「フィスココインってどんな仮想通貨なんだろう…」
「フィスココインに将来性ってあるのかなぁ…」
上記のような疑問にお答えすべく、今回の記事では「フィスココイン(FSCC)の概要・特徴・将来性」などについて徹底的に解説していきます!
仮想通貨フィスココイン(FSCC)は、「株式会社フィスコ」によって発行されている仮想通貨です。
「日本の上場企業が初めて発行した仮想通貨」として、非常に注目を集めているんです!
結論、フィスココインにはまだまだ将来性があり、価格上昇の可能性を秘めています!
本記事では、フィスココインの特徴・メリット・デメリットなどをおさらいしつつ、今後の将来性についても解説していきます。
- フィスココインの概要
- フィスココインの特徴
- フィスココインのメリット・デメリット
- フィスココインの将来性
- フィスココインを取り扱う仮想通貨取引所
目次
フィスココイン(FSCC)とは?
フィスココインとは、株式会社フィスコが発行している仮想通貨になります。
2016年10月に、株式会社フィスコの株主に配布が開始され、市場に流通するようになりました。
「日本の上場企業が初めて発行した通貨」として注目されているフィスココインですが、他の仮想通貨にはないたくさんの特徴を持っているんです!
フィスココイン(FSCC)の概要
発行元 | 株式会社フィスコ(FISCO) |
通貨単位 | FSCC |
発行上限 | 5,000万枚 |
最小通貨単位 | 0.00000001FSCC |
24時間あたりの取引量(2018年10月現在) | 50,000円前後 |
価格(2018年10月現在) | 1FSCC=15円前後 |
2016年に発行開始され、現在は15円前後で価格推移しています。
発行開始から2年しか経過していないということもあり、取引ボリュームは5万円台とまだまだ低いです!
フィスココイン(FSCC)の価格推移・チャート分析
上記の画像は、フィスココインの2018年5月頃からの日足チャートになります。
2018年4月と10月に価格の急騰があり、1FSCC=30円を突破した時もありました。
現在は、1FSCC=15円前後で推移しています。
フィスココイン(FSCC)の時価総額
フィスココインの時価総額は、仮想通貨の時価総額を掲載している「コインマーケットキャップ」などには記載されていません。
ですが、大まかに時価総額を計算することが可能です。
フィスコ株式会社が発行しているフィスココインは5,000万枚となっており、実際に流通している通貨量は約1,100万枚です。
流通している通貨量と現在のレートを掛け算したものが時価総額になりますので、
11,000,000(流通している通貨量)×15(1FSCCあたりのレート)=165,000,000円
上記のような計算式になり、時価総額は約16億5千万円であることが予測できます。
時価総額にすると270位前後になりますので、まだまだ伸びしろがある仮想通貨ですね!
フィスココイン(FSCC)の特徴
次に、フィスココインの特徴について解説していきます!
他の仮想通貨にはない様々な特徴を持ち合わせており、非常に個性のあるアルトコインです。
フィスココインの特徴① 株式会社フィスコが発行している
仮想通貨フィスココインは「株式会社フィスコ」によって発行されているアルトコインです。
よく、『フィスココイン(仮想通貨)は仮想通貨取引所フィスコから発行されている』と言っている人が見受けられますが、それは間違いでして、「株式会社フィスコ」によって発行されています。
発行通貨数は5,000万枚となっており、株式会社フィスコは「5,000万枚以上発行しない」と発表しています。
追加の発行をロックしていますので、基本的に流通量は変化しません。
フィスココインの特徴② カウンターパーティー(Counterparty)を導入している
フィスココインは、「カウンターパーティー(Counterparty)」というプラットフォームを導入している仮想通貨です。
ビットコイン上のブロックチェーンを用いて、独自通貨(トークン)を発行するプラットフォームのこと。
カウンターパーティー(Counterparty)を利用することにより、ビットコインのブロックチェーンを借りるような形で、独自の仮想通貨を発行することが可能になります!
