日銀の場合、最高意思決定機関は以下の9人で構成されています。
- 総裁(1人)
- 副総裁(2人)
- 審議委員(6人)
- 中央銀行とは国の根幹となる銀行のこと
- 中央銀行の役割は経済を安定させること
中央銀行は独立した存在で政府の影響を受けない

だからこそ、政治などから圧力をかけられる恐れがあります。
でも、票を得ることなんかと関係なしに、中央銀行は純粋に経済の安定を考えなきゃいけないんじゃないの?


そのため、中央銀行には以下の独立性が尊重されています。
- 金融政策の独立性
- 業務運営の独立性
- 中央銀行は純粋に経済の安定性を追い求めるために、金融政策・業務運営の独立性が尊重されている
日銀以外の主な中央銀行

外国の中央銀行って、いまいちよく把握できてないんだよ。

主な中央銀行を教えてくれないかしら?


- アメリカ:連邦準備銀行(FRB)
- EU:欧州中央銀行(ECB)
- イギリス:イングランド銀行
- オーストラリア:オーストラリア準備銀行
- ニュージーランド:ニュージーランド準備銀行
【概要】FXに大きな影響を与える中央銀行の役割とは?

何か得することでもあるの?

そこんとこ、どうなの?


日銀の役割は奥深いので、まずは概要からサクッと押さえていきましょう!
【概要】FXに大きな影響を与える中央銀行の役割①紙幣の発行

お金ってムチャクチャ大事だから、中央の銀行しか作れなそうじゃん。


お金のなかでも中央銀行が作っているのは紙幣のみです。

僕もお金を作れたらジャンジャン作ってお金持ちになれるのになぁ。

【概要】FXに大きな影響を与える中央銀行の役割②為替(市場)介入
中央銀行の役割のひとつとして、為替(市場)介入があります。
為替(市場)介入は、荒れ相場を穏やかにしたり円高や円安が進みすぎていたりするときにおこなわれます。
極端な荒れ相場は市場だけじゃなくっていろんなところに混乱が生じそうだもんね。
経済の安定を求める日銀ならではの役割って感じがするわ。

行き過ぎた状況を平穏にすることが役割なんだね。

円高や円安は紛らわしくていつも間違えてしまうという方は、以下の記事を参考になさってください。
円高と円安の意味などについてわかりやすく解説しています。
【概要】FXに大きな影響を与える中央銀行の役割③金融政策(金融緩和など)
政策金利を上げ下げして、経済をうまくコントロールするイメージがあるなぁ。


国内の通貨量を調整することで金利の調整をすることもあります。
とくに政策金利の変動はFXへの影響が大きそうだね。

政策金利のことが詳しくわからない方には、以下の記事がおすすめです。
政策金利の基礎や発表のスケジュールなど、詳しい部分まで理解できます。
【概要】FXに大きな影響を与える中央銀行の役割④民間銀行とのお金のやりとり
民間の銀行(市中銀行)とのお金のやりとりも、中央銀行の大事な役割。
一時的な資金難などに対する措置をとることで、経済を円滑にしてくれています。
お金のやりとりには苦労してるんだ。

民間の銀行に対して預金や貸出業務をおこなってるから、中央銀行は銀行の銀行っていわれるのね。

【概要】FXに大きな影響を与える中央銀行の役割⑤政府とのお金のやりとり
政府のお金を預けられるところって、中央銀行以外に考えられないんだけど。


中央銀行は政府とのお金のやりとりもしています。
政府へのお金の貸し出しも中央銀行の仕事なの?


政府がお金のやりくりで困ったときに相談するところが日銀です。

中央銀行がFXに影響を与えた事例とは?


もうちょっと詳しく教えてくれる?


中央銀行がどのようにFXに影響するのかについて、実際の事例やわかりやすい例で紹介しますね!
中央銀行がFXに影響を与えた事例①紙幣の発行

もし紙幣がたくさん発行されすぎると、どうなるかわかりますか?
物やサービスがたくさん買われるから物価が上がるんじゃないかしら?


では、反対に紙幣の発行量が少なすぎるとどうなるでしょう?
お金が流通しないから、みんな財布のヒモを締めるもんね。



このように紙幣の発行が適切におこなわれないと経済の混乱につながって、貨幣価値が暴落してしまうことにつながりかねません。

中央銀行がFXに影響を与えた事例②為替(市場)介入
FX関連のニュースでよく見るから、ちょっと気になってて。


為替(市場)介入はダイレクトに相場に影響するため、FXにも大きく関係します。

FXにおける為替(市場)介入の影響
中央銀行がおこなう為替(市場)介入は、大きくわけて以下の3種類です。
- 単独介入:日銀の指示を受けた民間銀行による介入。日銀の介入であることを公開しないケースもあれば、状況に応じて日銀介入であることを周知することもある
- 委託介入:東京市場の時間帯ではないときに介入の必要が発生した際の方法。たとえばロンドン市場の時間帯に介入する際にはイングランド銀行に委託される
- 協調介入:複数の国が同じ目的を持っている際に、協力して介入する方法
為替(市場)介入は日銀介入として知られていますが、実は財務省が指示をして日銀が介入するといった構造になっています。
為替(市場)介入は直接的だし、FXにおける影響はかなり大きいだろうね。