フィスココインも、カウンターパーティー(Counterparty)を採用している仮想通貨になります。
フィスココインの特徴③ 通貨発行がロックされている
フィスココインの発行元は、「フィスコ株式会社」です。
発行上限は5,000万枚となっており、フィスコ株式会社からは『新規発行の予定はない』と発表されています。
さらに、5,000万枚のうちの約4,000万枚は「フィスコ株式会社」が保有していますので、実際に市場に流通しているフィスココインの数は、約1,000万枚ということになります。
通貨の新規発行がロックされていることにより、通貨量が安定して、価値が希薄化するのを防ぐことができます。
そして、通貨流通量の変化による、急激な価格変動も発生しにくいです。
フィスココインの特徴⑤ 金融庁の「ホワイトリスト」に入っている
フィスココインは、金融庁の「ホワイトリスト」にも入っている安心・安全な仮想通貨です。
金融庁が認可した「仮想通貨交換業者」で取引されている仮想通貨のこと
金融庁が正式に「ホワイトリスト」という言葉を用いているわけではありませんが、ホワイトリストに入っている仮想通貨は金融庁に認められているということなので、信頼性は抜群です。
現在、仮想通貨は全世界に約1,500種類ほどあると言われており、その中には意味を持たない仮想通貨ももちろん存在します。
フィスココインはその中でもホワイトリスト入りを果たしていますので、信頼性が高いです。
フィスココイン(FSCC)のメリット
続いて、フィスココインを保有するメリットについて解説していきます。
フィスココイン(FSCC)のメリット① 価格の暴騰・暴落が起こりにくい
上記でも述べた通り、フィスココインの発行上限は5,000万枚と決まっており、「株式会社フィスコ」は既に5,000万枚を発行し終えています。
さらに、5,000万枚のうちの大部分は株式会社フィスコが保有しており、実際に流通している通貨数は1,100万枚となっています。
ですので、通貨量が変化することによって発生する相場の急騰・急落の心配はほとんどありません。
ボラティリティが小さいので、中・長期向けの仮想通貨としてホールドしておくことをオススメします!
フィスココイン(FSCC)のメリット② 株式会社フィスコのサービスや商品と交換が可能
フィスココインは、もともと「株式会社フィスコ」の株主の方に「株主優待」として発行されていました。
2016年12月と2017年6月に、実際にフィスココインが株主に配布されました。
配当として受け取ったフィスココインは、以下のことに使用することが可能でした。
・フィスコ社が提供する「クラブフィスコ」という投資情報書籍への支払い
・フィスコグループである「株式会社ネクス」「株式会社カイカ」の商品・サービスとの交換
また、フィスコの子会社である「ネクス」と「カイカ」が提供する商品・サービスは以下の通りです。
・5日間のハワイ旅行
・ネクス・ファームで販売されている「野菜」や「カレー」
・カイカが提供する「ブロックチェーン」や「人工知能(AI)」のセミナー&カンファレンス
このように、フィスコグループの商品・サービスと交換が可能でしたが、2017年8月に株主制度が変更され、「フィスコの株を保有することでフィスココインを貰うことが出来る」という優待制度はなくなってしまいました。
フィスココイン(FSCC)のメリット③ 新たなトークンエコノミー(仮想通貨経済圏)を構築する可能性アリ
フィスココインは、新たなトークンエコノミー(仮想通貨経済圏)を構築する可能性を秘めています!
仮想通貨(トークン)で構築・形成される経済圏のこと
トークンエコノミーが構築されれば、仮想通貨を用いて様々なやり取りをすることが可能になります。
法定通貨(ドルや円など)を用いて取引しなくて済みますので、世界中どこでも、仮想通貨(トークン)を用いてやり取りをすることが可能です!
フィスココインには、「新しい仮想通貨経済圏を構築しよう」という目標も秘められているんです!
フィスココイン(FSCC)のデメリット
保有するメリットがたくさんあるフィスココインですが、もちろんデメリットも存在します。
デメリットについてもしっかり見ていきましょう!
フィスココイン(FSCC)のデメリット① 中央集権型の仮想通貨である
先程も述べました通り、フィスココインは、「株式会社フィスコ」によって発行・管理されている仮想通貨です。
ですので、ビットコインやイーサリアムなどの仮想通貨とは違い、フィスココインは中央集権型のアルトコインになります。
対して、ビットコインなどの仮想通貨は「非中央集権」が大きな強みになっています。
なぜなら、中央に管理者がいないことで、内部不正などを完全に防ぐことが可能だからです。
一方でフィスココインの場合は、中央に管理者が存在しています。
ですので、内部で不正などが発生することが懸念され、不正が発覚した場合は大きく価値を下げてしまう可能性が懸念されます。
フィスココイン(FSCC)のデメリット② 発展途上である
フィスココインは、2016年10月に発行開始されましたので、発行からまだ2年間しか経過していません。
ですので、時価総額も低く、まだまだ発展途上にあります。
さらに、発行元である「株式会社フィスコ」に新規発行がロックされているため、流通量が増えません。
流通量が増えない場合、価格が乱高下しにくいというメリットはありますが、取引ボリューム(取引高)が増えずらいというデメリットも存在します。
フィスココイン(FSCC)のデメリット③ 取り扱い取引所が少ない
フィスココインを取り扱っている仮想通貨取引所は非常に少ないです。
・仮想通貨取引所フィスコ
・仮想通貨取引所Zaif(ザイフ)
ですので、フィスココインを取引するためには「フィスコ」が「Zaif(ザイフ)」で口座開設をする必要があります。
フィスココイン(FSCC)の将来性
続いて、フィスココインの将来性についてもチェックしていきましょう!
仮想通貨の将来性をしっかり理解した上で投資すると、保有する仮想通貨に愛着が湧きますので、オススメですよ!
株価と連動している
株式会社フィスコの株価と、フィスココインの価格は連動しているように見受けられました。
フィスコ社とフィスココインのチャートを比較しつつ、両者の価格変動について解説していきます。
上記のチャートは、株式会社フィスコの2018年4月頃〜10月下旬ごろの株価チャートになります。
チャートを見ますと、4月ごろから緩やかに価格が下落し、9月中旬くらいから大きく株価が上昇しています。
一方で、こちらはフィスココインのチャートになります。
チャートを見てもらうと、8月の価格急騰時以外は株価と連動しているように見受けられます。
ですので、「フィスコ社の業績などによってもフィスココインの価格が左右されるのではないか」という見解もあります。
また、10月には仮想通貨取引所Zaif(ザイフ)がハッキングを受け、株式会社フィスコへの事業譲渡が決定しました。
これにより、フィスコ社の株価・フィスココインの価格は一気に急騰しました。
大手仮想通貨取引所Zaif(ザイフ)の事業譲渡もあり、今後のフィスコ社・フィスココインへの期待が高まります!
需要の増加が鍵となる
フィスココインは、フィスコグループ内では商品などとの交換ができるものの、それ以外ではあまり実需がありません。
もともと、フィスコ社の株主向けに、仮想通貨を体感してもらうために配布が開始されたため、具体的な用途が明らかではありませんでした。
ですので、今後フィスココインを用いた決済サービスなどが発表され、需要が増加していけば、価格も上昇していくことが予想されます。
フィスコ社は、設立から20年以上経つ会社ですので、知名度はかなり高いです。
ですので、フィスココインを決済手段として用いるようなサービスをリリースし、積極的にPRしていくことが、今後のフィスココインの普及・価格上昇に繋がります。
フィスココイン(FSCC)が上場している仮想通貨取引所
フィスココインを取り扱っている仮想通貨取引所は「フィスコ」と「Zaif(ザイフ)」です。
この2つ以外の仮想通貨取引所では取り扱いがありませんので、取引する方は以下の2つで口座開設しましょう!
仮想通貨取引所フィスコ(FISCO)
・フィスココインの発行元である「株式会社フィスコ」が運営している仮想通貨取引所だから
・「株式会社フィスコ」は設立から20年以上経過する会社で、信頼が厚いから
・「仮想通貨取引所Zaif(ザイフ)」の事業譲渡を受け、期待が高まっている取引所だから
・「コールドウォレット」「マルチシグ」「資産分別管理」などを導入しており、セキュリティ対策が抜群だから
株式会社フィスコは、東証のジャスダックにも上場しており、信頼性が非常に高い企業です。
手数料は0.1%~0.3%となっていますので、かなりおトクに仮想通貨取引をすることが可能です!
近年、仮想通貨取引所でのハッキングが問題となっていますが、フィスコはセキュリティ対策がバッチリですので、ハッキングされる心配は少ないです。
フィスココインを取引するなら、安心安全の「仮想通貨取引所フィスコ」で取引することをオススメします!
仮想通貨取引所Zaif(ザイフ)
・ビットコインを含む7つの仮想通貨を取引することができる
・レバレッジ25倍の信用取引をすることが可能(ビットコインに限る)
・2018年10月のハッキングを受け、「株式会社フィスコ」に事業譲渡された
仮想通貨取引所Zaif(ザイフ)は、テックビューロ社に運営されていた取引所です。
金融庁から「仮想通貨交換業者」として認可を受けていましたが、2018年10月にハッキングされ、株式会社フィスコに買収されました。
Zaifでもフィスココインは購入可能ですが、フィスコ社に買収を受けたので、「仮想通貨取引所フィスコ」で購入することを強くオススメします!
フィスココインについて まとめ
今回の記事では、株式会社フィスコが発行する「フィスココイン」について解説しました。
いかがでしたでしょうか?
フィスココインは、主にフィスコ社のサービスに利用される仮想通貨ですが、新たなトークンエコノミー(仮想通貨金融圏)を構築する可能性など、様々な将来性を持っています!
実需は少ないものの、フィスコ社の業績や今後の取り組み次第では、大きく価格上昇する可能性を秘めています!
1フィスココイン(FSCC)=15円と非常に低価格で購入できますので、仕込むなら今がチャンスです!
この機会に、是非フィスココインを購入してみて下さい!