為替(市場)介入が実施された例
実際に日銀が介入したっていう話は、あんまり聞かないからさ。


以下の表を参考になさってください。
- 2011年10月28日~2011年11月28日(円売りドル買い)
- 2011年7月28日~2011年8月29日(円売りドル買い)
- 2011年2月25日~2011年3月29日(円売りドル買い)
- 2010年8月30日~2010年9月28日(円売りドル買い)
そんなに円高が進んじゃったんだ。



プラザ合意(1985年9月)も有名な協調介入です。
円高ドル安に導くためのプラザ合意後の為替(市場)介入によって、以下のような値動きとなりました。

出典:fxtop.com/jp
為替(市場)介入ってすごいんだなぁ。

中央銀行がFXに影響を与えた事例③金融政策(金融緩和など)
中央銀行が金融政策をするのって、景気が関係してるんだよね?
いつも景気の話とセットで出てくるもん。

そう言われてみればそうかも。
でも金融政策ってどんなときにおこなわれるのかしら?


金融政策はFXにおいての影響が、かなり大きいといえます。
そのため金融政策について詳しく見ていきましょう!
FXにおける金融緩和の影響とは
中央銀行がおこなう金融緩和としては、利下げの実施が当てはまります。
政策金利を下げることでお金のめぐりを良くし、景気を刺激することが狙いです。
利下げされるとFXではどんな影響が生じるのかしら?


金融緩和がFXにおよぼす影響のひとつの事例として、以下のチャートをご覧ください。
2019年7月に決定された米ドルの利下げ後のチャートです。



他の要因が絡んで予想外の動きになることもあるので注意してください。
基本を押さえつつも、そのときの状況を正確に見極める必要がありそうだね。

金融緩和の影響については以下で詳しくお伝えしているので、あわせてご覧ください。
初心者の方でもサラッとわかるよう、やさしく解説しています。
また世界経済を引っ張るアメリカの利下げによる影響について確認されたい方は、こちらの記事をどうぞ。
FXにおける金融引き締めの影響とは
中央銀行による金融引き締め政策には、利上げが該当します。
中央銀行が民間銀行に貸し出すときの金利を上げることで、お金を借りにくくし、流通量を減らす目的があります。
でも、なんでお金の流通量を減らす必要があるの?

経済のバランスが悪くなって安定感を欠いちゃうから、ときには金融の引き締めも必要なの。

経済って複雑なんだね。

利上げがFXのレートにおよぼした影響の事例としては、2019年1月のチャートを参考になさってください。
米ドルの政策金利が2.25%から2.5%に利上げされたことを受け、以下のようにドルが値下がりした事例です。

出典:gaitame.com
中央銀行がFXに影響を与えた事例④民間銀行とのお金のやりとり


たとえば一時的な資金繰りに対応できず、銀行が潰れてしまったら混乱を生じるリスクがあります。
そんな悪循環が連鎖したら、小さな銀行はバタバタと倒れちゃうわ。


またFXの取引がおこなわれるインターバンクは、銀行同士の助け合いの場でもあります。

中央銀行って大事な役割をしているんだなぁ。

中央銀行がFXに影響を与えた事例⑤政府とのお金のやりとり
ってことは、中央銀行がなかったらって思うとゾッとするね。

国債の発行も中央銀行がやってるみたいだし、責任重大ね。


政府とのお金のやりとりによる影響はFXだけにとどまりません。

FXの集中決済をする役割も担っているので、予備知識として覚えておいてくださいね。
中央銀行がFXに与える影響(日銀の基礎・金融緩和・為替(市場)介入など)のまとめ


最後にこのページのおさらいをしておきましょう。
- 中央銀行は国の根幹をなす銀行のこと
- 日本における中央銀行は日本銀行(日銀)
- 中央銀行の任務は経済の安定を図ること
- FXに大きな影響を与える中央銀行の5つの役割
① 紙幣の発行
② 為替(市場)介入
③ 金融政策
④ 民間銀行とのお金のやりとり
⑤ 政府とのお金のやりとり
今までまったく親近感がわかなかったけど、影響力の大きさを知ったわ。

とくに金融緩和や為替(市場)介入はFXへの影響が大きいから、しっかりと把握しておかなきゃ。

日銀の仕事っぷりに感謝しながら、僕もFXで利益を狙っていくよ!


中央銀行がおよぼす影響を正しく理解して、より良いトレードにつなげてくださいね!
FXの取引で利益を伸ばしたい方は、以下の記事でトレードに関する基礎も身につけることをおすすめします。
初心者の方のためにわかりやすくFXのやり方をお伝えしているので、ぜひご覧ください。
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